去年9月、北海道旭川市で、30代の夫婦を殺傷した罪に問われている58歳の男の裁判…20日の被告人質問で、初めて男が当時の状況などを話しました。
起訴状などによりますと、旭川市の無職、川口和人被告58歳は、近くに住んでいた30代の夫婦、Aさん(夫)とBさん(妻)を折りたたみナイフで何度も突き刺し、死亡したAさんを殺害、重傷を負ったBさんを殺害しようとした罪に問われています。
14日から旭川地裁ですすめられている裁判員裁判では、被害者特定事項秘匿制度により、夫婦は匿名にされ、検察、弁護側は、それぞれ下記のように主張、経緯などを説明した他、これまで長女、妻のBさん、被告の精神状態などを鑑定した医師の証人尋問などが行われてきました。
川口被告は初公判の冒頭、起訴内容を問われた際「その件に関しては、弁護士に一任しています」と一言、話しただけでしたが、20日の被告人質問で、きっかけになった小学生の娘の“いたずら”、訪ねて来たAさんをナイフで刺すまでの状況について、初めて自らの言葉で下記のように語りました。
Aさんとの“やりとり”は、かなり検察の冒頭陳述とは異なっています。
<被告人質問>(被告に質問したのは、弁護人)
■きっかけとなった小学生の娘の“いたずら”
・カーポートの前で、3~4つの手荷物を下す様子に気づく
・「変わったことするな」と思い、防犯カメラを注視
・2人それぞれ3~4回、振り被って何かを拾って投げてきた
・砂利のところにいたので、石ではないかと思った
・人の家に物を投げるのは良くないと思い、1階に降りた
・「おまえら、何やってるんだ」と、普通よりは大きな声を出した
・2人は動かず、無言
・「人の家に物を投げちゃダメでしょ、どうして投げたの?」と問う
・どちらか1人が「ハエのような虫」と答える
・歩道の荷物の上をまたぐように歩くと、左足が当たった
・蹴ってはいない
・もう一度「どうして投げた?」と問うと「ハエのような虫」と答える
・その後、1人が「BB弾」と言って、掌に1つ持っていた
・ランドセルの肩ヒモを持ったが、押したり、引っ張ったりはしてない
・学校に連絡するつもりで「学校と先生の名前を教えてくれる?」と言った
・手元に紙が無かったので、女の子のノートに書いてもらった
・そのノートを破ってもらい、私がもらった
・謝るとかは無かったが、私は怒鳴ってない
・「正直に答えてくれたから、お父さんやお母さん、先生には言わないからね」と言った
・1人が「ありがとうございます」と言った
・(「言わないでね」と、言ったのでは?)全然、違います
・念のため紙を受け取り、それで終わったと思った
・(やりすぎた?)言い過ぎた感じはあったと思う
■夫婦が訪ねてきた時の状況
・陽が落ちて、1台の車が防犯カメラに映る
・「変な動きの車だな」と不審に思う
・見おぼえない男性が歩いてきて、怪しい感じ
・30歳前後、170センチくらいのガッチリ型
・映っていた顔は、かなり怖い感じ
・昼の子どもの件で、どちらかがヤクザかチンピラを雇ったのではと思った
・襲撃に来たと思った
・棚に置いてあったナイフを、護身用に右ポケットに入れた
・ナイフを護身用に持ったのは初めて
・風貌が怪しく、怖いように見えたから
■実際に対面すると…
・(先に話したのは?)相手です
・いきなり大声で「おまえか!」と怒鳴られた
・(名乗られた?)何も言ってない
・もしかして、昼のことかなと少し思った
・ヤクザかチンピラの方かと思った
・相手の風貌がすごく怖くて、何を言ってるのかわからなかった
・玄関フードからカーポートに移動した
・(どうしてついていった?)何か言い分あるのかなと思った
・(どんな感じでした?)「どこだ!どこなんだ!一体どこに傷があるんだ!」と捲し立てられました
・(どう返した?)何のことかわからないと、返した
・(そうするとAさんは?)「だから、どこなんだ、早く言え、この野郎」!と大声でくり返された
・(「イキんなよ」と言った?)意味がわからないので、知らない
・(2人で話している途中、誰が出て来た?)父が玄関ドアを開けて、顔を出した
・私は父に「大丈夫だから、中に入って」と言った
・「あれは、誰だ!」と聞かれて、私は「うちの親父だ」と返した
・くり返し「あれは、誰だ!」と言われ、殴られた後、父が被害を被るのではないかと思った
・(どういう心情だった?)とにかく離れて欲しかった、勘弁して欲しいの一心だった
・(どう行動した?)彼の胸にナイフを切りつけた
・当時は、軽く切ったと思った
・(なぜ胸を?)首とか心臓とか内臓とか危険だと思ったから
・(ナイフ出したのはいつ?)父が入って、恫喝止まらなかったから、その時
・(どういう気持ちで?)恫喝は止めて欲しい、とにかく離れて欲しかった
・パニック、精神的に追い詰められてきた
・(殺してしまう可能性は考えた?)そういうのについては考えてない
・胸に軽く当てただけ、とりあえず恫喝を止めて欲しかった
そして、弁護人の質問の後に行われた検察からの100項目以上の質問に対し、川口被告は全て黙秘。
その理由を裁判官に問われると、検事の具体名を話した上で「私としては、検事に精神をおかしくされた取り調べを受けた」と答えました。
また、被害者代理人からの20項目以上の質問に対しても、川口被告は全て黙秘しています。
その後、裁判官からの質問に対しては、おおむね上記と同じ返答を続けました。
その上で、犯行については「記憶がない」を続けて「冷たい人間と言われるかもしれないが、犯行の記憶がないので、その件に関して、何もお答えすることはできないんです」などと話し、最後に別の裁判官には「ナイフを持ち出さなければ、良かったと思う」と後悔の念も見せていました。
<検察の冒頭陳述、長女、妻のBさん、隣人などの証言>
■きっかけは、小学生の娘の“いたずら”
・Aさんの長女(当時11歳)は友人と下校中、被告宅前で玩具の銃の弾=BB弾を拾う
・直径わずか5~6ミリのプラスチック製
・カーポート奥の玄関前に投げつける
・被告はカーポートに設置した防犯カメラの映像を自室で見て、外に出る
・「おまえら、何やってるんだ」と2人を怒鳴りつける
・さらに、友人のカバンを蹴り、中の水筒を凹ませる
・2人に住所と名前をノートに書かせる
■上記以外の長女の証言
・何度も「ごめんなさい、すみません」と謝った
・算数のノートをちぎられ、名前、電話番号、学校名、担任名まで書かされた
・ママに話すと、謝りに行くことになった
■長女から話を聞いた夫婦は…
・生後7か月の次女も連れ、4人で被告宅へ
・Aさんがインターフォンを押すと、被告はナイフをポケットなどに隠して玄関へ
・Aさん「娘がBB弾を投げちゃったみたいで?」
・被告「石を投げられて、傷がついた」
・Aさん「石って、どの石ですか?傷は、どこについちゃいましたか?」
・被告「それは、わからないけど」
・Aさん「住所を書かせるほどのことなんですか?」
・騒ぎに気づいた隣人Xさんが2人に「やめましょう」と声かけ
・それでもAさんは収まらず「やりすぎだろう!」
・被告「なに、イキッてんの?やるか」
・Aさん「何をやるのよ」
・被告が右手に持ったナイフで、Aさんを切りつける
■夫婦を刺した状況
・Aさんは腕を上げて防御し、後退して逃げる
・隣人Xさんが被告をつかみ、止めようとする
・被告は追いかけて、背中などを何度も刺す
・妻のBさんが被告に体当たり
・被告は、体当たり後に座り込んだBさんの背中を刺す
・隣人Xさんが被告を後ろから羽交い絞め
・被告は「全員、ぶっ殺してやる」と叫びながら、なおもBさんを刺す
・被告はBさんから離れた後、自宅内へ
・隣人Yさんの通報で逮捕
<弁護側の反論、主張>
■被告の精神状態
・夫婦を殺すつもりなどなかった
・危害を加えられると勘違いし、恐怖で精神障害を引き起こす
・心神耗弱、心神喪失
・善悪の判断ができず、思いとどまれない状態
・Aさんに「どこが傷ついているんだ」などと捲し立てられ、恐怖が膨らむ
・急性ストレス反応で何が起こっているかわからず、行為の危険性もわからない状態
・誤想過剰防衛が成立し、殺人、殺人未遂罪は成立しない
<鑑定医の証言>
■ふだんの様子に精神障害なし
・問診は最短7分から最長85分、計21回の平均時間は49分
・社会性障害、発達障害などなし
・地元の高校の電気科をトップクラスの成績で卒業
・自動車関連など、複数の会社勤務
・2012年に実家に戻った後、就職活動はかどらず
・姉とトラブル、母親の入院後の事件時、父親と2人暮らし
■事件前後の心理状態
・殺意を一貫して否認
・Aさんの風貌に強い恐怖感、恫喝され、強く逃げたい思い
・最初にナイフで突き刺した後、大部分の記憶がない
・急性ストレス反応(弁護側も主張)の可能性
・ふだん使わない被告の言葉「イキッてんの?」からも伺える
■事件の計画性など
・計画性はないとみられる
・防犯カメラでAさんを見て「怖い人が来た」
・思わずナイフ所持
・善悪の判断能力は、急性ストレス反応で一定の障害あるが、著しく喪失はない
殺意の有無や刑事責任能力などが争点になっている、この事件の裁判…被告人質問を経て、22日に論告求刑、判決は12月1日に言い渡されます。
参照元:https://www.hbc.co.jp/news/89f260557a4bc83eed57945698580701.html
被告が語った金澤孝雄さんの恫喝…食い違う証言【ネットの声】
A氏の方もちょっと、というか、かなりやばいと思う。
謝る気などなかったんでしょうね
相手がどうであっても親は冷静に判断をしないといけないと思います。
修理費出すつもりで聞いたのか、聞き方によっては「傷がつくほど投げてないでしょ?」「傷がついた証拠でもあるの?」と相手が聞こえちゃったら神経逆撫でになるしな。
被告の証言の方が信ぴょう性が高いと思う。
父親が行ってとにかく平謝りして嫁は車の中で様子を見て必要なら警察に通報できるようにしておくだな。
手ぶらなら ただのイチャモン。 同情できない。
自分の子供が泣いて帰ってきておじさんにノート破られて住所書かせられたことを聞いて相手の家に事情を聴きにいかない親がどこにいる?
最初のうちは「女性の怒鳴り声が」聞こえていたそうだよ
まず母ちゃんがイキって攻撃的になったのかもしれん
子熊を守る母熊みたいなもんで
そこを父ちゃんがまあまあと収められれば良かったのだが
火に油状態だったんだろうなあ
人相で人を判断しちゃいけないとは思うが、それでもツラ見てみれば何かしら問題行動起こしそうな(起こしてきた)人には見える。
たまたま今回は被告から予想外の反撃を食らったというだけで、実体は被告の言う通り「チンピラ」の類に見えるとは思う。
年配の方から見ればチンピラに見えたでしょうね。
やり過ぎとかのレベルなくてナイフで刺し殺してるわけで奥さんも傷つけてるのよ。
しかも被害者は凶器も持ってないのに。
殺した事は全面的に悪いし、許される事ではないが、ご自身の子供がしたという事実は消せないし、迷惑行為で、人にとっては些細な事でも、やられた側は些細な事では済まされないと言うのも、本当の事でもある。
それなのに、よそん家の車にモノ投げたり、捕まっても堂々したものだったり、ヤンチャに片足つっこんでる高学年女子やで。
父親の金澤孝雄さんの画像みると100%ヤンチャやし、奥さんもヤンチャやろ。奥さんの恫喝、近所に聞かれとるし。
異常なひとっていうけど、いたずらされた上にチンピラの襲撃を受けるっていう異常な極限状況で、突発的に起きた事故。
我々の教訓としては、土キュンの子からモノ投げられても、細心の注意を払って気をつけて対応しないといけない、だ。やってらんね。
録画はしてないのかな?
あとは近所の証言とか聞けばどっちがあからさまな嘘をついてるかはすぐわかりそうな事件。
ここまで意見が食い違うなら嘘ついてる方は救いようがないな。
「こんな引きこもりジジイ、俺がガツンと言って分からせてやんよw」と安易にマイルドヤンキーしぐさを持ち出すのは危険
・(kobさんが書かれてるように)刺されたのは58歳男性側だと当初思われていた
・最初女性の怒鳴り声が聞こえ、その後悲鳴に変わった
といったものでした。
被害者側はというと記憶している限りご近所の話は無く、
・「子供が因縁つけられたから話つけに行く」と言っていた(被害者親戚)
・仲間想いで後輩の面倒見が良かった(中学後輩)
くらいでしたね。
加害者を執拗に叩いてる輩が言うように「ささいなイタズラをしただけの子供とその親への異常者による謂れのない凶行」であれば、加害者が如何に異常であったか、被害者がどれだけ「良い人」であったかの話が双方のご近所・親類と被害一家の学校絡みの知人からバンバン出てきてた(マスコミが流してた)ハズ。
にも関わらず親戚筋の証言が出てきたあたりから報道がパッタリ途絶えたあたり、つまりはそういうことでしょうね。
子供が石かBB弾を投げ入れたのは事実なんだから、そこは謝って住所か書かれた紙だけ回収で済ませれば良かったのに。
結果論だけど。
それほどの衝撃を受けているとしたら
水筒の持ち主の子も無傷ではなさそうですよね
親に怒られたくない一心で話を誇張してる可能性もありそうですね
だとしても殺してしまってる以上はやり過ぎですし加害者側が悪いのは最もだと思います。
他人の家に乗り込んで恫喝、アメリカだったら撃ち殺されても文句言えない。
自分の娘の悪戯を棚に上げて、初老の男性相手で舐めてかかったんだろ。
イキってたのは自分だったな。
裁判ではよくある光景です。
子どもがやらかしたら普通はまずは謝罪じゃないかな。。
多少おかしなことを言われることもあるけど、全く非がないわけではないなら謝るしかないよね。
子どもなんて、怒られたくないから、自分のいいようにしか基本言わないんだから
子どものことを信じていたとしても、多少話盛ってるくらいのスタンスでいないと
感情移入しすぎるとモンスター化してしまうよ。
特に今回の件は子供の前です
なんなら土下座も厭いません。
自分のイタズラで親が土下座してる所とか見たくないから
しかし被告には同情する。
子供も子供で話の通じない宇宙人みたいだけど。
親が刺激させなければここまでの問題にならなかったんだろうな。
記憶書き換えてるレベルに見える
かわいそうなのはどうした?と顔をのぞかせたこの家のお父さんかな…
隣人Xさん、いやこの近所の人達なら普段の被告と近所に住んでいる30代夫婦がどんな性質の人か知っているだろうから大体真相がわかるんだろうけど、そこまで記事にならないですもんね。
の一言で謝罪に行ってる感じじゃないのは分かった
加害者も被害者もちょっとアレなヒトなんだなという印象。
騒ぎに気付いた隣人が2人に「やめましょう」と言ってきたのですから、どちらも普通の言い様ではなかったのでしょうね。
悪い事をしたって思っていなくて、怒られたからその仕返しにと。
だから、自分はそんなに悪い事していないのに、
ひどく怒られたっていうニュアンスで親に言ったのかも。
小学生の高学年になれば、それくらいの知恵が働きますよね。
娘さんは親御さんに本当の事を言ったのでしょうか?
あまりにも双方言っていることが違い過ぎるので。
まあ、小学校高学年がするいたずらではないですよね。
家にBB弾を投げ入れるなんて。
加害者は、防犯カメラ設置するぐらいだから、日常何か嫌がらせがあったのか?
どう見ても好青年な男性では無かったし。
奥さんの証言を聞いてても、謝りに行ってる姿勢は微塵も感じられなかった。
たかがBB弾かもしれないが、高学年にもなって他人の敷地に向かって物を投げ入れるなんてまともな躾をされてない証拠。
うちの子が被害者!子供がやった事!こっちは謝りに行ったのに!を全面に出して同情票が欲しいのでしょうが無理です。
上級生になってもそういう行動の見られる子というのは、発達障害や自閉症ではありません。単に親の躾がなってない子、家庭環境に問題のある子です。
加害者のやったことは決して許されませんが、被害者も言いたいことは飲み込んで真摯に謝罪し、子どもの教育を見直すぐらいの常識的な気持ちがあれば、こうはならなかったでしょうね。
あとは生き残った嫁がどこまで正直に証言するかだろうな
まぁそれでも警察を呼んで委ねるとかせず、刺殺したのは狂人としか言いようがないんだけどね・・・てか隣人が立ち会った感じになってたのなら警察に通報すれば良かったんじゃないか?通報する間もなく凶行に及んだ?
まず、謝罪ではなかったのがまずかったのかも
もちろん、犯行が正当化されるものではありませんが
加害者も怖かったのかもしれない
神経質なおじさんが、イタズラした子どもたちに怒鳴りつけて個人情報も握ったが、子どもの父親との会話でお互いエスカレート。
裁判的には隣人が見ていた意見もあってよかった。
まさかイタズラがこんなことになるとは。
調子こいたおっさんをしめるつもりが刺されるとは。
カッとなって刺したら死ぬとは。
全員慎重さが足りない。最終的には暴力、ましてや殺人を犯してもあまり反省してない態度の被告人が悪い、って事件じゃないの。
娘が何をしたかがいまいち親に伝わっていなかったのはあると思うけど。なので謝ると言うよりは突撃しに行ったという感じに。
で、まさかの返り討ち。
隣人いなかったら本当にみんな危なかった。
その近辺のやりとりだろ。
どっちも嘘ついてそうやん。
ランドセルを掴んで振り回したような証言の通りならあり得ないし、被告の言う恫喝があったのなら恐怖というのも理解できる。
どちらが本当の事を言ってるのか…
殺害するのは完全にNGだけれども、子供がしでかした事を謝罪しに訪問する体制では無かった気がする。
普段、交流がなければいきなり訪問され訪問するなり突然、「お前か」などと怒鳴られたら自分でも怖い。
被害者は謝罪ではなく子供にした事のクレームを言いに来たのか…と。
加害者にも被害者家族も双方対応に問題がある。
加害者宅にクレームを言うよりも前に、やはり物を投げつけた事に関するヒアリングをきちんと親子で話し合って再発防止策を考えるべきだったろうし
行き過ぎた言動が加害者宅にあり話し合いが必要であれば訪問するなり恫喝は宜しくない。
亡くなった被害者には申し訳ないとは思うが、ちょっと普通の対応では無かったと思う。
うわっチンピラ来た!正当防衛だ!
みたいになったのかな…
何が可哀相って、きちんと躾してもらえなかった女の子かな。
子どもは教えてもらわなければ知らないもんね…
何となくわかった。
傍聴した方のコメントで女の子がおじさんは後で優しかったと証言していたとの事なので大まかとして嘘ばかりでもないと思う。
あまりに衝撃的なので多少の記憶が違っていてもあり得ると思う。
水筒についても蹴ってへこむって少し疑問だったけど上から踏んだらへこむのは不思議でない。
女の子たちのした事については防犯カメラで記録があるならどちらが正解かわかると思うし被告が正しかったとしても女の子も正確に覚えていなかっただけかも知れない。
自分の家に物をなげ入れられて怒る事も誰だか聞くのも問題ではないと思う。どこまで聞くかどうやって確かめるかが課題だと思う。
傷の有り無しに関わらず我が子がそういう行為をしたのなら謝るのが筋だと思う。いきなり、お前かでは普通の人ではないし恐怖を覚えたと思う。
だけど罪は罪、服役して償って貰いたい。
管理人の率直な感想
被告が感じた恐怖について、主観的に感じた被害者の見た目だけではなく、恫喝があったとされることが具体的に今回分かったわけですが、被告人質問と検察の冒頭陳述が食い違っています。
被害者の謝罪だけではなく、長女の謝罪についても双方が全く異なっています。
本来ならば防犯カメラ映像などの客観的証拠があればいいのですが、判決まで半月を切っているのに提出されていないのは録画できていなかったのか、映像が不明瞭だったのか、証拠となる部分が映っていなかったのか、いずれかでしょう。
玄関フードからカーポートに移動したという被告の証言が本当ならば、防犯カメラ映像の範囲外だったことも考えられます。
被害者側に厳しい声が多く上がっているような印象を受けますが、殺意を一貫して否認したり「犯行を起こした記憶がない」と語る被告の発言を鵜呑みにすることは僕にはできない。
この事件に限らず僕は被告の弁護人よりも検察を信じるのですが、この事件の関しては弁護側よりも検察側の方が情報が少ないし具体性も弁護側にあると感じているので、判決を前にして分からないことが多すぎます。(被告が黙秘しているせいでもありますが)
唯一確かに思っていることは、被告が元来の狂人ならば隣人が裁判の場で「いい人だった」と証言することは無いということです。
こんな事件を起こした犯人の人間性を擁護する証言は誰だって避けたいはずですから。
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