【事件詳細】京都向日市女性遺体遺棄事件、女とケースワーカーと生活保護受給者の関係「主従関係があり、犯行を手伝わされた」

京都府向日市で全身をシートでくるまれた女性の遺体を遺棄したとして無職・橋本貴彦容疑者（５５）と向日市役所・地域福祉課の余根田渉容疑者（２９）の男２人が逮捕された事件で、司法解剖の結果、女性の体には全身に殴られたような痕があったことがわかりました。

女性遺体は橋本容疑者の交際相手…全身を殴られ死亡

警察は、遺体は橋本容疑者の交際相手だった大阪市の４０代の女性で、冷蔵庫の中に隠していたとみて捜査しています。

２人は橋本容疑者が住むアパートの駐車場に全身をシートでくるまれた女性の遺体を遺棄したとして逮捕されました。

橋本容疑者は「殴ったら死んでしまった」という趣旨の供述をしていることがわかりました。
司法解剖の結果、遺体には頭部を含む全身に殴られたような打撲の痕が数ヵ所あったということです。

警察の調べに対し、橋本容疑者は傷害をほのめかす供述をしているということです。

生活保護受給者で無職・橋本貴彦容疑者（５５）とケースワーカーで向日市役所・地域福祉課の余根田渉容疑者（２９）の関係性

市のケースワーカーをしていた余根田容疑者が、生活保護を受けていた橋本容疑者と接点を持ったのは去年１月。
その後の２人の関係が、捜査関係者への取材で徐々に明らかになってきました。

「橋本とは主従関係があり、犯行を手伝わされた」

余根田容疑者はこのような趣旨の話をしていて、警察は橋本容疑者の指示で買い物に行かされるなど、日常的に“便利使い”をされていたとみています。
橋本容疑者は買い物などを命じるほか、普段から余根田容疑者の車を使うなどもしていました。

さらには、２人が遺体を運び出したとみられるアパート２階の一室も余根田容疑者が事件発覚の６日前に、物置として契約したものだった。アパートの関係者によると、間取りは和室が２部屋ある２ＤＫで、中央の和室に業務用の冷蔵庫だけがポツンと置かれた状態でした。

橋本容疑者が住む部屋の真上の部屋は、６月５日から余根田容疑者の名義で借りられていました。

現場アパートの関係者によると、『橋本が荷物置き場がほしくて、２階の部屋を借りたいと言ったが、生活保護受給者で契約できないから余根田の名前で契約する』との申し出があったということです。

この部屋の四畳半の和室に業務用とみられる横長の大型冷蔵庫が置かれていて、女性の遺体はこの中に隠されていたとみられます。

部屋の家賃は４万円とのこと。

向日市役所の同僚が語る余根田渉容疑者の人物像

余根田容疑者と私生活でも仲のいい市役所の同僚も動揺を隠せません。

【余根田容疑者の同僚】
「誰に聞いてもすごく評判がいいです。仕事も丁寧だし。とても責任感が強くて、その中でもしかしたら抱え込んでしまったのかなとは思う。周りの誰にもいえないくらい、すごく追い込まれていたんではないか。自分も同じ状況に置かれたら、同じようになってしまうのではないかなと思うくらい信じられない」

参照元：https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190613-00000072-ytv-l26

ネットの声

管理人の率直な感想

市職員のケースワーカー、余根田容疑者は評判が良く真面目な性格だったようですね。
余根田容疑者が担当する他の生活保護受給者の話では、話を断れないタイプというわけではないとのこと。

恐怖支配と感情移入が入り混じっていた感じを受けます。
というか、それしかないでしょう。

余根田容疑者は今回の事件に関与しても何も得がない。
金銭的にも時間的にも精神的にもマイナスしかない。

その真面目さ故に、橋本容疑者から交際相手を殺してしまったという話を受けたときに「引き返せない」と思ってしまったのかもしれない。
その時、即座に警察に通報するべきだったわけですが、その機を逃してしまった。

あとはズルズルと言いなりです。

何だかな・・・。

業務用冷蔵庫が入り、スペース的にまだ暮らる余裕がある物件。
ケースワーカーが出入りしていて、常習的に橋本容疑者は余根田容疑者の車を拝借していた。
駐車場があったのかもしれない。

おんぼろアパートとはいえ安い。

思わずそんな関係ない物件のことを考えてしまうくらい、自分にとって現実味のない事件です。