【福岡県5歳男児餓死】「支配ママと奴隷ママ」「インスタに信者」母親・碇利恵を洗脳した赤堀恵美子容疑者、犯罪史に残る異常性

碇翔士郎（いかり・しょうじろう）君、当時5歳。
2020年4月、福岡・篠栗町のマンションの一室で遺体で発見された。

室内に放置された状態で発見された翔士郎くん。

福岡県警は3月2日、保護責任者遺棄致死の疑いで、母親の碇利恵容疑者（39）ら2人を逮捕した。

警察によると、碇容疑者らは2019年8月ごろから、碇容疑者の三男・翔士郎君に十分な食事を与えず、餓死させた疑いが持たれている。

福岡県警捜査第1課長「（翔士郎君の体重は）平均体重の約半分くらい。（碇容疑者は）『母親として守ってやりたかった。守ってやれればよかった』と（供述している）」

母親とともに逮捕されたのが、碇容疑者の知人・赤堀恵美子容疑者（48）だ。

碇家に入ってくる収入を搾取していた赤堀容疑者【二人の出会い】

調べによると、2人は5年前、それぞれの子どもが通う幼稚園の「ママ友」として知り合ったという。

赤堀容疑者を知る人「結構、厳しく子どもさんにしていた」

碇容疑者は赤堀容疑者を信頼し、次第にその指示通りに行動。
金銭を渡すようにもなっていったという。

福岡県警捜査第1課長「碇家に入ってくる収入を赤堀容疑者が搾取をしたいということが、一番の根っこの部分であるというふうに考えて捜査をやっていく」

赤堀容疑者は、2019年6月から2020年6月までの間に、碇容疑者から「元夫の浮気調査費」などの名目で現金や預金通帳をだまし取ったなどとして、詐欺や窃盗の疑いで逮捕・起訴されている。

赤堀容疑者の支配がエスカレートするにつれ、碇容疑者の生活苦が深刻化。
その支配は食事にまで及んだという。

碇翔士郎くん死亡【赤堀容疑者が食を支配・管理か】

次第に、翔士郎君の栄養状態も悪化していったとみられている。

警察の調べに対し、碇容疑者は容疑を認めている一方、赤堀容疑者は「食の支配・管理は一切やっていない」などと、供述内容を否認しているという。
警察は、赤堀容疑者が経済的・精神的に支配し、取り込もうとしたとみて、事件の全容解明を進めている。

ネット上では、一人の母親を洗脳支配し子供を殺害した赤堀恵美子容疑者の異常性と、ママ友の世界について物議を醸している。

参照元：https://www.fnn.jp/articles/-/150919

母親を洗脳し全てを奪った赤堀恵美子容疑者の異常性…「ママ友」の怖さ【ネットの声】

管理人の率直な感想

北九州監禁殺人事件の松永太。
尼崎連続殺人死体遺棄事件の角田美代子。
女性看護師4人による保険金連続殺人事件。

この3つの事件を今回の福岡県篠栗町5歳男児餓死事件で連想しました。

赤堀恵美子容疑者の常軌を逸した人間性。
そして見事にその手中に嵌ったのが母親の碇利恵容疑者。

その異常性に関しては僕が書くまでもなく皆さんが語っていることですが、ママ友というコミュニティに関連した異常な関係性は、男性には理解できない部分が大いにあります。

僕は独身なので、奥さんに「ママ友はどう？」なんて聞くことはできないのですが、自分の母親はどうだっただろうと考えました。
僕の近所の友達はほとんど長男長女ということもあって、不仲になる余裕もなかったように思えます。
つまり、周囲のママ友の多くが初めての子育てであり、子供の成長に関する相談が話の主だった。

それが中学高校になると話も変わってくるのですが、一定の距離を取って当たり障りなく接していたように思います。
電話が来た時に声がワントーン上がっていたのを覚えています。（言葉遣いも普段と違う）

何の話でしたっけ。

そうだそうだ、赤堀容疑者の異常性です。

この事件は犯罪史に残る。
それに、全国のママに警鐘を鳴らす事件でもある。

赤堀容疑者の生い立ちや事件そのものを掘り下げることはできても、彼女の現在や今後を解くことは不可能。
我々とは圧倒的に遠い世界にいる生き物です。