2019年6月、東京都練馬区の自宅で、元農林水産省事務次官・熊沢英昭被告(76)が、長男の熊沢英一郎氏(44)の首などを包丁で刺し殺害した事件の裁判2日目。
12月12日午後1時過ぎから熊沢英昭被告への被告人質問が行われた。
裁判2日目で明らかになったのは、長男・熊沢英一郎氏によって崩壊した熊沢家の実態と、熊沢被告の壮絶な苦悩だった。
それは、事件当初の国民の想像を超えたものであり、筆舌に尽くしがたい凄惨ともいえる地獄そのものだった。
12月13日、東京地裁での公判にて検察は「酌量の余地は乏しい」と述べ、懲役8年を求刑した。
以下は、その地獄とも言える熊沢家の歩みのまとめである。
これを見て誰が情状酌量に乏しいと思うだろうか。
熊沢被告の妻の証言
熊沢被告の妻の証言から時系列に沿って記していく。
母親への家庭内暴力
「肋骨にヒビが入ったり、顔に青あざ、鉛筆の芯を思い切り手に突き刺したりもありました」
娘の自殺
「兄(英一郎氏)が原因で、縁談があっても全部消えた。娘はそれで絶望して自殺しました」
娘の自殺と妻への暴力に、熊沢被告が心身ともに相当追い詰められたのは容易に想像できる。
熊沢被告への被告人質問
大学の頃から1人暮らしをしていた英一郎氏とのやり取り
「月に1回はアパートに薬や生活費を届けたり、ごみの片付けをしました。一緒にファミレスで食事をするなどして、コミュニケーションを図りました」
ブログに上司の悪口…「包丁で刺す」と言う息子を説得
熊沢被告は、英一郎氏が大学を中退すると就職先探しに奔走した。
しかし・・・。
「時期が就職氷河期で。本人はアニメ系がいいといくつか受けましたが、ダメでした」
最終的に義理の兄が勤める病院に就職させたが…
「残念ながら勤務状況が悪いと感じました。ブログで上司の悪口を書いていました。迷惑をかけると心を痛めていました。お礼を言って引き取りますと言わざるを得なかったんです」
だが、英一郎氏は退職に納得がいかなかった。
人として踏み込んではいけない領域に踏み込もうとしていたのだ。
「医師から連絡がありました。「英一郎さんが『明日、社会的事件を起こす。上司を包丁で刺す』と言っている」と。おさめなきゃと思ってアパートまで駆けつけました。時間をかけて説得しました」
説得し、英一郎氏が納得してからは?
「カバンから包丁を取り出して、台所に置きました。事件を起こさなくて良かったと思いました」
同居から殺害までの経緯も明らかに
一度は1人暮らしをしていた英一郎氏。
しかし、その生活はゲーム中心だった。
2019年5月からは再び実家で暮らし始めたものの、同居を始めた2日目に問題は起きた。
「『ごみを捨てろと言いやがって』と言って襲われました。髪をつかまれてサイドテーブルのところまで引きずられました。必死に逃げました。でも玄関まで追いかけられて、ドアやコンクリートにたたきつけられました」
その間、英一郎氏は何か言っていた?
「『殺してやる』と叫び続けていました」
それから6日後、隣の小学校で行われていた運動会の音に腹を立てていた
「目が合うと、形相が暴行の日を思い出す形相でした。『殺すぞ』と強い声で言われました。私は本当に殺されると思いました」
そして…ついに熊沢被告は我が息子である英一郎氏を殺害する
「無意識に包丁を取りに行きました。そのまま小走りで息子に向かいました。そのまま息子の胸あたりを刺しました」
熊沢被告は、抵抗する英一郎さんの胸や首を何度も刺し続けた。
殺されるという恐怖心からだった。
発達障害だった英一郎氏の主治医が出廷し証言
「熊沢被告は息子の面倒を大変よく見ていました。主治医の私に連絡をくれれば良かったと思います。そこで可能性を検討して、しかるべく対処法をお知らせできたと思います」
ネットの声
何十年も苦しんできて、もしかしたら他人に危害を加える可能性もあったのに。
検索は、不透明に不起訴にしたりするのに、頑張りどころが違うだろ。
もしも自分が当事者だったらと考えると同じようにしたかもしれない。
「ほぼ無傷だった熊沢被告に対し、遺体には36カ所以上の傷があり「不意を突いた一方的な犯行で悪質だ」
当たり前だろ、この年齢で息子の腕力にかなうはずはない。
反撃できないようにすると思う。
本当にいろいろなことが重なって起きた事件。
日常的に暴力をふるったり、食事を与えないで我が子を虐待死させる親と同じような求刑年数。
司法のいう「悪質」とはどのようなものなのだろうか。
この点も踏まえ、司法はあくまで中立を保ち公正に裁きを下してほしいと思う。
刑罰が重くても軽くても本人が責任の重さも犯行の必要性も一番わかっているだろうし、受け入れるんじゃないだろうかね。
自分はこの方を責められないわ。
高潔な方にみえるだけに、余計にそう思います
このままなら、息子が他の事件引き起こしていた可能性は、考慮されてるのかな…?
殺された息子はテレビでは「英一郎さん」
殺されてなかったらきっと直前にあった川崎通り魔に感化されて事件起こしてたろうな。
名ばかりの専門家などあてにできなかったのでは?
これは重すぎるでしょ、、、
裁けないよなぁ〜
これは情状酌量必要だろう。
仕方のないこともある
温情を・・・
然るべき最善の策があった、そんなのは外が後から言うのは簡単。
余生はご夫婦で支え合って静かに過ごしてくれれば、もうそれでいいと思う。
長男は病気だったと思う、精神病院に入院させるなり隔離は出来なかったのか、父親は誰にも相談出来ず苦しかったと思う、情状酌量を望みます。
こんな息子でも殺されれば被害者なんだからな
これでは被告も気の毒過ぎる
寛大な判決が出ることを祈るばかり
本当に辛い思いをされてきたのでしょう。相当な覚悟をもっての犯行でしたね。人様を傷つけないよう人様を守った犯行だったのでしょう。ただただ辛い事件です。
殺された息子は死んで当然の様に思えてきている。
確かに育ての問題もあるが40過ぎてからでは問題外です。娘さんも無念だと思います。
ただ息子を殺めた事実は事実。しかし情状酌量の余地は十分あると感じます。
出来る事なら執行猶予付き判決にしてあげたい。
残りの人生を夫婦で楽に暮らして貰いたい。
自分ならやっていても不思議ではないと思っています。
あれを受けて、余計に危険だと思ったんだと思う。
むしろ、お父様が殺さなければ、何人殺されてたかわからない。
娘さんが自殺されてたなんて、お気の毒すぎます。
悪しかない加害者の罪を軽くするくらいだから、この方はむしろ無罪でもいいくらい。
本人は極刑を望んでるみたいだけど、とてもそんな酷い人に見えない。
すごく辛い選択だったと思う。
確かに殺人は犯罪なんだけど、こういう経緯を聞くと第三者が簡単にあれこれ言えないと思う。
でも、その子が中学の頃から半殺しの目にあって来たお母様は何が一番大切なのか解らない精神状態で生きて来たのでしょうね。
私なら逃げます。
世の中おかしい間違ってる。
父親に同情します。
息子が原因で最愛の娘も失った。
このままにしていては社会に多大な迷惑がかかる、と思い、親として最後の責任を全うしたのではないでしょうか。
刑罰を受けるまでもなく、裁判官に諭されるまでもなく、悔悟の念は十分に感じているはず。
どうか寛大な判決を望みます。
結果、父親が手を下したわけですがお2人が不憫でなりません。
父親が殺めてしまった事実は変わりませんが他人が巻き込まれなかっただけ良かったのではないでしょうか。情状の酌量を求めます。
行政も本気で取り組んでるとは思えない。
施設入所させたくとも、本人が強く拒否したら入れられない。
娘さんを亡くされ、奥さまも自殺未遂し、どうすることも出来なかったのだと、こうすることでしか終わらせることが出来なかったのだと思うと涙がでる。
この人がしたことは確かにいけないことだけど、心の中で罪を背負い償う、もうそれだけでいいでしょう。
これ以上追い詰めないでほしい。残された奥さまのためにも。
人には理解し難い苦悩があったのだと思う。
こういう時はどう対処したらいいのか
気軽に相談出来る窓口が増えたらいいよね。
お父さんが防いだ
執行猶予になって欲しい
親として、どれだけの苦しみかと思うと、やりきれない気持ちしかありません。
どうか寛大な判決をと思いますが、ご自身と奥さまがそれで納得されるのか…
ただただ胸が痛みます。
血縁である以上決して逃れられないんです。
親が亡くなれば兄弟に、兄弟が老いればその子供達にのしかかってくるんです。
いつかとんでもない事件を起こすんじゃないか、自分がやられるんじゃないか、自分の子供たちにその責めが及ぶんじゃないか…と恐怖の日々です。
亡くなられた妹さんは本当にお気の毒ですが、生きて結婚して子供を産んでいたら、また別の苦しみに終生つきまとわれた筈です。自分の夫や子供が、自分の兄の狂った振る舞いにどれほど怯える事になるか…
地獄としか言いようがありません。絶望してしまうのも無理のない事です。
この様な苦しみの中に居る人たちがどうか救われて欲しい。殺すか殺されるかでしか逃れられない苦しみから助けてあげて欲しい。
是非とも寛大な裁きをお願いします。
エリート官僚時代から、息子に、御苦労されたのですね。
正負の法則があるとしても、残酷過ぎます。
1日も早く、これからの人生末長く、奥様と幸せに暮らして頂きたいです。
私はそれはもう無理ではないかと思った
主治医がいたのにここまで悪化していたのに
では主治医は今までどのようなアドバイスや治療をしていたのだろうか
それらをしても娘は亡くなり妻や自分は日々暴力を受け追い詰められた結果なのだと思う
娘さんもそんなことになってたとは、気の毒極まりない。
持って生まれた性質が大きいと思う。
同じ親に生まれた兄弟でも性格は全く違うじゃないですか…私も問題児抱えて数十年、どうしようも出来ずにいるので、
人事には思えないです。でも相談出来る他人なんていません…皆 自分の生活で目一杯ですし、実害を被らない限り真剣に考えてはくれないと思う。
このような事件を知ると、家庭内で深い悩みを抱えている人は底知れなくいるのではと思う。
主治医がいるということはすでに医師にかかってるし、相談もしてる。
すでに第三者がらみでこの状態だったわけで、親としては決して隠そうとしていた感じでも、外に相談できなかったわけでもないのでは?
主治医は「相談してくれれば」というが、ずっと相談してきて「娘が自殺」という結果しか親と医師とで作って来れなかったのが事実だろう。
親や医師のせいじゃない。
どう育ててもそうにしか育たない場合がある。
「育ち」とか「躾」以前の問題
余裕なんかないだろう。
これって相談先を探すレベルではなく、完全に、強制介入が必要な段階。孤立、って重いテーマ。
措置入院が必要だった。
なんとか出来てればこんな事件起きていない。
警察だって取りあえないし、他人は手を貸してくれない。
殺していい理由にはならないんだろうけど、それでも元次官やその家族の辛さは言葉に表せない。
自分が同じ状況に置かれたらもしかしたらもっと前に殺してしまっていたかもしれない。
涙が出てきてしまう。
罪は償わなきゃいけないけど、できる限り軽くしてあげたいな。
奥さんだって減刑を望んでるし、お願いします。
家族以外の人に危害を与える可能性もあったわけで。
自分の老いも感じただろうし、今後時間が経つほど手に負えなくなる。
今回の被告の刑は軽くしてあげてほしい。
社会への犯罪を防いでくれたと思う。
おかしなのが刺すと無罪、マトモな人が刺すと有罪は納得いかんです。
相談したらこの息子の精神病が治るのですか?暴力被害がなくなるのですか?話を聞いてくれるだけでは何も解決になりません。
わたしも夫のDVに苦しんだ時、相談窓口に行っても何も解決しませんでした。暴力の事実をもって警察に逮捕・拘留してもらわないと、暴力から逃れられません。または精神病院への緊急措置入院が早めに行われればよかったのかもしれません。
今回の事務次官の追い詰められた状況はどんなにつらく苦しい日々だったろうとお察しします。
他人に危害を加えるかもしれない危険な存在を封印するべく、自分の築き上げた社会的地位を失うのも厭わず、親としての責任をある意味果たされたのだと思います。
本当に本当に苦しい日々だったろうと思います。
後悔はしていないと思う。殺人は罪だが、では父と母が殺されるまで放っておけばよかったのか、あるいは夫婦で自殺して逃げてしまえば良かったのか。
あるいは他人に危害を加え、事件を起こし、関係のない人たちを苦しめても良かったのか。この中で親の果たす責任の取り方と言えば、一つしかない。娘さんまで自殺している状況の中で、他になかったのでしょう。
何かしら方法はあったというなら、具体的な確実な方法を言ってみてください。
一生刑務所に入れておくことができるなら、救われたかもしれないが現実的には無理でしょ。悪が正義になることもある。
親にどうにかできるんだったら、医者になんか頼らないでしょ?
さらに、『事前に相談してくれれば』みたいなことがあったけど、なんか他人事のように感じるわ。もっと親身になってくれる先生に当たってたら、状況は変わってたかもしれないね。残念。
何故こうなった?何故?何故?と自分との葛藤が続いたんだろう。
本当に軽い罪を願うし無罪でもいいのではと思う。
周りに助けをと軽く誰もが言いますが、結局、他人は他人なりの扱いしかしてくれません
最終的には家族が苦しまないといけない
殺人は絶対普通ダメなことなんだけど、同情してしまう
この環境で同じ経験したら、父親と同じことしてしまっていたって人たちは多いと思う。
それしか道がなかったんだと思う。
このお父さん、限界でしたことにずっと後悔して生きていくだろう。
情状酌量であることを願う。
そしてご夫婦で静かな余生を送ってほしい。
ただ、それ以上にものすごく責任感のある人なんだと素直に感銘を受けた
統合失調症の中でも攻撃性の高い種類の病理ならば親の育て方が悪かって云々はありません。
ドーパミン異常等で其の状態。
本人が対処薬を飲まなければ抑制も不能。
入院も人権等で長期できなくなっている。
娘さんが自殺…
哀しすぎる
地獄の月日だったでしょう。
その中で事務次官にまでなられ務め上げた。
お顔の表情からも真面目で誠実な方と思います。
コミケの売り子まで息子さんとなさり息子さんに寄り添おうとなさった。
娘さん亡き今、奥様と現世を、少しで普通の日々を残る人生を送らせてさしあげてください。
一番に息子さんを愛していたのはこの方と思います。
正当防衛でしょう。無罪の判決を願って止みません。
あまりに事情察して余りある事件です。緊急避難あるいは正当防衛を援用して温情的な処置を期待したいと思います。
でもそれは最近流行りの《虐待》ではなく充分以上の《愛情》なのだと思います
できる事を《これでもか、これでもかと》してきて、それでも改善なんて全くなくて
あげくに他人を《殺すぞ》ときたら年老いた親は他に何が出来るでしょうか
確かに殺人なので無実ではないけれど、そこに至るまでに充分に苦しまれてきたのだから。
よそ様に迷惑をかけないように、親としてのケジメをつけられたのだから。
どうか、このご夫婦が今後の人生を心穏やかに過ごせるご判断をお願いしたい
苦労して上り詰められたのに、父親として申し訳ないと思われたのでしょうか。
悩み抜かれたであろうお父さんがかわいそうで。
正当防衛が無理でも、過剰防衛で済むのではと思いたいです。
(罪は軽く済んでも、ご本人の心は元に戻らないでしょうが)
娘さん、いいところのお嬢さんなのにかわいそうに。こうした事件に至るまでの背景が悲しい。
家族に暴力はふるいませんが、家や物を壊す義父はいます。義兄も同じです。
隔離したり救える施設があれば良いと思います。
どこかに相談できなかったのかと番組などで言っているが、出来てればここまでになっている訳がない。
怖かったから刺し続けたとあるように、相談をして他人が介入したことによりややこしくなることがわかっていたから尚のこと抱えるしかなかった。よく今まで我慢してきたと思ってしまうくらい、あまりにも辛い日常だったと思う。
私が同じ立場になったとき、同じことをしなかったと言える自信がない。
情状酌量の余地ありで、減刑になるといいのにと思います。
八方塞がりで、本当に言葉にならない。
情状酌量にしてあげてほしい。。。
このままでは、誰かが犠牲になってもおかしくなかった状態。
もしかしたら、職場の上司や隣の小学校の子供が被害にあっていたかもしれない。
それを親として防ごうとしてしまったのだと思うと心が痛む。
この人は精一杯頑張って生きてきたし、責任もとろうと必死に生きてきた。
そんな人が晩年を刑務所で過ごして欲しくない。
英一郎って名前も、愛されつけられた名前だと感じる
その結果がこれだなんてあまりに悲しすぎる
救いがなさすぎる
ちなみに各市町村の役所に相談窓口が大体あるので、まずはそこに。民間だとカルトの入り口になってる場合もあるので気を付けて。
このような家庭は世の中にたくさんある。同じように悲しい事件が起こらないために、何ができるのか考えなくてはいけない。これはもう行政が動くしかないレベルの社会問題。
色々きれいごと言う人いるけど、同じ立場になったらどうかな。
カリタスみたいな事件起こさせないのも親の愛だったと思う。
奥様の言葉が全て。刑を軽くしてあげて下さい。
読んで切なさばかり感じています。
奥様が望むように刑罰が少しでも軽くなり
罪を償い出所したら奥様と寄り添い残りの人生を新たに心静かに歩んでほしい。
絶望から解き放されますように。
子どもを持つことは悩ましく、どんな子どもが生まれるかは運でもある。この事件で本当に悲しいのは、家族みんなが真剣に頑張ったに違いないのに、報われなかったことだ。
息子はやはり然るべき機関に託すべきだったかもな。
しかし、万策は講じたのだろうし娘さんまで自死したとか気の毒すぎる。
これは十分に情状酌量の余地がある事件だ。
この事件に関しては人が人を裁くということがなんと思い上がったことだろうと思う。
裁判官という立場であっても普通の人間。増して人の親であればこの件を前例や法律を振りかざして裁いて良いものだろうか。
子を殺めた罪はこの父親がよくわかっている。
父親自身が重い十字架を背負って残りの人生を過ごすことでしょう。
最大限の情状酌量を。どうぞ執行猶予を。
残りわずかの人生を息子に振り回されない落ち着いた日々を過ごさせてあげて欲しい。
息子を残して遠くに逃げることも出来たかもしれない。
40代の息子と絶縁することも出来たかもしれない。
しかしそうせずに世話をし、面倒を見続けてきたのだ。自分が罪を背負って大きな事件からほかの大切な命を守ったのだと思う。
この責任感の強い父親のお陰で大きな事件を防げたのかもしれない。
このままなら、息子が他の事件引き起こしていた可能性は、考慮されてるのかな…?
難しい。
逆に親の虐待で亡くなった小さい子たちの事件は刑が軽いですよね。
こんなのは執行猶予付きの判決でも重いくらいで個人的に罰金刑が相当と思われる。
被告の「毎日、反省の日々を過ごしています。息子があの世で穏やかに過ごせるよう祈りをささげることが、わたしの務めとだと思います」との発言を見ても弁護側の主張に共感する部分は多い。
情状酌量の余地、満載の。
そのように育ててしまったことも責任を感じていたと思う。
酌量の余地は十分ある。
ある意味、正当防衛。
長男を野放しにしていたら殺人鬼と化して、なんの罪の無い人を殺しまくる可能性も完全には否定できない。
裁判員制度による国民寄りの判決を下しても、どうせ二審でひっくり返されるんだろうな(苦笑
なんか重い気がする。
長男の事を恥ずかしい、やっかいだと思っていたのではないかと思います。
暴力は一番近い存在である父親に理解してもらえなかった深い悲しみからだと思います。
大学中退の人生では無く、父親に理解してもらえずかわいそうな人生だったと思います。
この長男が本当に他の人に危害を加えるとは思いません。
それを示してほしいな
管理人の率直な感想
検察側は「専門家に相談するなどの手段を尽くしたとは言えない」と論告で語っています。
主治医は「私に連絡してくれれば良かった」と言っています。
本当にそうでしょうか。
助けてくれたんでしょうか。
「英一郎氏の暴力や暴挙を100%防ぐことができた」と断言できなければ、この検察と主治医の主張は全くの無意味なんです。
断言できるわけがない。
戸塚ヨットスクールを引き合いに意見している方がいました。
「あり」ですね。
英一郎氏のような人物こそ入れるべき場所です。
父親に殺されるより何百倍もマシです。
と、今更考えたところで「たられば」ですが・・・。
判決がどうなるかだけが焦点。
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