【実の娘に性的暴行】父親がまさかの上告！「逆転有罪で懲役10年は不服」に「人間ではない」鬼畜に非難の声【愛知県】

実の娘に父親が性的暴行を加えた事件。
この事件は3年前、愛知県内のホテルや勤務先で、抵抗できない状態の当時19歳の実の娘に性的暴行を加えたとして、50歳の父親が準強制性交等の罪に問われていた。
去年3月、一審の名古屋地裁岡崎支部は、父親の性的虐待を認定しながらも「抵抗不能な状態だったと断定するには疑いが残る」などとして無罪を言い渡し、検察側が控訴していた。
まさかの無罪判決に「裁判するまでもなく犯罪だ」と世論は揺れた。

無罪判決からの逆転有罪判決…そしてまさかの上告

逆転劇が起こったのは3月12日、名古屋高裁は一審の名古屋地裁岡崎支部の無罪判決を破棄し、被告である父親に懲役10年の有罪判決を言い渡した。
だが、ここにきて父親側がまさかの不服申し立て。
被告の父親の弁護人が16日までに、一審名古屋地裁岡崎支部の無罪判決を破棄して懲役10年とした名古屋高裁判決を不服として上告したのだ。

抵抗できない実の娘をレイプした父親

娘は中学2年のときから約5年にわたり、父親から繰り返し性的暴行を受けていた。
一審、二審を通じて争点になったのは、娘が抵抗が著しく困難な「抗拒不能」の状態だったかどうか、つまり「娘が当時抵抗できない状態だったかが争点」だった。
高裁は12日の判決で「継続的な性的虐待の過程で抵抗する意欲や意思をなくし、精神的、心理的に抵抗できない状態だった」と判断した。
裁判で取り上げられたのは、17年8月に父親の勤務先の会社で、9月でホテルで娘に性的暴行をした件だった。

娘の証言

性的暴行を受けた娘は、父親から受け続けた被害について「逃げられなかった一番の理由は幼少期に暴力を振るわれたから。次第に感情がなくなり、人形のようだった」と振り返り語っている。
また、「弟たちが苦労する、生活が大変になるかもしれないと考え、嫌でも仕方なくじっと我慢するしかなかった」と家族のために我慢したことを証言している。
父親については「許すことは絶対になく、二度と姿を現してほしくない」と訴えていた。

安堵から再度悪夢へ

娘は昨年3月の無罪判決の際は「取り乱し、荒れまくった」という。
しかしその一方で、判決後のフラワーデモの広がりには「性被害は言い出しにくいが、言い出せる人が出てきた。私の訴え出た苦しみも意味のある行動になった」と感じたと語っていた。
その矢先での今回の信じがたい父親の行動。
高裁は14日付でこの上告を受理した・・・。

ネットの声

管理人の率直な感想

「これがまかり通るなら、いくら殴っても相手が抵抗しなかったら無罪って事と同じになる」
簡単に言えばこの意見の通りです。

そんなバカな話はない。
何でもありになってしまう。

ときに「司法とは何なんだ？」と考えさせられる事件や事故があります。
この事件はその最たる例と言えます。
父親の異常性の上に更なる異常性があって成り立っている例ですが。

無罪を言い渡した鵜飼祐充裁判長に憤りを感じている方が多いですが、それはもちろんのこと、この弁護士よ。
何考えてんだ。

娘さんの弁護士である岩城正光弁護士は、有罪判決が出た時に「判決で涙が出たのは初めて」と語っているんですよ。
同じ人間で、こうも違いますか。