【別府市介護殺人事件】妻・森容子容疑者に同情の声「嫁が姑の介護をするのは当たり前じゃない！」物議…森幸代さん刺され死亡

大分県別府市で同居の義理の母親を刺して殺害したとして54歳の女が逮捕されました。

17日午後8時すぎ、別府市の住宅から「介護に疲れて義理の母を殺した」と110番通報がありました。
警察が駆け付けると、この家に住む森幸代さん（78）が胸から血を流して倒れていて、死亡が確認されました。

通報したのは義理の娘の森容子容疑者（54）で、幸代さんの胸などを包丁のようなもので複数回刺したことを認めたため、殺人の疑いで緊急逮捕されました。
容子容疑者の夫は単身赴任中とみられ、容子容疑者と幸代さんは2人暮らしだったということです。

参照元：https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000232195.html

『義両親の介護は義務ではない』介護に苦しんだ末の殺人事件【ネットの声】

管理人の率直な感想

個人的な話ですが、以前に父親の老後の介護の話になりまして。
父親は「介護なんかしなくていい」と言うのです。適当にどこかに入れてくれればいいという考えです。
僕は「俺だって赤ちゃんの頃におむつ換えてもらって、ごはんを食べさせてもらったんだから同じように介護するよ」と言ったのですが、「それとこれとは全く別だ」と返されました。

全く別なんだそうです。

僕としては自分の親なので、介護をするという気持ちに変わりはないのですが、それを奥さんに押し付けたり協力してもらうという話になると話は変わってきます。
多くの人が言うように奥さんにとって旦那さんの親は他人なので、義両親を介護をするにあたっては、そこに絶対的な愛情があり、なおかつ並々ならぬ揺るぎない精神が必要だと思うのです。

辛くなるのは必然的。
そこに旦那さんの協力も子供の協力もなく、家にたった2人きりで暮らしていて介護づくめだった容疑者には同情を禁じえません。

もちろん殺人はいけません。
裁判では情状酌量の余地を大いに判断されるでしょうが、一人の命が亡くなったことに変わりはありません。

逃げてほしかった。
逃げていいと思うんです。

殺害するくらい追い詰められていたのなら、旦那さんに「もう無理」と一言だけ伝えて自分が楽に生きられる場所に逃げてほしかった。
その人の人生は誰かの介護のためにある人生ではないと僕は考えます。

単身赴任を責めることは出来ませんし、そこまでの窮地に至った容疑者を責めることもできません。
亡くなった姑さんも物凄く気の毒です。好きで要介護の体になる人なんていません。

介護殺人のニュースは、見ている側も物凄く考えさせられます。