【札幌市2歳男児監禁死亡事件】松原愛華容疑者インスタ物議「莉蒼ちゃんに関する投稿の真意」

札幌市北区のアパートで、クローゼットに監禁された２歳の男の子が死亡した事件です。親子のもとを訪問していた行政とのやりとりからは、支援の難しさが浮かび上がります。

小さな男の子の背の高さに合わせてかがむ若い女性。仲良さそうに頭を近づけあう親子に何があったのでしょうか。

札幌市北区の無職、松原愛華（まつばら・まなか）容疑者は、今月22日、自宅アパートで長男の莉蒼（れいあ）ちゃん２歳を、およそ30分間クローゼットに閉じ込めた監禁の疑いが持たれています。
莉蒼ちゃんは、翌日、病院で死亡しました。
司法解剖の結果、死因は一時、心肺停止に陥ったことで酸素が脳に行き届かなかった「蘇生後脳症（そせいごのうしょう）」でした。
莉蒼ちゃんには、死につながるようなけがはなく、食事も食べていて衰弱している様子はありませんでした。

松原容疑者のものとみられるＳＮＳには、莉蒼ちゃんを可愛がるような文章が度々投稿されていました。

「たくさん笑顔で食べれくれる莉蒼が大好きだよ」「ママのところに産まれてきてくれてありがとう。これからも莉蒼はママの宝物だよ」（ＳＮＳへの投稿）

虐待と支援について国が出している手引きです。
「若いひとり親の世帯」にあたる松原容疑者と莉蒼ちゃんのケースは、児童相談所ではなく、まずは住んでいる区が対応する「グレーゾーン」と判断されていました。
北区の職員は、今月中旬、松原容疑者のアパートを訪問しています。この際、松原容疑者は莉蒼ちゃんについて「実家によくかわいがってもらっている」などと話す一方、自身は「最近眠れない」と悩みも打ち明けていました。

「一般的に言う、子育てをまじめにしているほうではなかったとは思いますけど、可愛がって育てていたんじゃないかなと思う」（松原容疑者の友人）

松原容疑者は、北区の職員が莉蒼ちゃんに会うことを求めると「昼寝中なので」などと断り、支援を受けることには前向きではなかったといいます。
北区の健康・子ども課は、ＨＢＣの取材に対し「若い人にとっては行政機関はハードルが高いと感じられているのかもしれない」と支援の難しさを語りました。

また、国の手引きは、「自立して育児が可能」な世帯にも虐待のリスクは潜んでいると警告しています。
北区の健康・子ども課は「子育てが順調な人も、いつ不安になり虐待につながってしまうかわからない。自分だけで悩むことがないように見なければいけない」と話します。
育児に困ったとき、気軽に助けてと言える社会を作れるか。札幌市は、再発防止のため専門家らによる検証を進める方針です。

参照元：https://www.hbc.co.jp/news/5a60a7324d38bcbf174ab3fc8d6c13b6.html

莉蒼ちゃんに関するインスタ投稿の真意【ネットの声】

管理人の率直な感想

SNSに子供の画像や動画を上げる人の心理は、子供がいる人にしか分からないのかもしれません。
僕はみなさんの投稿を可愛いな～なんて思いながら拝見しているのですが、当然ながら今回の事件のインスタ投稿は見方が変わってきます。

ハンバーガーを食べさせていることに意見をぶつけている人もいますが、個人的には莉蒼ちゃんがおいしいと思いながら食べて、それが短い人生の中の数少ない幸せの一つだったとしたら尊重してあげたいです。
僕らは普通に生きていて、年齢を重ねるのと比例して幸福を増やしていきます。
でも莉蒼ちゃんにはそんな時間も環境もなかった。
それがジャンクフードだったとしても、おいしいという幸せを感じたならいいじゃないですか。

それと、投稿内容。
僕は、一般的なママさんたちが子供のことについて投稿するのは育児日記のようなものだと思っています。
SNSの無い時代から、世のお母さんたちはその日々をノートに綴っていたはず。
公開するかしないかの違い。僕は何も問題ないと思っています。

しかし、このような事件を起こした母親が綴ったものは話は全く変わってくる。
いくらキレイな言葉を並べても、いくらそれっぽいことを書いても、何の説得力もない。なにも響かない。