【森永ヒ素ミルク中毒事件】猛毒被害者68歳女性の壮絶人生…麻痺による歩き方を「タコ」「ロボット」揶揄、小学3年生で自殺未遂

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日本が戦後の混乱から抜け出し、高度経済成長期に差しかかった昭和30年に起きた「森永ヒ素ミルク中毒事件」。その被害に今も苦しむ人がいる。猛毒のヒ素が混入したミルクを飲んで脳性まひを患い、症状の悪化が続くとして今年5月、大阪市内に住む女性(68)が製造元の森永乳業(東京)に計5500万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴した。森永乳業側は事件後、恒久的な救済義務を負うと被害者側に約束したが、今回の訴訟では争う姿勢を見せている。

「奇病」とされた中毒症


昭和30年6月ごろ、岡山県を中心に西日本一帯で発熱や嘔吐(おうと)、下痢などを訴える乳幼児が続出。「原因不明の奇病」として、世間を不安に陥れた。

乳幼児の共通点は、森永乳業の粉ミルクを飲んでいたことだった。8月、岡山県衛生部は、同社徳島工場で生産された粉ミルクに大量のヒ素化合物が混入していたと発表。奇病とされた症状は、乳質安定剤として使用した「第二リン酸ソーダ」に含まれていたヒ素による中毒症と判明した。

最終的に、ヒ素中毒で乳児130人が死亡し、約1万2千人が被害を受けたことが認定されたが、折しも当時は産業の発展が優先された高度経済成長期。被害発生当初、厚生省(当時)は簡易検査を頼りに、ミルクを飲んだ多くが「全快」したと判定。専門家による委員会も「ほとんど後遺症の心配はない」と結論づけた。


14年後に後遺症発覚

中毒騒動はいったん幕引きを迎えたが、14年が過ぎた昭和44年、大阪大医学部の丸山博教授らの追跡調査で、被害者67人のうち50人に後遺症とみられる異常が認められた。

「森永ミルク中毒のこどもを守る会」を立ち上げた保護者らは、森永乳業や国に救済を求めた。48年に森永乳業が事件の責任を全面的に認め、恒久的に救済義務を果たす内容で被害者側と合意。守る会と国、森永乳業の三者会談に基づいて、救済のための公益財団法人「ひかり協会」(大阪市)が設立された。

協会では、障害を負った被害者らに対し、手当を毎月支払うほか、医療機関で検診を受けることなどを支援。森永乳業側は運営資金を拠出しており、今年3月で累計約634億円に上っている。

手当は月額7万円


「私に、人間としての誇りを持たせてください」

女性は今月19日、大阪地裁で開かれた第1回口頭弁論で涙ながらに訴えた。

昭和29年に生まれた女性に両親は、「安心安全で育児に良い」と信じ、森永乳業のミルクを与えた。

ところが、ミルクを飲んだ後に中毒症状と思われる発疹と高熱に襲われた。

まひで左半身を思うように動かすことができなくなり、歩き方を見た周囲からは「タコ」「ロボット」などとからかわれた。精神的に追い込まれた小学3年の頃、ベルトを首に巻き付けて自殺を試みたが母親の顔が脳裏をよぎり、ぎりぎりで思いとどまったという。

女性は現在、協会から月額約7万円の手当を受給しているが、症状は年を追うごとに悪化。首や手足の恒常的な痛みやしびれに悩まされる現状を考えると、救済は不十分だと訴える。

定期的に通院しているが歩行器なしでは歩くことができず、帰宅後の疲労はすさまじい。

法廷で森永乳業は、事件について謝罪し、救済事業の完遂まで社会的責任を果たすとした一方、女性の脳性まひについては「先天性のものだ」と主張。女性が求める賠償には応じられないとしている。(地主明世)

森永ヒ素ミルク中毒事件

昭和30年、森永乳業徳島工場で生産された粉ミルクの中に大量のヒ素化合物が混入、乳児130人がヒ素中毒で死亡した戦後最大級の食品公害事件。けいれん発作や脳症とみられる症状を訴えた例もあり、医療機関や保健所に保護者らが殺到した。平成27年12月末現在で被害者数は1万3442人。事件の後遺症と闘い続けている。

参照元:https://www.iza.ne.jp/article/20220731-5RORD35W5FLXXJHKBN4M5UALOY/

赤ちゃんに猛毒ミルク…事件の悲惨さ、森永の実態【ネットの声】

名無しさん
現在67歳 成人してから 親に森永のミルク飲んでなかったと聞いたことある  飲んでたと言われた ひょっとして なにか影響あるのかなと思うことがある もう少し詳しく聞いておけば良かったと思う
名無しさん
私の父と同じ年です。父も完全ミルクでしたが、関東でたまたま森永ではなかったようです。今でも口癖のように可哀想だ、と言ってます。
名無しさん
被害者女性の麻痺が先天性のものかどうかなど、これは明確にすることができること。
月に70、000円ということが社会の変化や個々の身体状況に変化があっても変わることはないとされていたのかも気になる。それらに基づいて判決がくだると思うのだけれど。


名無しさん
「カネミ油症事件」と並ぶ戦後最大の食品公害事件。
「食の安全」と言う観点からも風化させてはいけない事件。
名無しさん
ミルクの件が無ければ、健康体だったかもしれないと思うと‥。辛いですね。
名無しさん
こう言う話を聞くと水俣病の補償はキチンとされているのか?と思ってしまう。
名無しさん
認めてネ
名無しさん
森永側が「女性の脳性麻痺は先天的なもの」と強弁する理由がわからない。
一度は責任を認めているから月々の賠償金を支払っているわけでしょう?さらなる要求には応じられないという言うだけならまだしも、今になって脳性麻痺の原因の責任を逃れようとするかのような発言は全く理解できない。


名無しさん
こんなにも酷い事件を私は名前だけでしか知りませんでした。
今でも苦しんでいる人にしっかりとした補償をして欲しいです。
その対応次第で森永が嫌いになるかも知れません。
名無しさん
小学校3年で自殺を考えるとは辛かっただろうな。
人生を滅茶苦茶にされるのは辛いわ。
名無しさん
オタク界隈はチ!チ!チルミル!ってやってるけど、かつてはこんな悲惨な事件があったのだな・・・
名無しさん
やっぱりアキエのパパのグループ会社は強いなぁ。
名無しさん
このミルク。
完全に廃棄されずに闇に流出。


名無しさん
酷いな森永
名無しさん
償えよ。
名無しさん
初めて聞いた
現代だったら倒産してるな
名無しさん
工業用を安全検査なしで使用したというなんともお粗末な事件。
およそ合理的な推認から、先天性の麻痺などという主張は成り立たず、これまたお粗末な対応。
まあ、荒唐無稽な主張や、相手の心を折って黙らせるための侮辱中傷が飛び交うのが民事裁判といえばそれまでだが、それなら一般国民が森永を誹謗中傷して被害者を側方支援することも許されるのでは。
それが嫌なら真摯に応じたほうがよい。
そうしたところで、次から次へと無限に被害者が増え続けるという事件でもないだろう。
名無しさん
60年代はヒ素ミルク事件が尾を引いていたので「クリープ」に活路を見いだしたのでした。
うちの母も当然ニュースで知っていたので明治の粉ミルクで子供を育てました。


名無しさん
森永乳業が脳性麻痺は先天性のものって言い切ってるけど、ちゃんと調べたのかな?先天性かどうかってわかるもの?
名無しさん
この事件で森永は業界3番手に転落
のち雪印が集団食中毒を起こし転落
2位に返り咲く
生きるって運ゲー 無理ゲーやわ
名無しさん
家庭科の教科書に載っていました。中学、東京都です。
家庭科の先生の「森永ヒ素ミルク事件とサリドマイド薬害は必ず覚えておいて下さい。この教室にいる皆さん(当時家庭科は女子のみ、男子は技術科)のほとんどは大人になったらお母さんになるからです」というお話は今でも覚えています。
今は社会科で習うようですね。
当時は日本はまだまだ貧しくて、消費者保護を綺麗事と片付けていた時代でした。
森永にお勤めの方には申し訳ありませんが、今でも森永のベビー用粉ミルクをお店で見掛けると怖いな、と感じます。
名無しさん
中学か高校か忘れましたが学校の授業で習いました。
社会だったと思うけど、他の学校で習わなかったとしたら社会じゃないのかな?(平成一桁代の時期です)
ミッシュンスクールだったので、もしかしたらキリスト教倫理の時間だったかな?
名無しさん
子供の頃、「はせがわくんきらいや」という絵本を読んで、この事件のことを知りました。確か、作者の方がこの事件の被害者だったと思います。大人になった今でも無意識に森永製品を避けている自分がいます。そんな消費者も必ずいます、忘れてはいけないことだと思います。


名無しさん
この記事で初めて知りました。やはり今後森永は買わないと思います。企業はCMでタレントに数千万円出せるのに、起こってしまったことは仕方がないとしても、人生を狂わせてしまった被害者に誠意のある対応をしないのはおかしいと思います。
名無しさん
助けてやれよ、ケチってんじゃねーよ
名無しさん
千代の富士、江川卓、松山千春ら大物が数多く生まれた昭和30年に起きた事件だった。自分はそれより後の生まれだが、まあ本当に運命の恐ろしさとか危なさと言うのが紙一重の違いで同居しているというか、隣り合わせになっていたということだ。当時はまだ、もはや戦後ではないという言い方があったかなかったか、戦後の復興に経済成長が邁進していた頃、その陰でこうした悲劇があったことを忘れてはならないと思う。
名無しさん
ヒ素入り粉ミルク事件後でしたが、当時祖母が心配してアメリカ製を買ってくれたらしい。リスクはどちらが高かったのか知る由もないが、ありがたいと感じる。今でも苦しむ方がいらっしゃること、もう少し取り上げても良いのではないか。マスコミは広告費を期待し、森永に遠慮しすぎ。スポンサーであっても切り込む勇気と信念がなければならない。
名無しさん
この事件のことを知りませんでした。恥ずかしいです。
今、当たり前のように、『健康に』、『生きている』ことがすごく幸運なことなんだと、あらためて思いました。
被害を受けたかたがた、少しでも幸せを取り返してほしいと願います。
日々、自分が幸運であると自覚して生きなければいけないと思っています。
命を大事にして、ちゃんと生きなければいけないと。そう思います。


名無しさん
日本が経済成長する為には被害者を見捨てるのも仕方ない事
でも。もう日本の経済成長しつくし そして衰退し始めているからこそせめても企業は、今こそ被害者へ経済的な支援をするのが必要だよね
消費者の犠牲の上で成し遂げた経済成長なのだから
名無しさん
人は或る日突然に弱者になるし、(悪い意味での)強者になり得る。
それは、昔の話ではなくこれからも当然起こります。
例えば、いま突然に大地震が起こったら...大勢の弱者ができる。それを全て防ぐためには莫大なお金が必要になるわけで、費用対効果というかバランスが難しい。そしてやはり救済されない弱者は発生する。
名無しさん
母親はみんな企業を責めず自分を責めた、という話でした
子どもが嫌がるのを感知しなかった自分が悪い、と
母親は大体昭和一桁頃の生まれですね
この世代は責任感が非常に強かった、だから企業を恨まず自分を恨んだ
そういう母親たちに育てられた世代が今の六十代、なんでしょうね
この提訴、悪いとは言いません
でも少々違うんじゃないかなという感じがします
名無しさん
40代後半ですが、社会の教科書の公害訴訟問題の1つとして1枚の写真が上がっていただけでした。
教科書を読んで、こんなの昔の話、今はそんなことしないと思っていました。
その頃、薬害エイズ問題が出てきました。
年月を得て裁判が終わり、国はミドリ十字の非加熱製剤の不備を認めました。
(その頃で言う)現代でも国のやることは変わんないのかって初めて思いました。
大人になって、未曽有の原発事故が起きました。
それから10年近くして、新型コロナが起きました。
国のいうことは絶対じゃないってことが分かりました。
名無しさん
状況が変われば提訴は当然だ。
若い時にはそれでもなんとかできていたことでも歳をとることによってできなくなる。
昔は若かったので7万円でなんとか耐えられても歳をとってできなくなる。
過去のことだからとか昔のことで多くは覚えていないなどとは言っていられないほど壮絶だったろう。
なにしろ赤ん坊から今の今までずっとなのだから。
食べ物にあずかる企業は,それほど責任は重いのだと覚悟してほしい。
すべての被害者がいなくなるまで責任はなくならない。


名無しさん
健康で文化的な生活が送れない現実、もう一つは過去のおぞましい記憶の果てに壊れていった精神と家庭への精神的苦痛に対する賠償。これは、救済しないとおかしいと思います。
法的に無理なのであれば、毎年夏の終わりに偽善番組を24時間やっているテレビ局とかが、募金からお金を出してあげてほしいと思います。
名無しさん
被害に遭われた方々は、まさに私と同世代。
被害は西日本で多発したが、私は東京だったので危うく難を免れたようだ。
母は被害に遭った人達は可哀想だと常々しかも長い間言っていたので、私の心や記憶にいつまでも残っていたんだと思う。
今でも後遺症で苦しみが続いているとは・・・・
なんともいたたまれない気持ちだ。
本当に気の毒でならない。
名無しさん
安全だと思って大切な我が子に与えたミルクが毒入りだなんて、親も後悔してもしきれないだろう。
この事件を知っている祖母は、私の子(曾孫)のミルクを色んなメーカーのミルクをローテーションで与えることでリスクを分散させた方がいいと言っていました。大袈裟だと思って聞いていましたが、記事を読むと改めてヒ素の怖さを感じる。
名無しさん
森永ヒ素ミルク中毒事件のことは小学生の頃に「はせがわくんきらいや」という絵本で知りました。
ヒ素ミルクの被害者、長谷川くん(著者)のクラスメイト視点の絵本です。
「長谷川くん格好悪いから嫌いや」と言いながら長谷川くんをおぶってくれるガキ大将でした。
強烈に印象に残っていて、自分が母になった時、なるべく母乳で育てようと思ったのはこの絵本の影響でした。
やむを得ずベビーフードを使うときも、同じメーカーばかり買わないようにしてました。
安心安全は当たり前じゃないんだと、常々感じています。
名無しさん
企業の安全管理は大事ですね。
人件費や設備投資を抑えて利益を出そうとする風潮ですが、改める必要があるでしょうね。


名無しさん
若いお母さんが、年配の人から「ミルクはだめ、母乳にしなさい」と言われ、嫌な思いをしたという書き込みを見受けます。
その背景には、この事件によるミルクへの不信があるのだと思います。
森永が今もミルクを販売しているのは驚きです。
名無しさん
あまりにも多くの人が人生を台無しにされた。当時は脳性麻痺についても今ほどわかっていないし人権感覚も乏しいしでひどいもんだ。この方をはじめとして救われるには補償が少な過ぎる。
最後の森永側のコメントも血が通ってなくて悲しい。
名無しさん
この事件が脳裏に残っている方がいるからか、子供にミルクを上げていることをすごく批判されました。
決して風化させては行けない事だと思いますが今現在のママたちに偏見で批判するのはやめてほしいなと、思います。
名無しさん
担当者の「何が一番困っているのか相談してほしかった」ってさ、今何が困ってるとかそういう問題じゃないでしょ・・・。
障害を負ったことによる人生の損失に対して協会から支給される金額が少なすぎるってことだよね。
名無しさん
『厚生省の有識者委員会は「ヒ素による『後遺症』の心配はほとんどない」とする意見書』これが間違いの元凶ですね。その意見書を鵜呑みにした国側に罪があります。
保障するべきだと思います。


名無しさん
水俣病もひどいがこれもひどい。カネミ油とか石綿も。薬害エイズもだが。
コロナワクチンはきちんと打った方だが、ワクチンを打たない人の気持ちも分かる。
結局なんかあっても誰も助けてくれないし全幅の信頼を大企業や国に対して抱くのはおかしいと思う。
名無しさん
こういうニュースこそ大きく取り上げられるべきだと思います。
私は無知でこの事件を知りませんでしたが森永に対するイメージがガラリと変わりました。
被害に遭われた方々を応援します。
名無しさん
今では考えられないけど戦後高度成長期にはこう言うのいっぱいあったんだろうな
世に認定されていないものも含めたら凄い数だろうな
名無しさん
教科書の片隅にひっそりと載るぐらいの知識しかなかった森永ヒ素入りミルク事件。
まさか、被害者のその後の人生がこんなに重くつらいものだったとは。言葉を失いました。人生を返せと叫びたい人もたくさんいるだろう。
名無しさん
親が「健康にすくすく育て」とせっせと毎日抱きしめてその手で飲ませたミルクが原因で亡くなってしまったら親はどれだけ悔いて絶望するか…
飲んでる顔や手に伝わる振動は何年経っても忘れない
本来ならとても幸せな記憶になるはすなのに
その時のミルクが原因だなんて辛すぎる
ミルクなんて、子供の為の栄養たっぷりだと疑わない
こんな事になるなんて思わないだろうに


名無しさん
教科書で習いましたが、ここまで詳細なことは知りませんでした。同じく教科書で知った水俣病で苦しんでいる方もおられます。自分が当事者だったらおそらく、命を絶っていただろうなと思います。世の中は本当に理不尽ですね。
名無しさん
団体まで作ってそこが窓口なのにそれ以上の個人まで対象にしてたらやってられんやろ。感情論的な話を持ち出したら何でもありになるし、ルールの中でどうにかしないと。
名無しさん
最近の風潮どおり、森永は「コメントを差し控える」との事だが、そんな事で良いと思ってるのか。
コメントを声明を出さなくてはいけないと思う。
名無しさん
ヒ素の危険性は現在は分かってるはずなのに
山口県岩国市のメガソーラーの近くの土地からヒ素が検出されてることをどこのメディアも問題にしないんですかね?
名無しさん
ほかの被害者の人たちは結構救済事業に感謝しているみたいですね。森永もたくさんの資金を出して誠実に対応しているようだし。


名無しさん
森永乳業も当事者もいないでしょうし
今もかなりの金額を出資しつづけてる
早期に解散して新会社設立したほうがよかったはずなのに
何で森永乳業の名前に固執してるのかな?
名無しさん
ご苦労の多い人生だったのですね。
ただ、最近、だんだん物価が上がってきているから、今もらっている補償で足りない、という人、これから増えるのかなぁと思いました。
名無しさん
社会科の教科書でしか知らない世代です。
森永は生活や医療の補償してないんでしょうね…
和解してりゃいいってもんじゃないと思う。
名無しさん
四日市の親戚へ行ったとき街がスモッグに包まれていて驚いた覚えがある。名古屋でも光化学スモッグ注意報がよく出ていたっけ。通勤電車でタバコも吸えた時代だった。
名無しさん
何十年も前ですが別の乳業メーカーに就職した際に研修でこの事件を知りました。森永に就職した人はその時点で十字架を背負うんだと言われた事を思い出しました。


名無しさん
この記事読むまでこんな事があったなんて知らなかった。元々何故か森永の牛乳あんまり好きじゃなくて買ってなかったけど、スーパーでこれから意識してみてしまうかもな。
名無しさん
気持ちはわかる辛さも想像するだけで悲しくなる。だが今更個人の権利となると難しいだろう。
名無しさん
国の障害年金まかせで、見舞金1万円+自社製品のビスケット2缶というお粗末としか言いようがない対応に憤りを感じます。
森永の製品で大変な目にあったのに森永製品のビスケットなんざぁ見たくもなかったでしょうに。
名無しさん
太陽光発電のパネルに含まれるヒ素の流出が将来、深刻な環境汚染に成らないように早めに手を打って欲しい。
名無しさん
これ確か、安いという理由で洗缶用の類似物質を安定剤に用いたとかいう事件じゃなかったっけ。
もはや過失とも呼べず、無差別殺人、殺人未遂事件だよね。


名無しさん
裁判で勝てないだろうが、多くの人に森永の会社のやったことを知ってもらえて気持ちの復讐にはなるんじゃないかな。
名無しさん
辛い人生だろうなあと思う反面、森永と和解した後から更に提訴ってのはどうなのかとも思う。
うーん、自分の中でも答えは出ない。
名無しさん
早急に救済措置を取って欲しいです。この記事を今も忘れず載せてくれてありがとうございます。絶対に忘れてはいけない事件です。
名無しさん
日本って、後手後手ばかりだよね。問題を放置して隠蔽。
今もどっかで放置しているんじゃないか、不安視があるよね。
名無しさん
この事件自体をそもそも知らなかったから知ったいま、もう二度と買いたくないと思ってしまった。
この、記事ある意味風評被害に近いかも?
若い世代はそうなんじゃないかな?


名無しさん
これで今も森永製品を買わない人が多いんだろうな…。
本人だけでなく周囲も間接的な被害を受けているので。
名無しさん
初めて知りました。
森永、酷すぎますね・・・
今回、この記事を読んで事件を知れてよかったです。
誠実な対応が出来ない会社のものはなるべく買いたくありません。
名無しさん
アスベストにしてもこの事件にしても、何十年と経ってからわかることがありますよね。
コロナのワクチン大丈夫かな…。
名無しさん
交通事故死の時の算定のように、
得べかりし利益の損失で計算できないもんかなぁ。。
名無しさん
他人事ではない。保証するべき。どんなに悔しいか、想像を絶する


名無しさん
当時、森永に勤めていた社員には被害者はいなかったのかな?
役員や幹部の人達の孫や子にはどうだろう?
聞いてみたいものだ。
名無しさん
もしやおじいちゃんおばあちゃん世代が母乳母乳ってうるさいのはこの事件があったから?
こんなことがあったなんて知らなかったな
名無しさん
こんな事件があったのか。おそろしいものだ。しかし67年越しの提訴ってできるんですかね?時効とか無いのかな?
名無しさん
カネミ油、ヒ素ミルク…
食品に関わる会社は昭和の悲惨な歴史を決して忘れないでほしい
名無しさん
森永に対する見方を変えるほど、私にとって衝撃的な記事です…


名無しさん
コロナワクチンも同じ道をたどらないことを願うが厚労省は信用できない
名無しさん
こんなに辛い人生を送られていたなんて驚きました。
そりゃあ許せないでしょうね。
名無しさん
「でもそういう時代やったんです」これがすべてだと思います。
名無しさん
森永ミルク、イタイイタイ病、水俣病、サリドマイドなど、小さい頃学校で習った。
名無しさん
日本は昔から大企業の味方だったんだね


名無しさん
もう森永製品は買いません!
名無しさん
森永に限らず原因不明の公害病に苦しんでる人は少なくない。
健康体だったのに大企業で働き始めてから肺だけが極端に弱った人とか変な咳が止まらない人が何人もいる。会社を訴えることもできず定年退職迎えてしまう。
もしくは近所に住んでいただけの人。
公害じゃやないけど煙草が有害であるにも関わらずそれを知らされずにずいぶん依存
売り上げに協力させられた働き盛りの男性も多い。
バブル世代や団塊の世代やもっと上の世代を甘い汁だけを吸ってきた老害みたいに恨んでる人もいるけど経済的に豊かだった分それなりにマイナス面も大きい。声を上げてないだけで。
名無しさん
私は昭和29年生まれ。親が森永のミルクを選択していれば被害者になっていたかもしれないし、実際同級生には後遺症に苦しんでる人もいました。
責任を認めようとせず償おうともしない森永の企業体質は当時も今も変わってはいません。
私は決して森永を許さないし、製品を絶対に口にしません。
森永が存続する限り私は戦い続けます。
名無しさん
うーん、ケースバイケースなんでしょうかね。
私の叔母がヒ素ミルク被害者で、この方は重症とおっしゃるけどちゃんと意思表示できて歩けるならそれほど重症じゃないんじゃないと思います。
私の叔母はそれこそ話せないし精々YES、NOくらいしか意思表示できません。なので施設暮らしです。
姉である私の母は他界し、母親である私の祖母は認知症で自宅に帰ったりはできてませんが、支援は結構手厚いと思うんですけどね。
今の自分の状態が我慢できないから裁判起こすんでしょうか。
名無しさん
森永がしでかした事なので、被害者の事は、企業として存在している以上、一生面倒を見るべき。自分達の商品が人の幸せな人生を奪ったのだから、そのくらいすべきだと思う。


名無しさん
先月だか先々月だったか、アメリカでミルクに細菌性感染症を引き起こす不具合が出たことにより、アメリカ全土でミルク不足になった事件で「日本だったらミルクにこんな異物混入みたいなことは考えられないし日本のミルクは安全だけど」みたいにコメントしてる人がいて、ああもう森永ヒ素ミルク事件を知らない世代も増えてきたんだなと愕然とした。
この事件は若い人も知っておくべき事件だと思うんだけどね。
森永があの時一体、何をしたか。
それにより、どれだけの親子にどんな苦労と絶望が振り掛かったか。
子を育てる親は知っておくべきだと思うよ。
名無しさん
高度成長期、森永の働きかけを受けた厚労省は、日本医師会と結託して、ヒ素中毒の後遺症の心配はなく、先天性の疾病である、というデマを患者たちに突き付けた。
テレビや新聞も、巨大スポンサー・森永乳業に忖度して、何年も後遺症に苦しむ子供たちがいること知りながら無視し続けた。
併せて森永は、全国の医学部小児科に「奨励金」を配り、小児科医は、ヒ素ミルクの後遺症を無いものとした。また森永は、厚労省への働きかけや、マスコミへの世論工作を続け、まさに「天使のマークで悪魔の所業」を行った。
裁判が結審するまで、実に19年間以上も、被害者を欺し、愚弄し続けてきたのが森永乳業。今も苦しむ人間が大勢いるが、これらがほとんど報じられないのは、森永に忖度しているマスコミ。
いまも、全く効きもしないmRNAワクチンを打たされて、認められない後遺症に苦しんでいる子供や若者も大勢いることだろう。
名無しさん
当時の森永に「第二リン酸ソーダ」を提供した会社は、「まさか食用に使用する」とは思っていなかったらしい。機関車のボイラー洗浄に使われる、品質の悪いものだったと聞きます。お互い変な思い込みをしていなければ、防げた事件だったのかもしれない。
名無しさん
当時の森永乳業は本来廃棄すべき酸敗した牛乳をこっそり収集して粉ミルクの原料としており、酸を中和するために緩衝作用を有するアルカリである第二リン酸ソーダを使用したが、本来認可されていない「闇」工程のため、純度が高い高価な食品用ではなく精製度は低いが安価な工業用の試薬を横流しし、そこにリンの同族元素で化学的性質の似るヒ素が多量に混入していたというわけ。
当時の森永乳業がやったことは、雪印乳業食中毒事件のような単純な過失ではなく、限りなく故意に近い重過失で、現代だったら企業の存続自体が到底許されないレベルだが、当時は企業の力が圧倒的に強く消費者の力は弱かったので、信じられないほど大甘の処分で済まされてしまった。
それでも経営への打撃は大きく、それまで乳業メーカートップのシェアだったのが、雪印、明治に次ぐ三番手に転落し、被害者への補償は現在も続いている。
名無しさん
こんな事件があったなんて知りませんでした。学校で習った覚えもありません。教科書に残しておくべきだと思います。
未だに被害に悩まれている人がいることからも、忘れてはならない事件だと思いました。また、不況である今日、コロナを2類から5類にすることが検討されようとしていますが、本件でお金より人命のほうが大切なのを改めて認識しました。
名無しさん
この事件、単なる食中毒とは違う会社としての故意で悪質な判断が関わってる事件よね
(例えばだけど
戦争の責任として某隣国から何度も賠償を求められること
日本は敗戦国としての責任も認め何度も支払いに応じて責を全うしてきたと言うのに何度も何度もなんなんだっていうのが、はっきりからうっすらまで濃淡はあれど、大半の日本人が思ってることだとは思うけどさ)
でも、これはそういうことじゃない
何代も前のことではなく、一企業が一顧客(の娘さん)の人生を壊したという、直接の被害加害関係よね
海外で稀にある所謂「密造酒」を飲んだとかでもないし
どこをどうとっても被害に遭われてる方の落ち度がないじゃないか
赤子に飲ませるものにあんな非道なことをしていたのは紛れもなくこの会社なわけで
せめて赤子の頃に被害に遭われた人達が寿命を全うするまでは、補償し続けて当然じゃないのかしら


管理人の率直な感想

「教科書に載せるべき」という声と「教科書に載っていた」という声があり、中には「初めて知った」という人もいます。
西日本中心の出来事であり、東日本に住む人たちは殆ど語り聞かせられることもない。

昭和30年。
僕も僕の親も含めてですが、リアルタイムで事件を知らない世代にとっては大昔の出来事。
しかし生存している被害者は今もなお後遺症と闘い続けている。

日本で起きた事件とは到底思えない凄惨な事件。
物心がつく前から苦しい思いをして、今も様々な症状を抱え自足歩行ができない被害者の女性。

森永側が女性の脳性麻痺を「先天性のものだ」と主張するのも理解できないし、恒久的な救済義務を負う約束をしたのに今回の訴訟で争う気満々なのも理解できない。

「私に、人間としての誇りを持たせてください」との訴え。
女性の68年間の苦悩を認めてほしい。
知らずに我が子に猛毒を与えてしまった親御さんたちの後悔も。


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