【座頭市の闇】勝新太郎の息子・奥村雄大(鴈龍)に真剣で斬りつけられた俳優が死亡…本当に事故だったのか?

スポンサーリンク
スポンサーリンク

スポンサーリンク
スポンサーリンク

『座頭市』(1989)

上映時間:116分
監督:勝新太郎
原作:子母沢寛
脚本:勝新太郎、中村努、市山達巳、中岡京平
キャスト:勝新太郎、奥村雄大、樋口可南子、田武謙三、蟹江敬三、川谷拓三、片岡鶴太郎、安岡力也、内田裕也、緒形拳

【作品内容】

盲目のあんま師・座頭市(勝新太郎)は、知り合いを頼ってとある海辺の村に来た。その村では極道の五右衛門一家が賭博を開いている。跡継ぎの若き五右衛門は大親分を殺害し、村の権力を持つ八州取締役に取り入るのだが…。

【注目ポイント】


名優勝新太郎の代表作であり、その後はビートたけしや香取慎吾、綾瀬はるかが演じた「座頭市」。特に、勝新太郎版は1962年に公開されて以来映画26作品、テレビシリーズ4作品、舞台3作品が公開され、世間の話題をかっさらってきた。

しかし、そんな輝かしい歴史が一気に吹き飛んでしまうような事件が1989年に発生する。監督と主演を務めた勝新太郎の長男であり、本作のメインキャストの1人、奥村雄大(のちに鴈龍と改名)が、真剣で斬られ役の俳優を斬りつけてしまったのだ、

なお、斬られ役の俳優は、頸動脈切断によりその場で死亡。奥村は業務上過失致死の疑いで事情聴取を受けることになる。

なぜ奥村に真剣が渡されたのか―。この謎は、さまざまな憶測を呼んだが、最終的にスタッフがインパクトを出すために模造刀を真剣に変えていたことが判明。奥村は、真剣だったことを知らなかったという理由から無罪となり、その後謹慎生活を送ることになる。

なお、本作は、事故の影響を受けながらも、1月18日後にクランクアップ。その後、2週間余り経った2月4日にスピード公開され、皮肉にもシリーズ最高の観客動員数を叩き出すことになる。

本作はその後、続編の計画が持ち上がるものの、勝のコカイン所持や相次ぐトラブルから頓挫。本作が勝新太郎が製作した最後の作品になってしまった。

参照元:https://eigachannel.jp/select/82762/

本当に事故?みなさんが感じた違和感【ネットの声】

名無しさん
こだわりの強い勝新が、あいつ(息子)の演技はまだまだ迫力がない、あいつが気がつかないうちに真剣にすり替えておけ!って指示出した光景が目に浮かぶ
名無しさん
慣れない下手な俳優に真剣を渡すとは、それ自体が疑問。誰かを庇った様に見える。
名無しさん
これ覚えてるけど、重さの違いで気付かなかったのかなと思った。
全然違うと思うのだけど。


名無しさん
百歩譲りスタッフが真剣を持ち込んだとしても殺陣で刀を相手に当てる事は先ず無い
つまりこんな事故が起こる事はないだろう
個人的には誰かから真剣を仕込んだ事を聞かされた奥村氏が緊張で手元が狂ったか刀を当ててみたくなったか…じゃないかと思っています
名無しさん
>「なぜ奥村に真剣が渡されたのか―。この謎は、さまざまな憶測を呼んだが、最終的にスタッフがインパクトを出すために模造刀を真剣に変えていたことが判明。奥村は、真剣だったことを知らなかったという理由から無罪となり」
当時からこれは嘘臭いなと思ってた。
スタッフがトカゲの尻尾にされた感が拭えない。
名無しさん
なにしろ言うこと聞かない人だったから、上から切り捨てられたのかも。
名無しさん
この事件があったのに、のちに古畑任三郎で脚本として時代劇で真剣で殺人事件が起きるというのを三谷幸喜が書いてたね。
小林稔侍と長谷川初範
名無しさん
撮影で使うようなレベルの模造刀は持ったことないけど、じいちゃんの軍刀は「こんなもん、本当に使ってたのか?」と思うほど重かった。


名無しさん
スタッフごときが独自の判断で、模造刀を真剣にすり替えるかね。無理があり過ぎ。金で罪を被らされたのかね。
名無しさん
スタッフが一言も言わず勝手に摸造刀を真剣に変えることがおかしい
名無しさん
役者は演技をしている訳なんだから、何も真剣を使わなくても、と思いますがねぇ!誰が真剣を使わせようと考えたのか?こんなのあり得ないし、あっちゃいけない!真剣を使わないと迫真の演技が出来ないと言うのなら、その役者は「だいこん」役者で、本物の役者じゃないですよ!
名無しさん
反町隆史が主演の、映画『GTO』でもスタントマンがバイクで海に落ちて亡くなる事故がありましたね。
名無しさん
映画のPRのためにわざとやったんじゃないの?あの当時すごいニュースになったのをなんとなく覚えてる。殺人じゃん…。


名無しさん
当時は「長男が自分で真剣を持ち出して使ったらしい」という噂だったみたいですね
我が家の両親はこの噂の方をおぼえていて
ご長男がテレビに出てきたときに話していました
事実はわかりませんが、
やはり「知らなかった」という言い分に疑問を感じる人が多かったんでしょうね
名無しさん
渋谷上通り交差点でこのセガレに出っくわしたとき身長160体重100K近くの男だった
名無しさん
そんな事件があった映画を上映したのが今となっては信じられない状況。
名無しさん
多少なりとも、時代劇に携わっていたなら分かる筈だけど。
名無しさん
まあ昔は無茶な役者さんが(勝新に限らず)いて、声優の千葉繁さんもスタントしてた時に立ち回りで本刀使うと話が回って来たから慌てて胴体に雑誌とか巻き付けた話なさってるしな。


名無しさん
真剣を手にした経験のある友人の言葉だが「模造刀とは重量感が全く異なり、両手で構えてても切っ先がじりじりと下がって来るのが分かる。時代劇俳優で真剣を振り回せるのは〇〇と高橋〇〇の二人くらい。」とか言ってたのでこの事故の結末には違和感が有った。
名無しさん
コメントにもあるし当時から言われていたが、「スタッフが真剣を渡した」は嘘だと思う。そして見出しにある「呪われた映画」ではない。
名無しさん
真剣でといえば、警部補・古畑任三郎の稔さん出演回で、撮影所廃止阻止のために撮影所所長(演∶長谷川初範)をリハに付き合わせてそのままバッサリと、でした。
名無しさん
この事件のあとから、いろんな刑事ドラマで撮影中の事故に見せかけた殺人事件がインスパイアされていったね。
名無しさん
当時ワイドショーを騒がせましたよね、なんとなく覚えています。監督の勝新太郎さんが使わせたと記憶してますが。。普通に考えて監督の了承なしにスタッフがそんな事するなんて考えにくい。


名無しさん
まあ、わざとだよね。
普通に考えたら真剣持ち込む自体おかしな話だし。
名無しさん
超大物俳優の箸にも棒にもかからない超大根の息子がスタッフにしつこく真剣をおねだりして「まさか誰かを斬り殺すなどあり得ないだろう」と渋々大根役者の息子に真剣を渡してしまった。と当時は想像したが何故撮影現場に真剣があったのかがわからない。
名無しさん
何で撮影現場に真剣があるんだ?
見るからにおもちゃの刀であっても、「もしかして本物じゃないのか?」と思わせるぐらいに演技でカバーする。それが役者じゃないのか?
名無しさん
高校生の時に、警察官で剣道と居合を趣味にしていた伯父に、真剣を借りて素振りしたことがあるが、デンジャラスなオーラが半端なかった。一振りするたびに、自分か回りの人に怪我をさせてしまう感じ。まさに妖刀、気が付かないことはあり得ないと思います。
名無しさん
まず、重さが根本的に違うと思うのよね。


名無しさん
スタッフが勝手に真剣を用意して渡すなんて有り得ない。
本当にかわいそうな事件です。
名無しさん
本身を撮影小道具とと間違えるわけない、ある程度確信犯だろ。
名無しさん
有名な話だね。当時聞いたときは若かったから気にしなかったけど、摸造刀と真剣って重さがけっこう違いそうだけど。今なら重さも似せるかも知れないけど、当時なら軽かったとか無いかな。亡くなられた方がかわいそうですね。
名無しさん
下手くそだから迫力出すために真剣を持たせたってあるけど、下手くそに真剣持たせて斬り役やらせたらこうなるのも必然では?
名無しさん
鳴かず飛ばずな息子に役者開眼させるため、事故覚悟で真剣を内緒で扱わせた? 死なないまでも切られ役に傷を負わせても撮り続ければ、息子も死に物狂いで演技するだろうと……。


名無しさん
スタッフが勝手に判断して真剣に変えないと思う。が、たぶん誰しもが分かっていることをそうさせてしまって上映までこぎつけてしまうのは時代がなせる事で映像からもその生々しさは伝わる作品。
あの空気感は今の時代では出せないだろうと思うと切ない。
名無しさん
この事件、覚えている。
スタッフが勝手に真剣に変えるなんてあり得ない結末。
模造刀だって、身体に当てない。
当時、息子の大根だったから、迫力を出すために、監督や勝新が真剣を渡したのでしょう。
殺陣の下手な息子だから、まともに当たってしまった。
そう考えるのが自然でしょう。
名無しさん
あの事故?からもう36年も経つのか。
勝新太郎といえば、破天荒でプロ意識が高い、コダワリが強い印象だ。
座頭市はほとんど見たことがないが(親世代はよく見ていた)、カメラチェックさせろと言って黒沢映画をおろされたのは記憶に新しい(あ、新しくはないか)。
通常、模造刀は軽くて真剣だと全然、重さが違うから気づかないのは不自然にも思うが「そこはコダワリで、ホンモノ並みに重量感のある模造刀を特注で用意したのかな?」とでも思ったのかな?
名無しさん
天才勝新も人の親だと言う事なのでしよう。
名無しさん
『警部補・古畑任三郎』第1シーズンの7話「殺人リハーサル」は、この映画の話が元になっているのだろう。


名無しさん
真剣なんて危険な物を使わなくとも本物の様に見せる演技力があれば良かったのに。
名無しさん
勝新も彼の息子もこの事件の因縁を生涯背負った印象。勝新の晩年も停滞したし、息子も役者として成功しなかった。ただ息子は芸能界から完全に引退すればまた違った人生だったと思う。
名無しさん
ハリウッドでも実弾が入っているとは知らなかったでカメラマンを撃ち殺した事件があったけど、いくら勝新の長男でも主役でもない脇役に真剣を渡すかな。
勝新の顔のためにスタッフが責を負った気がする。
名無しさん
模造刀というものがどういうものか知りませんけど、鉄製で切れないようにしてるモノなら、首に切りつければ、切れずとも相当なダメージ有りそう。鉄の棒で首を殴るとただでは済まないと思うし。
軽くて当てられても大したダメージが無い模造刀なら、持っただけで解ると思うし・・。真剣って、結構重いんでしょう?
「知らなかった」って、どういう事なんでしょうね。
名無しさん
真剣と知らず頸動脈を切ってほぼ即死
真剣でなくてもヤバかったんじゃないのと思ってしまうけど


名無しさん
「芸術」といって全てが寛容されるものではないです 絶対あってはならない事故です
名無しさん
スーパーマンの呪いという言葉があるらしいですね。
20世紀で映像化されたスーパーマンで主演を務められた方達が、早逝されたり不慮の事故で半身不随になった為とか。その他の役で出演された方々も不幸に見舞われる例が多々在ったとか。
名無しさん
勝新の息子が技量も無いのに、拘って真剣使ったのが原因と聞いた事があるけど。
名無しさん
事故だけど斬っちゃでたのは
勝新の玉緒の息子だったよね
名無しさん
大昔の芸能界は反社との繋がりも厚く今では考えられない世界でした。結局何もかも有耶無耶で金で解決してきました。中居氏や、松本氏、国分氏も50年前ならノーダメージだったんだろうね。


名無しさん
模造と真剣って違うでしょ!
重たさであったり映りであったり、見た目でも違うからそれに変えて撮っていたわけで
そりゃ知らされてないって言えばそうだけど
刀を持ったら違いはわかるはず…
名無しさん
リハの時と重さが全然違うぞって思いそうなものたけどね…。「これめっちゃ重くないですか?」「やっぱわかります?真剣ですからね」位の会話があってもおかしくないと思うけどなぁ。
名無しさん
切っちゃったのは勝さんの息子だよね?
誰も幸せになれない事件
名無しさん
その息子も亡くなってしまったし
名無しさん
スタッフが真剣をわたした…たぶんスタッフじゃないでしょう?
真相は闇の中


名無しさん
アメリカでも有りましたね。拳銃に空砲の予定が実は実弾が装填されていた事件だよ。
リアルを求めるのも結構だが死亡事故を起こしたら元も子もないからな。
名無しさん
本身(ホンミ)の殺陣が撮影所で禁じ手として扱われていることは侍タイムスリッパーでも物語の大きなギミックとして取り上げられてました。
古くは月形龍之介さんが本身の殺陣をやっていた(実際は武光でも真剣のような重い型を見せる技術があったという話ですが)などと都市伝説のように言われていました。
この事件の当時はニュースとして大きく取り上げられ、あまりのことに実は全部嘘で映画の宣伝じゃないかと訝しんだおぼえがあります。
名無しさん
スタッフが渡したんじゃなくて勝新が黒幕、だと勘繰る
名無しさん
ボールドウィンの事故のとき、この件を思い起こした人は多かったろうな
名無しさん
他の人もコメントしてるけど、どうしても「本当に気づかなかったのか?」という疑念は残るよね。それまでに1度も殺陣の経験がなく、模造刀も真剣もどちらも使ったことがない人なら「模造刀ってこんなもんか」と思ってしまうかもしれないが、曲がりなりにも役者なら、模造刀での殺陣の経験は何度もあったはず。それなのにガチで違いに気づかなかったのなら、役者としてだけでなく、人としても相当にボンクラ。


管理人の率直な感想

「スタッフがインパクトを出すために模造刀を真剣に変えていたことが判明」というところに違和感しか感じません。
現代だったら事故で済ませたままクランクアップを迎えることはないですね。

僕は世代ではないので当時の報道内容を知らないのですが、当時世間では「長男が自分で真剣を持ち出して使ったらしい」という噂が流れたとのこと。
う~ん・・・それも何だか腑に落ちない。

勝新太郎さんの息子さんが役者として売れずに名古屋で急死したことは知っていますが、晩年に恰幅の良い外見だけがお父様に似たというのは皮肉な話です。
そして古畑任三郎のエピソードの元になったという話も。
古畑任三郎の回は事故だったとする理屈を完璧に作り上げたと言えます。
それでも事件だと見破った古畑任三郎はやはり凄い。
もし古畑任三郎が座頭市事件の現場に現れていたら・・・。



コメント

タイトルとURLをコピーしました