東京は明治記念館と赤坂御用地の間を走る安鎮坂を原付バイクがエンジン音を高く響かせた。カーブを曲がり切れずガードレールの鉄柱に激突、運転していたビートたけしは頭部に重傷を負い生死の境をさまよった。平成6(1994)年8月2日深夜1時40分のことだ。約4メートルも吹っ飛ばされたという現場に駆けつけると、真っ赤な血痕がアスファルトにいくつもの線を描いていた。
衝撃的な事故と、退院後の衝撃的な後遺症
高層ビルが立ち並ぶ新宿副都心の東京医科大学病院に救急搬送されたたけしは、手術で一命を取り留めた。しかし翌9月下旬の退院会見では、記者やリポーターが絶句する。口元が大きく歪み、顔が曲がり、目の焦点も合わないという痛々しい後遺症があったのだ。
「治らなかったら、芸名を顔面マヒナスターズにするよ」と、この期に及んでギャグを飛ばす姿勢にはさすがの声も上がったが、復帰は絶望視されていた。
「不倫」「親友の死」「別宅住まい」による自殺説
事故当日、たけしは酒気帯びで、自殺だったんじゃないかという見方もある。不倫関係にあったフーミンこと細川ふみえのもとへ向かっていたんじゃないかとの臆測も伝えられる。当時47歳。タモリ、さんまとお笑いBIG3ともいわれ、TVで見ない日はないほど売れて、目まぐるしく働く中、ふと、むちゃをしたくなる瞬間でもあったのではないか。
事故の前年に親友のアナウンサー、逸見政孝さんががんで亡くなっていた。逸見さんもたけしも、当時自宅は世田谷区の東急大井町線尾山台が最寄り駅というご近所さんでもあり、享年48という逸見さんの死に相当のショックを受けていたらしい。
たけしは「家に帰っていない」と公言し、愛人をつくっては別宅住まいをしているように語っているが、元漫才師の幹子夫人をないがしろにしてきたわけじゃない。
妻・幹子さんとの関係
バイク事故以降も毎週金曜日は夫婦で食事を共にし、1月18日のたけしの誕生日には毎年たけし軍団の弟子らを招いて夫婦で内々のパーティーを開き、そこで幹子さんが手料理でもてなし、最後に見送るといった慣例があった。
同棲を経て1983年に入籍して以来、近所のスナックでアルバイトをして駆け出し時代を支え、長男長女を育て上げてきたのが幹子さんだ。一体、本当のところはどうなのか、何度も直撃取材を試みた。
最初はノーコメント。それでも質問を続けると、こちらをじろりと睨んで、「お話しすることはありません」と声を張り上げた。怖い。それでも、たけしが「オフィス北野」から独立し、今の愛人とされる18歳年下のA子さんとの新事務所を設立、公私ともにパートナーにするようになると、少し声色も変わっていく。
「怖いなんて、書かないで下さいよ」と、ちょっと笑顔を見せてくれて、短い時間の立ち話には応じてくれた。
「その人(A子さん)が自分の思ういい展開になると思ってるんじゃないですか」と、本妻の意地を見せつつ、離婚については完全否定。それでいて「(たけしに)腹の立つこともあるじゃないですか」と複雑な胸中を語ってくれた。
よく見ると、たけしの誕生日にしていた車のナンバーも変わっている。
高齢化社会の到来とともに、熟年離婚が増えていった平成。たけしと幹子さんもその線上に立ったまま、時代の節目を迎えようとしている。
参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190316-00000008-nkgendai-ent
日本の衝撃が走ったビートたけしバイク事故。様々な憶測が飛び交い本人の後遺症もある中、支え続けたのは妻の幹子さんだった。ネットの声
同じく、バイク事故で顔面がぐちゃぐちゃになったジュニアさんが仕上げの整形手術をした高須先生に対し「今の自分に至る最後の部分を作ってくれた恩人」と感謝していたけど、分かる気がする。
その後たけしの怪我は治りお笑いだけではなく映画監督、俳優と大活躍をしたが、ここぞという場にはいつも森社長がぴったりと寄り添い、たけしを引き立てていた。
あのバイク事故当時からずっと支え続けた森さんあってこそのたけしだとつくづく思った。
それだけに昨年の事務所騒動は、本当に悲しく残念なことだと思う。
あの頃映画を製作してみたら散々な言われようだったし、色々悩みが重なって精神的に追い詰められていた事も匂わせていた。
奇跡的に助かって、後の人生はおまけみたいなものだと語っていた。
その後の彼の活躍は、お笑い芸人としてではなく、文化人としての側面の印象の方が大きい。海外の評価は高いけど、日本での興行成績は振るわない事を笑い話にしていたが。
怪我後の会見では顔面麻痺の印象強かったが、後にだいぶ回復されて、悪役をやる時の左右非対称な顔がかえって不気味さを増して演技する上では効果的だった。
滑舌が悪く成ったのもこの事故の影響だろう。
そう云えば細川ふみえはテレビ等々では全く見なく成ってしまったな…。
一般的には浮気放題というのは印象が悪い。
たけしさんなら許される、というスポンサーはどうなのかと。
武さんだから出来たのだと思う。
当初はハラハラして大丈夫かと思って見ていた。
何よりこの事故の影響で、監督として開花したのも驚き。
この手の事故後、ある種の才能が出るって結構あるんだってね。
しかしたけしにしてみれば、自分をここまでしてくれたのはテレビ。
そのテレビから逃げるわけにはいかない、と思ったのではないか。
でも何だかんだ言っても、たけしはカリスマ性がありますね。
事故の後、たけしは覚えていないらしいが、集中治療室で「全身麻酔でポコチンだけ立ったらどうするんだ」などと言って周りを笑わせてたらしい。集中治療室で笑いが起きるなんて前代未聞だから、当時森社長はとても困ったらしい。
事故後自分で食事が出来ないから、奥さんが食べさせてあげてた。それをたけしは情けないと言っていたけど、本当は感謝していたと思う。
生きていてくれて回復し、復帰してくれて本当に良かったと思う。
映画や美術もあるけれど、知的で話は面白いし、もう絶滅してるようなギャグもたけしは、まだやってる。そういうところも好き。
死んでしまっていたら、ザキヤマのアンビリーバボーのまねも見れなかったし笑
80年代後半あたりのたけしはVシネ俳優より全然迫力やオーラが凄かった。
ホント、よくたけしさんは復帰したと思いますし、その後素晴らしい活躍をされたと思います。
だけど、ちゃんと戻って来てくれて嬉しかった。
私にとって殿は神様みたいな人でした。きっと目の前に現れたら失神すると思うな。
明石家さんまさんもそうだけど、いつどんな時もお笑いのことを考えているんだろうね。
海外では映画監督のイメージが強いが、世界まる見えでの、はちゃめちゃな行動にびっくりするそうです。
人間は金が余ると本当に大切な物が見えなくなるんじゃないかな?
神様は見てますよw
「普段バイクなんか全く乗らないし今にしてみたら鬱だった気がする」と
結構真面目に語ってた事がある。
今の愛人が何か言わない限り離婚はないと思うが。
この人は遊び方が下手だと思う。
てか、いちいち本気になっちゃう感じで不倫に向いてない。
自分のお笑いウルトラクイズに呼んで上げられる度量もあった
今はやらかしたら潰されるだけだし・・・
正直今は拾い上げた方もとばっちりを受けるだろうから止めた方がいい
でもお疲れ様でした
よく生きてくれてた。
あの時死んでたら数々の映画は無かったって事やもんな(ソナチネくらいまで?)しかし、無理やり直撃しといて”怖い”は無いやろ。
まだまだ芸能界の大御所でいて貰いたいね
映画から事故から事件まで支えてくれた
森さんを裏切り金と愛人に走った殿が
嫌いになりました、独立後の殿は
本当に魅力がないです。
タケちゃん終わった・・って思ったもん。
でも、あの大事故でよく命が助かったよ、ホント奇跡。
あの時は森さんがピッタリと寄り添って互いに信頼しあっていたように見えてたけど、いつからズレが生じたんだろう?
そういえば今は規制してるけど、当時は血痕とか生々しい現場を修正無しで放送してたんだよね。鳥肌立つくらいものすごい映像だった。
って懐かしく思い出した所で。
何で今頃こんな記事書いたの?何が言いたいの?
でも27時間テレビで自爆するたけしが毎年楽しみです
赤塚不二夫さんの告別式での白紙の弔辞には感動しました。
勿論、こんな事故が起こっていたことなど知る由もなかったが。
深夜、友人と話し込んでいて、ふと気付くとセミが鳴いている。
セミが夜も鳴くことを初めて認識した夜だった。
そして朝、テレビで事故を知ったのだつた。
あれから四半世紀か。
「…たけしさん、あなたはお酒を止めなければ大変な事になる…」と表情を曇らせたそう。
本物の霊能力者だったのかも知れない。
だけど、皆がたけしの復活を待ち望んでいたんだよね。
最近じゃ、何言ってるか聞き取れずテロップが欲しいし、老害っぽくなって来ちゃったのが悲しい。
あの当時なら酒気帯びでもそこまで糾弾されるような雰囲気じゃなかったし、不倫だって同じで。
不倫だ、何だ、凡人の戯言など気にせず、いつまでも元気に活躍してください。
死ななかったんだもんな
一般人なら無理だ
いつだったか本人はなぜそこにいたか覚えていないって言っていたような…
自分は虫酸が走るほど嫌いですね
明かに、この人が出てきてから、子供のいじめ問題や社会的弱者を笑い者にする風潮が強まった、
そもそもの諸悪の根元ですよ
この事故だって、単に自業自得なだけで同情の余地なし
でも現在はだいぶマシになったじゃないか? (笑)
⇒初めて聞いた・・・・・
こんな車を2台も買える人なんて、この日本でもそうそう居ないよ…。
たけしさん、たけし軍団さんのコンサートもビデオで見てました。
たけし城もスーパージョッキーも。
でもそろそろ後進に。
滑舌悪すぎるかな。
才能芽生えたんやろね
わからない!
このころはスキャンダルで人生最悪な状態だったんですよね。後ろの社長もいろいろ尽力して持ち直したけど結局喧嘩別れしちゃって・・・。
この人の人生は安定できないんですね。
で
この顔が突然出てきたらビビって
トラウマでたけしの顔をテレビで凝視出来なくなりそう。
それくらいインパクトのある御顔・・・
このまま変わらず顔芸でもやってけたんじゃないw
悪口ばっかり言ってるとバチが当たるって思ったわ、
ザマァ!って、清々しい気持ちで一杯だったのを思い出した。
まさかこんなに顔が変わっていたとは思わなかったから、怖くなってしまった。。。
あとに、たけしは『あれは放送禁止だね』と笑って言ってたね。
でもあの会見で『フラッシュ眩しかったら下を向いてて構わないですよ』の言葉に
『そうすると、しおらしいとか、犯罪者扱いされちゃうから』と言ったり
たけしのお笑い魂を感じたっけなぁ。
他人を巻き込んでいたらどう責任取るつもりだったのだろうか?決してお金では解決出来ないのだから。
晩年を見てもこの人はつくづくモラルに欠ける人間だなと思う。
管理人の率直な感想
妻の幹子さん。
何だか極道の妻たちを彷彿とさせる威風堂々とした強さを感じるのは僕だけでしょうか。
今はたけしさんもお年を召してらっしゃるので穏やかですが、昔はめちゃくちゃでしたからね。
怖い印象と面白い印象があんなに自然に同居している人間が他に存在するでしょうか。
不倫相手が細川ふみえさんだったとは知らなかった。
そうだったのか・・・。
「この男、凶暴につき」もそうでしたが、昔からビートたけしさんの作品は暴力的表現が多く含まれていましたね。
そしてアウトレイジ最終章で最後。
これからはバラエティ番組で愉快なおじさんの姿だけを見ていたいというのが僕の思いです。
これからも無茶苦茶し続けたら年齢的にも大変ですからね。
しかし、お兄さんの北野大さんとは大違いだよな~。
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