鳥栖市の住宅で両親を殺害したとして、2人に対する殺人の罪に問われた元大学生の長男(19)の論告求刑公判が7日、佐賀地裁(岡崎忠之裁判長)であった。検察側は「極めて悪質」として懲役28年を求刑した。弁護側は少年院送致などの保護処分が相当とし、家裁に移送するよう求めて結審した。
被告は昨年4月に改正された少年法で18歳以上の「特定少年」に当たる。公判では母親への殺意があったかや、被告が受けたとされる父親の「教育虐待」が事件に及ぼした影響が争点になっている。
検察側は論告で、被告が殺傷力の高いナイフを購入しており、計画性が認められると主張。母親への殺意について「上半身を刺しており、死亡する危険性があると分かって行っている」とした。動機については「父親への復讐(ふくしゅう)心を優先させた自分本位な考え方で身勝手」と指摘した。
弁護側は「母親の致命傷に関し、もみ合いの中で刺さった可能性は否定できない」と指摘。厳罰を望んでいない親族の嘆願書を挙げ「被告が幼少期から受けた父親からの虐待が原因で事件が起こった」と述べた。保護処分にするよう求め、刑罰を与えるとしても懲役5年が相当とした。
審理の最後で被告は「深く後悔しています。どうすれば償いになるか考え続けたい」などと口にした。
判決は9月15日に言い渡される。
起訴状によると、被告は3月9日、鳥栖市の実家で50代の父親と40代の母親をナイフで数回突き刺し、それぞれ失血死させたとしている。
参照元:https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1104619
父親による教育虐待…連想される医学部9浪事件【ネットの声】
いつか仕返しをと思って19まで生きてきたことを思うと、やるせないですね。
そして、仕返しをしてしまったこと。
許されることじゃないけど
この子はどうすれば救われたのかな。
虐待で子供を殺める場合の方が刑期短い気がするのは私だけですかね?
どうにかならなかったものか…
九大工学部に受かる位なんだから、好きなように勉強させてやればよかったのにね。
>父親が学歴や職歴を偽って長男や周囲に伝えていたことを示し、「自身のコンプレックスを払拭ふっしょくするために、長男に厳しく高学歴を望んだ可能性がある」とし、教育虐待にあたると主張。長男には保護的に更生を促すべきだと意見した。
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子どものことを思ってというより、自分の人生のやり直しを子どもに託したって感じなのかな。
あの事件も教育虐待で母親を刺したよね
九大に入ってまで成績の事で呼び出されるとか本当に可哀想。
頑張って九大に入ったのに、まだ文句言うの?って感じ。
殺された父親は京大か東大をトップで卒業したの?
職業は弁護士?医者?議員?
自分がたいした職業でも学歴でもなく、息子に対しての態度がこれなら、息子さんも心が折れちゃうよね。
お母さんもかばってあげる事はなかったのかな。
「常に認められない、もっともっとこうするべき」
みたいな感じだったんでしょうかね
親が勉強やっとけば良かった。人生やりなおしたい等と考えて、それを子供におしつけても、子供はうまく出来ません。
親の遺伝ってすごく関係する。
難しいよな、自分の子にはやりたい事見つけてそれに向けて頑張る協力をしてあげたい。
なかなかやりたいこと見つけるのが難しいけど。
勉強して良い学校に入るとどんなにいい事があるか、底辺の学校だとどんな未来が待っているかを、子どもと話し合ったら良かったのに。
でも勉強して身に着けた知識は社会で役に立つ。
しかし子供に体罰与えて『させる』ものでは決してない。
自分で考えて自由に学べる院生の時が一番勉強楽しかった気がする。
ああ、やっぱりねという感想です。
おまけに人の気持ちに疎い性格。
九大合格出来る程の勉強量がいかに凄いか、大変かも全くわからないから、そんな学業優秀な子どもの「成績が悪い」なんて言えるわけだ。携帯待受が子どもの写真、それを愛情とか薄っぺらくて笑わせる。子どもの人格や尊厳をまるっと無視しているのだから。本人無自覚だろうけど、自分の学歴コンプレックスを満たす、何でも言う事を聞いてくれるツールとしか思って無かったんでしょ。
母親がもっと強い性格で、子どもの健やかな成長の為に子ども達連れて離婚出来ていたら、九大には入れなかっただろうけどもっと別の明るい未来があったんじゃないかな。
両親を殺した罪人なんですが、親への鬱憤を他人で晴らすケースよりも余程マシだと思ってしまった。
この人は一生背負っていかなきゃならない。
それにしても悔やまれる。
親ガチャ。
好きな言葉ではないけどもしかして他の家庭で育ったらって他人ながら考えてしまう。
今は後悔しかないだろう。
別人格で分身でもないのに何がしたくて何を求めてるのか理解できない。
それを疑問とも思わない母親も同じ。
この人は一生背負っていかなきゃならない。
それにしても悔やまれる。
親ガチャ。
好きな言葉ではないけどもしかして他の家庭で育ったらって他人ながら考えてしまう。
今は後悔しかないだろう。
この事件では母親ではなく父親による教育虐待だが
宮崎家は闇が深いな
だっけ?
『父親が学歴や職歴を偽って長男や周囲に伝えていたことを示し、「自身のコンプレックスを払拭するために、長男に厳しく高学歴を望んだ可能性がある」とし』
母親がこんな風になるのはよくあるけど、特に高学歴旦那を持った低学歴奥さん、父親パターンは珍しいかな。
もしそうなら、父親の虐待も本当なのかもしれません。28年は厳しすぎでは?
親から虐待をうけ育った子がその親を殺すと懲役28年…
なんだかやるせないです。
いい大学出てるから偉い。って勘違いしてる奴はたまにいるけど
周りからドン引きされる親だね。
病気レベルだったのかも…
殺してしまう前に親からなんとか逃げてほしかった。
長年虐待されて苦しい思いをして来た挙句の犯行で。
両親を殺害するのはそりゃ罪としては重いかもしれない、でも情状は全く考慮されてないの!?
最近色々報道されてる親が子供を殺すケースではもっと軽いのに、、、特に女が嬰児や乳児や胎児殺したケースなんて有り得ない位に軽いのに、、、
理不尽だなぁ。
それに殺人幇助で方を付けた猿之助との違いにも絶句する。
あれも母親が相当だった
親が子供に虐待し殺害する方が重罪にしないといけない。
厳しなったんちゃう?
親族も減刑を望んでるんだから相当だったんだろうな
要するに親のエゴだ。この世で最も醜いものだ。教えることもできんくせに成績をなじるってのは人として最悪の部類と言える。裏を返せば成績さえ良ければ他はどうでもいいってことか。そんなだから死亡フラグに気がつかない。
となれば、犯した罪は許されないものだが、おそらく検察の求刑通りの判決は出ないと思う。
妹の為にも頑張って生活して欲しいと思う。
優秀な知能を世の中に役立てて欲しいと思う。
と言うか他人(母親の交際相手とか)が殺しても28年にはならないだろう。
日本では子供の生命は低いな。
この差はなんでなんでしょうか
検察もしかりだ。
子どもの虐待等であればこの求刑の半分もいかない。
この世の中にはさまざまなコンプレックスをかかえている人間がいて
そういう人間を親に持ったものは、さまざまな重い荷物を背負わされ
今この時も果てしない絶望と苦悶の中で日々を過ごしている
どうしたらいいのだろう……
昔、尊属殺人は重罪でした。世界的にもそのようです。
昔は子供の死亡率が高く、社会も発展していなかったので、子供を多く産み強い子だけが生き残りました。
親子の関係性から、相対的に子供の人権は低くなります。
現在、日本は先進国となり人権は平等になりましたが、関係性は残っています。
名目上は平等でも、実際に等しくするのは難しいのが現状でしょう。
検察は前例主義で求刑したのだと思います。
前述の、法律で細かく規定できない部分は裁判官の判断に任されますから、裁判で弁護側が、被告の置かれた立場を説明できているなら、裁判官は情状酌量するのではないでしょうか。
確かに一度見直した方がいいかも。
管理人の率直な感想
教育虐待によって中学生のころから父親に復讐心を持つようになった被告。
仕返しをするということをずっと支えにして生きてきたと語った被告。
父親の学歴コンプレックスが起因となって幼少期から始まった教育虐待は暴言と暴力の二刀流。
成績が悪いと人格否定までされた。
刺された後の父親のセリフは「なんで?」。
最後の最後まで父親は自分の行いがどれほど酷なものなのか理解していなかった。
被告に同情の声が集まっています。
懲役28年求刑に納得していない人がほとんどで、それは遺族も同じ。
妹を含む遺族が減刑の嘆願書を出しています。
よく「犯人の供述を鵜呑みにするな」と言われますが、この事件では妹をはじめとした身内の証言があり、被告の供述に客観的な裏付けがあります。
僕も被告には同情しています。
ただし母親を殺害したことは絶対に許されないし同情もされない。
母親はその場にさえいなければ刺されることはなかった。
被告は母親に恨みはなく、刺すのを止められたことによって父親に逃げられると思って刺した。
母親を刺したことだけは自己中心的だと言わざるを得ません。
被告の妹が「兄を恨んだりしていません」と心配している点だけがこの事件の救いです。
医学部9浪事件を連想する人がいます。
まさしく同類の事件だと言えます。
子供の教育に熱心な世間の親御さんたちに警鐘を鳴らす事件と言えるでしょう。
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