【３歳娘放置死事件】古市憲寿氏「母親だけを責めていいのか…その前にDVしていた父親にも原因」に賛否

９日放送のフジテレビ系「とくダネ！」（月～金曜・前８時）で、３歳の長女を自宅に放置して死亡させたとして、警視庁が７日、東京都大田区蒲田、飲食店員、梯（かけはし）沙希容疑者（２４）を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕した事件を伝えた。

梯容疑者は長女を自宅に残したまま、約８日間、鹿児島県に旅行しており、警視庁は育児放棄（ネグレクト）だったとみている。捜査関係者によると、梯容疑者は６月上旬～中旬、自宅マンション室内に長女の稀華（のあ）ちゃんを放置し、極度の脱水症状などで死亡させた疑い。調べに対し、容疑を認めている。

番組では梯容疑者の知人の証言として同容疑者は約３年前に結婚したが、夫からＤＶを受けて離婚したことを伝えた。社会学者でコメンテーターの古市憲寿氏は今回の事件に「もちろん母親が責められるのは分かるんですけど、その前に父親がって思うんです」と指摘した。

さらに「離婚しているとはいえ父親は父親であって。父親が母親に対してＤＶをしていたって報道もありますけど、そもそもの原因で考えると男の方にも原因があると思う。もちろん一番かわいそうなのは子供なんですけど、母親だけを責めていいのかってどうしても思っちゃいます」とコメントしていた。

出典：スポーツ報知

管理人の率直な感想

物凄く芯を食った意見もあれば、物凄く的外れな意見もあります。
しかしそれは僕の主観。
みなさんに判断をお任せします。

父親を責めるべき。そうですね。
母親を責める前に。そうかな。

父親がいれば稀華ちゃんは今幸せに生活できていたんでしょうか。
別れても父親からの金銭的援助があれば稀華ちゃんは死なずに済んだのでしょうか。

NOです。

古市氏が言うDVが事実ならば、この家庭はネグレクトに加えて暴力も加わっていたでしょう。
父親が母親に金銭的援助をしても、飲み代や旅行やパチンコに消えたでしょう。

父親の存在があったとしても、僕には栗原心愛ちゃん事件並に悲惨な結末しか見えない。

稀華ちゃんの周囲には悪人しかいないと僕は思っています。
よく「いじめを傍観している人も加害者だ」と言いますが、虐待事件もそうでしょう。
気になるのは友人たちの存在です。

母親は、とにかく遊びたい、友人と会いたい、男と会いたい。どんちゃん騒ぎをしたい人間ですが、周囲の誰も稀華ちゃんの存在に本気で気を留める人間がいなかった。
気にはなっていても、本気で考える人間は皆無だった。

そこにも罪があると思うし、そんな関係は友人ではない。

防止策があったとすればただ一つ。

この女が子供を作らなければよかった。
それだけです。

この女は残酷な人間であり狂人です。
誰がどう説いても救えない人間です。

個人的には、父親も責められて然るべきですが、本件と直結するのは違うと考えます。