【新型コロナ】糖尿病55歳男性、搬送先決まらず死亡「涙が出た」「壮絶な内容」の声『医療崩壊のリアル』物議に

２４日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜・午前８時）では、２３日に新型コロナウイルスに感染し亡くなった５５歳男性が、自宅療養中に緊急搬送先が決まらない様子を映像を交えて報じた。男性は糖尿病を患っていた。番組は映像の放送に関して、緊急搬送の実情を伝えたいという、遺族の意向があると説明した。

男性は１２日にコロナの陽性が判明し自宅療養となったが、２０日に容体が悪化。緊急搬送を要請したが搬送先が見つからなかった。その後、訪問治療した医師の判断で、再度緊急搬送を要請したが、搬送先が決まらず自宅療養が続くことに。２１日に入院したが、２３日に亡くなった。

リモートで出演した同局社員の玉川徹氏は「（映像を）見ていたら脈拍が１５０くらいありましたね。我々が走った後くらいの脈拍が、ずっと続いているんですよね。苦しかったと思います」と沈痛。

この現状に「救急搬送されない現実が隣り合っている。私も毎日ウオーキングをしているんですけど、３日前くらいに救急車が止まっていて、見たら救急隊員の方が電話をしていた。搬送先を探しているのかと思っていたら、１時間後くらいに戻ったら、まだ電話をしていた。まさに隣り合っている現実だと実感した」と自身も厳しい現実を感じたという。

そして「東京都でも８月に入ってから自宅で亡くなった方は１１人ですから。どんどん増えている状況で、新規の感染者数はまだまだ積み上がっている」と状況の悪化を危惧していた。

参照元：https://hochi.news/articles/20210824-OHT1T51022.html

55歳男性死亡に見た新型コロナの恐怖と医療崩壊のリアル【ネットの声】

管理人の率直な感想

リアルタイムで観ましたが、医師が「ハッキリ言うと、このままだと死ぬかもしれない」と男性に告げていました。
まだ喋ることができているし意思の疎通も取れているのに「ハッキリ言いすぎだろ・・・」と思っていましたが、医師の言う通りでした。
何とかならないのか！助かってほしい！と願っても、現実は多くの人が思っている以上に厳しかった。

病院側の「受け入れられない」という返答に「どうしても？ピンチなんですよ今」と食い下がる医師。
そのあとに病院側が「他をあたってくれませんか」と。

保健所に連絡し、受け入れ先が決まったとの報告。
「このままだと数時間で亡くなっていた」と言う医師。
しかし思ったより男性の状態が悪く、決まったはずの受け入れ先の病院が急遽拒否。

男性は死亡しました。

一見、病院側が突き放したようにも思えますが、そうではないのです。
これが現実です。

亡くなった男性の父親は「テレビでは見るけど、こんなことないよな」と泣いていました。

僕らもまだ心のどこかでテレビの向こう側の出来事と思っているところがあります。
亡くなった男性の父親と同じです。

この現実を現実として受け止めること。
物凄く大事だと思います。

こういった報道が多くなれば、心を引き締める人が多くなるはず。
コロナを馬鹿にしていた人の心にも響くはず。
熱海に観光して「たまにはいいかな」とインタビューに答えて炎上した男性にも見せてあげたい。

医療崩壊。
本当に由々しき事態です。