【小樽市・北照高校スキー部いじめ問題】「この学校のいじめは伝統」の声…被害男子生徒、部員から暴言・恐喝・暴行受け不登校

北海道小樽市の高校のスキー部で、暴力行為や脅迫などのいじめがあったとして、被害に遭った生徒２人の母親が会見を開きました。
学校側は、取材に対しいじめの事実を認めています。

会見でいじめを訴えたのは、小樽市の私立高校のスキー部に所属する男子生徒２人の母親です。
母親によりますと、男子生徒２人は、高校に入学した去年４月ごろから12月ごろにかけて、スキー部の上級生３人と同級生１人から「死ね」「殺すぞ」などの暴言を言われたほか、ゲームと称してジュース代を支払わされたり、体を蹴られたり、至近距離からボールを投げつけられるなどの暴力行為を受けたということです。
被害に遭った男子生徒２人は、その後、不登校になりました。

母親は学校に対して「事実を隠さずにきちんと説明し、校長や教頭、部活の顧問に責任を取ってほしい」と訴えているほか、警察に被害届を出す予定です。
一方、学校側は取材に対し「いじめがあったと認識している」と回答していて、これまでに加害生徒３人を停学処分としています。学校は「事案の確認調査に時間がかかって不快な思いをさせてしまったが、生徒や保護者への説明や対応はしている。今後もできるだけ丁寧に対応していきたい」としています。

この学校のスキー部では、2018年にも上級生による暴力行為や金銭要求などのいじめが発覚していました。

参照元：https://www.hbc.co.jp/news/331f7a3727d207a4b3125b1da0754e73.html

いじめ恒常化か？北照高校の体質【ネットの声】

管理人の率直な感想

このいじめ問題。
北海道ニュースUHBの報道だと、北照高校側は「いじめとは認識していない」としているんです。
会見を開いた母親は「監督に『いじめではないか』と言ったが捉え方の問題と何度も言われた。(学校には)事実を言ってほしい。隠ぺいをしないで」と語ったとのこと。

新しいHBC北海道放送の報道を取り上げたのですが、学校がいじめを認めているのと、認めずに隠蔽しているのとでは当然全く話が変わってきます。

局によって話が違うという妙な現象。
現実として「問題が多い学校」ということで多くの声が上がているのは確かです。
実際に公になっているものは2018年の事件。
今回と全く同じ状況です。

確実に警察に被害届を出していただきたい。
仮にそれで収まったとしても、数年経ち生徒が入れ替わればまた同じ事件が起きるんだろうか。
だとしたら学校にも問題があると思わざるをえません。

禍々しさを感じるイヤな事件です。