【野田女児虐待死】県検証委員長「大変な人だ…」栗原勇一郎被告「心愛と母親がウソを」証人全員を嘘つき呼ばわり

去年1月、野田市の小学4年生の栗原心愛さん（当時10）が両親に虐待されて死亡し、父親・栗原勇一郎被告が傷害致死などの罪に問われた裁判員裁判で、被告は暴行を否定し、これまでの証人の話については嘘だとしました。

栗原心愛虐待死事件を検証した千葉県検証委員会の川崎二三彦委員長が６日、父親の勇一郎被告（42）の裁判員裁判を傍聴して受けた印象などを語った。

勇一郎被告の印象と事件について

川崎二三彦委員長は、「傷害致死罪は争わないが、個々の虐待行為について争うのは珍しい。さまざまな証言も一貫して否定し、虐待を認めていないとも言える。大変な人だなと思った」と指摘。
事件については「想像以上の非常に過酷な虐待で、二度と起こしてはならない」と改めて強調した。

「私は事実しか話していません」暴行否定

弁護側から「心愛さんを殴ったり蹴ったりすることがあったか」問われた勇一郎被告は「ありません」と暴行について否定した。
その一方、「あなたがしたことは、虐待か」と問われると「虐待です。当時は、言ったことをやらせないとという気持ちが強く、やりすぎたと思う」と話した。

暴行は全て否定し、虐待について「やりすぎた」と話す矛盾だらけのやり取りだった。

周囲がウソをついている

裁判で「母親がウソをついているということか」と尋ねられた勇一郎被告が「そうなると思います」と表情を変えずに答えた。
心愛さんの母親（33）が「一晩中立たせ続けた後、馬乗りになってエビぞりにするプロレスをかけていた」など証言すると、勇一郎被告は「やっていません」と答えた。
矛盾を指摘されると「私は事実しか話していません」と主張した。

検察側は、被告の発言だけが証人たちと話が合わないことを指摘。
「証人がみんな揃って嘘をついているということですか？」と問われた被告は、「そういうことになります」と静かに答えました。

あまりにもでたらめな勇一郎被告の主張に世論は怒りの声で溢れている。

ネットの声

管理人の率直な感想

この男の所業は人間のなせる業ではないし、この虐待の現実を事件発生当初から僕らは見てきた。
僕は事件発覚当時から幾つも記事として取り上げてきました。

事件の内容は把握しているので、さらに驚くことはないだろうと思っていましたが、そうは問屋が卸さない。
この男はそんじょそこらの甘っちょろいサイコパスではない。

まだ生きようとしている。

これが不思議でたまらない。
こんなことをして、世間に知れ渡って、何の感情もないのにまだ生きたいですか。

それが恐ろしい。
反省するくらいなら最初からこんな事件は起こさないわけで、反省していないのは飲み込みますが、証人全てを嘘つき扱いにして減刑を図ろうとしている。

冷静なんですよ。

虐待動画が裁判中に流れた時も、周囲が騒然とする中で、顔色を変えず一人で興奮していたことでしょう。
こいつはそんな男です。

もう僕らが望むのは死刑しかないわけですが、現実としてはおそらく叶わない。
でもこの男には私刑が待っている。

「もう殺してくれ」というセリフがこの男の口からいつの日か必ず出ると思いますよ。