【茨城一家殺傷事件】デマ拡散、岡庭明三郷市議と岡庭建材工業の岡庭正明社長に誹謗中傷や脅迫電話…岡庭由征「孫・甥・息子」等

茨城一家殺傷事件で逮捕された岡庭由征容疑者を巡り、無関係の三郷市議会議員、建材会社が誹謗中傷の被害にあっている事分かりました。

被害に遭っているのは、岡庭明三郷市議と岡庭建材工業の岡庭正明社長。SNSやトレンドブログなどを中心に、岡庭由征容疑者に関する情報として「岡庭明の孫・甥」「岡庭建材工業の社長の息子」といった書き込みが多数行われています。

これについて岡庭明市議と岡庭正明社長は、被害者へのお悔やみと共に「同じ地区で同姓『岡庭』ですが親戚ではありません」との共同声明を発表。「岡庭由征容疑者とは面識も無く、2011年の事件以前より岡庭由征容疑者のご親類ともお付き合いが無いので、事件に関して各報道機関から連日多数の取材依頼をいただいておりますがお答えすることはできません」とコメントしています。

また同声明によると、SNS等での誹謗中傷に加え、無言電話や脅迫ともとれる電話が、岡庭建材工業と所属社員の自宅・携帯電話に多数着信しているといい、脅迫電話等に関しては警察に相談済みとのこと。

事実無根の書き込みに対しては、弁護士による法的手段を講じるべく準備を進めているとしています。

人違いの誹謗中傷をめぐっては、常磐自動車道で発生したあおり運転暴行事件、東名高速道路で発生した死亡事故でも同様の事例が発生しており、不正確な情報を発信するトレンドブログ等の存在が問題視されています。

参照元：ねとらば

人違いによるデマ拡散…東名高速あおり運転の件で学ばない人々【ネットの声】

管理人の率直な感想

珍しい苗字でもあり、同じ三郷市というところから発生したデマ。
被害に遭った市議と建設会社は不幸ですが、単純に「不運でしたね」で済まされないのがこの問題の厄介なところ。

当方にも「詳しく知りたければご連絡ください」と言ったメッセージが届くことがありますが、唐突なものは怖くて連絡できません。
顔が見えないネット上で、素性も知らない人と接触するのはなかなかのこと。
信用できる情報なのかどうか、そもそも信用に値する相手なのかどうか、どこの何者なのか、いたずらや冷やかしだったら、などなど詳細な情報を得るというのは思いのほか難儀です。

この件に関しては、「三郷市鷹野の岡庭」という闇ワードが先行したのも悪かった。
闇ワードと言うか、岡庭容疑者の父親の特異性をご存じの方はお察しだと思いますが、そういった事実もデマに拍車がかかった要因でしょう。

僕らにとっては珍しい苗字でも、同じ苗字が多い地域があるので安直に捉えないほうがいい。

事件が事件だけに情報が錯綜したり、憶測が飛んだり物議を醸すのは仕方ないですが、そんなもんデマの被害者にとっては知ったこっちゃないですからね。