【長野高齢男性遺棄事件】佐藤英伸容疑者の会社名・家族構成・インスタやX『順風満帆な人生から極悪犯』事故後の狡猾な隠蔽工作

車ではねた男性を長野県長和町の山林に遺棄した疑いで、佐久市の男が逮捕された事件で、亡くなった男性の死因は、事故によるけがではなく、凍死とみられることがわかりました。

保護責任者遺棄の疑いで11日逮捕された佐久市の佐藤英伸容疑者（32）は12月10日、佐久市岩村田の県道で歩行者の85歳男性を運転していた車ではね、その後、救護せずに長和町の山林まで運んで遺棄した疑いが持たれています。

男性は11日朝、山林内の斜面で遺体で発見され、頭部には外傷がありました。

警察のその後の調べで、司法解剖の結果、死因は事故による外傷ではなく、凍死とみられることが新たにわかりました。

佐藤容疑者は、事故のあと、ワンボックスカーに男性をのせ、自宅で自分の車に乗り換えて、事故現場から約30キロ離れた長和町の山林に向かったとみられています。

また、事故の直後に近くのコンビニエンスストアで水を購入していて、その水で現場の血痕を流したとみられることもわかりました。

佐藤容疑者は、容疑を認めていて、「事故でパニックになった」などと話しているということです。

警察は事故を隠ぺいしようとしたとみて、引き続き調べています。

参照元：https://www.fnn.jp/articles/-/629554

佐藤英伸容疑者の人物像…会社や家族、SNS、犯罪の悪質性など【ネットの声】

管理人の率直な感想

多くの事故を取り上げてきましたが、これほど酷い事故後の行動は今まで見たことがありません。

事故の経緯は冒頭の通りなのですが、文面通りに容疑者の行動を想像だけでおぞましい。
被害者を轢いたことは故意ではないはず。
しかし、事故直後にすぐに頭を切り替えて狡猾で残忍な隠蔽工作を実行している。
ここまでやっておきながら「頭がパニックになった」と言い放つことができる容疑者の人間性には寒気を覚えます。

パニックどころか冷静かつ確実に完全犯罪を実行しようとしている。
今、目の前で人の命が尽きようとしているのに、ここまでできる人間はなかなかいません。

プロの殺し屋並みの冷静さと手際と行動力。
本当に酷いですよ、この事件は。

死因が外傷ではなく凍死なので、被害者は事故後に意識があったかもしれない。
直後に意識を失っていたとしても、山林に投げ捨てられる時には意識を取り戻していたかもしれない。
もしかしたら容疑者に救いを求めたかもしれない。
言葉を選びながら書いていますが、「こんな死に方ないよ・・・」というのが率直な思いです。

幸せな家庭を持つ容疑者。
その順風満帆な人生を守るために鬼と化したのか、それとも心の中に元々鬼が潜んでいたのか。
それは今後の供述で確実に露呈してくる。