米ニュージャージー工科大学は、アリの古代種「地獄アリ」が捕食する瞬間を残した9900万年前の琥珀を発見したと発表しました。
琥珀に閉じ込められていたのは2種類の昆虫。一方の昆虫は鎌のような形をしたアゴと角を有し、もう一方の昆虫の体を挟み込んでいます。同大学のフィリップ・バーデン助教授は、この琥珀について「行動する様子が琥珀になっていることはとてもまれなことで、捕食する瞬間は特に珍しいものです」と述べました。
琥珀に記録された捕食の様子から、地獄アリの口は一般的なアリと異なり、左右ではなく上下に稼働した可能性が考えられるとのこと。現在のアリにはない“角”も特徴的で、側面には凶悪そうなギザギザの刃がついています。
バーデン助教授が「地球上に誕生した種のうち99%以上は既に絶滅している」と語るように、発見された琥珀は、我々の身近に存在する生物がかつて全く異なる姿で生活していたことを教えてくれます。
研究チームは今後、今回の発見を参考に地獄アリが絶滅してしまった理由などを模索していくと述べました。なお研究内容をまとめた論文は学術誌「カレントバイオロジー」に掲載されています。
出典:ねとらば
食事の途中で樹脂に飲み込まれた地獄アリの悲劇、9900万年の時を経て感動へ…ネットの声
捕食した瞬間に樹液が落ちるか流れてきてこれまた瞬間的に固まらなければこんな状態で保存されないよね
ジワジワ固まってたら流石に逃げたり離したりするよねぇ
この琥珀の出来方の方が不思議なんだけど…
虫入りの琥珀は、たいていが脚が抜けなくなってそのまま取り込まれてしまうと聞いたことがあります。
これは想像ですが、捕食される方が樹脂に脚を取られているところを捕食しに行って自分も脚を取られてしまったのかもしれませんね
で、そのうちに窒息して閉じ込められたままいつしか琥珀になったのかなと思ってる。
運悪くそのような樹液に飲み込まれちゃったのかも。
子供の頃にジュラシックパークに触発されてヤツデの樹液に虫を閉じ込めようとしたことを思い出しました。
綺麗な玉虫などの甲虫類や蝶、サソリのそれであれば欲しいかも。
蟻とか蚊とかハエはちょっと微妙かな。
幾ら太古の貴重なそれとはいえ、赤い幼虫とかGは全力で欲しくないw
そのドロッとしてるのにずっと大人しく全身コーティングされるまでずっとエサ咥えたままってのが不思議でねぇ
サラッとしてても普通慌てて暴れそうだけどそんな気配もないしねぇ
樹液自体に今はないけど何か麻酔効果でもあったのかなーって
たしかに食うためだったら生き延びるほうを優先してもがく時に離すだろうということだな。
地獄アリの友人が樹液に落ちたので助けようとしたけど力尽きたのかもしれない。
アリは餌を巣に持ち帰るだろ
人間の次のレベルの知的生命になることが人生の目的なの
それは仏教でいう悟りなの
樹脂に閉じ込められた不運な虫入りががなんで?と個人的には思ってしまう。
でも何千万年も後にも姿を残せるのは幸運なのかな?
さらに言えば、アリ含むいろんな生物はパニックになるとあたり構わず噛みつきまくる事があるし…
3cmくらいあるのかと思いました。
そう言う時代が来るかもしれない。
今の人類は台所の鍋が火を出しているのに、リビングで「大丈夫だろ」とくつろいでいる状態。もう間もなく台所を焼き、家を焼くことになるだろう。
星レベルで輪廻で生まれ変わるという儚い世の中で生きてるんです
まぁ大半は昆虫が占めてそうだけどね。身体が小さいから進化早いし、種類多いし
そういう意味では現在のアリがやっていることも十分「凶悪」なのかもしれませんが、自然界ではごく普通のことなのではないですかね。
人間から見たら残酷に思えてしまうことでも、自然界ではそれがごく当たり前で普通のことで、「生きるために命をもらう、食べる」ということだと思います。
小学生の頃、学校のキャンプに行った時の話です。
割と大きなトンボを素手で捕まえたので友達を呼んで見せようと、トンボを近くのテーブルの上に置き、羽に小石を置いてその場を離れました。
結局友達は見つからず、数分後に戻ったところ・・・
トンボが蟻に解体されており、頭部が分離され運ばれていました・・・
子供心にかなりショックを受けました。(今もちょっとトラウマかも)
トンボにすごく悪い事をしたと思い、手を合わせて拝み、以降、こういう事は二度とするまいと心に誓いました。
ほんと、ごめんよ・・・(´;ω;`)ウッ…
ロマンだけど、危険すぎる。
虫入りの琥珀は、高値で取引されるんですよね。
琥珀の元は樹脂だし、偽物に使われるレジンも樹脂だから素人に見分けるのは難しい
キレイに真ん中に虫が入ってる琥珀は偽物の確率が高い
当時と大気の成分や気温などが違うとは思うけど、適応されたら人間含めて在来種の存続が脅かされそう。
ジュラシックパークの設定は端から無理があります。
形は残っていてもDNAは原子自体の構成が変わっていて再現するのは不可能
一瞬に固まり残念 しかし不思議なのは琥珀ですよね 凄い自然の力!
スズメバチにすら集団で襲いかかって解体するんだもの。
が強烈すぎて、心境はアリどころではない。
はるか昔から繰り返される残虐行為。
地球死すべし。
どちらも気の毒、、、
ヘルアントって言うのかな。
ドラクエにいそう。
クモが交尾中の・・・琥珀もあるぐらいだからナァ~
どっちが強いか見てみたい
同じことを考えて一生懸命研究した研究者がいるんだよね
管理人の率直な感想
僕の記憶が確かならば、琥珀というのは、流れてきた樹脂に飲み込まれて閉じ込められ、長い年月を経て化石化した物です。
だから基本的には昆虫琥珀の多くは死骸だったはず。
花や葉などがよく見られますが、考えてみると水中花はそういった琥珀の奇跡を人の手で再現し、それを本能的にレアなものとして認識して多くの人が魅了されたのかもしれない。(違うか)
のろまと言ったら失礼ですが、ダンゴムシのような動きの遅い昆虫ならば生きている状態でも樹脂に包まれることがあると思います。
しかし、今回発掘されたのは地獄アリ!
食事中ですよ?
僕だけですか、興奮しているのは。
食べるのに夢中で流れてくる樹脂に気付かなかったのかな・・・ドジですね。
そんなドジな瞬間が形になって残るなんて。
9900万年後に僕らにその姿を見せてくれるなんて!
僕だけですか、胸を熱くしているのは。
絶滅したアリですから、当然現在では見ることが出来ないわけです。
ましてや捕食シーンなんて!
ドジも捨てたもんじゃない。
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