【市川市男子大学生刺殺事件】被害者・岩本健介さん『女装してパパ活』斉藤陽一郎被告『100万円援助、絶縁告げられ絶望』

市川市内で“パパ活”の男子大学生を刺殺した上、放火しようとしたとして、殺人と放火予備の罪に問われた埼玉県三郷市、無職、斉藤陽一郎被告（37）の裁判員裁判初公判が4日、千葉地裁（安藤範樹裁判長）であり、被告は起訴内容を認めた。弁護側は責任能力を争う方針を示した。

検察側の冒頭陳述などによると、男子大学生は女装して被告相手にデートなどの見返りに金銭を受け取る“パパ活”をしていたとされる。検察側は「一方的に男子大学生に恋愛感情を抱いていた被告は、絶縁を告げられて絶望した。殺害して焼身自殺をしようとした」と経緯を説明。「動機は身勝手」と述べた。

弁護側によると、被告は貯金を崩して100万円ほどを援助するほど男子大学生に入れ揚げていた。弁護側は「被告は当時、運転手の仕事などでストレスを感じ、適応障害だった。男子大学生と話すことが唯一の精神安定剤だった」などと主張。被告が心神耗弱状態だった可能性を指摘した。

起訴状などによると、被告は昨年5月10日ごろ、市川市の男子大学生（21）宅で、背中などを複数回、ペティナイフ（刃体約12・5センチ）で刺すなどして殺害。さらに、男子大学生宅にガソリンと灯油をまぜた油をまいて放火しようとしたとされる。被告は放火を思いとどまり、翌11日、市川署に自首した。

参照元：https://www.chibanippo.co.jp/news/national/912387

明らかになった事件の経緯【ネットの声】

管理人の率直な感想

事件の経緯が明らかになればなるほど被害者の男子大学生やご遺族にとっては酷なことではあるのですが、事件として非常に重要な部分なので、そこだけに蓋をして裁判を進めるわけにはいかないわけで・・・。

パパ活。
事件の温床と言っても過言ではない活動ですが、この事件は「男同士」という点が複雑さを作っていると思います。
セクシャルマイノリティの方々に理解をという世の中ですが、こと殺人事件になれば男も女も関係ない。

責任能力の有無。
焼身自殺も放火も思いとどまって自首している被告。
それらは自身の命を惜しんだり、事件の重大さを理解したからではないでしょうか。
いろいろな声があるでしょうが、被害者は殺害されるようなことはしていません。
心神耗弱が通ったら浮かばれない。