【和歌山毒物カレー事件】林真須美死刑囚、再審請求…弁護士「第三者の犯行」主張に「真犯人は次女か近所の子供」「冤罪」の声

1998年に和歌山市で4人が死亡した毒物カレー事件で、殺人罪などで2009年に死刑が確定した林真須美死刑囚（59）の弁護人を務める生田暉雄弁護士は9日、和歌山地裁に新たに再審請求を申し立てたと明らかにした。5月31日付。「第三者による犯行は明白で、林死刑囚は無罪」と主張している。

林死刑囚は死刑確定後の09年7月に既に再審請求をしており、再審を認めなかった20年3月の大阪高裁決定を不服として最高裁に特別抗告中。生田弁護士は「異なる申し立ての理由があれば、さらに再審請求できる」と説明している。

生田弁護士は「無罪とするべき明らかな新証拠を発見した」と主張。

参照元：https://mainichi.jp/articles/20210610/k00/00m/040/282000c

林真須美は本当に無罪なのか…『冤罪』と『真犯人』【ネットの声】

管理人の率直な感想

当時、林宅へマスコミが大勢駆けつけていて、塀の上から撮影するカメラマンに林真須美がホースで水をぶっかけていました。
たじろがず水を帯び続けたカメラマンがいたことを覚えています。
「その水にヒ素が入っていたらどうするんだ！」と妙ちくりんなことを考えたことも覚えています。

林一家がヒ素を使って保険金詐欺を行っていたことは間違いない。
ただし、無差別殺人を起こすかどうかは全くの別問題であり、所有していたヒ素と事件で使われたヒ素が別物だということが証明されています。
夫の林健司氏が「金にならないことはしない」と言ってたのも、妙に納得してしまった記憶があります。

林真須美の不気味さを兼ねたキャラの濃さが先行していて、それだけでカレー事件の犯人だと決めつけていた人も少なくはない。
実際に、笑顔があんなにおぞましく怖い人間は稀有です。

冤罪を考えている人が多い。
僕としては、真犯人はともあれ、今ある状況だけで死刑判決とするには無茶苦茶だと考えています。
それとテレビのインタビューの受け答えを見た印象で言えば、息子さんが犯人だということはない。

真犯人がいるとすれば、その人物は今笑って生活しているわけではない。
再審請求に対し、「あ～来たか」「なんとかなるかな」ってなもんでしょう。

事件から23年。
死刑判決が覆り真犯人が逮捕されたら、歴史に残る冤罪事件になるでしょう。