「ハニートラップ」「枕営業大失敗」。元TBS記者からの性暴行被害を訴えたジャーナリスト伊藤詩織さんを中傷する内容のイラストが、ツイッターなどSNS上で出回った。
明らかに詩織さん本人とわかる内容で、性暴行被害を否定するだけでなく、あたかも便宜を期待した詩織さんが元記者をだましたような描かれ方をされていた。
漫画家・はすみとしこ氏、医師、クリエイターの男性の計3人を提訴
詩織さんは今年6月8日、これら虚偽の内容のイラストを描かれたうえ、リツイート(転載)で拡散されて名誉を傷つけられたとして、漫画家のはすみとしこ氏と、リツイートした医師とクリエイターの男性2人の計3人を相手取り、損害賠償や投稿の削除、謝罪広告を求めて東京地裁に提訴した。
2017年5月に最初に顔を出して記者会見して以降、ツイッターや巨大掲示板、動画投稿サイトなどネットを中心に、詩織さんを誹謗中傷するツイート(投稿)やイラストの投稿が出てきた。
「首をしめてやりたい」「死ね」。攻撃の対象には家族や友人も含まれ、家族や友人らの写真がさらされた。
「自分(が攻撃される)以上に傷ついた」という。
名誉毀損になりうるものが3万件という異常な数
今回の提訴会見。
新聞やテレビ、ネットメディアのフラッシュやカメラがたかれるなか、詩織さんは「誹謗中傷について裁判の舞台にいくことが精神的にも難しかった。提訴まで3年かかってしまった」
「3年の間に色々な言葉が蓄積され、拡散され、第三者がそれを見て傷つく、ということも聞いてきた。なにかをしないといけないと思い、提訴を決意した」と経緯を説明した。ときおり唇を噛みしめ、一言ずつ語りかけるように答える姿を見て、彼女の心の負担の大きさを改めて感じた。
詩織さんの訴訟では、事前に評論家・荻上チキさんらのチームがツイッターやヤフーのコメント、YouTube、2ちゃんねる(5ちゃんねる)などから詩織さんに関する書き込み計70万件を分析。
このうち、名誉毀損になりうるものが3万件にのぼることを突き止めた。ツイッターだけでも約21万件のうち4.5%、9450件で誹謗中傷の言葉が含まれていた。異常な数字だ。
詩織さんは会見で「見なければいいではないかという風にも言われるが、オンライン、インターネットは欠かせないツールになっている。見なくても見たくなくても目に入ってきてしまう。それが日常的に3年続き、精神的にはどんどん負担になっていた。一方で、裁判の準備も苦しかった。見返したくなかった言葉をまた見ることになり、気にしないと思っていても、言葉が胸に刻まれていった」と打ち明けた。
提訴を決意したきっかけ
傷つきながらも提訴を決意したのは、痴漢被害に遭ったある女子高校生の話を聞いたからだったという。
この高校生は、性被害者に向けられたネットでの誹謗中傷コメントを見て、自分の被害を親にも言い出せず悩んでいた。「セカンドレイプ的な言葉を無くすにはどうすればいいのか」。そう尋ねられた詩織さんは「ネット上の誹謗中傷を、自分だけの問題にしていてはいけない」と考えたという。
性暴力や差別への抗議の声を挙げると、ツイッターやヤフーのコメント欄などには賛同だけでなく、攻撃的なコメントが並ぶ。その多くは匿名で、物陰から悪意の石を投げつける。その様子を面白がり、他の匿名のものたちが次々と攻撃に加わる。その投げた石の波紋が広がっていく。
批判は男性からだけではなく女性からも
「胸の空いた服を着ているからいけない」「酔った方が悪い」・・・。男性からだけでなく、批判は同性も少なくない。詩織さんを傷つけるだけでなく、他にも声を上げようとしている人の口を塞いでしまう。これがジェンダー格差世界153カ国中121位の日本の現実だ。
「これ以上、傷つけることがないようみんなで行動を起こしてほしい。現在も、オンラインストーキングやオンライン・ハラスメントをどうしていいかわからない人がたくさんいる。法的整備だけでなく、声を上げられる受け皿を考えてほしい」。詩織さんが口にした言葉には、ひときわ力がこもっていた。
ネット上では、今回の伊藤詩織さんの提訴について賛否の声が上がっている。
参照元:https://news.yahoo.co.jp/articles/863cdf36874febe390b2fbc10b4b209dbd003886
ネットの声
知る権利の対象になるということは、攻撃を受ける事では断じてない。
弱い人が声を上げる事が出来る社会を。
ガンガン訴えていいと思います。
それでも彼女の姿勢や山口某とのやりとりを批判する側に立つと、「女性蔑視だ」「さすが女性の権利後進国日本」となってしまうのはどうにかならないものかね
逆にこういう案件で、まだ裁判が結審してない段階で女性への誹謗中傷はダメだが、男性への誹謗中傷は良いんですか?と言いたい。
被告の男性への誹謗中傷もかなりあったと思うけど、そちらはスルーですか?
テレビ等で伊藤さんを批判すると袋叩きにあうから
公的に不起訴処分になった人を犯罪者呼ばわりするのって、名誉棄損じゃないですか。
↑
山口が誹謗中傷されるのは自業自得以外の何でもないからスルーでOK
さらに言うと、国際的な法整備した方が良い。
私も言葉には気をつけたいと思います。
もうすぐ東京都知事選だが、小池百合子氏も女性活躍社会を謳いながら先日の区議会で提案された『あらゆる性暴力の根絶を目指す決議』は自民・公明・都民ファースト等の反対で否決された。
次の都知事には口だけの方はいらない。
だから、どうでもいいです!
時期的には今が一番良いかもね。
実際被害受けとるわけだし。
ただ、そろそろこのことだけでなく、ライターとしての本業で名前出さないと、埋没してくよ。
別に訴訟は記者会見してまで進めなくても…
今回の件とは関係ない作品で
しかし、「何故、こんな誹謗中傷を受けなければならなかったのか?」と思い当たる節がなかったのか、自分で考えましたか?
私は、最初の記者会見での発言が、最大の失敗だったと思っていますが。
この人には関わらない方がいいと思います。
この人だけは誹謗中傷されるのも本人の責任だと思います。
事実を確認しないで書き込むなんてあまりにも無責任!
自由だけど、色々ありますね…
民事では勝訴(一審)
と司法判断が大きく分かれていることが、疑念や批判が出てくる大きな理由の一つだと私は思う。
伊藤さんがバッシングされているのは気の毒だが、一方の山口さんも有罪と司法が認めなかったことに関して社会的な私的制裁を受けている。私刑は法治国家では禁じられている。どちらも理不尽な目に合っている状況と私は思う。
山口をレイプ魔呼ばわりしていた連中も、山口から訴えられたら終わりです。
著書の表紙の写真はなんか選挙ポスターに見えてくるような気がするのは気のせいかな?
顔写真はいるのかな?って思います。
レイプ被害を訴えている人間が、自分を表紙にするなんて…
そもそも、自分のレイプ被害話を本にして売り出すか?
詩織は海外に住んでたから、日本育ちの女性とは違うのかもしれない。
ま、悔いのないように頑張ってほしいです。
応援してます。
皆暇だね。
仕事しろよ。
だが論理的な批判ではなく単なる言葉の暴力を投げつける行為は罰しなければならないでしょうね。
しかし…この人の証言は女性だから間違いないというある意味差別を盾に取ったやり口だからな…
都合のいい部分だけ見たいですなんて世の中舐めすぎ
本人が思ってる以上に嫌われとるしな。
でも、どこからか「ネットの声」を重視するようにネットの方から働きかけて(ひろゆきとかホリエモン主導)結果として「義務と権利」の両方が強くなってしまった。
そうなると、こういう訴訟とか検挙のリスクも出てくる。
個人的には初期の「責任もないけど権利もない」ネットが好きだったな。
伊藤さんについては海外で「日本の女性は全員、性被害に合う」とか極端な言論を繰り返してるので、そこらの「責任」も取らせる必要はあるのかなと思う。実際、そんな事ないんだし。
自分にやましいところがなければ訴えれば良いと思う。
>不起訴とされた相手男性をいつまでも加害者のように扱い続けることにも問題あると思うけどね
刑事だと証拠不十分と判断されたから民事でやってるだけだろ。なにが問題?
あと、山口が送ったメールの疑惑なあれ信じる奴いるの?
疑わしきは被告人の利益にが原則ですからね。これは人権の問題です。
殺人の汚名を着せられ不起訴になった人に対して、社会が私刑を与えるべきではない。私的制裁がまかり通るのではもはや法治国家とは言えない。
法治国家なのだから検察や裁判所がどう判断したのかを最終ラインにしないと終わりがないし、すべての情報を知りうる立場にない視聴者・読者レベルが情緒で判断することがいかに恐ろしいことかについても、自覚が無さ過ぎます。
と言いたいが、SNSを楽しむのは普通の現象だし、有意義な人がネットで発言するのは絶対に社会に役に立つこと
問題は、一部のどこの馬の骨のバカが匿名なのを良いことにいい気になっている、「自分を逮捕させる、訴えるのは困難だろうw」「逮捕なんてされないよw」というような低レベルな人間にネットを使わせているのが問題なわけだ
世の中、人間性がなっていない、こういうアホも多いわけだ
つまり、ネット普及させるからには、法の整備、匿名性を無くすようなネットを使う環境にしてこなければいけなかったわけだ
ところが、生活で使う道路には法やナンバー、教育があるのに、道路以上に生活に結びついたネットが刑法やシステム、教育がまるでなっていないまま時が経っている
それでは、この20年も犯罪被害、不快な目に遭う人を量産させる無能な社会だな
伊藤さんは自らした性暴力に対して反論という形でネツト批判が絶えないのだ。
他人に責任転嫁ばかりにするところがまずこの女性のよくないところだ
「誹謗中傷はよせ!」「訴えられるぞ!」「セカンドレイプ!」の大合唱。
民事の裁判は51%黒なら有罪判決だからそちらに傾いたが、刑事裁判では無論、無罪。答えは1つじゃないかな。昨夜はありがとう、シャツは洗って返しますね(絵文字)
事実は判らないが彼の言い分が正しかったとしたら
家族は勿論山口氏も被害者
上司からの圧で断れない人は結構います。
錦糸町にあるキャバクラでは日常茶飯事に社長やスタッフからセクハラ、パワハラされると聞きます。好きではない相手と同意を得るなく、寝る状況をつくらされるのは犯罪だと思います。
参考 #伊藤詩織さんによる日本人女性ヘイト発言に抗議します
想像力の欠如という言葉がそのまま当てはまる。
この伊藤詩織という女は世界に向けて日本のネガティブキャンペーンを展開する活動家であり、その内容は「日本のほとんどの女性は毎日電車で痴漢を受けて精液をかけられる」などという創作物も真っ青の虚言だらけです。実際に週刊誌レベルながら海外メディアで取り上げられたこともありす。
このような人間に被害者としてのアピールの機会を与えたという意味で誹謗中傷犯は致命的な間違いを犯しました。
この方たちと関わると間違いなく不幸になるから、関わらないのが一番いい。
あ、こんなこと書くと訴えられるのかな。
ボーダーは、境〇性〇格〇害のことです。
これも、訴えられるかな。
>性被害者に向けられた誹謗中傷
こういうのを何とかしないとね。
「黒人差別はんたーい」なんて、簡単でわかりやすいことだと、デモとかすぐ人が集まるのにねえ。
やってることは多くの人を巻き込む誹謗中傷。
看過出来ません!
被害に遭った女子のためではなく自分のためにやってるみたいだ
胸糞が悪くなる。
管理人の率直な感想
もう周囲もああだこうだ言わないで、伊藤さんの気の済むまで徹底的にやらせたらいいんじゃないでしょうか。
山口氏は刑事で不起訴になっているので、僕としても何とも言葉が難しいですが・・・。
とことんやったらいいですよ。
どこまでが伊藤さんんの「とことん」なのか分からないですが。
それで日本人男性へのヘイトが問題になるなら、それはそれでまたとことんやればいい。
こういった事案に関して本来は味方であるはずの女性も、伊藤さんの件に関しては賛否ありますが、否の人もどんどん声を上げたらいいんですよ。
おかしいものはおかしい。
それでいいじゃないですか。
何がこうもややこしくさせているのか。
結構ここが大事だと思います。
僕は伊藤さんに対して賛も否もありませんが、『謎な人』という印象を持っていることだけは確かです。
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