「日本の宝を奪ったコロナが憎いです」
ドリフターズ時代からの盟友・加藤茶の言葉が国民の気持ちを代弁していた。
志村けんさん(享年70)急死の衝撃と悲しみはあまりに大きい。「バカ殿」も見られない。「だいじょうぶだぁ~」の声も聞けない。
多くのメディアは志村さんの肩書を「タレント」と表記するが、NHKは一貫して「コメディアン」としていたように、コメディアン・喜劇役者だ。
今の芸能界は総タレント時代。
芸人、モデルから俳優出身者まで「タレント」としてくくり、おしゃべりタレントとしてバラエティーのひな壇に座る。
志村さんは動を主にした笑い。
動き、表情に「アイーン」の言葉などを入れて志村ギャグが生まれる。
一時、漫才ブームに端を発したお笑いブームの陰に隠れた感もあったが、志村さんはブレることなく、笑いに対する取り組み方は不変だった。
「ビッグ3」と呼ばれるタモリ・ビートたけし・明石家さんまとは笑いの質も違い一線を画していた。
3人は大人向けの笑いだが、志村さんは老若男女問わず「バカなことやって」と思っても飽きずに誰もが楽しめた。
コントにこだわる志村さんの笑いは、森繁久弥・渥美清と喜劇役者がいた昭和の流れをくんでいる。
今回、正月映画の主演に起用されたのも、山田洋次監督が志村さんの喜劇役者としての資質を見抜いていたからであろう。
生涯独身を通しコメディアン生活を全うした志村さん。名優の足跡を忘れることはない。
ネット上では、志村けんとビッグ3の違い、志村けんとビートたけしの関係について語られている。
参照元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200402-00000002-nkgendai-ent
ネットの声
ただ彼らが老人になってテンションが下がりMCにシフトしたのに対して志村が最後までバリバリの現役としてデビュー時と変わらぬスタイルを貫いただけの事
タケちゃんマンなどは小学校高学年からの笑い
シムケンさんは、小さな子どもにもティーンにも大人にも外国人にもウケる最強の笑いだと思う
彼らのオフ時の一番の楽しみが志村けんの番組を見る事だったとか。
志村のコントは年代だけじゃなく、外国人にも大受けで、日本語の勉強にも役立ったみたい。
瞬発力というか爆発的というか、笑いに向かう流れが圧倒的というか。勢いが凄い!
欲しいところにも、思いもよらないところにも笑いが盛り込まれていて、笑う準備をしてないと、とんでもない大爆笑をさせらる。
音楽って名曲をコピーする事からスタートするがお笑いもそうあってもいいんじゃないかな?
ドリフが古典・鉄板なのは昨日の放送で証明された
志村さんの思いとは違うかもしれないが、ものまねとは違うレベルで再現に全てをかける人が現れても良いと思う
いつも同じパターンでオチも読めて、でもそれが期待どおりに行われて「またこれだよ」って笑う
バカ殿と由紀さおりの掛け合いとかまさにそれでしょう
マンネリ化するまで続けない芸人がほとんどになりましたね
子どもってよく人を見ているよね。ちゃんとアゴを出すところも真似して。面白いものへの嗅覚も凄い。
志村さんはそんな子どもの頃の観察力・興味への嗅覚を忘れずひたすらそれを信じて芸を磨いたんだろうな。。
子どもの興味を削ぐ事をしてはいけないね。
大成する芽を摘んでしまう行為なんだろうなぁ。
ドリフ、志村さんは誰が見ても面白い、いい意味で単純な笑い
知識のない子供や言葉の通じない外国人でもわかる笑い
志村けんがSMの女王様をやるコントでは、元ネタを知らない子供が見ても何故か面白い
あれは楽しかったなあ
たけし城と近い時期には加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ
あんなにお金派手に使ったコントはなかなかない
自分はロスジェネで全然金のない世代だけどさ
ドリフも含めて、子供のころにああいう全力であほでバカでド派手で、腹がよじれるほど面白いものを見て知っているってのは、実はかなりの財産なのかもしれないと最近思うようになったな
コントはこじんまりしたネタだけじゃない、全力で作ればあそこまですごいことができるんだってテレビ見てるだけで体感させてくれた
あれってすごくいいお金の使い方だったんだなって思うよ
カトちゃんケンちゃんごきげんテレビ見てたなあ
確かあの時は土曜日のゴールデンだっけか、ウッチャンナンチャンと時間被ってて学校じゃ少数派だったんだけど
録画とか一般的じゃなかったからどっちかしか見れなかったんだよね
子供的にはどちらかと言えば当時は学校の話題的には「やるやら」見たかったけど、親の好みで絶対譲ってくれなかったな
逆に言えば大人も子供も楽しめてたってことだ
バカ殿とか変なおじさんとか見ても「園長が面白いことやってる」みたいな感じですよね。
ショーレースなんかでも他の人がやってないお笑いや、ツッコミの技術なんかが評価されてる。
でも志村けん観てると、やっぱりわかりやすいのが一番だなって感じる。
コミックバンドの流れからのコント集団っていうドリフの存在は異質なんだと思う。
ピンの人でビッグ3とかになったのかもね
さすがに0歳は分からないけど
シンプルで言語なくてもいける
それは凄いことだよね…
小学生の娘が思ったより志村さん好きだったのに今更驚きました。東村山音頭は知らないけど、バカ殿は今でもやってたし。子供にも分かり易いコントだから、老若男女楽しめる。
普通は実績あげたら、バリバリコントはしない?
タモさん、たけしとは違うなーって思います?
たけし、さんま、タモリは冠番組をたくさん持ってたが志村さんのメインはドリフ(カトケン)を軸に置き、終了後もだいじょうぶだぁ、バカ殿をメインに置いてたから。
志村のコントはそれだけわかりやすい面白さなんだろう。
イグアナとかやってても
誰が上で誰が下とか何故比べたがる。
あっ
そんな歌あったな。
志村は人をいじって笑うのではなくて、自ら「笑われる」笑い。これぞ喜劇人だと思う。
カトちゃんのちょっとだけよーなんて大人にしかわからない
コミカルな仕草と表情に発言で、静と動で笑わせる。特別、さんまみたいな大きな声は出さないし、タモリより動きが有り、タケシより暴力的な過激さは無い。
国民栄誉賞、是非お願いします。
だいたい、イグアナやめてから、タモリは芸人じゃねぇ~ダロ?
志村けん、加藤茶、萩本欽一、間寛平がお笑い四天王
タモリなんか何にも面白くないし。
それぞれの個性・特性あるし隆盛を誇ったのは間違いないビッグ3をことさらに下げる必要はなかったかも知れん。笑わせ方は自由だしね。
ただ、番組持つこと、廻すことが全てではないと実際、中川家・サンド・ナイツなんて今、証明してるし、志村は唯一無二だったね。
でもビッグ3、亡くなって我々号泣すっかな? 「ふ~ん、歳だしね~」で終わりそう。突然の理不尽な亡くなり方のバイアス掛かってたとしてもやっぱり志村は幼少期から刷り込まれた日本の笑いの神様だったね。そんな呼称は望まないだろうけど。
実際嫌な目にあったヒトはまた違う気持ちだろうね
美化しすぎ
何をしゃべっているか分らないタケシ。うるさいだけのサンマ。知識人になり下がったタモリ。
唯一志村だけがぶれずに貫いていた。
バカにするんじゃなくて、昇華させてる。素晴らしいですね。
「今は簡単にコメディアンって言うけど、コメディアンって言ったらチャップリンみたいな誰しもが認めるような人。あとは小タレントや小芸人ばかり」
「今の日本で言えば萩本さんやドリフくらいじゃないかな?あとはもう亡くなっている人ばかりだし」
「俺?俺なんか萩本さんやドリフの足下にも及ばないよ」
と語っていた。
たけしさんだって凄い人なんだけど、そんな人がそこまで言うって思った。
タケシムケンで共演した事もあるし、裏番組で争った2人だけど、互いにどこか通じ合っていたのかな?と思う。
笑神様っていう番組があったけど、志村さんは「笑神様」と名乗っても過言では無い人かと。
志村「とんでもねえ、あたしゃ神様だよ」
だってさ。思い出したよ…
コンビ漫才で育ったビートたけしに対してグループのコントで育った志村けん
あの当時、ドリフvsひょうきん族もそもそもコンセプトが違うから比較は出来ない
公開収録の一発勝負の舞台のドリフターズとスタジオ収録とロケがメインのひょうきん族
昭和から平成にかけてのレジェンド2人
お互いにリスペクトするのは至極当然のこと。
ドリフはコント集団、コント一本。
たけしさんは芸人がマルチタレントになった走りみたいなもので、芸人の可能性を広げた人。
比較しようがないよね。
今は『芸NO人』が多すぎる。
加藤も志村もそこにはこだわりを持っていたみたいです。
まだできただけに新型コロナが憎いね
なかなか結果が出ず、苦しい時期があったと思います。2年くらい?人気が出ませんでした。どうなることかと思っていたところで、あるきっかけをつかんで人気スターになっていったわけです。
志村さんと聞くと、ずーっと努力してきた人だとしみじみ思います。努力の人。そうとしか思い浮かばないです。神様なんて呼んだら、どういう顔をしたでしょうね。
どこかの専門学校だったかな?大きな会場の入学式に、来賓に紛れて壇上に座ってたらどうなる…ていう動画見たことある。
子供がイタズラするように2人とも楽しんでましたね。
気付かれないと寂しくなってくるようで(笑)
コマネチ!の仕草したりで、ジワジワ気付かれるんだけど。
最後にたけしが学生に向かってちょっと良い挨拶するんだけど、志村はそういうところはたけしに譲ってた。
ふざけながらも、それぞれのキャラや立ち位置をわきまえていたんでしょうね。
たけしが金を返そうとしても頑なに断りまた楽しいことしようよと言っていた。
たけしは志村けんに頭が上がらない。とにかく紳士で仕事に真摯で人格者らしいね。合掌
正攻法では絶対に勝てないのでアドリブや大人向けに毒気を強めた笑いで勝負して一時的に王者を追い詰めたたけしさん。
笑いの神さまの突然の死にご冥福をお祈りしますでは全然足りないけど頭が下がります。
逆にタレントとしてたけしに勝てる人はそうそういるものではないけど
まあ志村けん以上のコメディアンはもう出てこないでしょうね
タケシはドリフと欽ちゃんの壮絶なギャグバトルを見てきたからこそのリスペクトなんだと思う。
それから、ひょうきん族でその回丸ごと使って全員集合のOPからEDまでのパロディーやった事があるが、アレもやっぱりリスペクトなんだろうな。
当時の話聞いても敵対してたって感じが全然しない。
停電するハプニングもあった。
全国の公民館やホールなどで毎週移動しながらやってたのも凄い。
私も子供の頃に、近所の公民館に観覧しに行きました。
恥ずかしくて、志村後ろって言えませんでした。
時代的に厳しいだろうけど、あんなバカなことを、共演するのも稀な大御所が、大真面目にやってるって、凄いことだし、大らかな、良い時代でもあった
それ以降は内輪ネタや下品ネタ
ゲストありきで成り立つ番組ばかりだからなぁー
本当のアスリートなんて一握りしかいない。
安易にアスリートという言葉を使わないでほしい。
カトちゃんぺっ、どうもすんずれいしました、あんたも好きね〜等々。
そのカトちゃんが一目置いて、あの強烈なキャラとセンスであっという間に中心に取って代わってしまった志村けん。
初期の頃のアイミーマー、そして東村山音頭やカラスの勝手でしょなどその後の勢いはもはや承知の通り。
カトちゃんが天才なら志村けんはやはり神?!
ただ志村は年齢では第二世代より若かったから複雑だっただろう。元々人見知りだったらしいしな。そんななか90年代に死亡説が出たほど陰りが見えてからは、芸歴的に下の世代とも柔軟に関わりあったわな。
志村の遺産に学ぶべきは、いかりやら上の世代には頭を下げ、下の世代とも柔軟に関わりあった世代を問わず謙虚にかつ果敢に人と繋がった姿勢だろうな
志村けんが死んだことを知り、なんとなくドリフの大爆笑を動画で視聴。幼いころも爆笑したけど、この年齢になっても爆笑したな。こんなに大笑いしたのは久しぶり
そう思うとずいぶん彼にはお世話になったんだな。ドリフ喜劇の面白さは彼だけのものではないが、彼にしか出せない面白さは確かにあった。
確かに日本が誇るコメディアンであることは間違いないね。さらば志村けん、今までありがとな。
「いやーーー_(^^;)ゞ楽しかったぁ~~」
と語っていましたね
いい年してたけしなんか世界的に有名になってたのに
この上なく心から楽しそうだったのが印象に残ってる
二人とも間違いなくコメディアンですよ
志村「とんでもねえ、あたしゃ神様だよ」
だってさ。思い出したよ…ありましたねぇ…
懐かしい
カッコよかった
必要以上に亡くなった人を美化するために、生きてる人間を落として比較対象にするというのはいかがなもんかね。
亡くなってから改めて凄さに気づきました
ドリフと対でひょうきん族やってたけど全く面白いとは思わなかった。
足立も東村山も、半分埼玉みたいな東京だけど
生まれ育った文化が似てるのかな!?
>たけしも志村けんも、なにげに東京都出身なんだよな
お笑い=関西(吉本)から独立した芸があるというか、「~やねん!」を使わない、かと言って江戸落語の笑いでもない
(踏襲してる部分はあるだろうけど)独自の何かがある気がする。
笑いの土壌のない東京(足立区、東村山市)に笑いを生み出したというか。
ただ、そんな感じで空から見られてるかと泣けてきちゃって…
上手いこと言いますね。
私を爆笑させた芸人は、ドリフターズと内村くらいかなあ。
地方ではたけしの番組流れてなかったろ(笑)
もしくは若い連中。
たけしは田舎っぺをバカにするネタは最高。
勝ち抜きブス合戦も。
笑い、コントにプロとして取り組まれていたのが、改めて昨日の追悼番組見てて思い知りました。
全員集合から受け継いだコント魂を舞台で実現していくってことを未だに志村魂とかで現場で頑張ってた。
人への愛情が深くて、情のある粋な人だったから、そんな人だと知ってるから、志村けんのコントは安心して笑うことができた気がします。
寂しいですね、本当につらい。
家が崩れたり車が飛び込んできたり、トチれないコントもあったし、たまにミスしてそれも笑いに変えたりしたけどもうテレビじゃ2度と出来ないだろうね。
他のタレントのコメントに乗っかる事で、他のタレントの力を借りて笑いを取るのも芸では有ると思うし、他の出演者の頭を叩いたりしたときのリアクションで笑わすのも芸では有ると思うけど、自分自身を笑わせる芸の方がずっと難しいと思う。
見ている側からしても、誰も犠牲にしない笑いは素直に笑う事ができた。
そんな笑いを作れる数少ない人がいなくなったというのは、とても残念だし寂しい。
管理人の率直な感想
志村けんさんとBIG3の違い。
みなさんの声を見て納得です。
不思議だったんですよ。
MCをほとんどやらず、コントをやり続けた喜劇役者であること。
感性はビートたけしさんが一番近いのかもしれない。
確か最近も対談していましたもんね。
もう新しいコントは見れない。
テレビやネットで亡くなったことを毎日突きつけられるわけですが、まだ実感できない。
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