2021年、兵庫県稲美町で民家が全焼し、小学生の兄弟2人が死亡した事件で、殺人と現住建造物等放火の罪に問われている伯父の裁判員裁判が7日行われ、検察は死刑を求刑しました。
松尾留与被告(53)は2021年11月、兵庫県稲美町岡の自宅にガソリンをまいたうえで放火し、就寝中だった甥の松尾侑城くん(当時12)と眞輝くん(当時7)の兄弟を殺害した罪に問われています。
7日、神戸地裁姫路支部で行われた裁判員裁判で、検察は「妹夫婦への不満を晴らすために、不満の対象ではない兄弟を殺害したのは、命を軽く見る度合いが著しい。動機は身勝手で残虐で非人道的。酌量の余地はない」と指摘しました。
その上で、「『兄弟を無残な姿にすることで、妹夫婦を悲しませアルコール中毒にさせたい』と話したり、『今でも妹夫婦には申し訳ないと思っていない。子を亡くした親の姿には見えないので、今でも苦しめたい。兄弟を間接的に殺したのはお前らだ』と発言するなど、被告の反省のなさや裁判での発言で遺族をさらに苦しめている」などとして死刑を求刑しました。
これまでの裁判で松尾被告は「(間違い)ありません」と起訴内容を認め、「妹夫婦に精神的苦痛を与えるためにやった。あいつらがやってきたことを見たり聞いたりした時点で簡単には謝れない。直接的に殺したのは俺だが間接的にやったのはお前らだ。謝罪するのは今の精神状態では無理」などと述べ、「死刑になっても仕方ない」などと話していました。
また、7日の裁判では兄弟の父親も法廷に立ち「罪への謝罪も反省も全くないどころか、兄弟の死を犬死に、無駄死にと言ったり、私たち夫婦が間接的に殺したと言ったりしたのはあまりに身勝手だ」として死刑を求めていました。
判決は今月15日に言い渡されます。
参照元:https://news.ntv.co.jp/n/ytv/category/society/yt3d5340f082154a07aa7bcafe1c3ac4a6
【ネットの声】被告と妹夫婦のトラブル内容…犠牲になった兄弟
しかしよりによって幼い子供を狙うとか・・・
妹だったら家を継ぐ権利は同じだけあったはずだけど、なぜ兄(犯人)が相続したのかで、話変わってくるけど。
うるさい妹一家が家賃を浮かすためか押しかけてきて、犯人はすごく苦痛がっていたと報道されていた。
妹たちは兄が頭の弱いのをいいことに家を事実上乗っ取るつもりだったのかな。
なんとも言えない事件だった。
4人兄弟のなかで妹夫婦は、親が調子が悪くなったら実家に戻り世話をして、その少し後に西成のあいりん地区いる、その日暮らしの兄(容疑者)を心配して実家に呼び寄せた事実。
かなり優しいと思うけどね。親も面倒見て、普通なかなか西成に住んでる生活保護の知的障害の兄、しかも思考回路がはちゃめちゃな人一緒に住もうなんて思わないよ。
罪のない兄弟を殺すなんて、あきらかにおかしい事を全然反省してないところをみると、社会に絶対出してはいけない人だって分かる。
死刑に賛否はあるけど、無期懲役だって出てくる可能性があるから、妹夫婦は安堵できるね…。
伯父がやった事は死刑でいいけど、同居していなければどうなっていたのか?……………
血の通った家族と言っても様々で、いろんな感情がありぶつかることも多いです。ある程度距離を置くことが大事だとこの年になって実感しています。
それにしても何の罪もない子供達が犠牲になり、犯人は反省もないわけだから死刑を何度でも繰り返して欲しいくらい。
威張り散らしたり傲慢な態度だったのか、
それとも疎ましがられて、子供からも馬鹿にされていたのか。
まあ妹夫婦はちゃんと仕事して子供二人を育ててたんだから状況的には妹夫婦が叔父を世話してたって見るのが普通だろうね。
だったら完全に叔父が悪いとしか…
まあその家が兄妹の実家で、相続上兄にもその家に住む権利があったのならまた違った話になるかもだけど、それでも子供二人を殺める理由にはならん。
死刑が妥当。
逆怨みもあるだろうし。
いろいろと考えさせられた事件でした。
気をやんでいて仕事も人生もうまくいかず、親が残してくれていた家に帰ったらきょうだい家族が住んでいたら、同居するのは無理だと思う。一番よかったのは、兄の状況に寄り添って、妹家族が時間がかかっても引っ越しするよ、といってくれることだったろうけど、、自分の家なのに肩身のせまい思いをさせられる、となれば毎日キツかっただろうな。
動機がよくわからないんだが、見たり聞いたりしたことって言っているから統合失調症などの何らかの精神疾患があったかもしれない
自分が金銭的に損したとしても。
家が兄名義になるのはあり得る話。
自宅で連日2対1で責められ続け、相談相手もなかったのでしょう。
もう少し兄の立場や状況に寄り添った考え方があれば、兄妹間で憎しみが生まれることもなかったのではないかと思います。
妹夫婦も、兄の極刑を望む前に自分たちがしてきた行為を一度振り返ってみられてはどうかと思います。罪のない子供たちがあまりにも可哀そうです。
兄が言うように生活保護を請けるのには同居人がいて満たしている給与を一人でも居たら申請は通らない。
だから妹夫婦(妹家族)に家から出て行って欲しかったのだろう。
亡くなった2人のお子さんは本当に気の毒だけれど起こるべきして起こった事件だと思った。
犯人の幸福は財産なんか要らないから、生活保護を受けながらグループホームで引きこもって一生暮らしたい。
父親はそのニーズを理解し、それが可能な環境を用意した。
しかし父親が亡くなった後、それを理解していない人たちが、良かれと思って犯人に実家の土地を継がせてしまい、犯人は生活保護を受けられずグループホームを出るしかなくなり、彼の理想の生活が瓦解してしまった。
血縁あるからこそ憎むって、理解できない人からすると全く理解できないと思うが割とある事。兄弟の結婚相手やその子供に罪はなくとも、もし兄弟が嫌いな場合四六時中傍にいられたらまとめてうっとおしくなるって気持ちは分かってしまう。だから私は物理的に距離置いて甥姪とも話さない、というか兄夫婦が来る時は家離れて一切会わないようにしている。冷たいと思われようとも、危害を加えるよりはマシに思う。
事を起こす前にお互い物理的に距離置けたら一番良かったのにな……
「軽度」とは言うものの、甥は健常者と比べると思考能力や判断能力等のレベルが全く違うと感じます。
健常者にもこだわりや思い込みが強い人はいますが、根本的に違うんです。物事を俯瞰して見る事が難しく、困りごとへの対処能力も低く、内に内に入り込み抜け出せなくなります。
この犯人も、人を殺してはいけないという理屈は理解できても、それが歯止めにならないほど追い詰められてしまったと感じたのかもしれません。
他人にはわからない色々複雑な事情もあるんでしょうが、こんな事になったのは障害の影響も大きいのではと思います。ただし、障害があるから罪を軽くすべきとは思いません。
でもどんなことをされたのかも容疑者からしか聞けないから何とも。
まず、子どもたちには何の非もないですからね。
死刑は真っ当な求刑です。
他の件でも放火殺人は罪が重いです。
一度でも血の繋がった甥を可愛いと思った事はないのか、あったとしても怒りや恨みの感情が勝るということか。
・憎しみの対象を直接ではなく、その子供を殺す
・死刑になろうが、「お前らが謝らない限り俺も謝らない」とする
子供を殺されることは、犯人の思惑通り、妹夫婦達自身が殺されるよりも辛いだろうし、犯人に所業を謝らせようと思ったら、子供を殺した相手に謝らないといけないわけだから、
確実に、どう転んでも妹夫婦が一番苦しむ方法だよね。
そもそも子供を殺して妹に精神的苦痛をというのは倫理観はともかく論理としては通っているので、責任能力も計画性もあったと見なされるのは当然かも。
2006年に被告の父親が亡くなったときに、被告が、土地を相続して、その実家に、何故か、妹夫婦も住んでいたと
本来は、妹の婿があらたに新居を作って、妹夫婦は、新居に住むべきなんじゃないの?
何故か、妻を頼って実家に住んでたわけ?
妹ムコの、経済力の問題?
それは、被告にとっても、迷惑だったんじゃないかな。
被告の家に、一緒に住みたいなら、希望聞いてあげればよかったじゃん。
どちらかが出ていくべきだったと思う…
お金の問題とかあって、簡単にはいかないのかもしれないけど…
でも、子どもが犠牲になり、本当に可哀想。
これだと思い出の品や写真も残ってないだろうし…
障害あっても努力して仕事してる人や出来る事を精一杯されてる方達にも失礼ですよ。
仮に情状を認めるなら加害者の保護者や後見人がその責任を負うべき。
それと同時に敵を作らず生きていこうと思った。
死刑囚は苦しまないように刑を執行されるらしいけど被害者はどれだけ恐怖に怯え、苦しんだことか。
子供のためにもちゃんとした家族だけの家を用意すべきだと思うのですが。
ま、何の落ち度もない無関係な甥2人に手を出した時点で死刑は免れないだろうが。
これ以上ないほどに苦痛を与えられただろうよ。
本人からすれば死刑にしたとて死に逃げみたいなもんだな。
ここに至るまでにどれほど”他の道”があっただろうか。
肯定する訳じゃないけど、色々考えさせられる。
死刑上等で犯行に及んでるんだからもうこのまま死刑で確定だろうけど、一体何をどうしたらここまでの恨みを買えるんだろうか………
お世話になったのは容疑者の方。
私は弟の嫁と1度しか会ったことないけど
同じタイミングで実家に帰省しないと顔合わすこともない。
兄弟が報われるのはそれしかない。
いや法の適用云々に関わらず、こんなんで子供殺されるならことが1例でもあるなら、知的障がい者から子供を護る法律を作るべき。
兄弟とはいえ、普段から子どもたちを脅して怖がらせていたような人と一緒に暮らせていたのは、感覚がマヒしていたのかな。
家を売って、兄とは関係を切って、生活保護の調査の電話がかかってきたら、知りませんと言うだけでよかったのに。こんな兄なら、どこかで一人でのたれ○んでくれたほうがよかったんじゃないか。
生かすだけ無駄だし。
生かすだけ金掛かるし。
日本は優し過ぎる。
死んだ子供たちの気持ち考えれば、早く謝りにいかせるのが筋だろう。
子供の両親だって親戚ったって見たくも無かろうし、この世に存在してる事でストレスだろう。
復讐したいなら妹にすれば良い。
そして、死刑が確定したらさっさと執行すべき。
それが出来ないのなら死刑制度は廃止しなければならない。冤罪を疑うなら死刑制度を残してはならないし、ダラダラ五年も十年も死刑判決後に生かしておく理由が分からない。
管理人の率直な感想
被告と妹夫婦の確執は事件発生後にも物議を醸しました。
被告は父親が死去した後に長男として実家の土地を相続。
一人暮らしだったが、相続した後に妹夫婦が住む実家に戻った。
被告が望んでいたのは実家などの財産ではなく生活保護。
しかし財産があると生活保護が受けられない。
妹夫婦との確執の根源がそこにあると思うのですが、コミュニケーションはほとんど無かったとされていました。
同時に妹夫婦が兄である被告の世話をしていたという報道もある。
手を繋いで登校するほど仲の良かった侑城くんと眞輝くん。
妹夫婦も仲睦まじい家族の様子をFacebookに投稿していました。
一家の中にあった光と影。
2021年の事件以降、どんなに報道を見ても被告の独りよがりな憎悪が暴走したとしか思えない。
確実なのは兄妹に罪は無かったということなのですが、皮肉にも兄弟の命を奪うことが妹夫婦を一番苦しめることなった。
今現在も憎しみを募らせている被告。
死刑求刑は当然。
何かの間違いで世に放たれることになったら次に犠牲になるのは確実に妹夫婦です。
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