【ナポレオン岩孤立】東京都の男性医師（43歳）会社経営男性（38歳）「名前公表しろ」怒りの声やまず【鹿児島】

４日午後８時ごろ、薩摩川内市下甑町の「ナポレオン岩」で、ロッククライミングをしていた友人２人が悪天候のため身動きできなくなったと１１８番があった。串木野海上保安部などが救助に向かったが難航。約２１時間後の５日午後５時２０分ごろ、２人は救出された。命に別条はない。

同保安部によると、孤立したのは東京都の男性医師（４３）と会社経営の男性（３８）。２人は３日、友人らと甑島に到着。４日午前６時ごろ、瀬渡し船でナポレオン岩に渡った。ライフジャケットを着てロッククライミング中、強風のため動けなくなった。海上から約１５メートル地点にあるくぼみで救助を待っていた。当時、海上強風警報が発令されていた。

５日午前３時半ごろ、同保安部などの巡視船が現場へ着いたものの、強風やうねりのため視界も悪く近寄れなかった。同日午後５時２０分ごろ、２人を送った瀬渡し船が救出した。

２人にけがはなかったが低体温症の恐れもあり、鹿児島市の病院にヘリコプターで搬送された。

ナポレオン岩は下甑島瀬々野浦沖にあり、海面からの高さが約１２７メートルの巨岩。フランス皇帝の横顔に似ていることで知られる。薩摩川内市観光物産協会下甑島支店によると、一般的にクライミングの対象ではない。一帯は国定公園で保護対象となっており、登るには申請が必要という。同保安部は申請の有無などを調べる。

参照元：https://373news.com/_news/?storyid=136654

コロナ禍で身勝手なロッククライミング…救助された男性2人に非難の嵐【ネットの声】

管理人の率直な感想

GWは遭難者が相次ぎました。
未だに見つかっていない行方不明者もいます。

今回の男性2人には厳しい声が多いですが、遭難者全員が叩かれるわけではありません。

医王山で遭難した親子。
無事に発見され、救助されたときには「よかったー！」という声がネット上で溢れました。
父親がメディアに顔と名前を出して謝罪と感謝を述べたのも誠意が伝わってきましたし、その人柄の良さはメディアを通して僕らに届きました。
その上で非難する人は、僕が見る限りでは皆無です。

この2人はどうでしょう。
最初から無謀でモラルのない行動ですが、これから挽回できると思いますか。
2人そろって顔と名前を出し、公に謝罪と感謝の意を述べると思いますか。

NOですよね。

そこなんですよ。
十中八九、このまま雲隠れして鎮火するまで待つでしょう。
コロナに苦悩しているこのご時世、それに対する社会通念を放り捨てた人の命や社会的地位を重んじるほど世の中は優しくありません。

海上保安部は命を助けましたが、今後の生活で肩身の狭い思いをすることまでは助けてくれません。
身をもって知ることが「お灸」というやつなんでしょう。