仕事や家事で忙しい日々、理不尽なトラブルなど、現代は「ストレスや疲れ」にあふれている。我慢してため込む人もいるだろうが、精神的にだけではなく実は体にも良くない。自分では気づいていないかもしれないが、例えば体臭の原因となっている場合もあるのだ。
「男女問わず、ツーンとしたおしっこのようなにおいが、体から『疲労臭』として出てくることがあります」
こう指摘するのは、におい研究のエキスパートとして知られる、東海大学理学部化学科の関根嘉香教授だ。この疲労臭は厄介で、シャワーを浴びたり、体を洗っても残ってしまうという。
自分のにおいは気になるものだが、それが“おしっこ臭い”ならさらに心配だ。職場の同僚やママ友・パパ友と話している時にも臭っているかもしれない。なぜ、ストレスや疲れでにおいが出てしまうのか。発生のメカニズムやセルフチェックの方法を関根教授に聞いた。
疲労臭の正体は「アンモニア」
おしっこのようなにおいがなぜ体から出てしまうのかというと、人体の仕組みが関係してくるという。日々、当たり前のように行っているが、私たち人間は食べたものを消化・吸収し、栄養を取り込みながら生きている。タンパク質も大切な栄養のひとつだが、腸内で分解する際に作られるのが「アンモニア」なのだ。
このアンモニアは鼻につくような刺激臭を持っているが、普段は肝臓で「尿素」に変わり、おしっこと一緒に排出されている。しかし、肝臓が疲れて働きが悪くなったり、ストレスや筋肉疲労でアンモニアの産生が増えると、一部が体内に残ってしまうことがある。
そうして“残ったアンモニア”はどこに行くのか。答えはなんと血液。体中の血管をめぐりつつ皮膚からガスとなって放出されるという。これが疲労臭の正体となる。
「アンモニア臭は誰もが若干は出ているのですが、血中のアンモニア濃度が高まると放出されやすくなり、周囲ににおいが伝わってしまうんですね」(以下、関根教授)
血中からにおいが染み出ている状態
これだけでも嫌な感じだが、さらに厄介なのが対処の難しさだ。人間からは「皮膚ガス」という“においのもと”になるガスが出ていて、出所は3パターンに分けられるという。
・表面反応由来(皮膚の表面からガスが出る。皮膚表面の菌や皮脂が原因)
・皮膚腺由来(皮膚の内部にある汗腺や脂腺からガスが出る。汗腺や脂腺が原因)
・血液由来(血液が揮発してガスが出る。血液の状態が原因)
そして疲労臭は、このうちの「血液由来」に含まれる。皮膚表面の菌や皮脂に原因があるわけではないので、体を洗っても根本的な解決にはならないというわけだ。
関根教授は「私たちの汗は血液から作られていますので、汗をかきやすいところは特ににおうこともあります」と話す。いうなれば、血液からにおいが染み出ている状態だという。
メンタルや食生活…発生の5大要因
自分から“おしっこのようなにおい”が漂うのは避けたいところだが、疲労臭はどんな時に出るのか。
1.緊張などの精神的な「ストレス」
2.運動や肉体労働による「筋肉の疲労」
3.タンパク質に「偏った食事」
4.飲酒などによる「肝機能の低下」
5.便秘などでの「腸内環境の悪化」
関根教授によれば、これらが主な発生要因だ。血液中のアンモニア濃度は、緊張や不安で自律神経が乱れたり、筋肉に負荷をかけるような行動をしたりすると高まりやすいという。
「特に注意してほしいのはストレスです。理由は分かっていないのですが、皮膚からのアンモニア放出量を調べたところ、筋肉の疲労は運動や作業が終わると下がりやすいのですが、ストレスでは減り方がゆるやか(においが収まりにくい)な傾向にありました」
タンパク質の摂りすぎ、お酒の飲みすぎなど、食生活の乱れも良くない。腸内で作られるアンモニアの量が増えたり、肝機能が低下したりして、体内に残りやすくなってしまうという。
においは「足」でチェックできる
そんな悩ましい疲労臭は性別や年齢に関係なく出てしまうとのこと。自分のにおいは気づきにくいが、疲労臭はチェックできるのだろうか。
関根教授に聞くと、アンモニア臭は全身から漂っているが「足」に出やすい。特に足の裏にある「母指球」(親指の付け根にあるふくらみ)や踵は、体重がかかって汗もかくため、においやすいという。そこで、お風呂あがりに足の裏を嗅いでみよう。
「靴を履いて蒸れたにおいは洗えば落ちますが、疲労臭は落ちにくいです。お風呂に入り、足を洗ってもツーンと臭うのであれば、疲労臭を疑うべきかもしれません」
参照元:https://www.fnn.jp/articles/-/711791
効果的な体臭対策【ネットの声】
体臭がキツくなったと思う時があると、大抵、仕事でイライラしているとき。上からの面倒な指示や、仕事量が急に増えたりすると、プ~ンと臭ってくる。
もともとイライラすると、手帳を机に叩きつけたり態度に出る人だから、イライラで体の中でもいろんな物質が出てくるんだろうなと、人間の不思議に感心しながら臭いのを我慢してる。
洗濯しても着てから30分もすると臭いが復活してきます。
すごく悩みでした。
最近はクエン酸入りの消臭洗剤を使うようにしています。アンモニア臭はしっかり取れますよ。
脇とか部分的なので良いならそれに特化した洗剤もありますよ。
生協で見つけて購入して使いましたが、ちゃんと臭いが取れてました。
今はそんなに高いものでなくても良いものがあるので探してみるのも良いと思います。
ご家族が生協利用しているなら一度カタログ見てみるのも良いのでは。
私の感覚を書きます
平日は、仕事終わりにジムいって運動をし、シャワーを浴びる前にトレーニングウェアの匂いを嗅ぐと、記事にあるようにアンモニア臭が非常に強いです
休日は、午前中にジムいって運動をし、シャワーを浴びる前にトレーニングウェアの匂いを嗅ぐと、面白いことにほぼ無臭です
アンモニア臭は、ストレスもそうですが疲れも関係あると思います
また、飲み物も関係します
コーラのような糖分が多い清涼飲料水を飲むと、汗が臭くなります
個人的には、お茶や麦茶のようなものを飲むと、平日のトレーニングでも匂いしますが結構抑えられる感覚です
洗濯はクエン酸よりも3か月に1回の『オキシ漬け』をお勧めします
宣伝のようですがこれ結構効きます
汚いですが、私のジムのトレーニングウェアから若干茶色の水が出てきます
これでだいぶ匂いは解消されます
酸素系漂白剤を使うこともあります。
クエン酸は柔軟剤代わりに仕上げに使ってます。洗剤(うちのはアルカリ性)にクエン酸混ぜると汚れ落ちが悪くなるので、混ぜずにあくまで仕上げ。
クエン酸も臭い消しになってたのかな。
ただ衣類が痛むじゃないかブツブツ…という人には向いてません。
シャツもタオルも下着も靴下も
気になるときは熱湯ササッでリセットします。
(いわゆる部屋干し臭に有効)
熱湯は有効ですが、衣類が傷みます
アイロンも掛け過ぎは、やはり衣類が傷みます
過炭酸ナトリウムが一番衣類にやさしく
臭いもシミも取れますよ
衣類に雑菌臭が定着して、日光消毒、熱湯煮沸消毒すら無理だったら、諦めて買い替えなのかな?
洗う水の温度は大事だね。
漂白剤の中で1番効果の弱い酸素系ですが近くのミニスーパーで売ってるものだし
手につけてみてびっくりするほどヒリヒリするほど効果あり(もちろん薄めた後に)
最近プロとかついたものも出たようだけど高いから使ったことはないですw
着てから少しすると、服の胸元付近から少し臭うのが気になってしまうんですよね
いろいろ試してみます
ここのコメントのおかげで臭い対策にもなっていた事を知りました。
これからも飲み続けます!
食べるのやめたら良くなった。
ローズティーを飲むようになったら、汗が良い香りなった。
疲労や睡眠・精神的ストレスもあるけど、飲食はかなり関係してる。
意地悪な人たちが多い環境にいたときワキガみたいになって自分の体が臭くてたまらなかった。
食事も特に変えてないけどストレスフリーな今は全く臭くなく、むしろ良いにおいがする。
自分はワキガと思い込む前に付き合う人間、環境を変えてみる事をおすすめします。
ワキガは遺伝と言われてましたから。
成長期やホルモンバランスが崩れる時の子供もワキガになります。
うちの娘が臭い時があるから、毎日制汗剤つけて、臭った時は除菌シートでふくように言ってます。
汗かいててもまったく臭わない日が半数ぐらいある。
食べ物・睡眠・精神的ストレスですね。
しかしこうなった時はかなりのストレスが溜まっていて、2ヶ月後位に極度の体調不良で入院しました。体が限界に近いサインなのだと思います。
当時、相当なストレスレベルだった事や衣服に移った匂いの原因も分かってスッキリした。
そのまま洗うのは抵抗があるので、洗濯前に予洗いし脇部分は洗剤を染み込ませてから洗うようにしています。生乾き臭、汗をかいた時の戻り臭もなくなりました。
足は足用の石鹸などもおすすめです。
昼夜問わず働いてた時期だったからストレスが原因だったのね・・・
走ってリフレッシュしてたってことか。
その臭いはそのときだけだったが、就職して極端に長時間労働の時期がありそのときはアンモニア臭を通り越してケトン臭がした。
アンモニア臭とは違う刺激臭でとても危険な状態にあることを自分で勘繰るような異様な臭いだ。
実際に心身共に疲労困憊して結局その会社を退職し、それ以降その体臭を発したことはない。
自分の体臭には敏感になったほうがいい。
周囲へのエチケットでもあるが、自身の肉体が理性に体の異常知らせてくれている。
口臭も同じだ。口内や臓器が痛んでいる可能性が高い。
汗そのものの匂いは変わらないと思うけど、しばらくすると臭くなってしまう匂いには効果があるような気がしています。
洗濯物の残り臭は、
濯ぎは注水、リンスはクエン酸、時々殺菌であまり気にならなくなりました。
柔軟剤の匂いがダメな人がいると知り、クエン酸に変えたら思わぬ効果で驚いています。
私も周りに迷惑をかけてないか心配で仕事中でもお手洗いで拭いたり気をつけてますね。
ジメジメしたこの時期はスッとしてそれはそれでリフレッシュできて良いと感じてます。
交感神経を優位にするストレス臭は体臭をきつくするのでなるべく副交感神経を優位にするように心がけてください
副交感神経は睡眠を取ることが一番です
便臭などはビフィズス菌サプリメントが有効です
食べ物は納豆やネバネバ製品を心がけて食べると匂いが血液に循環するのを多少抑えてくれます
疲労臭にはクエン酸摂取が有効です
試してみてください
あと洋服も手頃なものを可能なら一日に何度か着替える。
前日にお風呂入っても下着を朝一に替える。
靴を手頃なもので時々買い換える。
良いものを長くと言うけど、私は買い替えたいタイプです。
シャンプーは頭皮をしっかり洗う、すすぐ。 ボディソープを良いものにする。
香料は後に変化していくので、無香料、微香性の方が良さそう。
食べ物を変える。野菜を食べる。薬草茶を飲む。
お水をしっかり摂る。
この記事を見る前から、内臓が悪いと体臭にも影響するかなと、肝臓などに良いシジミの味噌汁などで気持ちケアしていましたが、ストレスは良くないですね。
おしっこのにおいがするのは腎臓が正常に働いておらず汗にアンモニアが混じって排出されるからと聞いたことがあります。
この関係で知人が透析受けてます。
まずはミョウバン水で始め、それでも臭うワキならワキ用の、頭皮なら頭皮用の、背中や首周りならそれ用のものを試していって自分に合うものを見つけていく
これかな
もう臭いゼロからスタートすると凹むだけ
行き過ぎると精神病んでしまうし
わたしは毎日毛穴クレンジング効果があるシャンプー使ってます
嫁も試しに使って効果あるからびっくりしてます
髪の毛が伸びるスピードも上がったらしい
我が家は大袋で買って、お気に入りの瓶に小分けして台所と洗面所に置いてます。
入ってるのと入ってないのがあるから注意な
水色のパッケージのさわやかレモンの香りには入ってる
犬の話ですが、フードを変えると体臭がはっきりと変わります。
肉類が多いと、においもきつくなる感じ。
インコさんも体臭の個体差があって、匂いの違いと糞の違いはリンクしてると感じてます。
規則正しい生活と食生活を、ゆるっと心掛けていくしかないのかな。睡眠なんかは10分でも増やせたら違うというし、なるべく自分なりの快適を見つけて過ごしていきたいもんだ。脳とも上手く付き合って。
あとはボディソープを殺菌や抗菌作用もあるメンソールのものに変え、塩化アルミニウムと銀の制汗剤を併用、汗をかいたらすぐに汗をボディシートで拭いて制汗剤を使用するようにしていたら香りで誤魔化さなくてもほぼ無臭になった。
身体の方は…、地道に食生活などを見直していくしかないと思います。
室内干しより乾燥機より太陽熱が1番服が気持ち良く乾くし。お日様の匂い。
いつもより数時間早く就寝すると翌日はスッキリ。体臭も出にくい。
足の臭いは通常菌が原因なのでアルコール入りの除菌シートで拭けば臭わなくなるのでお勧めです。
仕上げはクエン酸入れて肌を弱酸性にすれば大概の体臭は消えます
重曹とクエン酸は百均にもあるし無害なので便利です
60代以降悪玉菌が増えるので加齢臭はでます。
悪玉菌を抑制するのは善玉菌の代謝物質
ポストバイオティクスが1番ですね
柔軟剤は逆効果なので、漂白剤一択です。
汗、トイレ後、服の生乾きにも消臭効果抜群すぎる。
手軽なので試してみては?
俺は、今も昔も足が超クサイ!(36歳)
そして今6歳の子供も超クサイ!遺伝もあるのかな?
精神的ストレスが飽和状態のときだったから、すごい納得。
原因はこれだったんですね。
管理人の率直な感想
電車に乗った瞬間に臭い!
この時期は特に臭い!
誰が臭いとかじゃなくて全員の臭いが混ざっているんでしょうけど、怖いのは少し経つとその臭いに慣れてしまっていること。
それ比べたら自分の体臭なんて常に纏っているものだから自覚がない人がほとんどなのでしょう。
僕は30歳を過ぎたあたりからTシャツの臭いが気になり始めました。
10代の頃なんて暑い日に汗をかいたTシャツを次の日も平気で着たりしていましたが、今はもう無理。
ニオイがおじさんなんですもん。
僕の対策は単純で「男のニオイを解消!」というシャンプーや洗顔料やボディーソープを使っているのですが、みなさんはもっと安く効果的な対策を取っているご様子。
本当に沢山の対策が挙げられています。
みなさん各々の症状に合わせて参考になると幸いです。
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