【NGT暴行事件】過激ファンの凶行を可能にした「お粗末すぎる」アイドル商法

NGT48・山口真帆への暴行事件が波紋を広げているが、『週刊文春』によると、加害者らは昨年6月に、同じくNGTのメンバー・中井りかとの交際が報じられた男性が率いる“アイドルハンター軍団”の一員だという。いったい何なんだ。なんとも空恐ろしい!

スケジュールを把握するファン

芸能人の自宅を把握しておくのも芸能記者たちの“仕事”だが、“推しメン”がどこに住んでいるのか知りたくなるのもファン心理だ。

ほとんどのファンは、知りたいだけで終わるが、なかには、突き止めようと実行に移す人もいる。その連中は、芸能記者同様、いや、芸能記者顔負けの調査力で芸能人の自宅を割り出す。こうした過激ファンが、コンサート会場やテレビ局から、芸能人が乗った車を追跡することは少なくない。

かつて私が取材目的でアイドルの張り込みをしていたときに、近くで同じように張り込んでいる車を発見した。同業他誌かと思ったが、その車は他県ナンバーだし、車内にいる人間は、記者らしくもない。

声をかけると、ファンだという。

しかも、

「今日は帰りが遅くなりますよ」

と、驚くことに、そのアイドルのスケジュールまで把握していた。

かつて、芸能人と言えば“雲の上の存在”。そう簡単には近づけず、ファンは遠くから応援するものという意識が強かった。

しかし最近のアイドルグループは、AKBに代表されるように“会いに行ける”と称され、頻繁に握手会が催されるなど、ファンとの距離がかなり近くなっている。

その分、エスカレートするファンから身を守るため、事務所もセキュリティには万全を期そうと努力している。

たとえば、都内で活動している人気アイドルは、マスコミに追われることも多いので、対策は十分取られている。その多くはマネージャーが車で送迎するし、送迎時の警戒も半端ではなく、週刊誌記者やファンなどが追跡している車をすぐに察知して、簡単に振り切ってしまう。運転テクニックもかなりのものだ。

しかし、地方都市ではそこまで対策できていないのが現状。NGTでは送迎バスを使用していたというが、車両も見つけやすく、そもそも地方都市のような狭い範囲での移動だと追跡は簡単だ。

また、NGTは複数のメンバーを同じところに住ませ、しかもファンが簡単に住めてしまうようなお粗末な環境だったという。地方では都内のような、セキュリティ万全のマンションは少なく、あったとしても事務所の懐事情によっては、彼女たち全員に用意できるほどではないので仕方ないことでもあるが……。

“即全国区のご当地アイドル”というアイデアは素晴らしかったが、そこには意外な落とし穴が隠れていたようだ。マネジメントとは、タレントを売り出すことだけではなく、守ることも含まれるはず。

今回の事件は、管理体制が整わないままに「アイドルグループ」を乱造するという、最近の“アイドル商法”が生んだ悲劇とも言えるのでは。



参照元：https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190119-00014282-jprime-ent

NGTのメンバー・中井りかとの交際が報じられた男性が率いる“アイドルハンター軍団”の存在。緩すぎる運営。ネットの声

管理人の率直な感想

僕はちょっとアイドルに詳しくないので知らなかったのですが、こういう地方のご当地アイドルグループの中にも他県のメンバーが結構在籍してるんですね。
その他県出身のメンバーが住んでいるマンションに一般人はおろかファンも住んでいた。

それだけでも危ない話です。

家っていうのは完全なプライベート空間であり、安全で快適であるべき場所。
自宅でも危険を常に感じていたら心身ともに病みますよ。

今回の事件で運営側も腰を上げて家の対策はしたみたいですけどね。
遅い・・・。

誰かも言っているように、要するに金儲けでありボランティアではないのは確かですが、じゃあ自分でセキュリティ対策をするか、出来るかと言ったら年齢的にも時間的にも厳しいのではないでしょうか。

今回判明した「ハンター」といわれる存在。
そして、そのハンターグループと交際があったメンバー。

極悪人ですね。

だからイヤなんですよ、こういった自己顕示欲の塊みたいなアイドル連中は。
人の心を持ってほしいものです。

・・・無理か。