16日、農林水産省の元事務次官・熊沢英昭被告(76歳)が、長男の熊沢英一郎さん(当時44歳)を殺害した事件の裁判員裁判で、懲役6年(求刑懲役8年)の実刑判決が出された。
家庭内暴力、妻のうつ病、長女の自殺など、家族の重い現実が次々と明らかになった裁判。
公判の争点は、量刑と、情状酌量がどの程度認められるかだった。
裁判員らは熊沢被告と長男の英一郎さんとの生活状況を慎重に検討。
事件の背景に理解を示しつつも、実刑が相当だと判断したのだ。
弁護側は殺人罪として異例の『執行猶予付き判決』求める
熊沢被告(公判2日目の被告人質問より)
「目があうと、すごい形相と声で『殺すぞ』と言われました」
「数日前に受けたひどい暴行を思い出して、本当に殺されると思いました」
弁護側が主張したのは、熊沢被告が事件数日前に、長男の英一郎さんから激しい暴力を振るわれていたこと。
そして、発達障害だった息子を長年支えてきたことだった。
同情の余地が大きいと主張し、殺人罪として異例となる、執行猶予付きの判決を求めた。
熊沢被告の英一郎さんへの献身
熊沢被告は、大学進学を機に一人暮らしを始めた英一郎さんについて、月に1回程度、主治医に英一郎さんの状況を伝えていた。
また、英一郎さんの部屋に処方薬を届けた。
英一郎さんが苦手なゴミの片付けの世話もしていた。
こうした行動について「適度な距離感を保ちつつ、安定した関係を築く努力をした」と評価された。
判決は『殺意の強さ』を認定
判決は、遺体の傷の多さや深さから英一郎さんへの強い殺意を認定した。
また、主治医や警察に相談するなど、現実的な対処方法があったにも関わらず外部に相談せず、同居から約1週間で殺害を決意したことも「短絡的な面がある」と非難した。
結果、それらの要素が実刑判決に導かせた。
裁判長は、「強固な殺意に基づく危険な犯行」「犯行に至る経緯には、短絡的な面があると言わざるを得ない」と結論付けた。
しかし一方で、家庭内暴力や妻のうつ病、娘の自殺などの様々な事情について、「犯行の意思決定の背景にあることは否定できず、被告人の意思決定に対する非難の程度を考えるにあたり、相応に斟酌(しんしゃく)すべきである」とした。
裁判員の声
「発達障害や認知症を抱える家族は多くいる。家庭内だけにとどめずオープンにできる社会になっていくべきだと思った」
「お金があれば幸せということでもない。自分の家族にとっての幸せとは何か、もう一度考え直す機会になった」
「私自身の家族というものの幸せについて、そして父親として、父親としての役割、それと責任というものを、もう一度考えたいなと思いました」
「自分の子どもを手にかけるってことは、それほど大変なことをやってしまったと思います。でも、それをやるには、それなりの父親の考えがありまして、いろいろ考えさせるような事件でした」
ネットの声
主治医や警察に相談したところで全く解決しない。少なくとも我が家はそう。だから父親の行動は短絡的でもなんでもないと思う。長い年月考えて行き着いてしまった末だと私は思ってしまう。
これを機にこういった身内を持つ家族の支援を更にしっかりしてほしい。
そういう意味では、未然に近所の小学校襲撃を防いだこの父親の功績は賞賛に値する。
それと量刑は関係ないが、少なくとも裁判員裁判では、法曹界の腐った前例主義に囚われない決定を聞いてみたかったが…やはり素人にはプロの判事の誘導に敵わぬことがわかる判決だった。
そうなることが分かっていて裁判員制度に何の意味があるのか。
まあ、法曹界の常識には疑いしかないので、
とりあえず最高裁判所裁判官国民審査は全部×にしておく。
統合失調症は症状が酷くなると他人を傷つける行動に出うる。しかしそういう子を産んだ親が責任を感じることはない、というか責任を感じさせてはいけない。
この事件から学ぶべきは同じ境遇にいる親がどうすべきかを前向きに示唆すること。同じ「ひきこもり」で十把一絡げにするなんて全く本質から外れてて以ての外。
奥さんがうつを患ったり、娘さんが自殺していることも、情状として汲むべきです。
判決文では、警察や主治医に相談する手もあったと言いますが、知人が同じような事案で警察に措置入院通報をお願いしたら、精神錯乱でないとか、保護者がいるからとの理由で、措置入院通報をしてもらえませんでした。主治医も入院設備のある精神病院なら対応してくれるかもしれませんが、個人のクリニックの場合は、入院の紹介をしてくれる程度のことしかしてくれません。
強制入院させられるような体制が無いのに、警察や主治医に相談すれば何とかなったろうみたいな判決は、判断を誤ってるニャン。
控訴して、相談でどう解決できたのかを争って下さい。それが、社会の取り組みを促し、同じような問題を抱えている人たちを支援することにつながるニャン。
中学生の頃から暴力暴言をウケていた母親はうつ病だったと報道があるし、家族全員が精神的に参ってしまっていたのは明らか。
今の現状では精神疾患の子供が暴れると言う理由だけでは措置入院させられないし簡単に受け入れる病院もない。
中年の引きこもりが居る家族が保健所や自治体に相談しても具合的な対処や指導は何もなされない。
ヨーロッパの某国みたいに理由なく引きこもる家族がいる場合プロの医療機関が介入して治療期間に繋げる事を合法にしない限り同じ様な殺人事件はもっと増えてしまう。
父親と母親が殴り殺されれたら引きこもり当事者達は納得したのか、息子を殺して父親が自殺していたら良かったのか?
発達障害の側で世話をする家族の多くが介護で病んで自殺を考え実行してしまうのに。
発達障がい、特にアスペルガーの人は聴覚、視覚、味覚、気温などの感覚に過敏症を持っていることが多いです
私の息子も過敏症で外出だけでも多くの音、匂いを拾うし、帰宅すると頭痛でぐったりとしてしまいます
通勤が困難で就職になかなか結びつかず、私は仕方のないことと理解していても、周りの人は働いているのに働けない自分を責めて、本人が一番、苦しんでいます
この亡くなった息子さんも親を尊敬していたというし、きっと根は素直で思いやりのある子ではなかったのでしょうか
ただうまく感情がコントロールできないだけで、暴れて暴力をふるってしまう自分を責めて苦しんでいたのではないでしょうか
今となっては息子さんの気持ちはわかりませんが、もしそうだとしたら、親に命を断たれたことは、とてもつらかっただろうなと思います
それを防いだ父親…仕方なかったんだと思う。
この長男には悪いが、小学生の子ども達が守られて良かったと思ってしまう。
責任感の強い真っ当な考えを持った父親なんだと思う。
最低な息子だとな。
虐待されていたならまだしも、一生懸命育ててきた両親に暴行を加えるなどもってのほか…
特に熊沢被告は、被害者の生活を積極的に支援している。
その人に感謝こそすれ、逆に暴行を加えらなど親不孝者の誹りを免れない。
あの世で、被害者には閻魔大王から地獄行きの審判が下されていることを望みたい。
国民が納得できる判決でなければ意味がないんじゃないの?
熊澤さんは執行猶予も無く6年。
ペルー人は6人も殺したのに死刑破棄?
熊澤さんの判決をした中山って裁判官もそうだが、最近日本人には厳しく外国人には優しい判決出過ぎじゃないか?
加害者には、ろくでなしに育てた責任がある。
亡くなられた娘さんがただただ気の毒です。この方には何の落ち度もありません。
でも今回は逆にこんなに重いのって感じ
裁判官ってなんかズレてない?
事務次官まで務めた上級国民がここまで苦悩して決断したんだよ?
執行猶予だろ
執行猶予でしょ、普通。
親は何の責任もとろうとしない。
こんな社会は間違ってると思う。
この息子も同類の人間だが元次官は親の責任だけは果たしたと思う。
実刑になったのは残念だ。
うちは親からの精神的・肉体的虐待が酷かった。小学高学年の時、親父が金属バットで息子を殴り殺す事件があった、それをテレビで観た母親は「わかるわ、その親父は悪くないと思う」と言う発言で自分もやられる、と思ったのを思い出す。
暴力的な行動行為が事件の根元
第二に、殺人罪に執行猶予はない
それは法的にキチンと決められていること
例外的扱いで執行猶予なんかを認められたら、それこそこの父親は無駄に傷付けられることになる
元はといえば自分の子どもであり、赤ん坊の時から育てた結果。回りに被害者が出る前に何とかしたということかも知れないですが、父親は息子の人生をこういう形で終わらせた罪を償う必要があると思う。
今まで、虐待やストーカーで警察や行政に相談しても、何もせず事件になった事が沢山有ったではないか?
30年以上に渡る家庭内暴力、長女の自殺、妻の鬱病、それなのに執行猶予付きにならなかったのはどうして?
裁判員のコメントも疑問。
自分の家庭の事を考える機会になったなど、常識を疑う。
熊澤被告の長年の苦しみを本気で考えて欲しかった。
日本の裁判官以上に短絡的な職業は今なかなか無い。
前例に従って終わり。
AIの不完全版やってるだけ
息子が無職、引きこもりってだけでも親の心労はものすごいことなのに度重なる暴言と暴力。
妹は自殺、母親は鬱病。
執行猶予付けてあげて欲しかった。
世間の意見はこうだと思うけど。
全く情状酌量されておらず、事実認定に疑問が残ります。
長女が自殺に追い込まれ、熊沢さん夫婦も命の危険に晒され続け、更には地域住民に対して危害を加えようとする発言をする長男を親として制止した。
これだけでも情状酌量に値すると思う。
放っておいたら、他人を殺める恐れのある息子を、自分の手で葬った。
どれほどの決断と勇気と責任感がある人物なのか!!
こういう事件こそ、寛大な判決が必要であると思う。
今回の実刑6年は、大変重すぎる!!
①『対人関係が苦手な発達障害に悩みながらもネット上で自分なりに人間関係を築いていた長男」→→ドラクエ10で他人のことを徹底的に見下し、人間関係など築いてない。敵だらけ。
②「人生を奪う権利はない」→→肉親であっても他人の人生をメチャクチャにしてきたこと。
ここからは私の主観なんですが、息子は「病気」ということで、全てを逃げていたとしか思えない。
その理由は、ツイッターなどの言動で、ある程度の知性を持って書き込んでいるので。
それが病気と言われれば、それまでですが、「都合のいい病気」ですね。
自分がその立場と考えたなら、裁判員裁判で議論してもらった方が人間らしい判断が出たかもしれない。
自分がその立場ならと考えるなら情状酌量の余地は十分あると思うし執行猶予の判決をしてもらいたかった。
家族全員が不幸になる判決だと思う。
警察に相談しても「事件ではないので」で終わり。
あちこち相談しても「話を聞いてあげてください」とかきれいごとばかり。
家の壁は今も穴だらけ。今は立ち直って大学めざし勉強してるけど。
で?
立ち直らない野獣を閉じ込めておける施設や法整備は出来てるの?
その上での裁きなのか、これは?
一緒に生活していた奥様が軽くしてあげてほしいと言ってるんだから。
一緒に生活した家族じゃないと苦しみはわからないですよ。
お父さんはよくみてあげられていたと思います。
一時的に入院させても必ず退院してくる、
そして入院させた恨みから熊沢さんを殺したかもしれない。
それにもし熊沢さんが殺していなかったら多くの幼い命が犠牲になっていた可能性が凄く高い。
息子からの長い長~い暴力、罵倒、金銭面でずっと耐え抜いた両親、他人に危害を与えない前の防衛だと思うけどな…
残り少ない人生の最期は夫婦二人で一緒に居させてあげたいと願う
自分の子供を殺さなきゃならないというところまで追い詰められているのに誰かに相談とか思い当たる余裕すらないと思えないのでしょうか?
昨今の司法には疑問ばかりです。
裁判員裁判が採用されたように、日本の司法の在り方も変わっていくべきだと思います。
最近の警察は、そこまで親切に対応してくれるとは到底思えません。
主治医にしても、相談したところで何ができたのでしょうか?
息子さんを激怒させる結果になるだけのような気がします。
どうも、凡人の私には、この判決にいたる説明が理解できません。
この国はいつから法治国家ではなくなったのか
法律では精神病者は法的に心身喪失で罪が軽減もしくは罪に問われないとなっているけど、京アニの放火や交番の警察官を刺したのも、車に突進して石でフロントガラスを割ったのも精神病者であった。
街中で精神病者的な者に遭遇したら避けるしか無いが、こうした場合でもは避けることも難しい。
精神病者を野放しにしないよう国も手立てを考えて欲しい。
人権が問題になることはわかるが、傷つけられた人や死んだ人の人権はどうなるのか?
息子に献身するも妻を痛めつけられ、娘は自殺。
ゴミ捨てや食事の世話、金銭的援助まではよくある引きこもりのケアだが、熊沢氏は息子の趣味の域を広げるためにコミケ出店を勧め、さらに一緒に会場に赴き手伝いをしたという。しかし息子の病気は快方に向かうことなく、悪態も酷くなるばかり。自身が出した最後の答えは妻への手紙からすると息子との「心中」ではなかったか。
もっと他の支援や相談窓口に頼るべきだったとの声も多いが、精神的に憔悴、疲弊しきったこの老いた父親をそのように責めるのは私にはできない。
妻をうつに、娘を自殺に追い込んだ息子。精神疾患だから仕方ない…と思い支え続けても支えきれなかった。殺人はいけないことであり残虐性も否めないが、彼の息子寿命は44歳で妥当だったのではないかと思ってしまう自分がいる。
飯塚幸三容疑者はどうなってんだ
長年ご家族の事で苦労、悩みの多い日々を送ってきたのでしょう。これまで全てを投げ出さずにずっと家族を食べさせてきたのはすごいこと。もう家族は奥様と2人だけになってしまったけど、せめて余生は奥様と穏やかに過ごしでほしいと個人的には思ってしまう。
ここのところ納得のいかない判決ばかりで不快であったが、今回のこの判決は更に不快だ。
事件の背景を裁判官は理解しているのだろうか?
裁判官とは何なのだろうか?
どうにもならない危険な人間はどこにでもいます、危ない人間の人権よりも普通の人たちが守られる世の中にしなければいけない。
息子に手をかけた心中を察すると心が痛みます。
6年は重いと思うなぁ
模範囚となって早く刑期を済ますのが一番良いのかもしれない。
難しい問題です。
アメリカなら無罪でしょう。
息子にひどい暴力をうけていた両親は、暴力が他に向かないように必死だったと思う。
本当にどうしようもなかったんだろうな。
控訴して執行猶予をつけてもらい、余生は奥様の心に寄り添って生きて欲しい。奥様は1人では鬱が良くならないよ。
情状酌量と言うのなら、年齢なんかも考慮して、せめて執行猶予をつけてあげてほしかったです。
他人を殺してしまうかもしれない自分の息子を殺してしまうのはどんなに悲しい気持ちだったかを思うとやりきれない。
とても悲しく切ない事件です。
いくら病気と言えど親に暴力を降り、近所の子供にも危害を加えるとの発言。誰かが止めないと更なる被害者が出てしまうのは時間の問題だったのではないだろうか。
確かに殺人は良いとは言えないが、実の息子を殺したくて殺すというのは常識的にないと思います。
考えに考え抜いて出したこの方なりの答えなのではないでしょうか?
行政は当てにならない部分もありますし。
ある程度、拘束したほうが良いような気もするけれど、奥様のことも心配だし。
難しい判断ですよね。
殺人は悪いことだけれど。
色々考えて、正義感からやってしまったことなんだろう。
まともな人が殺人をすることは、とてもキツイと思う。
早く穏やかな老後を送れますように。
障害があった息子
家族がその犠牲になったとしか思えない
最近の司法はほんとに理解できない
6人殺害したペルー人を無期懲役にしたり
今回は予想以上に刑が重いし
川崎のスクールバス事件のように、きちんと向き合わずに他者を傷つけるような人間を作り出すような家族より、この方は息子をどうすべきかしっかり考えていたように思う。
たしかに殺めるのはいけないけどね。
自分の息子は自分でなんとかするって覚悟があったんだなぁ。
他人に容赦のない今の日本では、いつ誰がこの立場になっても不思議ではない。せめて、心安らかに過ごされますようにと祈るばかりです。
逆に池袋の交通事故殺人については交通事故とは言え、死刑を適用してもよいほど悪質です。
そろそろ時代にあった人の血がかよう判決に期待します。
今回の小学校の件だって、とても口だけではなかったと思う。あそこで止めなければ父親も母親も子供達の何人かも殺されてた可能性は大きい。
だって理性が効かないくらい狂ってたんだから。
確かにそこまで警察なり医者なりをもっと頼ればよかったとは私も思う。
でも40過ぎたら何をやっても遅すぎる。
たらればの話はいいとこ20代前半まで。
ここまでこじれてしまえば選択肢は他にはないように思う。
裁判官にはそこのところを考慮してほしかった。
親戚の経営する精神病院に通っていても、
家族でも、どうしようもなくなってしまったということ。
向精神薬の副作用などはなかったのかということ。
それにしても、結局、精神病院で処方される薬を飲んでも普通の生活は営めなかったということ。
奥さんも、うつを患っていて、きっと、この熊沢さんを必要としているんじゃないかなと思う。
もう、十二分に苦しんだと思う。
きっと、息子さんも苦しかったと思う。
そして、これからも奥さんと苦しむのだと思う。
執行猶予をつけてあげてほしい。
心安らかな余生は送れないのかもしれないけれど、せめて一緒に過ごさせてあげたい。
熊沢氏を「悪質」とか「短絡的」と表現するのは違和感を感じます。
30数回刺したのは自分が今息子を殺さねば自分達が殺されるか、隣の小学生に危害を加えかねない。
息子が帰ってから暴力を振るわれストレスも極限に達し、熊沢氏こそ心神耗弱状態だったと思われる。
熊沢氏は息子の障害には20年も前から関わってきて激務の中も熱心にフォローされていた。
加えて娘さんも息子さんの婚約者に対する嫌がらせにより破談となり自殺されている。
母親も鬱病になっている。
そんな状況の中、これ以上熊沢氏に何をせよというのか? 裁判官は自分が同じ状況だったらどうしていたのか尋ねたい。
控訴して少しでも刑を軽くして欲しいと思う位、近年稀にみる悲しい事件であり、被告に同情する事件だ。
世の中にはここでのコメントのように、6年の判決が重すぎると思っている人もたくさんいるってことが熊沢さんに伝わってほしいと思います。
殺人について様々な意見はあるかと思いますが、私は熊沢さんを尊敬します。
家族を守るため、世の中を守るため、苦渋の決断をされたのでしょう。
6年の判決が出たことを知り、本当に胸が痛いです。
この人の子育て時代は子供が普通と違うと隠そうとする風潮だったから相談は出来なかったのかに対して恥をさらすようなものだったはず。
ただ長年息子からの暴力を受けていたと言うことなら殺意が芽生えるのはごく自然なのかも知れない。
異常な家庭状態で正常なメンタル保てる人が居るだろうか?
刑期が終わったら穏やかな暮らしが出来れば良いですね。
その上で、おそらく、収監された方がご本人にとっては、よかったのではないかとも感じてしまいました。
ただ、お一人で残された奥様が気がかりです。
無念は少し理解しますが、殺らなければ殺される感覚は報道を見て感じます
尊敬していた人がこんな行動に出るという事の重大さ、何を意図しての行動か
歳もありもう少しなんとかならなかったのかと思う
40の引きこもり無職なんて害でしかない
再犯の恐れ、被告の追い詰められた感情、子を思い、子に対する恐怖感など、を考慮すれば、執行猶予で社会で反省の日々を送らせることの方が、大切な気がする。
今回の判決は、血が通っていないように思う。
被告と奥様の年齢を考えると6年は長いです。
手に掛けた罪は消えなくとも辛い日々でも、せめて残りは人生は夫婦で失った2人の子供に手を合わせながら穏やかな時間を過ごしてほしいと切に思ってました。
このシチュエーションを濫用する弁護士がいてもいけない。
解るが解ってくれ、そんなジレンマを感じる。
子育ては本当に環境とかだけじゃなくて難しいなと思う。お金があってもなくても荒れる子は荒れるし、荒れない子は荒れないし。
でもこの無職の引きこもりが多い昨今、そんな施設が強制的にでも入れることができる施設があればいい。体力がある無職の人の犯罪が本当に多い。
裁判員もこういう事件は辛いだろうな。
今日、ある情報番組のキャスターが「親が子を可愛がるのはわかる。でも、息子の言うなりにやってきたのはどうか?ちょっと甘やかしているように感じる。」みたいな話をしていたけど、息子さんは発達障害で健常者ではなかった。仕事をしながら鬱を患っている奥様、自殺してしまった娘さん、そして今回の被害者である息子さんを抱え、賢明にやってきたと思うと言葉が出ない。
毎日暴力が続いて、しかも自身も年を取る一方で、息子に到底体力ではかなうはずがない。
そんな事がずっと続いていたら本当に『殺される』って思ってしまいますよね。
本当に辛すぎる事件…。
だけど、心の何処で、人を殺める前に殺してほっとしている部分もある事でしょう。
警察が何をしてくれるのですか?いままでのストーカー殺人の相談者に対する不手際と無関心さ…
では、医者がどうにかしてくれるの?
薬の分量の加減をする、もしくは入院させて完治まで医者が面倒みてくれる?(そもそも完治なんてありえないでしょ。)
警察・医者に相談しても結局は、相談した親が逆恨みを受け、暴力の連鎖は止まらない。
所詮は、自分(親)以外の他人には他人事でしかないのだよ。
自分が、もしも被害者の親だとしたら…本当に苦しい人生だと思うし、人様に迷惑をかけるくらいなら、いっそ自分の手で…と考えるのは理解できてしまう。
父親としてある種の責任を持って及んだことだと感じます。
世にある勝手な自己都合で逃げることも出来ない赤ちゃんを虐待し殺したのとは全く違うし、老いもあり、暴力を止められなくなってきたこと、他人に迷惑はかけられないとの責任感から殺人に至ったけれど、虐待事例と大差ない量刑なのもね。
よっぽど虐待の方が酷いと思うけどね。
被害者本人も障害からどうしようもない苦しみがあったのかもしれないけれど。
どこかで狂った歯車を元に戻せたらと思わずにいられない事件です。
息子さんがいなくなってくれることが自分達や世間にとって、そして息子さんにとっても最良のことと思っての犯行だと思います。
責めることはできません。
同じように困っている家族が他にもいるはずです。助けてあげてほしいです。
本当に辛く、悲しかったろう。
自分や妻の命だけでなく、周りの他人の命をも奪いかねない息子を親として何とか止めなければとの気持ちもあったはず。
30箇所以上の刺し傷の跡があったのは、憎しみからではなく確実に今全てを終わらせたい一心のみだったと思います。
私が熊沢氏の立場でも同じ決断をしたかもしれません。
確かに理由はどうあれ人を殺める事は決して許されるものではありません。
だけどこの事件だけは殺人とは言いたくないです。
熊沢氏には同情しかないです。
自分を責めるなと言っても無理があるかもしれないが、熊沢氏の残りの人生を心より応援いたします。
親としての責任を全うされたと思います。
もう少し軽くても、と思いましたが。それは無関係な自分が勝手に思うことです。
この方は、いかなる刑でも受けるつもりでいたと思います。たとえそれが、死刑でも。
娘さんを亡くされ、かわいい我が子を殺めなくてはならなかった。
障害を持つ息子さんでも幼い時は可愛く楽しい思い出もあるでしょう…
この方はこれからも子供を殺めた事に自分を責めていかれると思います。
どうか余生は奥様と穏やかに過ごせますように、罪を軽くしてほしいと思います。
子供を甘やかし過ぎたのではないか?』と真顔で仰ってました。とてもやるせない気持ちになりました。この事件はそんな簡単に解決出来たとは到底思えません。
娘さん、そして妻までも…常に死と取り合わせな日々の中、川崎の事件が起き、他人にまで危害を加えるかも知れない。親としてそれは絶対にさせてはならない。
日々暴力に合い、それこそ心神喪失の中こんな我が子を見たら、愛情があるからこそ我が子に手をかけたのだと、そこまで追いつめられたんだと思います。
警察に訴えてもその後我が子と向き合って行かなくてはならないのは自分と答えてましたね。
我が子との信頼関係を崩したくないと。よく分かる気がします。
刑期を終え、いつか天に召されたら…
ご家族みなで、暖かな幸せな時間を過ごせると願ってます。
世間様に迷惑をかけるくらいなら、と決断をしたのは素晴らしいと思います。
この方の判決が有罪で、あおり運転の人が無罪となると、なんか日本っておかしくね?と思います。
裁判は確かに感情だけで裁いてはいけないと思いますが、国民感情に近いものを持っているという理由で裁判員が選出されていると思う。国民みんなが立ち上がり、情状酌量にしてほしい。もちろん有罪だけど、執行猶予がついてもいいと思う。
個人的にはうつ病の奥様の為にも、残りの余生を一緒に心穏やかに過ごせるよう執行猶予が付いて欲しかった…
私が同じ立場だったとしたら…人様に迷惑をかける前に…と同じ事をしてたかもしれない
とても考えさせられる
一方で、親として社会に対する責任のあり方を考え、
法に反するとしても、確固たる意思で罪を犯したのだと思う
どこぞの元院長とは異なり、責任感の強い立派な人というのが
正直な感想かな。
検察側からからこんなこと異例でしょ。
自死を想定していると思います。厳しいと思いますが、どんな手を使ってでも保護しないといけないと考えたのでは。今釈放したらこの被告死ぬと思う。
考えさせられますね。
他人事ではありません。私も子供に包丁を持って追いかけられた経験があります。
この方の気持ちはよくわかります。
憎くて殺したのではないでしょう、やむにやまれぬ事情があり、追い込まれてしてしまった末の行動なのでしょう。
事前に相談できなかったのか、と言いますが、言うのは簡単です。
罪は罪であり、それを逃れることはできません。しかし、、、、
この裁判官に、その気持ちはわからないでしょうね。
検察だって感情で論ずる事が出来るのならば情状酌量の余地がある、と言いたかったのでは。
退廷するときに、身体に気をつけて、と声をかけるところにやるせなさを感じます。
この実刑6年という判決は熊沢さんに対する判決ではなく、この罪を犯させてしまった警察、医療関係者、福祉関係者などに全てがに対するものなのでは。
相談してくれれば、というのならば相談させる事が出来なかった罪があるのでは。
家庭内暴力で警察に通報したら警察が丸く収める事ができたのか?
SOSを出しても無駄だと思われていた罪は?
病院に隔離したら解決したのか?
長男は病気だから妹さんが追い詰められ自殺しても許されるのか。
各所を追い詰めてもしょうがないけど、第2第3の熊沢さんが出ないように、こんな悲しい思いをしなくて済むように考えなくてはいけませんね。
私はこれは頷ける判断だと思った。
それでもなお、警察への相談が無かったことを重い量刑を科したことの理由にしているのであれば、「事件が起きてから来て下さい」という、よく言われる警察の決まり文句と同じなのではと思ってしまった。
どうすれば良かったのか。
司法は現実的な回避策を提示できるのか?
無罪ではないと思う。殺人は罪だから。
でも、執行猶予がついて欲しい事件だった。
これだけ苦労されて、自分の子供を手にかけなければならなかった人に対して短絡的は当たらないと思います。
だからといって、殺人を正当化はしませんし、たぶん熊沢さんも正当化しようとは思われないと思います。
裁判官はもう少し言葉を選ぶべきだったと思います。
最近、裁判官の意味のない「平等」っぷりが国民感情に全くそぐわないことが多くて本当に憤りを感じる。
殺したからといって死刑ではない、と言うなら逆に、殺したから絶対に実刑判決ではない、ということもありうるのでは?
本来なら「正当防衛」でもいい事件だと思うのは私だけではないはずだ。
被告がかねてから語っていたように罪を犯したからには罰を受ける覚悟をもってして実行したのだろうね
判決状は罪人として刑に服すことになったが、似たような家庭環境で育った自分としては被告を軽蔑する気には全くならない。
体に気を付けて、そして何とか6年耐えて奥さんのところに戻ってほしい。
誰かいるんですか?自分の子供を当事者の気持ちを理解し、解決してくれる人が!!!
そういった機関なり、人なりいるのであれば、もっと医師や行政や知り合いがきちんと対応すべき。
というか、もっと国は対策に動くべき。
もっとこういった事件に傾聴していくべき。
熊沢さんが、ひとりの「人」として極限まで追い詰められたことは明らか。そんな状況の人と、そうではない人との判決の違いはあるのでしょうか。
少なからず、息子さんに愛情を持って対応してたと思います。
「たられば」で、息子さんが本当に殺人を犯していたら、熊沢さんの今回の行動はやむを得ないと殆どの人がジャッジするでしょう。
熊沢さんは、危機意識を持っていたし、熊沢さんをフォローできる人は、いなかった。
とうしたらいいのか、考えます。他人事ではありません。
ただ今は発達障害を持つ子供の親のサークルなど特に東京ならけっこうあるので、そういった所に所属して、情報収集すると多少良かったのかな?と思います。
娘さんが気丈に生きてくれていたら、両親を支えたりも出来たとおもうが、その娘さんは自殺されてるのでは、それも望めず、、本当に気の毒な事件だ。
この場合、44歳の息子は一応医者にもかかってても、そのような状態ならさらに医師に相談しても、と思うし、警察に言っても何ができるのか?何をしてくれるのか?
追い詰められた父親の気持ちの方が私には重い、情状酌量は、もっと考えてもいい気がする。
何度も警察などにも相談したその苦労は並大抵ではなかったはずです
親子関係の場合、あざや少しばかりの痛さには、穏便にするように勧められるケースがほとんど、逮捕までいかない事情が最終的に不幸なことに成ることも多いように思います
今回の場合、懲役6年は重罪だと思います、減刑し、病気の奥さんの事も考慮すべきかと
罪のない2人を(あえて殺人と言う)殺しても家族を一緒にいる、理解不能。
それでは少しでも問題ある子を殺しても構わないという前列を作ってしまう。
けど六年というのは重いというか厳しいな…と思ったのも事実です。
せめて三年くらいなら被告本人も罪と向き合い冷静になる時間も出来て、出所した後は妻と長男と長女を弔いながら余生を過ごす時間も作れたかも。
でも六年では獄中死という可能性だってある。
何より鬱を患ってる残された妻の事を思うといたたまれない。
せめて長女がいれば母娘で支え合い待つ事も出来るけど、長女も婚約破棄とこれからの事(長男含む)を憂いてか自死してしまってる…
本当に考えれば考えるほど人の家の事ながら辛いです。
検察が被告が退出する時に「お身体を大事にして下さい」と異例の声掛けをしたそうですが。
少なからず検察側にも情状酌量の気持ちがあったのかな。
どうか模範囚として一日も早く出られる事を願ってます。
主治医、公的機関、命の電話等々、相談しましたが、解決しませんでした。息子は働く意欲はあったのですが、年齢的な制約もあり、200社ほど応募してやっと正職に着くことができました。息子はもう家に帰ることはないと言っています。
熊沢さんのような場合、父親と息子を切り離すことが必要です。今回は父親が息子を殺めるということで「切り離し」たのでしょう。
熊沢の様に苦労されている家族は沢山おられると思います。
こんな悲劇を回避するため、「親と子供切り離す」法的制度が必要だと思います。
判決のにある「短絡的・・・」という部分は納得できません。熊沢さんは十分に息子さんに対応しておられます。裁判所はもっと情状酌量すべきでした。
正当防衛ともいえるので、判決にはかなり違和感を覚えます。
しかも実刑とは、司法はいったいどちらを向いているのか、せめて速やかな恩赦を期待したい。
昨今の司法の潮流は、明らかにおかしいと思います。
管理人の率直な感想
「殺されても文句言えねえぞ」というセリフがあります。
そのセリフを言われる人の多くは文句が言えると思うんです。
しかし、この事件はどうでしょう。
僕もみなさんと同意見で、殺害されて然るべきだったと思います。
「短絡的な殺害」
短絡的だったとは微塵も思わない。
情状酌量の余地は大いにある。
この事件に関しては息子が殺害されたわけですが、世の中には「殺害されるべき」「殺さなければこっちが…」という人間が家庭内にいるという実情が多く存在します。
その「殺害されるべき」は、息子かもしれないし、娘かもしれないし、父親や母親かもしれない。
はたまた兄弟かもしれない。
タチの悪い親戚かもしれません。
この事件を執行猶予付きにしてしまうと、同様の事件が起こった際に執行猶予付き判決という前例を作ってしまう。
家庭内殺人が多くなる恐れがある。
僕としては内容が内容ならば全く問題ないと思うのですが。
今回の実刑判決は見せしめのように思えて仕方ない。
酷な判決です。
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