鶴崎心桜さん虐待死、母親の再婚相手・木下匠容疑者を送検『林真須美の長女一家を全滅に導いた男』児相を責める声も【和歌山】

和歌山市のアパート一室から2021年6月、体にあざがある少女（当時16歳）が搬送され、死亡した事件で、母親や同居男性からの虐待が始まったとされる18年10月ごろ、和歌山県の児童相談所に少女に関する相談が寄せられていたことが児相への取材で判明した。少女はその後、繰り返し虐待を受けて衰弱しており、県は今後、専門家を交えた会合で対応に問題がなかったか検証する方針。

亡くなったのは同市加納の鶴崎心桜（こころ）さん。県警は16日、同居していた派遣社員、木下匠（しょう）容疑者（40）を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕し、18日に送検した。

容疑は21年5月末以降、心桜さんの母親（当時37歳）＝死亡＝と共謀して殴るなどの暴行を加え、心桜さんが身動きできないほど衰弱したのに医師の治療などを受けさせず、6月9日に外傷性ショックで死亡させたとしている。

児相によると、13年に心桜さんが虐待を受けているとの通報が寄せられたが、保護者との話し合いで翌年に解決。18年10月ごろにも心桜さんに関する相談があったが、翌月には「解決できる」として関与を終えていた。児相は詳しい相談内容を明らかにしていない。

捜査関係者によると、同じ頃、母親の再婚相手だった木下容疑者が和歌山市内のアパートで同居を始め、心桜さんに対する虐待が始まったという。心桜さんの背中を肘で殴ったり、食事を十分に与えなかったりした疑いがあり、徐々にエスカレートしていったとみられる。

18年10月以降、児相への相談や虐待などの情報は寄せられていないという。関係者によると、心桜さんは中学校を休みがちで、高校には進学していなかった。

母親は事件後、心桜さんの妹（当時4歳）とともに大阪府内の関西国際空港連絡橋から飛び降りたとみられ、その後死亡が確認された。

参照元：https://mainichi.jp/articles/20220218/k00/00m/040/040000c

『和歌山カレー事件長女一家』生き残ったの男と児相、心桜さんの壮絶人生【ネットの声】

管理人の率直な感想

保護責任者遺棄致死にも憤りを感じますが、とにかく児相の無力さに怒りさえ覚えます。
正確には、無力と無気力。やる気のなさ。
挙句の果てには「児相は詳しい相談内容を明らかにしていない」。
せめて明らかにしましょう。

16年間という短い人生の中で、2013年にはすでに虐待の通報。
もっと前から行われていたのでしょう。

負の連鎖。
心桜さんにとっては不幸でしかなかった人生。
生まれたその瞬間から祖母の業を背負わされていた。

せめて「解き放たれた」と考えたいですが、心桜さんは幸せになりたかったはずだし、そのうえで生きたかったはず。

和歌山カレー事件の事があるとはいえ、木下容疑者の罪は他の虐待事件とは比べられないほどの闇を抱えている。
よりによって生き残ったのがこんな男とは・・・因果なものです。