近所で暮らす息子に会うために外出し、640キロもの道のりを歩いて中国に入国していたとみられる認知症の女性(59)が15日、8か月ぶりにタイへ帰国した。
丘陵地帯で暮らすアカ(Akha)と呼ばれる少数民族出身の女性は昨年6月12日、ラオスとミャンマーと国境をまたぐ「黄金の三角地帯(Golden Triangle)」の一画であるタイ北部チェンライ(Chiang Rai)県の自宅から行方不明になったと報じられていた。
だが女性は、中国南部の昆明(Kunming)で1月末に発見された。タイの身分証を所持していたため、当局によるタイ領事館への迅速な通報につながったという。
ラオスやミャンマーとも国境を接する辺境地帯で、女性がどのルートをたどり、またどのくらいの期間歩き続けていたのか、今のところ明らかになっていない。
チェンライの警察当局者はAFPの取材に対し、「女性は当局に対して、徒歩でやってきて、歩き続けながら、道中の店で食べ物を乞うていたと話していた」と述べた。
女性の娘(35)は14日、タイ当局者とともに昆明へ向かい、母親と再会。その一部始終を捉えた映像では、娘がひざまずき、安堵(あんど)して涙を流しながら、母親と抱き合うという感動的な再会の様子が捉えられている。
また映像では、当局者が女性に対し、娘の家を出てどこに、また6月のいつ出かけたのかを尋ねると、女性は「息子に会いに出かけて息子に会い、そのまま歩き続けた」と答え、「周りには車がなかった」と話している。
再会を喜ぶ娘は、長い旅で母親の体重が20キロも落ちたと明かした。親子は15日、タイのチェンライへ飛行機で戻ったという。
参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190216-00000032-jij_afp-int
認知症のタイ人女性が640㎞歩いて中国へ入国・無事保護。認知症の方との向き合い方を考える。ネットの声
このケースでは本人の身分証明ができるものを所持していたのでタイに送還できたが自分自身を理解できない患者も多いため身元不明のまま処理しなくてはならない事案も多い
これは稀な事件ではなく日本でも徘徊で保護されても身元不明なために施設に措置入居させている人がかなりいて仮名のまま過ごしている人たちがいる
疲労や痛みさえ自覚できないから老人なのに移動距離も想像を超えるからどうしようもない
違う自治体に移動されたら本人確認がとても難しくなってしまう
独居の場合、捜索届けが出てるはずもなく中には厄介払いとして家族が遠距離に放置する場合もあるらしい
その場合は確信犯のため本人特定がまず不可能になっている現実
日本でも延々自動車を運転したあげく小学生の列に突っ込んだケースもあったし、凄いと言うよりも怖さを感じる。
困っている人に施しをしていたから、生きていたんだと思う。
自宅から30キロ近く離れた、まったく関係ない場所でなぜ?と思いましたが、市の警察のHPには常に近隣で行方不明の痴呆老人を探すページがあり、スーパーの掲示板にもそういった掲示があります。
主人も仕事で外回り中、冬枯れの何もない山道を下着姿で歩いていた老人を保護したこともあります。話を聞くと、うちに帰ると言い、住所はそこから100キロ以上離れた場所、明らかに様子がおかしいと警察を呼び保護してもらったそうです。子供の頃の記憶でいたり、自分がどうしてそこにいるのかわからなかったり、理由は様々です。
面倒でも近所とのあるコミュニケーションは大事にしないと、と思います。
認知症になると痛覚も麻痺する事があるんだとか
大怪我して骨が出てても怪我をした自覚がなかったそうな
疲れてても寝なくても疲労に気づかないで歩いてた可能性あるな
いくらなんでもタイ北部から中国の昆明まで何日もかけて歩いていったというのには驚かされました。
そもそもルートは平坦ではないし、言語も複雑な地域を通っています。
そもそもこの人は華僑出身で、第一言語は北京語だったのでしょうか?
しかし謎が残る
・交通費なく 歩いたの?
・食事はどうしたの?
・言葉通じてたのか?
とにかく生きて再会できてよかった
日本でも似たようなことが国内で起こっていますね
は目を離すと危険ですが、面倒を見る方も大変なことです。
無事で娘さんの所に帰れて良かったです。
敗戦国の残留孤児でも育て上げてくれたりと温情のある人が多い。
認知症は決して他人事ではない事例なだけに助かって本当に良かった。
中国でもタイでもいい人たちが助けてくれて、幸運にも無事でいられたのでしょうね。
認知症患者とその家族の為にも、患者には身分証明と位置情報を伝えるための通信機器を持たせた方が良さそうですね。
無事でよかったけどさ
日本でも車に乗って寝ずに走り続けてえらい遠くで事故った老夫婦いたね
まだ普通なら定年前で、孫の1人も世話できそうな年齢。徘徊なんて自分の親世代と思ってた。
身元を証明するものを所持していた事で、行方不明になっていたタイ人だとわかったのですが、陸続きの国境(タイとラオス・ミャンマーや中国)が幸いしましたね。
特に、国境での身分証確認とかそういう類が機能してなかったり、なかなか難しい様な地域が隣国にあると・・・
海で溺れて死ぬのが吉か、異国の地で生きる方が吉か・・・
認知症にはなりたくない
我が家では、杖に住所を書いたタグを結び付けたり、下着にマジックで名前も書きました。皆さんも、ご近所さんの顔なじみのおじさん、おばさんを見かけたら、こんにちわ。お出かけですか?と声をかけてあげて下さい。本当にそれだけで助かる家族もあるのです。うちも外でご近所さんが色々助けてくれました。
今後は車道に、線路に、もしかしたら滑走路に飛び出す高齢者がいてもおかしくはない。
JRは家族に損害賠償請求裁判していたが、そんな場合じゃない。
将来、自分にも起こり得ることなので他人事とは思えないです。迷惑かけたくないなぁ。
親父も80超えてから散歩なのか徘徊なのか???施設に入所して薬により加速度的に悪化したように感じる。
自分がこうなった場合安楽死を望むみたい。
さずがに日本は国をまたいで。は無いけど、県を跨ぐ徘徊は良くある。
良い薬が出来て、介護する人が楽になってほしいですね。
国境を越える時に必要だろうし。
(所持していなかったら、そこで足止めされて発見が早かったのかもしれない)
体重が20kgも減っていたなんて大変だったろうけど、見つかって家族もほっとしただろう。
良かったの一言。
でも、タイに帰ってからも家族は大変だよね。
59歳とまだ若く、体力がある年代だったから生きて再会できたんだろうなあ。
よく無事に見つかった。
気温も影響するだろうし、本当に親切な人がたくさん関わって無事だったのだろう。
見つかってよかった。
近所に行方不明になった人がいるが、今も見つからない。
どうしてしまったのだろうか。
油性ペンで電話番号だけでも書いとこうと思ってる。
本人が見えなくて、他人には見える場所がいいんだけどどこがいいだろうか…
背中?
良く国境を越えられたね。
国境関係なく行ったり来たりしている内容だった。
今も国境関係なく行ったり来たり出来ているのはある意味エエんちゃう感覚なんだと思う。
これからも行ったり来たりが当たり前に続くと思う。
理解されないかもしれないけど。
日本だったらまず食事に困るだろうな。
生きていてくれて、良かったですね。
島国だとまさかの他の国にまで行ってしまうことはないだろうし。
ともあれ、無事でよかったです。
どれだけ迷子になっても少なくとも国内にいることは確定してる。
にしても無事でよかった。
認知症…こわい。
認知症は認知症で良い。
地球を1周して帰ってきたとか。
しかし陸つながりだとこういう事になるのか
日本ならだれか助けてくれるかなと思うけど
山の中入っちゃったらきびしいよね
喜んでもらえないパターンも多いと思うから。
歩いて国境超えたの?
家族も安心したろうね
よかったよかった
脳の老化と外見の老化も関係あるのかもしれませんね
人の皮を被った人でない者になるので
私の祖母も信じられないくらいに徘徊した。
嘘のようで本当の話?と半信半疑の記事。
食事や寝起きはどうしていたのだろう?
中国語も分からないのに
そんな状態でどうやって行けるのか…不思議だわ
国境って認知症の人が歩いて越えられるものなの?
地続きの国境って興味深い。
娘さんも年齢よりだいぶ上に見えるよ。
管理人の率直な感想
無事に保護されて良かったですが・・・何から書き始めたらいいのか、こんなに冒頭の書き出しに困ったニュースは初めてです。
まず、多くの方が仰っているように、日本は島国なので国を跨ぐというのは物理的に無理ということ。
だけど今回は息子さんを訪ねようと思って出掛けたとのことなので「向こうに息子がいる」と思い込んだら海にでも普通に入っちゃうんでしょうか・・・。
世の中には様々な病気がありますが、認知症というのは、ある意味で最も怖い病気の一つだと痛感します。
特に若年性認知症は。
まだ59歳ですもんね。
「疲れた」とか「眠い」とか「お腹が空いた」とか、あらゆる限界のリミッターが外れた状態で無尽蔵に体力を使い、目的というか思い込みを果たそうとする。
そこには危機察知能力という概念も存在せず、ただただ行動する。
他の病気は大概、体力面に影響や弊害が出るものですが、認知症はその限りではない。
自分の家族が認知症になり、そういう行動をすると思うとゾッとします。
もちろん出来る限りのことはしますが、僕らが考えもしない行動や発想をするのも事実でしょう。
今回の女性と僕の両親は同年代なので、他人事じゃない。
特に僕の父親は力が凄いので、今認知症にでもなられたら大変です・・・。
今から脳トレでもさせておこうかな。
みなさんもいろいろ考えさせられたニュースだと思います。
僕は今マジで両親のことを考えています・・・こればっかりはちょっと。
認知症サプリなどもありますが贈ったら怒られそうな気がしないでもない、こりゃ参った。
とりあえず、蓄えていた脂肪も無駄じゃなかった例でもありますね。
こんな文章の終わり方でいいんでしょうか・・・書くべきことを書いていないような気がする・・・。
いや、考えることが多すぎて多すぎて。。。
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