2018年6月9日に起こった東海道新幹線殺傷事件。
逮捕されたのは小島一朗という23歳のどこにでもいそうな青年だった。
この事件で、横浜地裁は小島一朗被告に無期懲役を言い渡した。
僕らがこの判決に苦々しい感情を覚えたのは、無期懲役こそが、かねてより小島被告自身が「一生刑務所に入っていたい」と夢見ていたことであり、最も望んでいた判決だったからだ。
小島被告は、無期懲役の判決を言い渡された際に「控訴はしません。万歳三唱をします」と発言。
裁判長が「席に戻りなさい」と注意する。
刑務官らが取り囲んで両腕を押さえようとする。
しかし小島被告はその制止を振り払い、「バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!」と万歳を3回繰り返した。
とてもじゃないが、常人には到底理解できない行動だ。
さて、ここからだ。
この小島一朗という人物は、どういう人生を経てこういう狂人に出来上がったのか。
まずは、事件の経緯から記していこうと思う。
東海道新幹線ナタ無差別男女3人殺傷事件
凶行は2018年6月9日午後9時47分ごろ、最高時速280キロを超える、東海道新幹線東京発新大阪行き「のぞみ265号」の12号車内で起きた。
ナタと果物ナイフを持った小島容疑者は、座席に座っていた20代の女性2人にいきなり襲いかかった。
「助けて!」と、ただならぬ叫び声が車内に響いた。
その叫び声を聞いた2つ後ろの席に座っていた会社員・梅田耕太郎さん(享年38)は、果敢にも小島一朗の凶行を阻止しようと小島容疑者に飛びかかり、もみ合いとなった。
しかし、形勢としては梅田さんに不利だった。
小島容疑者は梅田さんの上にまたがり、ナイフで首など数十カ所をメッタ刺しにした。
血の海と化した新幹線車内。
梅田さんは病院に搬送されたものの、死亡が確認された。
小島容疑者は、「むしゃくしゃしてやった。誰でもよかった。(被害者らと)面識はない」「犯行を邪魔されて逆上してやった」と供述した。
小島一朗の生い立ちと家族
眼鏡姿のどこにでもいそうな青年。
小島容疑者とは一体どういった人物なんだろうか。
放置された「アスペルガー症候群」
小島一朗容疑者は、愛知県一宮市で育った。
父親、母親、姉、祖母、小島容疑者の5人家族だった。
実父は、近所ではいつもニコニコしている人物として知られていた。
喫茶店で働いた後、いくつもの職業を転々とし、現在は、車関連の会社に勤務している。
母親は共産党候補として市議会議員選挙に出馬した過去を持ち、現在は団体職員としてNPO施設で働いている。
幼少の頃の小島容疑者はのんびりした天然キャラだった。
ところが5歳のころ、児童保育所から発達障害の一種である「アスペルガー症候群」の疑いを指摘される。
これに対し、母親の対応は酷いものだった。
親戚は次のように証言している。
【親戚の証言】
「母親はアスペルガー症候群に関して『そんなの大きくなれば治る』と病院にも通わせずに、放置していた。父親の説明だと、『成長は遅いと思っていたけど、学校の先生に“この子は普通ですよ”と言われたので、病院や特殊学級には入れなかった』と言っていた。14歳のときに一朗が自ら病院に行こうとしたときも、薬代が高いからと母親はお金を渡さなかったそうだ」
中学校でいじめに遭い不登校に
やがて小島容疑者は地元の公立中学校に進学した。
しかし、そこで待ち受けていたのは「いじめ」だった。
いじめを受けた小島容疑者は、やがて不登校になる。
小島容疑者の家庭を知る人物は次のように語っている。
【知人の証言】
「父親は『男は子供を谷底に突き落して育てるもんだ』という教育方針で息子に厳しかった。共働きのS家では同居している(父方の)祖母が食事の用意をしていたようですが、『姉のご飯は作ったるけど、一朗のは作らん』とよく言っていた。実質的に育児放棄されていた。一朗君と家族の会話はだんだんと少なくなっていったようです。そんな彼が唯一慕っていたのが、母方の祖母でした」
小島容疑者は自室に籠もり、インターネットやテレビアニメに夢中になるなど自分の世界に没頭するようになった。
食事も自炊をするか、作り置きのものを一人で食べるだけだった。
両親への凶行
中学2年生ときに、後の新幹線無差別殺傷事件に繋がる凶行が起きる。
この凶行について、父の次のように証言している。
「(子供たちが)新学期だから水筒が欲しいと。それで妻が渡したんですが、姉が新品で、彼のが貰い物だった。そうしたら、その日の夜中、彼が障子を蹴破って、私と妻が寝ている寝室に怒鳴りながら入ってきて……。ここが核心に迫るんですけど、ウチにあった包丁と金槌を投げつけてきたんですよ。殺気はなかったですけど、でも刺されるかも、死ぬかもなぁ、と。だけど見当違いのほうに投げたんで、私からヘッドロックのような形で抑えにいって、10分ぐらい揉みあって、(妻に)『おい、はよ警察よべよ!』と」
――キレやすかった?
「元々からかわれて、カッとなると手が出ちゃうこともあったけど、そこは子供の喧嘩ですから」
姉との格差に立腹
小島容疑者は、警察官に対して「新品の水筒を貰ったお姉ちゃんとの格差に腹が立った」と語っている。
この件は父子関係に決定的な亀裂を生んだ。
父親は息子を避けるようになり、小島容疑者も父親を嫌悪するようになる。
小島容疑者が中学2年生の終わり頃、母親は、「息子が不登校で、父親との相性も悪く困っている」と、自身が勤務するNPO法人代表に相談を持ちかけている。
相談を受けた三輪憲功氏は次のように語った。
「うちは居場所のない人を支援する自立支援NPOで、母親から相談を受け、一朗くんをうちのシェルターで預かることになりました。彼は整理整頓が出来ないところがあったくらいで、手のかからない子でした。定時制高校に入学したのですが、成績はオール5で4年かかるところを3年で卒業したくらい優秀。他の人とトラブルを起こしたこともない。……こんな事件を起こすなんて想像もつきませんでした」
小島容疑者は自立支援NPO法人施設から中学、定時制高校、職業訓練校に通い、5年間に渡って、集団生活を送った。
NPOの施設で同じような境遇にある人に囲まれていたこのときが、もしかしたら彼が自らの『居場所』を実感できた唯一の時間だったのかもしれない。
小島容疑者は、15年春に職業訓練校を卒業。
在学中に取得した電気修理技師の資格を活かして、埼玉の機械修理会社に就職。
就職を機に一人暮らしを始めた。
機械修理会社の社員は次のように語っている。
【機械修理会社の社員】
「彼は理解力が高く仕事は優秀で、人間関係も特に問題はなかった。親会社から発注される機械の修理を担当していましたが、いくつも資格を持っており的確にこなしていた印象です」
社内いじめで退社、引き籠り、精神疾患…『そのとき親は』
せっかく就職した機械修理会社だったが小島容疑者は翌年に退社した。
原因は、愛媛工場に転属された後に「お前には仕事を教えない」といった社内いじめがあったせいだという。
再び地元である愛知県一宮市に戻った小島容疑者は市内で一人暮らしを始める。
その際の小島容疑者の母親の対応について、親戚は次のように語っている。
【親戚の証言】
「地元に戻ってきて、すぐに一朗は引き籠り状態になってしまったのです。精神疾患の持病もあったので、母親にも『責任もって面倒を見るように』と言ったのですが、両親は一朗を放置していた」
その年の10月に小島容疑者は、最初の家出をする。
後に、家出の理由を「親に殺されるから」と語る。
小島容疑者は自転車で長野県の諏訪を目指している途中に警察に保護されており、その後も、何か気に入らないことがあると何回も家出をしては、保護をされるということを繰り返していた。
引きこもったかと思えば自転車の旅に出る・・・。
社会人になってまで家出を繰り返し警察に保護される・・・。
理解しがたい人物だ。
母方の祖母と養子縁組をする
小島容疑者は、周囲のすすめもあり2017年2月から地元の専門病院に2カ月あまり入院した。
ここで自閉症と診断されている。
退院後、小島容疑者の運命の転機が訪れる。
当時彼が身を寄せていた母方の祖母と養子縁組をすることになったのだ。
よく知る知人は次のように語っている。
【知人の証言】
「母親が『おばあちゃんの家にいるなら名前を変えたほうが都合いいんじゃない』と提案した。一朗君と祖母も同意して養子縁組をした。父親はそれについて特に何も話さなかったそうです」
しかし、小島容疑者は祖母宅でも引きこもりの状態が続いた。
自室に籠もってインターネットやパソコンゲームに没頭する日々を送っていたのだ。
【知人の証言】
「唯一慕っていた祖母に対してもだんだん態度が横柄になり、まるで家政婦扱い。言うこともきかなくなっていた」
自殺願望をほのめかすメモ
小島容疑者は、ドストエフスキーの「罪と罰」、深沢七郎の「楢山節考」など文学作品や、塩野七生の「ローマ人の物語」といった歴史物の本を愛読していた。
新幹線殺傷事件後、彼の部屋からは「口語訳聖書 創世記」と題された自作のノートや、自作の小説らしきものを記したメモなども多数見つかっている。
その内容は、主に次のようなものだ。
『人の世は住みにくい。人の世は住みにくかろうが、人でなしの世はなお住みにくかろう。人の世から住みにくさをとりのぞいたのが詩であり、画である。私の前途は死ぬか、宗教に入るか気狂いになるしかない。詩人的な実在は罪である。罪とは絶望である。絶望とは分裂である』
【「人生においてやり残したこと」と題されたメモ】
「冬の雪山での自殺←もう春である」と自殺願望をほのめかす
「若い子たちとTCG(トレーディングカードゲーム)をしたいという気持ちがわきあがってきた。その為には外出しなければならないだろう」という記述
社会復帰を目指し障害者支援施設で勤務を始める
小島容疑者は、社会復帰を目指して、昨年11月から障害者支援施設で働き始めた。
しかし、意味不明の言葉を残し、すぐに退職。
当時の同僚は次のように証言している。
「勤務態度もまじめだったのですが、1カ月もしないうちに『ホームレスになりたいから辞めたい』と言い出したのです。『自分はホームレスをやったことがあって、食事を全然取らなかったときの空腹感が快感になって忘れられない』と。それっきり職場には来なくなった」
年末、小島容疑者は4度目の家出をする。
小島容疑者は、この4度目の家出で「自殺する」と言いロープを持って家を出た。
しかし、自殺することはなく、寝袋で野宿しながら半年もの間、長野県内を転々としていた。
生活費は祖母から貰ったキャッシュカードを使い、祖母の年金下ろして年金を使っていた。
このお金でナイフを購入した。
そしてついに6月9日、小島容疑者は東海道新幹線車内で残虐な事件を起こした。
あくまで「生物学上の産みの親」と語る物議の父親
事件後、世間の注目を集めたのは奇特な実父存在だった。
時折、薄ら笑いを浮かべながらテレビや新聞の取材に応じる姿に、違和感を覚えた人も多いだろう。
「私は生物学上のお父さんということでお願いしたい」
そう語り、小島容疑者のことを赤の他人のように「一朗君」と呼び続けた。
小島容疑者の父親は一体何を考えているのか・・・。
以下、小島容疑者の変わり者の父親とメディアのやり取りである。
――「一朗君」という呼び方が波紋を呼んだ。
「『元息子』と言ったのも、けしからん父親だと炎上しているみたいで。じゃあどういう言葉が正しいんですか。(記者から)『お父さん』と言われると、最初に出ちゃうのが『生物学上の産みの親です』なんですよ」
――今でも父親であるという思いはありますか。
「はい。じゃあどういう表現をしていいの?」
――小島容疑者に食事を与えていなかった?
「一緒に食べないから作らないだけで、彼が自分で料理したものをとりあげたり、冷蔵庫を開けるなと言ったことはない。これを虐待と表現されると難しい」
――彼が自分でつくるようになった?
「冷凍食品とかですね。そこはひとつの自立みたいな。僕もこの年になって自分で作ったことない。申し訳ない(笑)。だから僕より大人だったんです」
――何か確執があった?
「まあ、話が噛み合わない」
――具体的には?
「例えば彼は中学時代、剣道をやっていて、検定試験で一級を取ったんです。そうしたら『一級とったからやめていい?』って言ったんだよ。僕としては、卒業するまでが部活、やめちゃいかんよ、という話をした。けれど、いつの間にか行かなくなってた。それで先生から電話がかかってきて、『行ってないらしいな』と訊いたら、『行ってる』と。こっちも『行ってねぇだろ』と激しくなるんだけど、私が説得しても曲げないんだから、もう無理だなぁと感じました」
「引きこもるから外に出そうと思って」
――発達障害の疑いを5歳の頃に指摘されている。
「僕が聞いたのは、彼が高校生のとき。(病名は)僕見たことない。妻が聞いただけ。なんて病気なの?って聞いたら、そういう言葉(アスペルガー症候群)を使った。それが最初」
――不登校になり、中2から相談所に預けた。
「引きこもるから外に出そうと思って。(相談所に)泊まるようになったのは高校から。報道とは時期が食い違う(*相談所によると「時期は中2から」)」
――それ以前に、虐待やネグレクトがあったのか?
「虐待はありえない。この(夫婦の寝室で暴れた)とき、うちの子がお巡りさんに『虐待を受けている』と言ったんですよ。でも、アザとかケガはないから(警察も信じなかった)。その日が、僕が決断した日ですよ。(息子への)教育を放棄した。彼にやりたいことをやらせましょう。外の空気を吸って自立を証明しろ、と」
息子の姓が変わることに苦悩はなかったのか
――相談所に預けたことは後悔していない?
「していないですね。仕事を辞めるまでは、よく頑張った。大人になった」
――施設に預けたことで、親の愛情が薄かったのではという意見もあるようだ。
「放棄と言われたら放棄だし、父親失格という表現になるのもわかる。ただ僕なりにやれることはやった」
――息子の姓が変わることに苦悩はあった?
「ないですね。ないっていったらおかしいですけど、これが最後の手段かな、と。またどこかへ行っちゃうくらいなら、同じところにいてください、と。(戸籍が変わるのは)やっぱり寂しいものはありますよ。でも彼にとって、これが最後の手段なら、難しいんですけど、単純にオッケー」
「親子関係は『程度』の話」
――小島容疑者と最後に会ったのは?
「2年前の岡崎での法事のときですね。会社の給料で買った2万円の時計をしていて、『いいじゃん』って。立派になったなって。あの頃が彼のピークだったんじゃないかな」
――息子の私物とか、写真は実家にあるのか?
「今はもうない。捨てたと言ったら捨てた。(段ボールや物が積み上げられた室内を見渡しながら)見ての通りのゴミ屋敷ですので(笑)、彼の部屋は今は物置になっていて」
――相談所に預けてから、現在まで何回会った?
「法事などで4回だけかな。親子関係はない。でもそれは野球でいえば、(打率10割はありえなくて)3割50本120打点だとしても(凄い)。(親子関係も)どれくらいなのかという“程度”の話だと思う」
――母親は息子と父親との相性が悪いと話していた。
「父親のことは嫌いだったと思いますよ。でも事件前の6月8日こんなことがあった。寝ていたら『お父さん』という一朗の声が聞こえた。寂しそうで何か訴えるような声で。目を覚ましたら誰もいなかった」
「取材を受けることが僕の贖罪です」
――インタビューに応じるのはなぜか。
「取材を受けることが僕の贖罪です。親の責任として受けた」
――事件後、奥さんとは何か話をしたのか。
「取り返しのつかないことをした。そういう言葉でしかセリフが出てこない。他に当てはまる言葉がない」
時折、笑顔を見せながら父親は淡々と話し続けた。
まさに『この親にしてこの子あり』という感じだ。
一方で、小島容疑者の母はどうなのかというと、知人に「私は生きていていいですか……」と漏らすなど憔悴しきっているとのこと。
事件後、母は謝罪の言葉とともに以下のコメントを発表している。
「今回このような事件を起こしたことは、青天のへきれきで、自殺することはあってもまさか他殺するなんて思いも及びませんでした。一朗は小さい頃から発達障害があり大変育てにくい子でしたが、私なりに愛情をかけて育ててきました」
発達障害が直接事件と結びつくものではない
「 発達障害 」の著書がある昭和大学医学部・岩波明教授は次のように語っている。
「発達障害という病気は実はなくて、精神上におこる障害の総称。日本の場合はアスペルガー症候群を指す場合が多い。アスペルガー症候群は、いまは自閉症スペクトラム障害と呼ばれているのですが、対人関係・社会性の障害で、集団生活で溶け込めないということがしばしば起こり、不登校や引き籠りになるケースが多い。また発達障害の子供が親からのネグレクトや虐待に遭うというケースもかなり多いのです」
様々なマイナス要因、不幸の連鎖が重なり、最悪のケースに至ってしまう。
岩波氏は「彼の精神を荒廃させるような環境が事件に繋がった可能性はある」と指摘する。
「今回の事件を見ていると、必要な時期に適切な愛情を受けて育たなかったということはかなり決定的な気がします。大切に育てると社会的な予後が違う。犯人は、かなり自分に不全感を持っていて、それは親から見捨てられたという感情から来ているものもあったと思います。自殺も考えたということは衝動的な感情が内に向いていたということ。それが今回は逆に外に向かい暴発したともいえる。自分の内に向かうものが外へ向く、こうしたスイッチはわりと起こりやすい。今回の事件が発達障害の典型例かというとそうではないが、衝動的な行動パターンを選んでしまうというのは一つの特徴ではあります」
新幹線の事件の最中、薄ら笑いを浮かべていた凶行に及んでいた小島容疑者。
その薄ら笑いは父親譲りの『血』なのだろうか。
ネットの声
子どもはどっちも扱いづらく、性格的にも犯罪傾向が高そうな子。
一方は見捨てた末に、子は見ず知らずの人たちを恐怖に陥れ殺傷、反省の色もないのに、裁判員の声を無視して無期刑。万歳三唱。
もう一方は、結果的に寄り添い方を間違っていたのかもしれないが、親が考えうるだけの努力をしたように見える。
それでもどうにもならず赤の他人を殺させるくらいならと子を手にかけたけど、温情のある判決とは思えない結果。
これで見放すのもあからさまに事件に関わりたくない感じがするけど、親なら死ぬまで子供のために懺悔するべき
とにかく今の日本の司法は終わりを迎えてるな
子育てを間違えると怖いね
物事の捉え方や息子との距離感もおかしい
アスペルガーは人の気持ちに寄り添えないから、身内が何やらかしても他人事。さもありなん
元カサンドラの意見でした
本人が話してるのなら大袈裟に言ってるのかもと思うが、父親が言ってるのをきくと悲しくなる。父親は少しは自分を擁護しながら話すと思うから真実はもっと酷かったんだと感じる。
たしかに犯人が一番悪いんだろうけど、この犯人の家族がこうなるように育てたと言っても過言ではない。自殺か他殺かで他殺をしてしまったわけだが、自殺を選んでいたらこんな悲しい生い立ちは世間に全く知られることはなく、このひどい家族も普通に暮らしていたんだと思うと、それはそれで胸がいたむ。
なんだか、やりきれない。
もう関係ないということなのでしょうか?
あと母親の勤めているNPO団体、代表の名前が出てしまっていてそこから団体名も明らかになってしまいます。自立支援が目的とのこと治療の話も無く、自立させきれませんでしたね…
彼よりもひどい生い立ちでも立派に生きている人だっていると言う人もいるかもしれない。しかし彼のこれまでを考えると非常に辛くなった。
アスペルガー、発達障害とかこういう事件があると取り沙汰される傾向にあるがその前にこのような家族関係だと脳が正常に成長しないだろうし、維持も難しいと思う。
歳を取ればとるほど未成期の保護者との関係って本当に重要だと思う。
特に発達障害だったのであれば、まわりとの人間関係を築くのが難しく、より親の温かみが必要であったのではないか?自身の養子縁組を実母が提案なんて、他人の私から見ても考えられない。
両親が自分を見捨てたという感情が起こさせた事件だと思う。
しかし、無責任って楽でいいですね。
何十年も必死で面倒みてきて、苦しみ悩んで葛藤しながらも愛情かけて、最後は事件を起こしてしまった元農水次官との違い。
かと言って、この犯人には同情出来ないけど、親の接し方にも問題あると思うよ。
父親も職を転々としているし、父親自体もちょっと微妙。姉との水筒に差別して貰い物を与えるとか、親としてはやってはいけなかったのじゃないか?
結果的に息子は殺人を犯したが、本を読んだり詩を書いて、社会と自分との距離の置き方も自力で出来るセンスがある。勉強も出来たし、環境さえ上手く行って支援があれば、自立出来たケースに思えてしまう。
俺も彼と似ている所があるが、その違いは親の変な差別は無かったし、ダメな事はダメと叱って貰った。そんな亡き父も発達障害的なとこはあったのだが・・・
何かこういったケースにお役にたてればと思うが、どうしたら良いものか。
アスペルガーはコミュニケーション能力に問題はあるものの、総じて他の能力が高い人が多い。小さい頃に障害がわかって、適切な教育を受ければ才能を開花させる人の方が多いのに。
その蕾を潰すのがだいたい親だ。一見普通に見えるから、子供に問題があることを認めたくなくて、子供をただの「面倒な子」にしてしまう。
生き辛い社会に出て頑張っている人もたくさんいる。
幼い時になにかしら親がアクションおこさないでどうするんだ。
せめて何かしら親としてしてあげるべきだったのでは?
父親、母親両方とも無責任さを感じて仕方がない。
育てにくいからと社会に丸投げした結果が今。
「はい。じゃあどういう表現をしていいの?」これ親父も発達でしょ。それもかなり強烈な。
『あの頃が彼のピークだったんじゃないかな?』息子と会った回数を打率に喩えるのも意味不明だし、一朗の奇特な人格についてなんか色々納得してしまったわ。
この両親に生まれた犯人が可哀想に思えます。
どうして子供を比べるの?どちらも可愛い子供でしょ?子供は親を選べないんです。産んだのなら最後まで責任を持つべき。沢山の愛情を注いで育てるべき。犯人は愛されたかったんだと思う。姉と同じように愛されたかったはず。
薬代が勿体ないから病院に行かせないなんて親の言うこと?もっとちゃんと息子と向き合って治療していたらこんな残忍な犯罪を犯さなくてよかったはず。亡くなる人もケガをする人も出なかったはず。犯人のした事は許されることでは無いけれど、そうさせたのは間違いなく両親だと思います。
つもりつもってブチ切れたくなる気持ちも分かる。
これじゃ息子もまともに育つわけないし、居場所なくて辛かったろう、と思う。
だからといって殺人してはダメだけど。
でもこの子の環境には随分ひどいと思う。
もちろん本人も発達障害かかえて、育てずらかったろうし、大変な所もあったろうけれど、5歳で指摘され、14歳で本人すら助けを求めて自ら行こうとしたのに!
親、親族で見捨てたも同然。母方の祖母だけはまだマシだったみたいだけれど、、
親、親族で今一度反省してもらいたい。
罪を一郎だけになすりつけすぎ。
自分も問題の多い繊細すぎると言うか神経質な子供だったらしいが、親に見放されたとはまったく感じなかったから、普通に生きてこられたし、学校でいじめにあっても社会に出て辛いことがあっても乗り越えようと頑張れた。家族や周囲の人に支えられていると実感できる。
でももし、こんなお父さんだったら、、、と想像すると闇の底に落ちるような気分になる。
姉は新品の水筒なのに、自分の水筒は貰い物の中古じゃ腹が立つのは当たり前。
発達障害と言われているのに「大人になれば治る」「子供が自ら受診しようとしても、薬代が高い」と受診させないって、ここまで来ると児童虐待だし。
だからって他人を殺して良い訳ないけど、殺人犯を育てる環境だったのは確実。
ただ、この小島の両親はむしろ同罪であるということはわかりました。
実行に関しては、全て小島が悪い。心情としては、死刑にしてくれと。発生源を辿るなら、この両親も非難に値すると思います。
それまでは私はあまり優しく接していなかったのですが、不登校になったことをきっかけにいろいろ見えてきて、本人の気持ちを考える努力をするようになりました。
ときどきいらっとしてしまうこともあります。
それでもいつか社会人としてひとり立ちできるまで見守っていくつもりです。
個人的なことを書いただけですみません。
親の複雑な気持ちをすごく考えさせられました。
小島被告の起こした事件は本当に許しがたいですが、子供の頃のエピソードを聞くと、愛情に飢え寂しそうな小島少年の姿が目に浮かび、胸が苦しくなりました。
自己愛の塊の両親に見捨てられたのが、小島が自己否定感を強めた原因だと思います。息子を犯罪者にしたのは要因は確実にこの両親の育て方にあり、発達障害以前の問題だと思う。
逆に、反社会パーソナリティ障害は、全然知られていないので、反社会パーソナリティ障害を、発達障害と考え違いすることが多い。
この犯人は、発達障害ではなく、反社会パーソナリティ障害を疑うべき。
秋葉原事件、光市事件、佐世保の高校生の事件、エドケンパーなど有名な大量殺人鬼は、ほとんどが、親にひどい虐待や無視をされている。
秋葉原事件や、光市事件の親の動画を見たら良い。
親が子供に愛情を与えないと、子供が反社会パーソナリティ障害になり、犯罪者になりやすい。
親の責任をもっと厳しくするべきだと思うけど、何の法でも裁けない
何か、悔しいね
危険を考えながらも放置した親に憤りを感じます
母親もNPOやってる場合じゃないでしょ?
この犯人もある意味被害者じゃないか?って。
どこか同情しちゃうというか、これまでの22年間親に見捨てられ孤独の中で生きてきて、これからも孤独のまま生きていくって拷問に近いものを感じます。
ご飯を一緒に食べないから作らないだけって、一緒に食べなかったとしても子供の健康を考えてご飯作っておくのが親じゃないのかな?
身内に味方が誰もいないって、子供にはとても辛い日々だったと思う。
なんだろう。同じ親としてこの父親を始めとして、この家族が許せない。
父方のおばあちゃんも、自分は優遇されてるからって助けなかった姉もみんな共犯だと思います。
保育園の先生方は他の大勢のお子さん達を見ていての指摘だから。
家にも発達障害の子供がいるけど、ここまで放置は本人は相当に辛い状況ではあったとは思う。だからと言って他人を巻き込み、無差別に傷つけるのは違う。
本人には命を奪ったなら、命を捨てて償うべきだし、この両親には遺族に補償金での償いは必要だと思う。
それすらわからない親にはもう表に出てきて欲しくないですね。不快感しかないです。
姉が新品の水筒で、何で息子だけ中古なんだ。狂ってる。
息子は本当はこの父親を一番殺したかったんじゃないだろうか。
私の親もそうでしたが、一番やってはいけない事は放置です。
人によっては自由にさせているという言い方をしますが、それは自由ではなく無関心による放置です。
明らか発達障害の生徒さんもいるそうです。
自分の名前すらまともに書けない、教えたことはすぐ忘れる覚えられない、教えてもらったことも忘れる…
それを親御さんに相談したら「どうしても普通学級に入れたい、支援学校には入れたくない」と。
親のエゴで子供にあった環境や教育を受けさせない、それが将来どうなるか、よく考えて欲しい、と言ってました。
>母親が『おばあちゃんの家にいるなら名前を変えたほうが都合いいんじゃない』と提案した。
これは両親が都合いいだけですよね。
犯人のしたことは許されることではない。
我が子のことを他人のように扱う父親と母親が防げたかもしれないのに動かなかった。
この他人事のようなインタビューから、殺された梅田さんに申し訳ないと言いつつもそのお陰で一朗君が無期懲役になった、と内心ホッとしてるんじゃないか?と思う。
どっかで自殺でもしてくれないかなぁーって期待してたね。それが人様を襲い晴天の霹靂か。
自分が殺人鬼を作り上げた自覚ない。親も反省の色なし。カエルの子はカエルだ。
薬代がもったいないからとか、愛情深く育てなかった母親もニヤつきながら取材受けてる父親も司法で裁けないものか検討して欲しい
育児放棄した結果罪なき人が傷つき大事な家族亡くしてる遺族がいるのだから加害者じゃないですか⁈
ちょっと変わってる我が子に戸惑いを見せる親の気持ちは理解できる。でも放置はすべきでなかったと思う。支援施設などの積極的な利用をして欲しかった。報われないだろうな被害者。
罪を犯したことは無視して境遇だけ聞けば可哀想とさえ思うし、ネグレクトや虐待の親、パワハラの職場、学校のいじめなどに怒りがわく。
ただひとつ、恨みや絶望を他人に向けたという事実だけが絶対に許せない、同情できない。
息子を殺した事務次官のように張本人に向けたら同情される余地はあっただろうに…
障害とか育てにくいとかあるけど、それでも愛情かけて必死に育ててる人だっているのに、無関心の親だからこうなったんじゃないの?
彼のやったことは許されないけど、生まれつき悪魔みたいな人はいなくて、そうなる過程にはやっぱり家族の存在が大きいと思う。
こういう事件を起こしたのも自殺じゃ自分に無関心な親は悲しまないから、世間を騒がせる事件を起こして親を困らせるという復讐だったんじゃないかな?
最近になって発達障害の詳細がわかるようになった。昔はわからなかったケースが多いからね。
ただ、子供を放棄してしまう親がいることが悲しい。
誰でも良かったのなら身内にすれば良かったのにと思ったけど、親をこれからも行きて苦しめるためなのかな?
親は、息子がこんな事をしても、反省していなさそうですね。
もっと親や祖母が、この人に愛情を注いで、病院に連れていってたら、こんな事件は起きなかったかも知れないと思うと、親は一生苦しまなければいけない。
許せない!
もう50代ですが子供の時から親や先生や親戚の言う事は聞かず自分勝手な行動ばかりしていました。
早くからアルコール依存症になり五回も結婚、離婚を繰り返し母親は心労もあったのでしょう。病気になり60歳になったばかりで亡くなってしまいました。その後全親戚からも縁を切られましたが私はラインだけはやるようにしてましました。
何年か前に精神科から「自閉症スペクトラム」の診断を受けたとラインに書いてきたのでやっと今までの行動が理解出来ました。
もっと早く「発達障害」の事がわかっていれば親戚の女性も救われたかもしれません。
だけどこの両親は診断を受けたのに放っておいて嫌になって親としての責任を放棄して棄てただけ。
犯した罪は許されるものでは決してないが、罰を受けさせても何が悪いのか、理解させるのは不可能なような気がする
自分ももしこんな環境で育ったら同じ気持ちになるかもしれない
大人のこうした無責任な育児放棄が子どもにとってどれほど酷いことか改めて思う
人間は愛に支えられないと生きていけないと思う
小学時代に今思えば明らかな多動なクラスメートがいた。その頃今の個別学級が出来たばかりで
発達障害に理解が無いためか、子の障害を認めず親が断固として個別学級を拒否して普通クラスで
中学まで過ごした。
小学校高学年からなじめなく家に引きこもり
中学は入学式と卒業式を校長室で行ったと噂で聞いた。
今の個別学級や療育や放課後児童ディがあれば
親の育て辛さの手助けになったし、引きこもりも防げたかも知れない。
専門家に障害を指摘された場合は、放置せずにケアを受けた方が皆の幸せに繋がると思う。
生きにくさを感じている息子に治療も受けさせず、やるだけのことはやったからあとは知らん…はないでしょう。
綺麗ごとだとおっしゃる方もいるかもしれませんが
なかなか理解できなくても治療しながら、そばにいて気にかけて、一緒に悩んでということを、親の存在を必要としている時期にしなければならなかったのでは…と感じます。
亡くなった方、御遺族の方、被害に遭われた方がこの記事を読んでどんなお気持ちかと思うとやりきれないですね。
きちんと病院なり行かせたら良かったのに。
典型的な親が発達障害を認めず二次障害を引き起こした結果ですよね
あの殺害された息子のもだけど母親か原因とは言わないけど要因であることは確かですね。
たまに犯罪犯した人に兄弟がいると他の兄弟は立派に育ってるんだから家庭環境なんか関係ないって言う人もいるけど、この家庭みたいに同じ兄弟でも
溺愛されてる子と除け者にされてる子供では同じように育つわけがない。
尚更比較されて育つと余計憎しみも倍増すると思う。
確かに育てずらかった所もあるかもしれないけど、せめてお姉ちゃんと同じようにご飯を作ってあげたりとかそういう当たり前の事はやってあげて
見捨てなかったらこんな事にはならなかったと思う。
タラレバの話しなんでもう今さら無理だと思いますけどね。
犯罪犯す人はほぼ、愛情不足です。
親から愛されて育った子供が犯罪犯したのってほとんど聞かない。
救われない話だけど多分この父親にも発達障害的な何かはありそうだし、母親は母親で能力の低い人だったんだろう。
政治に熱心で家族が疎かって漫画やドラマみたいな話がほんとにあるのはつらいことだ。
今回の犯人はやっちゃった以上厳罰でいいが、似たような例をうまないためにも社会として教訓を汲まなきゃならない。
無関心すぎる。特に母親。
生まれてから、そういう態度で接していったから、この人も殺人を犯してしまう性格へと変わったのだと思う。
元息子とか、生物学上の親って発想が意味不明。
親に問題があるのは確か。
ただ、本当に今の司法はどうかしてる。
再犯宣言してるやつをなぜ死刑にしない?
なぜ被害者より加害者の人権を尊重する?
法は誰のためのものだ?
司法に携わる人間は綺麗事を言って、自己満足で被害者とその家族を泣き寝入りさせようとしてるのか?
人間の本質は、一生のうちではそれほど変わらない。
そんなにキレイに更生できる人間はそれほど多くない。
再犯率の高さがそれを物語っている。
もっと被害者に寄り添った根本的な司法の改革をすべきだと、ここ最近強く感じる。
実際は元院長はどうやっても事故としての処理しかできないから比較できない。
親子の問題として熊沢氏とこの小島の父親の比較と言う方が、比較対象としてはいい(誤解を恐れず言えば)と思う。
熊沢氏、元院長、小島、小島の父親と並べると、一番クズのなのは小島の父親だと感じる。
小島を無期懲役にすることしかできないのが今の司法の限界。それを思うと親としてオトシマエつけた熊沢氏は確かに立派だと言える。
小島の父親にしても、小島と刺し違えてでも親子間でケリをつけてほしかった。
冷たさばかり与えられたら簡単に心は歪むだろうな。
他者の心の痛みはわからないけど、自分の心の痛みには敏感なのよ。
発達障害でこの家庭環境なら世の中に絶望するだろうな。
発達障害の子供の親も発達障害だからね…不適切な対応をするのは当たり前。
そのくせ母親の会の会長してたり民生委員してたりするのよね。
発達障害者の親がみんなおかしいとは思わないけど、愛情がズレてることが多い。
このインタビューを聞いて、親にも問題大ありってことがわかった。
何が「元息子」だ!
何が「生物学上の父親」だ!
この父親が犠牲になれば良かったのにと思ってしまう。
あまりにひどい親ですね。
本人が病院に行きたがっても、薬代が高い…唖然とする。市議会議員の選挙に出てたらしいし、世間体を気にしたのかわからないが母親としてありえない。そして父親の興味のなさ…自分の思い通りに教育できなかったから興味がなくなったのか?
そこに父方の祖母まで加担するとは…
子供時代の親からの愛情・承認はすごく大事です。この親に育てられなければ違う道があったかもしれない。
しかしだからといって他人を傷つけようとは思いません。
確かに苦労はあるが、見捨てるのが早すぎたからこその、本人の歪みが大きいと感じる。
殺された事務次官の息子は40代だったと思うが、40代が思春期だった頃はまだ発達障害という認知は薄かった可能性があるので、相談といっても難しかった時代ではあるように思うが、
この執行猶予の男は未だ20代前半。最近になればなるほど発達障害については、認知も増え、学校の対処も変わってきている。確かに親は苦労しないとは言わないが、親が見放すのが早すぎだ。見放した上に、姉との差をつけて精神的にずたずたにして、こういう結末をもたらしたのは、この親にも責任はある筈だ。
なのに、他人事の様に話をしているこの親はどういうメンタルなんだか、理解しがたい。
このような場合、つまり親が発達障害だと子供も発達障害になりこれは誰が面倒見るべきなのか、やはり社会なのでしょうか。
今の時代発達障害であるかないかはある程度見た目や言動でわかる。
となると言い方悪いが発達障害の方はやはり結婚や子供を産むという行為は慎むべきであると感じてしまう。
このような悲しい事件を起こさないためにもいや起きないためにもやはり政府はもっと真剣に発達障害について取り組むべきだと思う。
母親もかもね!母性のカケラも感じられない。。
自分の子供をここまであからさまに差別するなんて!
しかも、それを当然でしょ?みたいに開き直って言うなんて、普通の大人には出来ないよ。。
ただし、どんな境遇であったとしてもその矛先を何の罪もない他人に向ける事は絶対に許されない。
だから、犯人には同情の気持ちは全く無い。
同情するとしたら、唯一まともだったと思われる、母方の祖母だけかな。
決して許されるような事件ではありませんが、これは親の教育、育て方がかなり影響していると思います。インタビューで笑いが出てる時点で、私から見るとろくなもんじゃないし、腹立たしくも思います。
5歳で発達障害を指摘され、大人になれば治るって放置するって。ありえない。
その他にもアスペルガー症候群とか自閉症とか診断受けてるし、その都度機会はあったのに、何も対処しないで放置…。薬代が高いって。信じられない。
育てにくい子だったのでしょうが、もっと早い段階でやらなければいけないことはあったし、愛情をかければ状況は変わっていたかもしれないと思うので残念です。
父方の祖母、差別して姉には食事を与え、息子にはなにも用意しない、って。虐待だよ。身体だけじゃないんだよ、虐待は。精神的虐待。
なんか愛情とか人間的ない暖かさ、とかが感じられない。両親は、なんらかの障害者なんじゃないのかな。特に父親と父方の祖母が。調べた方がいい。犯罪者は家族や環境が作る、という典型だよね。私が、この両親と祖母から育てたられたら。やはり精神病むと思うよ。健常でも厳しい環境だよね。
母親の小さい頃から育てにくい子供だったという言葉から想像するに、やはり幼い頃から家族の間でも突き放された位置・関係性だったのだろう。
父親のインタビュー内容も週刊誌の切り取り方の部分を考慮してもちょっとなという感覚は否めない。
勝手な感想だが、池田小事件や光市の殺人事件の犯人の父親もこんな感じだったような気がする。
アスペルガーについてとにかくたくさん調べて、相談できる場所にどんどん赴いて、学校の先生方にも協力をお願いして、頭だってたくさん下げて、叱るたびに抱きしめて、何があっても私のいる場所があなたの帰る場所なんだと伝えて、そうやって育ててきた。
私が一番の理解者でいよう、愛情をかける以外に正解はない、心が折れて涙を流すたびにそう思い直してきた。
高校生になった今、マニアックで、まぁまぁ変わり者で、でも朗らかでとにかく優しい男の子に育った。
せっかく小さなうちにアスペルガーだとわかっていたのに、何かもう少しできることがあったのではないかと思うと残念でならない。
本人の支援も親の支援もできていたら。
今は無期懲役を勝ち取って嬉々としてるかもしれないが、そんな気持ちは長く続かないと思う。結構すぐに飽きてしまうんじゃないかな。思ってた生活と違う、と。
子育ては大変だが自分の子供には愛情を注いで責任を持って育てていかなきゃいけない、将来のモンスターを生み出させてはいけないと思ってしまった。
じゃあ、もう、引き受け人になる人はいないから、彼が刑務所から出てくることはないのは決定したな。
法廷の態度聞いて唾棄すべき人間だと思うけど、アスペを抱えてて、愛情のない中で育ったのはやるせない話しだな。
犯人は当然然るべき罪を償うべきだが、生まれかわったら温かい家族に恵まれるといいね。
世の中親になってはいけない奴が多い。
親から兄弟差別される苦しみ、そしてそれが普通だと思い込み、差別される側の声を聞こうとしない親の感じが、自分の親と似すぎて、悲しくなった。
水筒が姉は新品で、自分は貰い物でというのは、些細なことかもしれないけど、それまでに沢山積み重なったのが崩れたんだと思う。
でも、それまでの積み重ねに関しては触れず、「たったそれだけでキレる異常な息子」と言って被害者ぶる父親。
刃物を持ち出して寝室を襲撃した時、これが最大限の助けてという心の叫びだったんだと思う。
結局向き合わずに、ここぞとばかりに警察に息子を突き放したら、それは絶望感だっただろう。
最悪な悪魔みたいな容疑者だと思ったが、それを作ったのは間違いなく親ではないか?
犯行を擁護する事は、全くできないが、親の彼への関わり方が違っていれば犠牲者が出なかったのでは?と考えてしまう記事です。
しかし彼のした凶行は到底許されるべきではない。無関係な人間がまた殺されないよう、彼をこのまま大人しくさせるべく刑務所から出さないで欲しい。
アスペルガーという病気があっても、彼は優秀じゃないか。
話が通じない、会話が成立しない等あったのだろうが知的能力としては優秀だ。
どうして姉と区別したんだ。
どうして自分の病気と向き合う機会を与えなかったんだ。
なぜ、いじめたんだ。
なぜ、犯罪でしか逃げ道を見つけられなかったんだ。
犯罪を犯さなければ、世の中に沢山味方はいたのに。
気の毒でならない。
養子に出したから、自分の子じゃありませんという理屈は、根本的に間違ってる。「生物学上の産みの親だ」と開き直って許されるのは、生後すぐに特別養子縁組をして手放したとか、交際相手が知らないうちに出産していたとか、一切養育に関わってないケースのみだろう。
元農水次官は息子の行動に悩み、息子に居場所を与え、なんとかしようと努力はしてた。養子に出した子なので知りませんとあっさり切り捨てるここの家の父親より、よほど全うな人だと思う。この被告だって自宅に居場所があれば、自宅に引きこもって事件なんて起こさなかったかもしれない。そう考えると、無関心より過干渉の方がマシかもしれない。
戸籍謄本にも実父母の名前は記載されますし、相続もされます。
父親も母親も的外れな対応で、この親にしてこの子ありという感じですね。
父方の祖母も姉には食事を作るのに弟には作らないとか、祖母や父の発達障害が遺伝したのではないかと思いました。
母親も最初は障害を否定して、療育もしなかったくせに、手に負えなくなると見捨ててしまった感じで、自分勝手な子育てでしかない。
家族に対する復讐のためにこの事件を起こしたのでしょう。
この話はすべて自分たちの保身のみ。
加害者を作り出したのは確実に親たちでしょう。
もちろんやったことは悪いけど、加害者の生い立ちやこれまでを思うと可哀想すぎる。食事作らない、水筒、なにもかも虐待でしかない。
病院に行きたいと言ったとき助けを求めていたのに!
被害者のご家族の気持ちを思うとやるせない気持ちです
親の発達障害への理解や適切な対応がなければこのような結果になってしまうという最悪の例ですね。
発達障害であっても周囲の人たち、特に親が本人に寄り添った対応をしていたり、無条件に本人を受け入れていれば違っていたと思います。
せっかく早期に診断を受けていたのに、それを生かせなかった親の罪は重いと思います。
感じられない。育て方変われば親がもっと自分を見直し子供に寄り添える心の
深い考えのできる人だったら彼は素晴らしい才能を見せて両親に多大な還元できる人物に十分成り得たと思います。感受性の豊かさは踏み間違えば紙一つです。彼を深く理解できる思慮深い親のもとに生まれていれば。。彼を良い方向に向かわせてあげれたように思います。はじめから極悪だったわけではない。
他人を殺めたことは決して許されないが、彼も哀れだ。人としてきちんと向き合っていたら、愛情を注がれていたら、違う人生もあったに違いない。そういう親の元に生まれてこなければならなかった彼の宿命が哀れだ。
親の対応次第、愛情のかけ方次第で随分と変わってくると思う。
農水次官の息子とつい比較してみるのだが、新幹線殺人犯は、教育を放棄されたも同然で、鬱陶しいばかりだったのだろう。無責任に感じる。
愛情をあまり受けていない。人を信じられず虚無感しかなく、冷酷な人間になっていったのだろう。
一方、農水次官の家庭では、その対極にあり、幼い頃母親が過干渉で、有無を言わせず、息子さんの心の世界に土足でズカズカと
踏み込んでいたのではないだろうか。
子供の将来を思うが故、また、親の見栄もあり、偏った価値観の押し付けが子どもを支配し、傷つけて、結果として、心を歪ませ、成長を妨げたという側面がある。
なのに、戸籍を変えることを提案されたら、ああ、もう本当にだめなんだと絶望するなあ。。親に愛されなかった事実は子供を本当に苦しめる。他人を巻き込んだら絶対だめだけど。
この父親だと母親もずっと子供に寄り添うのは難しいとは思う。お互いに協力しても疲弊するものなのに、こんな子嫌い、可愛くないとなってしまっているのだから。
というか、この父親にもその気があると思う。
自閉傾向のある子でも、ある程度の年齢になると、親に愛情を求めるようになったりする。小さな頃は親に興味を持たず、親をモノのように扱ってきた子でも。可愛がられたい、愛されたい、と思うようになるようだ。
その時にギュッとしたりするとニコッと嬉しそうにする。発達に時間がかかるだけで、普通の人と変わらない。
愛情を必要としていた時に、お前嫌い、要らない、では歪むだろうなと思う。可哀想に。
でも、人を殺すのは違うと思うけどね。
しかしインタビュー記事を読む限り、結果責任を本人だけに負わせるのも躊躇したくなる。
過ちを犯したのは本人であるが、少年期において間違いを正すことが出来ていれば、事件は起こらなかったかもしれない。
更生の可能性から死刑を回避したのではなく、このような事情も勘案した判決だったのかもしれない。
両親には法的な責任はなくても被害者への償いを含め、できる限りの道義的な責任を果たして欲しいと思う。
若年層の犯す通り魔的事件には、生育過程における負の連鎖みたいな背景が少なくない気がするが、家庭環境も様々であり画一的な解決策を見出すことは、難しいかもしれないですね。
だから凶行も仕方ないと言いたいわけじゃない。
でも、事実としてこのような結果を招く要因になるのです。療育の現場も今ほど整っていなかった時代だとは思いますが…
子供時代の彼を思うと不憫でなりません。
私も軽い発達障害の息子を育てています。
とても分かりづらいグレーゾーン。グレーだからこそ、生きていく舞台は一般社会です。授産施設に入るわけではありません。
ちょっと普通じゃないのに、普通の社会で生きていくのは大変なこと。子供のためにできることを精一杯してやりたいと思っています。
こんな結末にだけはしたくない。
再婚相手の夫の子供が、自閉症スペクトラムです。
私にとって、実の息子ではありませんが、家族で真剣に向き合い、あらゆる専門家や病院、施設等と連携し本人と共に頑張ってきました。
苦しく、辛いことの連続でしたが、やはり諦めず、ひとつひとつの問題に向き合って、本人と共に歩む事、それしかないのだと思います。
16歳になった息子は、二年後、障害者就労を目指し、今、学校で懸命に学んでいます。
犯人の子のお父さん、言動から、恐らく発達障害かと思います。
このような事件を目にする度、どうか特性に合った支援を、と願って止みません。
うちの息子も発達障害で大変ですが、何か起きて施設に預けることがあるとしても、ずっと愛情を与え続けていこうと思います。
大変驚き、ショックでした。
お父さんは生まれてきてくれて幸せだし、大切だし、居なくなったら寂しいよ。
素直な気持ちを伝えたら落ち着いたようです。
子育てに正解はないし、間違いに気づくのは何十年も先の話かもしれない。
それでも、この両親の犯人への関わり方は違和感しかない。
だが、人の人生にIF(もしも)という事はないが、仮にもし彼が、彼の事を理解して愛情をもって育ててくれる親のある環境で育ったのなら、彼の人生はもっと開けたものになって意外な才能を発揮したかもしれない。詞や小説の才があったように記事の内容からは想像できる。
彼の親は現実をみず理想の子供に育てようとした。彼の苦しみを解ろうとしなかった。一番みじかにいた親に振り払われてしまった時の絶望や悲しみをどうしていいかもわからなかったのだろう。父親は逃避し、母親は彼を観ず彼の理想像を自分の世界に創ってしまっていた。そんな風に思えた。今回の事件で一番裁きを受けなければならないのは彼をここまで追い込んでしまったこの親ではないかと思う。
うちも発達障害児がいる家庭です。とても優しい子ですが、周りの人たちに影響されやすい子です。考えれば健常児も一緒、周りにどのような人がいるか、それによって全て決まるかもしれません。うちの子はも今後どう育つか、不安が募る一方です。正直、将来は絶望的で怖いです、が、真っ暗闇のなかにどこか遠くに見える微かな光を目掛けて歩むしかありません。子供に寄り添うことがとても大事…
元農水次官の事件をはじめ、このような事件をみると、自然と涙がこみ上げてくる。
発達障害は遺伝するといいますが、私の父親も、小島の父親と似てることが多いです。小島の父親のようにヘラヘラ笑って話したり、茶化したりして相手を怒らせることがありましたし、「厳しく教育する」のも度が超えてました。「周りの子より劣る私」を周りの子と同じようにしようと、暴力や罵声で威圧感を与えました。「こうすれば悔しさから、力を発揮するはずだ」というのが父の教育方針でしたが、診断してくれた医師から「娘さんは限界を超えて努力してましたよ」と言われ、自分が間違った教育をしてたと、ようやく気づいたようですが、今も「俺は間違ってない」と認めません。感謝することも強要してきます
他人を殺したのは別問題で許される訳ではないが起こるべくして起きた事件なのだろう。そして世の中に救いようがなく楽しみもないので刑務所の中へ・・・本人が一番居心地がいい場所と思うのも不思議ではないな
正に負の連鎖という印象しかもてない。
5歳の時にちゃんと療育させていたら別の未来があったろうに。
指摘されて対応しないなんて…
先々を見据えても、お子さんの為にしてあげる事を第一に考えてあげるのが親なのではないでしょうか?
政治的な活動をする前にお子さんにやるべきことがあったはずですよね?
まさに受容が出来ていませんね…
受け止めてその子に合った対応が出来たはずですよね?
息子を棄てたって言葉の理解に苦しむ…
おばあちゃんだけが被告に、寄り添おうとしていたなんて…
身近に私の子供の同級生にも、お子さんに発達障害があるのに親がネグレクトや、受容が出来ずにやはり遠くにいる祖母に預けているご家庭があり、どちらの親に対しても理解出来ない。
母親も憔悴しているらしいが、子供と向き合わなかった結果だし自業自得としか思わない。
今でも大学生の子供も心配しすぎなくらいに心配しますし、高校生の子供もです。過保護になっていないだろうか?子供の話を聞いているのだろうか?どう対処したら良いのだろうか?
それは、おそらく就職しても落ち着くまで続くかもしれない。彼らが結婚してもかもしれない。親とはそんなものではないでしょうか?関係ないと言うとしたら、離婚して相手の連れ子となり自分が介入することが子供の生活に支障が出るならば、表向きは関係ないと言うかもしれない。この事件は、どうもご両親の意図が掴めない。
一方こちらの親は無責任だ。他人事。責任を放り投げて逃げたんだよね。
結果とんでもない迷惑な、恐ろしい結果になったわけだ。
障害を放置されながらも通信制の高校を優良な成績で卒え、仕事も真面目にしっかりできていたというポテンシャルがあるから、このケースは親がしっかりしていれば救えたはずだ。
果たしてそういう親は子を産むことそのものが罪なのか?罪を犯したら親が仕留めねばいけないのか?
もっといえば社会に馴染めない子はハナから生きる資格がないのか?
この男の態度に憤る人が多いのは分かる。だが、もしかしたらその憤りが、知らん間にイジメになっては本人あるいは彼と似た境遇の人を傷つけているのでは?という考えは物凄く大事だ。
“死刑にならずに刑務所でイジめられればいい”というコメントが散見されるが、いくら感情論とはいえ、全く賛同できない。人としてあまりにも劣悪な見下げ果てた発言だと思う。
親、兄弟、親族の関係が良好だったら、勤めた会社でいじめがなかったら、社会福祉がもっと充実していたら・・・
けど、これを読んだら被害者の方には何の落ち度もないし、本当に切ないが、この容疑者を作ったのは両親だな。
子供は特に親からの愛情が欲しいし、差別されると傷つく。
それに自分達の無力を子供へ当て付けてる。
まさかそんな親がと思う親が世の中にいることは事実。その99%は犯罪などはしないが、この容疑者は心の病気の可能性はある。
可哀想なんて思っちゃいけないのかもしれないが、笑える親父も、祖母に押し付けた母親も、法律が存在すれば重罪だろ。
愛情の欠片も見当たらない。愛し方は色々あるとしても、実の息子にすること、言うことではない。
息子が犯した犯罪は残忍で、被害者の方が可哀想でたまらないが、彼もずっと救いを両親に求めていたように感じた。インタビューを読んでいると、頭も良く仕事も出来る息子だったのに、この両親はわずかな愛情も与えず、救いの手も差し出さず、放り出し、結局、怪物を育ててしまった、としか思えない。
犠牲になった方が本当にに気の毒です。
祖母に任せ養子縁組までしてもらっていても、両親だという事に変わりありません。彼を世間的に捨てても血は繋がっている。
一生その事実と向き合って生きて欲しいです。
あと、他の方のコメントに同情が多いと書いてありましたが、同情せざるを得ないと思います。
発達障害があるなら相応の治療や生活が必要でしょうし、それを無視して生活していけば状況は悪化する。どんな病気でも早期の治療をしなければ病気が進行していくのと同じです。治療も受けず理解もされずに生きてきた人に「もっと頑張っている人がいるからお前も頑張れ」なんて無理な話だと思います(病気の悪化が進んで苦しんでいる患者さんに同じ事を言っているようなもの)
世間体を気にせず押川剛さんのような方に相談していたら状況は変わっていただろうに。残念です。
ここがはじまりでは?
今ほどアスペルガーとか一般的に認知されてなかった時代かもしれないが子ども側が自身の事についてなんとかしようという気持ちがまだあった。それをこともあろうかお金を理由に寄り添わなかった。記事、事実の部分的切り取りは良くないと思うけどこれは十分なきっかけになるのではないだろうか?
管理人の率直な感想
非常にヤバい親です。
小島被告本人が本人なら親も親!
特に父親!
ヤバすぎますよ。
愛情が欠落しているだけならまだしも、薄ら笑いを浮かべて他人事。
「そういうならそうなんじゃないですか?」という感じ。
途中から離れて暮らしていたとはいえ、自分の息子ですよ。
これはダメなやつです。
下手なホラー映画より怖いですよ。
「人間の形をした何か」です、この父子は。
人の心など微塵も持ち合わせていない。
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