ロシア軍の砲撃で左腕切断し父親は死亡…9歳女の子・サーシャさんのコメントに涙＆称賛の声

これほど強靱な心を持った9歳児がいるだろうか。

ウクライナのキエフ郊外で、先週、サーシャさんは、ロシア軍の攻撃を逃れるために家族と避難中、乗っていた車が砲撃を受けた。

同乗していた父親は死亡。母親と妹、サーシャさんは助かったので車から降りて路上を走った。だが、サーシャさんは左腕を撃たれてしまう。

ビルの地下に逃れたが、2日間も意識を失ったままだった。その後、ボランティアが彼女を担架に乗せて近くの病院に運んだが、担当した医師は左腕がすでに壊疽（えそ）を起こしていることから、上腕部から切断。サーシャさんは英メディアに語っている。

「ロシア人は私を傷つけるつもりはなかったのかもしれない。なぜ撃たれたのか、分かりません。これは事故だと思うようにしています」

しかも、9歳でありながら涙もみせず、「泣くのは弱い人間だけ。私は泣きません。命を救ってくれてありがとう」と看護師に述べた。

今は花で彩られた義手を装着する希望を持っているという。

参照元：https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/302754

強く賢く優しい女の子…サーシャさんのコメントについて【ネットの声】

管理人の率直な感想

天使のような子ですね。
まだ9歳でこんな考え方ができるなんて。
見習いたい。

人としての本来の姿とは何だろう。

サーシャさんの考え方とは真逆で、ロシア軍に子供を殺害されたウクライナの33歳の母親が入隊し、プーチンを狙撃するためにAK47を持つ姿を日刊ゲンダイの記事で目にしました。
全ては肉親の仇のため。原動力は憎しみ。

片や、サーシャさんは「ロシア人は私を傷つけるつもりはなかったのかもしれない。事故だと思うようにしています。泣きません。」と語っています。
父親の命を奪われたことや自身の左腕を失うことになったことに対する恨み節など無く、前向きに生きて、自分の命を救ってくれた人へ感謝しています。

両者どちらとも間違っていないし、どちらも人間の本来の姿だと思うんです。

僕が同じ状況だったら、サーシャさんのような心を持ちたいと思いながらも叶わず、前者の母親と同じ行動に出るはずです。

「泣くのは弱い人間だけ」と語るサーシャさん。
大声を出して泣いたっていいんだよ。と伝えたい。