【暴力団市民襲撃4事件】工藤会トップ野村悟被告に死刑求刑「一般人や警察を狙ったら当然」「他のヤクザは堅気を襲わない」の声

全国で唯一の特定危険指定暴力団「工藤会」（北九州市）が関与したとされる市民襲撃4事件で、殺人や組織犯罪処罰法違反（組織的殺人未遂）などの罪に問われた同会トップで総裁の野村悟（74）とナンバー2で会長の田上不美夫（たのうえふみお）（64）両被告の公判が14日、福岡地裁（足立勉裁判長）であり、検察側は野村被告に死刑、田上被告に無期懲役と一部罰金を求刑した。3月11日に弁護側が最終弁論する予定。

4事件の内容

両被告は、①北九州市の港湾関連工事などに強い影響力を持っていたとされる元漁協組合長の男性射殺（1998年）②工藤会捜査を担当していた元福岡県警警部の男性銃撃（2012年）③野村被告の下腹部の脱毛施術などを担当した女性看護師刺傷（13年）④元漁協組合長の孫の歯科医師男性刺傷（14年）――の4事件で起訴された。

これまでの公判で検察側は、元漁協組合長射殺事件は利権介入に被害者一族が応じなかったことが背景にあると指摘。歯科医師も漁協幹部の父が利権交際を拒み続けたため、見せしめに切りつけたとした。また、両被告が元警部に対しては恨みを、看護師には術後の対応などに野村被告が不満を抱いたと主張していた。

検察側は、工藤会幹部が野村被告宅に毎朝あいさつに行ったり、総裁名で組員を処分したりしていることなど、野村被告が組織のトップとして力を持っていたことなどを示してきた。両被告の出身母体である工藤会の2次団体「田中組」の組員が組織的に準備し実行していることや、配下組員には事件を起こす動機がないことなど、両被告の指示や承諾を伺わせる間接事実を積み上げてきた。

一方、両被告は19年10月の初公判で4事件すべてで無罪を主張。延べ91人（検察側証人は延べ88人）に及んだ証人尋問では両被告の組員への指示を示す証言は出ていない。野村被告は被告人質問で「隠居の身」などと述べ、組員に指示できる立場ではなかったことを強調している。

参照元：毎日新聞

一般人や警察をも襲う工藤会…その実情【ネットの声】

管理人の率直な感想

この4事件、どれを取っても酷い事件ばかり。

漁協組合長は元ヤクザだということですが、事件当時は一般人に変わりはない。（肩書は）
中でも下腹部の施術をした女性看護師の刺傷事件は常軌を逸している。

どこの暴力団でも一般人に悪手は伸びますが、中でも工藤会は我々一般市民にとって脅威でしかないし、起訴内容はテロリストと変わらない。

死刑判決が出たとして、そのあとの裁判長の身が心配です。
この件に関しては裁判長というのも因果な商売だと感じずにはいられない。

話は逸れますが、前々から気になっていたことがあって、暴力団のお偉いさんは薄毛の割合が圧倒的に低いですよね。
多くが年齢を重ねてもフサフサ。
なぜなんだろう。