息子に車の運転を教えていた母親が、接触事故の相手を怒鳴りつけ射殺される【米ウィスコンシン州】

米ウィスコンシン州で、１０代の息子に運転を教えていた母親が、接触事故を巡って相手の男と口論になり、銃で撃たれて死亡した。

警察の調べによると、死亡したトレイシー・スミスさん（４６）は８月３０日、息子が運転する車の助手席に乗り、ミルウォーキーの衣料品店に向かっていた。

ＣＮＮ系列局のＷＩＳＮによれば、家族はトレイシーさんが息子に運転を教えていたと話している。

息子は車を運転して左車線から左折しようとしていた。そこへ１台のワゴン車が別の車線から割り込んできたため、息子の車はワゴン車の運転席側に衝突した。

息子は警察の調べに対し、スミスさんが損傷の程度を確認するために車から出て、ワゴン車を運転していた男を怒鳴りつけたところ、相手の男は「殺してやる」と叫んでスミスさんに銃を突きつけ、発砲したと話している。

スミスさんは「撃たれた」と言って地面に倒れ、男の運転するワゴン車はＵターンして現場から逃走した。スミスさんは息子の運転する車で病院に運ばれたが、病院で死亡が確認された。

ミルウォーキー警察はワゴン車のナンバープレートが映った映像を発見し、このナンバープレートからマシュー・リー・ウィルクス容疑者（３５）が浮上。スミスさんの息子はウィルクス容疑者の写真を見て、母親を射殺したのがこの男だったことを確認した。

ウィルクス容疑者は８月３１日に逮捕されて殺人や銃器所持の罪に問われ、９月４日に裁判所に出廷した。自宅の家宅捜索では拳銃や薬物などが見つかった。

スミスさんはミルウォーキーの刑務所に長年勤務していた職員だった。

参照元：https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190906-35142330-cnn-int

ネットの声

管理人の率直な感想

息子が降りて行って相手を怒鳴りつけるケースはありえることですが、母親が降りて行って感情的に怒鳴りつけるケースは日本ではなかなか無い。

アメリカらしいというか、気の強いお母さんだな。と思ったら刑務所の職員さん。

まず警察を呼んでほしかった。

頭に来るのは分かりますが、感情的になって良いことなんて1つもありません。
それは世界共通だと思います。

もちろん悪いのは発砲した犯人です。

息子さんが事故を起こさないように、安全に運転できるように指導していたはず。
その結果がこんな形なんて息子さんが気の毒すぎます。

僕の母親が免許を取りたての時に「ちゃんと運転できるか見る」と親父が母親運転の助手席に乗って出掛け、すぐ戻ってきたと思ったら親父が初心者マークを剥がして破り捨て、「二度と運転したいなんて言うんじゃねーぞ馬鹿野郎がコラァ！！！」とブチ切れていたのを思い出しました・・・。

小さかった僕はプルプルと震えていたものです。

・・・話が逸れてしまいました。

とにかく、人間は感情的になってはいけない。
ギリギリまで理性を保っていただきたい。

特にこのご時世。どちらが悪いにせよ車を運転する上では。