【水難事故】また板取川で死者…専門学校生・大橋世弥さん死亡…地元民「迷惑」先月も男子大学生とBBQ男性溺死【岐阜県関市】

岐阜県関市の板取川で、東京から遊びに来ていた専門学校生の男性が流され、死亡しました。

9日午後1時前、関市洞戸小坂の板取川で、川遊びをしていた男性2人が流されました。

警察によりますと、このうち東京都北区の専門学校生、大橋世弥さん（21）は、60メートルほど下流で、深さ約3メートルの川底で見つかりましたが、病院で死亡が確認されました。

大橋さんと一緒に流された19歳の男性は、川にいた別のグループに救助されて無事でした。

大橋さんたちは卒業生を含む同じ専門学校のグループ4人で、東京から川遊びに来ていたということです。

参照元：https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/119871

魔の板取川【ネットの声】

管理人の率直な感想

水難事故の多さで、すっかり有名になってしまった板取川。
ここまで死者が連続すると、遊泳者が原因というより川が人を引き寄せて飲みこんでいるとさえ思えます。

統計では、板取川は2021年までの14年間で58件の水難事故が起きていて、そのうち22人が亡くなっています。
事故の原因として「縦渦」という渦が指摘されています。
川の流れが岩に当たったあとは左右に避けて流れる。しかし流れが強いと、ぶつかった勢いで流れが上向いたあとに下に下がる「縦渦」という現象が起きて岩の少し前に白波が立つ。
飲み込まれると沈み込む水流と重力が重なった強烈な力が働いて、ライフジャケットなどの装備をしていなければ、川底に飲み込まれ溺れてしまう。

全国的にみても、この縦渦による水難事故が多いそうです。

川遊びをするならライフジャケット必須。
一番は「川で泳がない」という選択が最大の事故防止対策なのですが、この暑さもあり、学生たちにとっては楽しい夏休みでもあり、誰も強制はできないわけで・・・。
水に浸かるなら流れのない浅瀬で足を濡らすくらいにしていただきたい。