【池袋暴走事故】松永拓也さん「控訴してほしくない」対し「飯塚幸三は間違いなく控訴・上告する」とする世論、その理由

「控訴してほしくない」――。東京・池袋で車の暴走事故を起こした旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告（90）に東京地裁が禁錮5年の実刑判決を言い渡した2日、妻子を亡くした松永拓也さん（35）らが会見し、心境を語った。

事故は2019年4月に起こり、横断歩道を自転車で渡っていた松永さんの妻・真菜さん（当時31）と長女莉子ちゃん（同3）が亡くなるなどした。裁判で飯塚被告は車両の異常を訴えて無罪を主張したが、判決は「ブレーキと間違えてアクセルを踏み続けた」と認定した。

「この判決で命が戻ってきたらどれだけいいかと思い、むなしくなった。ただ、むなしさと同時に生きていく力になるはず。苦しかったが、裁判に参加してよかった」。拓也さんは判決後の会見でそう語った。一方で、「事故当時の大きな波から比べたら穏やかにはなっているが、この悲しみは一生続くだろうと思う」とも話した。

飯塚被告が判決を不服として控訴する可能性については、無罪主張と同じく被告の権利なので尊重すべきだとしつつ、「私の思いとしては控訴してほしくない。客観的に下された判決を真摯（しんし）に受け止めてほしい」と求めた。

この日の公判では、裁判長が判決文を読み上げた後、飯塚被告に「判決に納得できるのなら、自らの過失を認めて真摯に謝っていただきたい」と声をかけた。拓也さんはその言葉を聞いて涙が流れたといい、「裁判官の言葉は遺族の悲痛に寄り添ったものだった」と振り返った。

参照元：https://www.asahi.com/articles/ASP9266QDP92UTIL03D.html?iref=comtop_7_04

飯塚被告の控訴の可能性について【ネットの声】

管理人の率直な感想

控訴は国民の権利なわけですが・・・いや、この場は個人的に率直な意見を書く場所なのでそのまま書きましょう。
控訴しないでいただきたい。というかするな。

「松永さんを解放してあげてほしい」との声。
僕も同感です。その思いに尽きます。

松永さんが「妻子の名前を…」と聞いたときに、漢字を把握していなかった被告。
真菜さんはかろうじて当たっていましたが、莉子ちゃんについては漢字が難しいとかで答えられなかった。
それがすべてを物語っている。
僕でも真菜さんと莉子ちゃんの名前を書けるんですよ。なぜ轢き殺した飯塚被告本人が把握していないのか。

被害者に対し何も思っていないんですよ。
すべて自分。

その人間性については松永さんをはじめとしたご遺族がずっと対峙してきて悔しい思いをしてきたので今更書くことではないかもしれませんが、会ったことがない僕でも本当に悔しいんです。
きっと日本国民のほとんどが同じ思いでしょう。

僕らは憤りを感じながらも見守ればいい。
ご遺族をこれ以上苦しめないでほしい。

と、飯塚被告が僕の文章を読んでいるとは思えないですが書かずにはいられなかった。