【水難事故】意識不明の重体だった中学1年生・大城蓮さん（13歳）死亡『友人と橋から海中に飛び込み』死因公表【沖縄県】

うるま市与那城屋慶名の藪地大橋（海抜12メートル）から友人らと海中に飛び込むなどして遊んでいた中学1年の男子生徒が意識不明の重体となった事故で、うるま署は29日、本島中部に住む13歳の男子生徒が本島南部の病院で死亡したと発表した。死因は溺水による低酸素脳症。

大城さんは23日午後2時10分ごろ、友人3人と橋から飛び込むなどして遊んでいたが、浮上してこないことに気付いた友人が119番通報した。橋の下の水深約4メートルの海底で見つかり、意識不明の状態で搬送された。

出典：沖縄タイムス

管理人の率直な感想

事故から6日後の死亡です。
その場で死亡が確認されるのも勿論悲しいのですが、意識不明の状態が続いていると「助かってくれ」と願う。
その末の訃報は何倍も胸が痛みます。

中学生くらいだと、こういった場所はかっこうの遊び場になってしまう。
おそらくこの子たちは小さい頃からこの場所で年上の人達が飛び込んで遊んでいる姿を見てきたのでしょう。

気になる点は、水深4メートルという浅さです。
12メートルの高さから飛び込んで、深さが4メートルしかないんです。

飛び込み方によっては海底までついてしまうと思うし、海底がどんな形状をしているか分からない。
岩がごろごろしているかもしれない。

飛び込んで浮上してこず、海底で発見されたという状況が不思議でなりません。
いったん浮いてきそうなものですが・・・。

過去の水難事故もそうですが、事故が起きてから初めて対策がなされます。
自治体は地域の危険な場所を精査し、事故が起きる前に動いてほしい。

この事故は中学生たちが自ら飛び込んだ末の事故であり、防ぐことができた事故です。
同年代のお子さんがいるご家庭は、これでもかというくらい注意を促してほしいと願います。