暴力団に対する締め付けは、暴対法を中心に社会の課題として広く行われている。その中で、暴力団という組織がどのようにしのぎを奪われ、経済的、社会的に追い詰められているか、離脱者がどれだけに上っているのかということは報道される。
だが、暴力団の子供たちがどのように暮らしているかということは、あまり光が当てられてこなかった。
暴力団家庭から捨てられた子供のケースに光を当ててみたい。
親の生業は覚せい剤の密売
東海地方のある町で、清水力也(仮名、以下登場人物はすべて仮名)は育った。
母親は元暴走族のメンバーで、19歳の時から付き合っていた15歳年上の暴力団員と20歳で妊娠、生まれてきたのが力也だった。
暴力団員の父親は、主に覚せい剤を密売して生計を立てていた。地元に大勢の不良の後輩がいたことから、彼らに覚せい剤の売人をさせて、その上がりをはねていたのである。
それなりに儲かっていたらしく、力也が物心ついた時から、家にはセルシオなど常に3、4台の高級車があったという。
母親は若い頃から父親の仕事を手伝っていて、覚せい剤をビニールのパケに詰めたり、不良の後輩に渡したりする手伝いをしていた。そうした中で、母親自身も覚せい剤を覚えたのだろう、折々に注射器で使用していた。
父親が家を去ったのは、力也が六歳の時だった。
後から聞いた話では、次々に愛人をつくっては子供を産ませていたこともあって、母親の方が耐えられなくなって家から追い出したらしい。
母と男と3人でラブホへ・・・
しかし、母親は別れた後も父親と関係をもっていた。覚せい剤の密売の仕事は一緒にやっていて、それなりの金をもらっていたようだ。母親にしても、重度の覚せい剤依存症に陥ってやめられなかったのだろう。
母親は父親と覚せい剤の密売をする一方で、家に愛人を呼んでは「キメ・セク(覚せい剤をして性行為をすること)」をしていた。しかも、その愛人の中には、父親の舎弟もいた。
力也は語る。
「母さんはクスリで頭がぶっ壊れていて、小学生の俺にまでシノギを手伝わせていました。車でショッピングモールの前に行って、クスリ(覚せい剤)の入ったバッグを渡してこいって言ってきたり、クスリを隠す手伝いをやらせたり。
母さんとヤクザの男と3人でラブホに行くこともありました。俺がバスルームで携帯ゲームをしている間にセックスしてるんです。はっきり言って、母さんのことは嫌いでした。むしろ、親父の方があまり記憶にない分、好きだったかな。時々父親と会うと、焼肉とかステーキ屋とかつれて行ってくれて何でも買ってくれましたし」
常に汚れた服…学校が異変に気づく
小学5年生の冬、母親が育児放棄をする。新しい恋人の家へ通うようになり、やがて家に寄りつかなくなったのだ。
10日に一度くらい思い出したようにフラッと立ち寄っては数千円のお小遣いを置いてまた出ていく。力也は、その金でコンビニでお菓子やおにぎりを買って食いつないでいた。
だが、小学6年生になって間もなく、学校側が力也の異変に気がつく。服が常に汚れているばかりか、修学旅行や面談等の知らせにも応じず、母親に連絡が取れない。そこで学校の先生が家庭訪問をしたところ、育児放棄が発覚した。
児童相談所の職員が駆けつけ、力也を一時保護した。
おそらく職員は母親に薬物依存症の兆候があるなど感じたのだろう。母親のもとに帰さず、児童養護施設に預ける決定をした。
児童養護施設の子供たちの多くは、幼少期から十歳くらいまでの年齢で入ってきているため、力也はなかなか施設になじむことができなかった。
暴力団に入ることを夢見た中学時代
中学に入ったばかりの頃、母親が恋人と別れたらしく、思い出したように力也のもとに面会に来るようになった。周りからはうらやましがられたが、力也の思いは別だった。
力也は語る。
「今さら何しに来たのかって気持ちでした。クスリや男のことしか見てこなかったくせに、いきなり母親ヅラして『一緒に暮らしたい』とか『恋しい』とか言われたって、どうせ口先だけに決まってるでしょ。信用してついていけば、また裏切られるだけ。それで施設の人には面会はしたくないって断ってもらうことにしたんです」
きっと力也は幼い頃から母親のことを求め、その度に数えきれないほど裏切られつづけてきたのだろう。だからこそ、心の底では家族を求めていたのに、母親を信じることができなくなったにちがいない。
そんな時に現れたのが、父親だった。父親は力也が施設に入ったことを聞き、学校の方へ姿を現した。下校しようとした時、正門の脇に父親が立っていたのである。それから彼は携帯電話を力也に与え、月に一度くらいのペースで食事へ行き、小遣いを与えた。
中学に入って力也はグレはじめていたことから、父親の影響を大きく受けた。一度に何万円という小遣いをくれて、普段は行けないような焼き肉店で好き放題食べさせてくれる。その上、仲間や先輩に父親が暴力団員だと言えば、みんなが恐れて自分の言うことを聞いた。
力也は父親の威光を借りて不良グループをまとめ上げ、あらゆる非行に手を染めるようになった。そして、いつしか暴力団の構成員になることを夢見るのである。
「クスリを卸してやるから売ってみるか」
中学を卒業した力也は高校へは進まず、地元の不良グループを束ねて暴走族を結成する一方で、覚せい剤の売買に手を染めるようになった。父親の方から「クスリを卸してやるから売ってみるか」と誘われたのである。力也自身は、中学三年の時から、やはり父親からもらった覚せい剤に手を出して常習するようになっていた。
力也は覚せい剤を次々と後輩たちに売りつけると同時に、女性たちをまとめて売春グループをつくった。そして売り上げの大部分を父親に納めた。そうすれば、組長に直談判して組員にしてやると、父親から言われていたのだ。力也は組員になりたい一心で、それを信じて必死に働いた。
ところが、そんな生活を2年ほどつづけたある日、力也は思わぬ真実を知ることになる。父親はもう何年も前に所属していた暴力団を破門になっていたのだ。一体どういうことなのか。
力也は父親に詰め寄り、真実を問いただした。父親は意味不明の言い訳をするだけで答えようとしない。そこで力也は母親のもとへ行って意見を求めた。母親は冷たく言い放った。
「あの男はそういうヤツなのよ。どうせあんたを利用して金儲けをしてただけでしょ。あんたをだませば、クスリをどんどん売って金を持ってきてくれると考えてたんだよ。いいようにつかわれていただけ」
力也は、2年間だまされて働かされていたのかと思うと怒りで全身が震えてきた。暴力団になった暁には舎弟にしてやると仲間に言っていた自分の立場はどうなるのか。
メンツを守るには、父親を殺すしかない。力也は凶器をもって父親の居場所を探した。父親は逃げ出してなかなか見つからなかった。
警察に息子を売った父親
そんなある日、突然、力也の住んでいたアパートに警察が家宅捜査で押しかけてきた。覚せい剤を売っていると垂れ込みがあったという。アパートには注射器や覚せい剤があり、力也はその場で現行犯逮捕された。
力也は語る。
「後でわかったんですが、親父が自分を守るために警察へ俺を売ったんですよ。実の子をだまして金を搾り取った挙句、命を狙われたからって警察に売るなんて最悪な奴です。心から殺してやりたいと思った。
1年間少年院に入って出てきたら、親父はとんずらこいていたし、俺は仲間からウソつき呼ばわりされた。俺が仲間たちをだましていたみたいに思われていたんです。それで地元にいづらくなって出ることにしたんです」
暴力団員として生きる難しさ
その後、力也は関西にわたって暴力団に入った。だが、暴対法によってシノギが削られている中で、暴力団員として生きていくことの壁にぶつかり、わずか3年ほどで組を離れることにしたのだという。今は、ガールズバーの経営者になっている。
「自分が組に入って、親父の立場も少しは分かったかなと思いますね。今の末端のヤクザはガキにクスリを売ることくらいしか商売にならないんですけど、組の方からは常に金、金、金と要求されてばかり。その上、ヤクザをやってても暴対法でつらい思いをするだけで、見返りはまったくといっていいほどない。
そんな中で生きていくには、もう自分の子供をだまして金を搾り取るしかない。俺はそこまでしたくなかったから組を抜けたけど、これまでどっぷりヤクザをやってきた人は今さら別の生き方をしろっていってもムリでしょうね」
末端組員の家庭の実情
冒頭で述べたように、暴力団員は暴対法によってしめつけられ、末端の組員は生活すらままならなくなっているのが現状だ。一部の者たちは覚せい剤の売買などで何とか食べているが、自身が依存症になっているケースは少なくない。
こうした家庭では、子供を取り巻く環境は否応なしに劣悪なものになっていくし、親が子供を捨てるケースというのは、一般の家庭よりはるかに多くなるのは必然だ。
むろん、暴力団員の子供の全員が全員こうなるわけではない。中には立派な社会人になる人もいるだろう。
だが、暴力団を締め付けるのであれば、それと同時に子供の救済方法も考えていく必要がある。今の国の政策の中に、それが十分に盛り込まれているとは到底言い難く、見えないところで少なくない子供たちが犠牲になっているのが現実なのである。
参照元;https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190219-00059464-gendaibiz-bus_all&p=1
暴力団員の息子として生まれた運命と壮絶な人生。どう考える?ネットの声
と思うと、本当に可哀相になる。
人生のスタートラインが、こんなに悲惨では、たとえ
どんな人でも、普通に成長するのは困難だと思う。
という意見も多そうだが
子は親を選んで生まれることが出来ないという点と
その子供らがまた悪事に手を染めれば社会の悪がいつまで経ってもいなくならない、
この2点を考えると政策で子供を救済することは必要だと思います。
昔は必要悪としての存在だったし、地域での揉め事をおさめたりする役割があったけど、今はもうそういう存在でもなくなってしまったから、あとはどうやって普通の社会に戻れるかを考えていかないとならないんじゃないかな。
この本人も大変な子供時代だったとはいえ、更生する機会は何度かあったようにも思えるけど、こればっかりは人との出会いだったりタイミングだったり、余程の本人の努力や向上心がないとね。それをサポートするのが行政だと思うんだけど今のところあまり機能していないように思える。
こうした社会の暗部にも光を当てて、劣悪な環境下で苦しんでいる子どもをなんとか救い出していかねば、ゆくゆくは日本の社会全体が劣化していきそうな気がしてならない。
月70万円なんだってね
普通に働いた方が良いよね
力也さん頑張ってね
生まれた時からこんな環境だったのは気の毒だけど、そういう環境だったからこそ、反面教師にして頑張った人も沢山いるだろうし、
環境に恵まれてても薬に溺れて人生棒にふる人だっている。
結局その人次第なのかな、とも思う。
ただ子供が救いを求めてきた時に受け入れられる体制は必要だと思う。
小さい子供に強く1人で生きていくのは不可能だから。
最近こそ日本で浮き彫りになってきたけれど、世界的に見れば、昔から存在していた珍しくもない残酷な事実。
親がまともであれば、この方も違った道を歩んでいたかもしれないですね。
こういう方、子供もある意味被害者である。ただ、だからといってその過程で他の人間を傷つけてきたかどうかを無視して良いという訳ではない。
この碌でもない父母も、同じような周辺環境だったかもしれない。そうだった場合、彼らもある意味被害者。だからといって、この行いに対しての罰が軽くなるような事はない、それと同じように。むずかしいね
背景はどうあれ、真っ当に生きて、上手く成功してほしい。
親とは切り離して社会で守るべき存在になるのはわかりますが、暴力団を本当に追放するのなら
暴力団の人から赤ちゃんが産まれないようにする事も視野に入れないといけないのかな、と思います。一度も病院に行かず自宅で孤独に出産されてしまえば手の出しようがないけど、
一度でも病院にかかれば身元、職業などしっかりわかるはずですから、全ての病院が暴力団関係の方お断り。もしくは中絶のみ受け入れる。とすれば、産まれてからの連鎖は防げるかと。
赤ちゃんが本気でほしいなら足を洗う。そういう人だけが産めば良い。
産まれた子供にヤクザ稼業を手伝わせるなんて親のできる事じゃない。親じゃない。
谷底で生まれる人間が普通の常識を身につける事の大変さは想像を絶する
極道稼業自体を否定するつもりはないし、必要悪がこの世界に必要なのもわかる。
だからといって、極道者の家庭不和を、国の制度が悪いとか、法律が厳しいからとか甘いと思う。
今回の件も、あくまで恨むのは両親を恨むべきであり、国を持ち出すのは筋違い。
親が極道でも、立派に自分の生きる道を探して、その宿命と戦い生きてる真っ当な人間もおる事を忘れんで欲しい。
学校の先生が異変に気づいてくれたのは救いだったと思う。施設にも不満はあっただろうけど、そこで気づかれなかったら小学生の子どもなら命すら維持できなかったかもしれない
上記、私自身の小学生の頃のある日がなの風景の概略ですが、これと皆さん、所謂「中流」と言われた生産階級のご家庭の子弟でいらした方々には、このようなご記憶の小学生時代が往々にしておありの事と思います
この記事を一読して思う事は、我々のようなごく平均的な中流家庭の子供では、一生の内に経験し得ない修羅場を人生のスタートラインから、現在のご年齢まで経験され続けておられ、尚も現在進行形であるという・・・
このような言い方を恐縮だけれど、我々のように平和で平凡な家庭に生まれ育った者が、如何に悪ぶろうとも、スタートラインからその経験則が違う方には、その方面では決して勝てないと思うようです
ですから我々堅気は、地に足着けて、地道に真面目に日々生きるだけであると、改めて思う所です
結局は楽な方へ流れてしまったのかな。
結局そういう場面で安易な生き方を選択したのも事実でしょう。
ただまっとうに生きたいと思っているならサポートする仕組みはつくった方が良いと感じました。
暴力団関係者には子供をもうける権利を剥奪したいものですねぇ。
同じ様に親を信じて裏切られて絶望感しか
なかったと思う。
小学六年なんて、最後の運動会を家族で応援してるような、そんな楽しい時期。
他人より早くに色んなことを体験して、
辛かったことも多々あったと思う。
次は自分の家庭に普通の幸せを求めて欲しいですね。この人なら出来そう。
ですが、少なくとも自分の人生は選べます。
間違った選択でも人間その気になったら修正できます。
大事なのは自棄っぱちで人生を選択しないこと。大抵上手くいきません。
上記を「綺麗事だ」と言う人がいますが、行動理念は綺麗事ぐらいが丁度いいです。
もちろんコストはかかるが、治安維持や福祉のコストが大きく下がるからトータルではプラスになる可能性もあるし、何より不幸な生い立ちの子どもがぐっと減ると思う
父親のやくざにも同情しなきゃだな。
育ちや環境が悪かったとおもうのならね。
しかし、覚せい剤を売ってたってことは、
ものすごい数の中毒者を作って儲けてたわけだ。
かわいそうなのは、客になってたやつらかもね。
ただ、薬物におぼれてたら
同情しててもしかたないようにおもうが。
暴力団員だけが苦労しているわけじゃない。
本人含め登場人物全員どうにもならない奴ですね。仕事をしているようだが、子孫を残す事だけはやめてほしい。
改めてさらに暴力団に対する法律をキツくするべきだと思います。
暴力団から、抜けて
更正を助ける施設や仕組みが
必要かと思います。
また、更正すれば受け入れる社会も
あればいいのではと思います。
一時的に児相が保護してもまたヤク中両親の家に戻されたらまともに育つわけがない
児相の中でも普通にただの育児放棄や虐待された子と同じに扱う訳には行かないと思う
愛情をかけてあげるだけじゃなくて、覚醒剤がいかに危険なものなのか、犯罪についてなど今まで「覚醒剤のおかげで生活できてる、暴力団のパパかっこいい」だった思考もきちんとカウンセリングしてあげないと、それは普通の虐待の対応とは別
負の連鎖を断ち切ることが、社会全体の犯罪を減らすことになる
ホントに良かったと思う。
親を反面教師にする子供もいると思うが
それでもやっぱり子供の人生は親しだい。
一生懸命子育てしよう。
力也氏にも、これから先の人生で少しでも良いことがあればと切に願います。
格差や税の徴収等、もっと気を配らないとこういう層は増えるんじゃないのかと懸念する。
実際、理不尽を強いてくるという意味じゃ、昔のヤクザのイメージより今の政府の方が余程ヤクザだと思える。
権力の暴力で真実は捻じ曲げるわ、みかじめ料はガンガン上げてくるわ。
いじめられて自殺する子供がいるように逃れられない、一種の洗脳に近いものがあるので、逆にこんな人生だったが、結果今は真っ当にしているなら波瀾万丈で良いのでは。
ノウノウと親の脛をかじって生きている奴よりよっぽど良い。
私もこの人と同じ人生なら悪に染まらない生き方をするのは自信がない。
もう暴力団は無用な存在。
親が暴力団で困ってる子どもたちを救うためには、行政も動かないと。
そこで警察も一緒に動かないといけない、相談所の事務職員が暴力を振るわれるのを捕まえる為に。
暴力団に脅かされたと言って、職員が言いなりになるならば、意味ないからね。
自分も同じ環境で育ってたらまともになってる自信ない。
躾なんてされたことないから、何が悪いかもわからないんだと思う。
今の仕事頑張って、普通の家庭築いて欲しいな。
もっと養子がスタンダードになったりして、愛情を受けて育てるようになってほしい。
暴力団組員になると、規制が厳しくなるからね。
警察は組員が普通の会社で働け無い様にしてるし、生活する為に組員に非合法な
仕事させてるのは、警察の責任もある。
この組員さんの子供さんは、ツライ目にあってるけど、一方で有力暴力団の幹部を親類に持ち、普通の社会生活してて、事ある毎に暴力団関係者をちらつかせている者も多い。
中学を卒業するまでの15年間で本当に心配してくれた人も何人か居ただろう。
喜多嶋の息子もそうだが育った環境は同情するし、まともに育ったとは到底言えないが結局誰もが一度は自分の人生と向き合って真剣に頑張らないとならない時期がある。
それをしなかった奴ほど惨めな人生になる。
反面教師になれなかったのか。
子供には自分の親や家庭しか
知らないからそれが普通だと間違った
思い込みをしたのかな。
彼は被害者と同じようなもの
やり直して残りの人生
穏便に過ごしてもらいたい。
小学生時代の不遇は仕方なかったとしても、中学生になれば法律を守った上で仕事して稼いだお金で生活していくという常識は覚えられたはず
進学は難しかったとしても両親とは縁を切って真っ当な生き方はできたと思う
安易に犯罪に手を染めて暴力団になることに憧れたっていう部分は共感できない
行政が何とかせねば、繰り返される可能性は高いと思う。
宗教に所属している公務員と医者の話を”暴力団”と称しているのです。自虐でもあり、仲間割れ争いの告白でもあり、矛先を変える目的でもあるのでしょう。
私の妹がその子と同級生で話を聞くと、家族がヤクザでお母さんが男を代わる代わる家に連れ込んでハメハメしてて居場所がないのだとか。。。
その子のお兄ちゃんもやんちゃで捕まってばっかいたな。
後輩は素直でぐれずに良い子してましたよ、
今どうなってるのだろう。
親から酷い目にあって、それを理由にそれを理由にもっと転げ落ちる人だってたくさんいるはず。
競馬場に騎手見習いとして売られそこでやっていくことが出来ず父に相談したら今度は今でいうソープランドで働かされることになりました女としてではなく男としてですが
暴力団というかやくざには二通りいると思います悪質なほうと必要悪見たいな感じかな
17歳でそういう裏社会に関わりましたがわたし自身は暴力団に入りませんでした
サソワレルコトは多かったですが嫌だったというのが本音ですね
恵まれない家庭環境で育ったとしてもその道に進むとは限りません本人の意思によります
この人は逃げていただけですね
彼女達の親が暴力団だったかはわかりませんが、家庭は荒れている様子でした。
私は平凡な家庭で育ちました。
ある彼女は学校に来た時はいつも、日常の他愛もない話を聞かせてと私の席に目をキラキラさせて来るんです。
放課後や休日に学校の外でばったり会うと、「おーい」って声を掛けてくれて「これから〇〇に行くけど一緒にどう?」と誘うといつも断られました。
学校では、子犬のように懐いてくるのに、、、外では絶対遊んでくれない、、、どうして?と思っていました。
ある日、懲りずに誘った時初めて応えてくれたんですが放課後に「やっぱり、やめとく。学校だけの方がいいよ」って。
当時は意味がわかりませんでしたが大人になった今はなんとなく彼女の気持ちが理解出来るような気がします。
根っからのモンスターは別として、救済できる子供も多いはずだ。
生活保護でパチンコやってるような奴より、こちらを優先して欲しい。
みんなそれぞれに程度の差こそあれなにか上手くいかない環境で育ってるものですよ。
でも僅かながら、立ち直るチャンスもあったよね。
児童養護施設に入ってた時に、父親の甘言に惑わされずにグレないで中学を卒業して、高校進学してたら…。
まあ、たられば言ってたって仕方無いけど、
虐待の連鎖にストップをかける意味でも、児童福祉司の増員が望まれますね。
幸せな家庭は『この子は私たちを選んでくれた』って言えるけど、こういう家庭では『どうして自分だけ…』ってなる。
愛情も教育も、手を差し伸べてあげることも大事なんだよね。
この人が暴力団から足を洗ってから、覚せい剤と縁を切れてればいいなと思う。
各家庭の実態調査が必要な時代になってきたと思う。
時々会うから優しくしてくれるだけだろ、そんなの。
母親と父親すごく年離れてるし、どう考えても諸悪の根源は父親だし
子供だからわからなかったのかな…
この人に関しては同情するのは難しい。
親見て自分も親みたいになりたいと思う自体が理解できない。
境遇は同情に値するけど、自分で生きていけるようになった後は自分自身の生き方の問題。
施設に入った時点で、真っ当に生きれるかはこの人次第だった。
それが出来なかったのは、結局蛙の子は蛙だという証拠。
暴力団の親がそれを利用するという事になるが。
ヤフーニュースで久々に読み入ってしまった。
よくわかる記事ですね。
はるか昔にはヤクザは必要悪だったかもしれないが、現在では
悪でしかない。
大人が教えてあげないのか、、、
親が機能してないのだから、
周りの大人が守れるように
して欲しい。
親元へ帰る、という残酷な選択肢を
子供にして欲しくない。
子供は周りの他人に気を使って、
帰る場所は親元しかない、
という呪縛に囚われているかもしれないのに。
私自身が彼と似たような境遇だったから余計にね。
誰のせいでもなく結局は自分が選択した道なんだよ。
そのうち1人だけは普通科高校、大学卒業、現在サラリーマンやってる。
あと知ってる4人ぐらいは高校進学してないし、行方不明。
暴力団員になってなければいいけど。
本気で撲滅する気なんて無いでしょう。
タバコだって体に悪いと言いながら税収のために無くしはしない。
結局、利権利益が優先されて、こういった悲劇的な環境の子供たちが作り出されていく。
大人の責任ですよね。
愛情ってとこが、
抜け落ちて育ってきた訳でしょ。
これで
今更正してるなら
すごい努力だと思う。
先日、サイコな父親に虐待されて死んでしまった子供の方が暴力団の親を持つことより悲惨だと思う。
あんな親、最悪だ!と45歳になっても思う。
正直、ここまで悪い環境でしかないと子供は反れてしまうと思う。
親が子を売るのは、今も昔も変わらないという話し。
親や家庭環境、不遇な経験のすべては自己責任のレベルに移行となり、昇華しうる自己内部の問題となる。心身の自立を要求される。
ヤクザなどの社会不適応の言い訳にはならない。
甘えである。
暴対法がその証拠、存在を認めているのですから。
運が悪かったと思って諦めてまともに生きるすべを考えてくれ!
世の中には本当にもっと不幸な人もいます。
壮絶な過去を持つ二人が、コイントスで裏と表の人生を決めて生きていく…。
この記事のように、リアルな世界で壮絶な人生を送っている人たちがいる。
日本も中々しんどい国だ。
デジタルな分、紙とインクが無駄にならなくてよかった。
全てでは無いが大部分が決まってるなぁとつくづく思う
こういう境遇の人に大企業の御曹司が
「人間大事なのは努力」
とか言ったらぶん殴られるだろうな
とは口には出せないね。
こういう記事見ると。
いないほうが良い親なんてたくさんいるよね。
親ガチャ失敗した人、手を挙げてごらん?
悪事を行ってきたこと自体は消えないからね。
見事に両親の血を継いでいるね!
管理人の率直な感想
暴力団員の息子や娘だからといって必ずしも道を外れるわけではない。
むしろ逆ではないでしょうか。
自分の子には絶対に同じ道を歩んでほしくないと。
もしくは、親のようにはなりたくないと。
僕は小さい頃なんかはこういった職業の方々はどこか遠い存在だと思っていました。
しかし、大人になるにつれて、現実としてどれだけ近くに存在するのか分かってくる。
暴力団員の息子という友人はいませんでしたが、近い親戚とか、もっと言えば自らそういった道に入った奴も・・・。
そして、暴対法もあってのことですが、堂々とそういった職業の方と喧嘩をする友人も見てきました。
だからほんの少しですが分かってるつもりです。
今回の男性は、父親がうだつの上がらない末端組員であり母親も狂ってるという環境。
そして小さい頃から、それが何かも分からず薬物売買の手伝いをさせられていた。
理解する頃には当然それが当たり前になっていて、自身も薬物を売るようになり周囲も侵されていく。
小さい頃こそお金はあったみたいだけど、父親は所詮は末端組員。
暴対法の壁にぶち当たった時代には、昔のようには簡単に稼げなくなった。
それで馬鹿だから破門。
父親は保身のために自分の子供を売った。
母親は育児放棄で他の男性とみだらな生活ですよ。
僕は同情します。
なるべくしてなった現状だと考えます。
「自分の子供には同じ道を歩ませたくない」と考えるのは、結局はその世界を酸いも甘いも理解しきった人間であり、この父親のように目の前の薬物に体も商売も依存した浅はかな頭の悪すぎる出来損ないにはそんな考えは微塵もなかった。
可哀想ですよ。
日の当たる楽しい青春もない。
明るい思い出もない。
仲間には見限られる。
悲しくなりますね。
ただし「どっぷりヤクザをやってきた人は今さら別の生き方をしろっていってもムリでしょうね」という一言だけは甘えです。
どうにでもなりますよ、そんなもん。
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