アイヌ協会・畠山敏会長サケ密漁事件「和人が勝手に作った法律だべ」周囲の注意聞かず儀式のため強行「差別と偏見に…」物議

アイヌはサケをカムイチェプ（神の魚）と呼ぶが、和人の許可は要らぬ、と密漁したのは北海道の紋別アイヌ協会長だった。神のため、とはいえその行為が波紋を広げている。

アイヌ民族の儀式と主食

アイヌ民族の歴史に詳しい東北学院大の榎森進名誉教授はこう語る。

紋別アイヌ協会の畠山敏会長（78）はその儀式に供えるため、昨年夏に密漁に踏み切ったのだ。

地元記者が解説する。

結果、道は水産資源保護法違反などの疑いで畠山会長を紋別署に刑事告発。2月18日には、書類送検されるとも報じられた。

同職員の法律違反喚起に反論し従わず…

北海道オホーツク総合振興局の担当者はこう語る。

現場で数十人のマスコミや関係者が見守る中、道職員が法律違反の旨を告げると、「（法律は和人が）勝手に作ったもんだべ」と色をなして反論した。

今年1月、麻生太郎財務相が“（日本は）一つの民族”と発言、批判が殺到したのは記憶に新しい。
昨年にはアイヌ民族を先住民族と明記したアイヌ新法が成立したばかりだった。

知人の証言

畠山会長に真意を聞くため自宅を訪ねると、2月に脳梗塞で倒れ入院中だという。
会長の『同胞』を名乗る知人はこう語る。

以前から申請せずに漁をしようとして揉めていたが、強行したのは事実上、昨年が初めてだった。知人が続ける。

儀式に必要なサケは2匹だった。

余ったサケをお裾分け…漁業組合員「自業自得」

地元の漁業組合員はこう苦言を呈す。

畠山会長の心情は分からぬでもないが、ルールはルール。
許可さえとれば問題ないのだから、本当の密漁行為と区別するためにも今後はぜひ法律を遵守して、アイヌの伝統儀式を未来につないでもらいたいものだ。

参照元　https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200307-00611919-shincho-soci

ネットの声

管理人の率直な感想

僕はアイヌに対して差別も偏見も持っていません。
むしろ、ゴールデンカムイを観て興味を持ったくらいです。
ゴールデンカムイに出てくる料理は食べたくなるものばかり。

それはさておき。

頑固で偏屈なジジイだ。
申請すれば捕れるのに、今の時代において和人がどうとか言い出して周囲と揉めてまで強硬手段に出る。
しかも儀式を主張していて、2匹で済むものを60匹も捕っている。

無茶苦茶です。

こういう人が長になってはいけない。
アイヌに対する差別や偏見の歴史を詳しく知っているわけではないですが、こういったことをすると「だからあの輩は」と言われるに決まってる。

儀式や風習を大事にしたいなら同胞のみなさんのことも大事にしていただきたい。
いや、むしろ同法の方々のことを思ってこそ長です。

何故、今になってこんなことをやったのか・・・。
歳を取ると、柔らかくなる人と偏屈になる人に分かれますが、この人はきっと後者なのでしょう。

人はそれを老害と呼ぶ。
僕はその呼び方は好きじゃないですけどね。