重度の食物アレルギー症状をもつ11歳の少女が、歯みがき粉に対するアレルギー反応が原因で死亡したという症例が、患者向けの情報誌「アラージック・リビング」に掲載された。ただし専門家は、こうした事例は極めてまれだと指摘している。
同誌が母親の話として伝えたところでは、カリフォルニア州のデニース・サルデートさん(11)は、歯科医に処方された歯みがき粉に乳製品由来のタンパク質が入っているとは知らずに使用した。
両親は常に食品表示を入念にチェックして乳製品などのアレルゲンが入っていなかどうか確認していたが、歯みがき粉まではチェックしていなかった。
この歯みがき粉を使ったサルデートさんは重度のアレルギー反応を引き起こし、エピネフリン投与や吸入器も効果がなかったという。
サルデートさんの話はソーシャルメディアで広まり、葬儀代を募るためにおじが開設したクラウドファンディングのページでは、目標の1万ドル(約110万円)を超す寄付が集まっている。
医師の見解
ネーションワイド小児病院の准教授で小児アレルギーに詳しいデービッド・ストゥクス医師は、サルデートさんの母親が語ったような事例は極めてまれだと述べ、「これと似たような話さえ聞いたことがない」と話す。
母親によれば、サルデートさんが使った歯みがき粉は一般的に使われる製品ではなく、歯科医に処方されたものだったという。
ストゥクス医師は今回のような死亡症例について、食物アレルギーは深刻となることがあり、保護者など関係者間での明確な意思疎通、表示ラベルの入念なチェック、必要な時に即座にエピネフリンを投与可能な準備が求められることに注意を促すものだと指摘する。
ただ、アレルギー反応による死亡例の多くは、子どもがぜんそくなどの基礎疾患ももち、エピネフリン投与が遅れたり実行されなかった場合に起きているという。
「今回のケースについては詳しい情報がないので真に理解することはできない。それでも、食物アレルギーを持つ患者全てにそのまま当てはめるべきではない」とストゥクス医師は話している。
参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190423-35136185-cnn-int
ネットの声
フッ素が入っていないので、低年齢の子どもに対するフッ素の健康影響を心配する人に歯科医が勧めているのを見たことがあります。日本でも歯科専売品ですがネット通販で買えます。
ただ、代わりに牛乳由来の成分が入っているので牛乳アレルギーのあるお子さんは使えませんとその歯科医も注意していましたし、商品説明や販売サイトにもはっきりと「牛乳アレルギーの方は使用しないでください。リカルデントガムと同じ牛乳由来成分CPP-ACPが含まれております。」と書いてあります。
アメリカの同様の商品に警告表示がなかったとは思えないので、ご本人も子どもとはいえ小学校高学年くらいの年ですし、気づいていれば悲劇は起こらなかったでしょうにと悔やまれますね。
次に、やはりエピネフリン注射、エピペンの使用が重要です。即時型過敏症ですから1分を争います。血圧と呼吸が維持できれば助かる可能性は高いです。
ほとんどのケースがこれで助かります。この子のケースは非常に希でしょうね。
アレルギー反応が出たケースがあるかもしれませんね
他に仕事もあるのだから患者とはいえ、1人にそこまで注意を払う事は出来ないでしょうし。
親も我が子を失い計り知れない悲しみがあるとは思いますが、冷静に広い視野で考えれば訴訟なんて馬鹿げた話だと理解出来る筈です。
医者だって1人の人間です。
神様じゃないんですよ。
治療して頂けるだけ有難いじゃないですか。
患者だから救ってもらえるのが当たり前、医者だから救うのが当たり前だと傲慢になっていませんか?
この少女は亡くなってしまったけれど、それ以上にこの医師は多くの人を救っているしそんな彼を頼って来る患者さんだって沢山いる筈です。
人を助けようとする1人の医師の人生を断つべきではないと思います。
日本の事故も薬品商社が間違えて納品したんだけど、歯科医ならNaFとHFぐらいは判断できないといけないと思います。
でも歯みがき粉なんて警戒しないし(親も警戒してなかったわけで・・・)乳由来たんぱく質であってもアナフィラキシー反応に至るのはアミノ酸の組合せによりケースバイケースなのでは?
この事故により注意喚起されることになるでしょう。
身近にあるものでこんなことになってしまう可能性もあるという恐ろしさと、とても苦しんで亡くなったんだろうなと、無念さを感じます。
どれだけ知見が進んでも一つ忘れたり見逃したりしたら即ショック症状に至るというのは生きるには厳しすぎますね。
場合によってはとは言わずに、生活には支障でますし、本当に命に関わることもあるので、その辺りをもっと世の中の人達にも認識してもらいたいです。
お子さんのご冥福をお祈り申し上げます。
知識があまりない人でも、このサイトで買えば一目瞭然で安心!みたいなアレルギーに対応したショップがあればいいんだけど。
毎日、沢山のお客様が来られますが、
試食を、買う目的で味見で食べる方は少なく、
「貪り食う」人が多くて、衛生的にも怖いし、
すぐ容器は空になるし「味見ないわよ」と要求されるの圧力もすごい。
が、一番怖いのは、お子さんだけで食べさせる親。お母様がお取りください、アレルギー等が心配ですのでと伝えると、すごい剣幕でくってかかる親御さん、続出。
小麦もピーナツも乳製品も使ってるのに。
お悔やみ申し上げます。
葬儀代のクラウドファンディングって…何かなあ、違う気がしないでもない
自分も、かなり古い世代になってきているが
30年前までは小麦アレルギーとか卵アレルギーくらいしか言われていなかった。
親世代もキレイキレイ除菌除菌となって抵抗力が下がってきているのですかね?
そう言う我が子も成人しましたが小学生の頃、雑草アレルギーが判明しましたが。
口の中がおかしくなる程の
歯磨き類はある。
違和感感じたら捨てるようにしてるし、同じ物はずっと使わないようにした方がリスクは少なくて済む様に思う。
食品以外にも注意が必要だと実感しました。
その時にその歯医者を辞めました。歯に塗った場合、歯をとるわけにはいかず災難でした。アレルギーは甘く見たらいけません。
これはこれでアレルギーなのかも
磨いているうちに歯茎と唇に違和感出て
すぐゆすいで使うのやめたことあった
しばらく唇が腫れたような痺れたような違和感あったなぁ
体質に合わないのかアレルギー反応だったんだろうな
再発防止の体制が確立されるよう願う….(-_-)
ところでいつも思うのが、クラウドファンディングで葬儀代募るのってどうなんだろう。
お葬式くらい自分たちで用意しようよって思うのは冷たいのだろうか…。
闘病のためとかなら分かるけど。
影響かもしれないけど
アメリカって摩訶不思議なトラブルが多いと思う。
まさか歯みがき粉だとは思わなくて、ふと磨いて寝る前にいつも痒かったから、もしや?と思って使用をやめたらなくなった。
アレルギーだったんだと認識しました。
生まれて一度も歯磨き粉使ったことないです。
大学生になったけど虫歯なしです。
歯磨き粉使わなくていいと思うよ。
特殊な人は自分や身内でその違い気を付けないと。
海外では子供の葬儀もクラウドファンディングってよくあることなんですか?
これは「まさか」のレベルだろう。対策は困難だろう。
MIペーストの歯磨き粉は歯医者さんで買えますよね?アメリカはどうなんでしょう?
ただただかわいそう
製造してる現場の人は絶対使わないと言う歯磨き粉。実際はアレルギー結構多いかもね。
アレルゲンフリーの製品はできないものだろうか。。。
関係無いかもだが、葬儀代って寄付で集めるもんなの?
葬式出す貯金すら無いの?
それとも本当はあるけど、ケチってんの?
葬式なんて日本では直葬なら5万くらいで出来るけど、四国の地元アイドルの子の親もクラウドファンディングで葬式代を募ってたね。
歯科医師から金をとるためにやってないよな。
自然の理
血液検査で全てが分かるわけじゃないし重症化して初めて気付くパターンも多々あるよね。
分相応の葬式あげたらいいだけじゃないか?
子供を使って 金稼ぎとしか思えん
自然淘汰。
自分もアレ持ちで特定条件下だと喘息発作、ひどいと息が吸えなくなるので怖さの一端はわかります
食物アレルギー持ちの子の親御さんはどんなにか大変でしょうね
白い砂糖と異性化糖を摂取していなければ、歯磨きなど必要ない。
やりきれんわ。。。
突然苦しみ出して死ぬ、というやつ。
そりゃ、祟りだと思っちゃうよね。
口に入るものを何でもチェックしないといけないわ。
恐ろしすぎる
リステリン?キシリトール?等々。
本当に効果があれば歯科医院の数は減少しているはずでしょう。
口に入れる物は天然に限る!と自負致します。
誰がどんな食材にアレルゲンがあるかわからないのだから、全部書いて欲しい
えらいことだ。
アレルギーは勿論、中毒だって考えられる
China製造ならそこまで予想は簡単
無理矢理食べさせられた昭和時代。
そもそもアレルギーを減らすほうに力を入れる方が早そう
口の中の粘膜にしばらくあったのなら
充分に起こりうる事態だと思う。
私がまだアレルギーの知識の浅かった時、
子どもに塗った日焼け止めにはヨーグルトが入っていた。
大豆は化粧品には色々と使われている。
石鹸も牛乳が入っているし、
シャンプーにも入っているものがある。
ママ友の多くは、
加工品のハムに卵が入っている事を知らない。
もやしや枝豆と大豆が結びつかない人も多い。
アレルギーを気にせずにいられる人に勧められるものは、
チェックがとても甘い。
食品以外の製品には、
成分表示がしっかりなされていない物も多くて、
新しい製品を試すのは本当に難しいです。
友人も乳製品のアレルギー持ってて食べ物探すの大変そうです
本人は慣れてるみたいですが
なんかの拍子で亡くなるだろうね。
少女の家庭はアレルギー対応に金がかかり過ぎて
貧乏だったの?
管理人の率直な感想
痛ましいニュースです。
アレルギー症状とは怖いもので、普通の人が普通に口にしているものでも、アレルギーを持つ人が口にすると死に至るケースがあるのは多くの方が知ってること。
日本だとピーナッツや蕎麦や甲殻類のアレルギーが有名でしょうか。
しかし、本当に怖いのは、それが先天性のものではなく、あるときから発症するケース。
アレルギー検査は必ず受けた方がいいと思います。
僕もアレルギー検査を受けたことがあるのですが、花粉とハウスダストの二つでした。
花粉については子供の頃から知っていましたが、ハウスダストについては全く知らなくて、空気清浄機を即導入しました。
幸いにも食物アレルギーは無かったものの、これが日常的に口にするものだったらと考えると恐怖です。
何かで目にしたのですが、子供の頃からずっと体調が悪い女の子がいたんです。
その子は日々体調の悪さに悩まされていたものの、病院に行っても原因不明。
それでも頑張って学校に通い高校を卒業。
大学に入り、一人暮らしをしてから変化が起こったそうです。
「体調がいい」
何故だろうとずっと考えていた挙句、「お米を食べていない」ということに気付く。
アレルギー検査を受けたところ、案の定『米アレルギー』だったそうです。
実家では毎日食べていたものが、一人暮らしを始めてから食べることが少なくなったそうです。
そんな例もある。
命を落とすことがなかったので重症なアレルギーではないと言えるかと思うのですが、物心ついてから高校を卒業するまでずっと謎の体調不良に悩まされ続けたその辛さは大変なものだったでしょう。
僕は医学について知識があるわけではないので、こういった例しか挙げることができないわけですが、命の危機に瀕してからでは遅い場合もある。
今回のケースは、医師は情報が少ないと言っていますが、アレルギーを知っていながら見落としていたケースであるのは確かです。
アレルギーに限らずですが、検査は受けておいて損はありません。
コメント