【福岡市いじめ女子高生自殺】高2女子生徒、遺書残し死亡…どこの私立高校？散見される学校名「九州高校」隠蔽に在校生も憤り

今年５月、福岡市の私立高校に通う生徒が自殺していたことがわかりました。２年生の女子生徒はいじめの被害を訴える遺書を残していました。

女子生徒が通っていた高校によりますと自宅から見つかった遺書には「無視されてつらかった」などと書かれていたということです。

遺族から自殺について調査してほしいと要望された高校は、校長を委員長とするいじめ防止対策委員会を設置し同級生７２人にカウンセリングなどを実施しました。

その結果、いじめに関する話がなかったことから「いじめはなかった」と結論づけました。

法律では、私立高校で生徒の自殺が発生した場合、所管する県に報告する必要がありますが、学校は報告していませんでした。「失念していた」としています。

また、法律で規定されているいじめがあったかについて調査する第三者による委員会の委員長を校長が務めていたことについては「外部の臨床心理士を加えていて問題ない」としています。

高校はＫＢＣの取材に「いじめに関する新しい事実が出てくれば調査を実施するが、今のところ学校としては動く材料がない」としています。

参照元：https://kbc.co.jp/news/article.php?id=10852918&ymd=2023-09-14

学校名は？どんな高校？なかったことにされたいじめ【ネットの声】

管理人の率直な感想

この学校は無視によるいじめの証明が如何に難しいかということを承知していますね。
だからこそ胸を張って「いじめはなかった」と言い張れるんです。

生徒自殺について県への報告義務を果たさず「失念していた」と言ってのける。
遺族の要望によりいじめの調査を開始したのであって、学校が自ずと動いたわけではない。
第三者調査委員会による調査が規定されているにもかかわらず「いじめ防止対策委員会」の委員長をなぜか校長が努めている。
「いじめはなかった」と結論づけ、もう動く気がない。
「法令違反と言われればその通りだ」と開き直りとも取れるコメントを出す始末。

恐ろしいのは、誰が見ても怪訝するこれらの動きを指摘されても平然としているところです。
常人なら後ろめたさや後悔を感じるし、徹底した原因究明や改善に努めようとするものです。

この学校を進学先として考えている家庭も少なくなかったはず。
もう現役の中学生や親御さんが精査するまでもないでしょう。

今年5月の出来事であり、校長をはじめとした教師陣は学校にいるし、加害者は今もこの高校に在籍していて来年は3年生として通い続けるんですから。