【福岡市東区誘拐事件】6歳女児に「ドーナツ買う」声かけ自宅に連れ込んだ無職・宮口俊彦容疑者（56歳）逮捕「善意か？」物議

小学生の女児（６）を誘拐したとして、福岡県警東署は１日、福岡市東区の無職・宮口俊彦容疑者（５６）を未成年者誘拐容疑で逮捕した。

発表によると、宮口容疑者は９月１６日午後４時半頃、東区の路上で、１人で歩いていた女児に「ドーナツ買う」などと声をかけ、商業施設で菓子やジュースを買い与えて自宅に連れ込み、同６時２０分頃に女児を自宅へ送り届けるまでの間、誘拐した疑い。容疑を認めているという。

２人に面識はなく、翌日に女児の父親が同署に相談して発覚。女児にけがはなかった。

宮口容疑者は「これまで数十回、小学生の女の子に声をかけた」などと供述している。

参照元：読売新聞

ネットの声『小学生女児にお菓子を買い与え自宅に連れ込み無事送り届けた男…何がしたかったのか』

管理人の率直な感想

個人的な話ですが、小学生の頃に学校の帰り道に必ず立ち寄る家がありました。
お婆さんが住んでいて、僕らが立ち寄るとお菓子やジュースを出してくれるのです。

僕らは出してくれたお菓子やジュースを飲み食いしながら、その日に学校であったことなどをお婆さんに話していました。
お婆さんはニコニコして話を聞くだけ。あまり自分のことは喋らない。

今思えば、あのお菓子やジュースは僕らのために買って用意してくれていたのでしょう。
お婆さん一人で食べる量じゃないし、80歳になろうかという年齢の人が好き好んでデカビタCを常備しておくとは思えない。
高学年くらいになって行かなくなってしまったのですが、お婆さんは寂しくて僕らを招き入れていたのだと思います。

さて、この事件ですが、善意なのかどうか。

普通にお菓子で釣って家に連れ込んだならば擁護のしようがない犯罪者なのですが、女児の自宅に送り届けているんですよ。
悪意のある人間がそんな危険な行動に出るでしょうか。

送り届ける道中で職質されるかもしれないし、何よりも家族に見つかったら大変です。

おそらくこの容疑者は何も考えていなかった。
善意かどうかは置いといて、単純に寂しかったのかもしれない。

この容疑者にとって6歳女児は友達になり得る範囲内だったのかもしれません。
僕らには理解できない思考や行動ですが、そういう人もいるでしょう。

でも犯罪は犯罪。
何だかモヤモヤする事件です。