【獣害】くくり罠にかかったニホンカモシカを助けようとして角で刺された男性「シカにやられた」家族に連絡するも死亡【愛知県】

愛知県新城市の山林で、害獣駆除用の罠に誤ってかかった二ホンカモシカを、罠から外そうとして、角で太ももを刺された70歳の男性が死亡していたことがわかりました。

死亡したのは市内に住む70歳の男性で、市から依頼をうけた捕獲従事者でした。

新城市によりますと、男性は2日午前8時ごろ、罠の見回り中に、自分が仕掛けた「くくり罠」に、国の天然記念物であり、駆除の対象外である二ホンカモシカが誤ってかかっているのを見つけ、罠を外そうと近づいたところ、カモシカの角で太ももを刺されたとみられるということです。

男性は、その後50ｍほど下山したところで「シカにやられた」と家族に連絡、駆けつけた家族が119番通報し、病院に運ばれましたが、約2時間後に死亡が確認されました。

二ホンカモシカは体長90cmほどのオスで、新城市は、カモシカが男性を襲ったことなどから、愛知県の許可を得て、5日に殺処分したということです。

参照元：メ～テレ

『高齢者を襲ったニホンカモシカは殺処分に…』ネットの声

管理人の率直な感想

クマに襲われて亡くなった場合の殺処分は、遺族感情と獣害事故の再発を防ぐためという二つの理由だと思いますが、この事故の場合はどうなんでしょう。

罠の性質上、いずれにしてもニホンカモシカは助からなかったという考え方と、遺族感情の二つでしょうか。
画像を見る限りニホンカモシカは元気そうに見えますが、そもそもニホンカモシカに表情はないですからね。しんどそうな顔もしない。
分からん。

どういう経緯で助けようとしたのかは置いといて、せめて亡くなった男性の意思を尊重して、野に放ってもよかったような気がします。
・・・でも自分の家族が同じような被害に遭ったらニホンカモシカでも許さないんだろうな。

口でいうだけなら簡単。
現実は難しい。

明確なのは、悲しい事故だということだけです。