事件が起きたのは元日。
「私、これから死にます」
さいたま市浦和区の無職・細谷俊夫容疑者(67)は午前6時20分ごろ、そう110番通報した。
身長180センチ・体重120キロの息子
「救急隊員が通報のあったマンションに駆けつけると室内には家族3人が倒れていました」(捜査関係者)
長男で無職の祐介さん(31)は6畳の和室で布団の上にうつ伏せになっており、搬送先の病院で死亡が確認された。妻(64)は脱衣所であお向けに倒れ、首に軽いケガ。細谷容疑者は果物ナイフで自ら首を刺したとみられ、重傷を負っていた。
「細谷容疑者が祐介さんの首を絞めて殺害したとみています」(前出・捜査関係者)
ケガが回復した2月14日、埼玉県警浦和署は殺人の疑いで細谷容疑者を逮捕した。
一家は約30年前に現場の分譲マンションを購入し3人で暮らしていた。
「祐介さんは大学に進学した10年ほど前に統合失調症と診断され、通院していました。介護が必要な状態で、お父さんが面倒を見ていました」(知人女性)
妻も同じ病気で、細谷容疑者が2人の介護の担い手だった。数年前に定年退職してからもそれは変わらなかった。
自宅療養していた祐介さんが日中、マンション周辺を歩く姿は近所で有名だった。
「祐介さんは身長180センチ、体重120キロと大柄。髪は肩まで伸びた天然パーマで、ヒゲもモジャモジャでした」(同じマンションに住む男性)
細谷祐介さんの奇行
その風貌に加え、目立っていたのは奇行だ。
「路上をはだしで歩いたり、夏場に上半身裸で道端に寝てしまい、マンションの住人が数人がかりで自宅まで連れて帰ったこともあった。病気のことはみんな知っていましたので、“しかたがない”って思っていました」(同男性)
家の中では大きな声を出すこともあった。
「昨年8月、細谷容疑者は“息子が暴れている”と警察に相談したこともあったそうです」(全国紙社会部記者)
細谷容疑者は中肉中背。息子を押さえつけるのは大変だったろう。
発症前の祐介さんを知る小中学校時代の同級生の母親は、
「祐介くんは身体が大きくておっとりした優しい子。“ホッちゃま”と友達から呼ばれる愛されキャラでした。どうしてこんなことに……」
と言葉を詰まらせる。
年越しの異変
細谷容疑者は、病気と闘う息子や妻ととことん付き合ってきた。近隣住民の理解や助けを得るためか、自治会活動には積極的に参加したという。
「笑い声が大きくて、豪快な方。物事をはっきり言う裏表のない性格で、何事にも一生懸命でした。奥さまと買い物に出かけるときはいつも荷物を持ってあげて、見ていて微笑ましかった。家族のことでご苦労されていたと思いますが、愚痴は1度も聞いたことがありませんでした」(同じマンションに住む60代女性)
妻に注いだ愛情は、長男にも向けられた。この女性には忘れられないシーンがある。
「祐介くんが外出するとき、お父さんが2~3メートル後ろから見守るようについていくのを見かけたんです。他人に迷惑をかけたり事故に遭わないかと心配なんでしょう。祐介くんは上の空で気づいていませんでしたが……」(同)
なぜ、愛する息子に手をかけたのだろうか。前出の捜査関係者によると、細谷容疑者は取り調べに対し、「何も答えたくありません」と容疑を否認しているという。
一方、前出の男性住人によると、細谷容疑者は「人の話を聞かなかったり、突然怒りだす側面もあった」という。
年末の大掃除を終えて家族で1年を振り返り、テレビの紅白歌合戦を楽しむのが大みそかの定番スタイルだとすれば、細谷家の昨年末はどうだったのか。大みそかの晩から元旦にかけ、細谷容疑者が自宅で酒を飲んで大声で騒いでいたというマンション住人の証言がある。
不穏な年越しの予兆はあった。細谷容疑者を知るコンビニのスタッフが打ち明ける。
「細谷さんは毎年うちの店でクリスマスケーキとおせち料理を注文してくれたんです。ところが昨年末はいずれも注文がなく、どうしたのかな?と気になっていました。事件は衝撃的でした」
何が犯行の引き金になったのかはわからないが、12月初めには遠因が生じていたのかもしれない。家族を支える献身的な姿を長年見てきたマンション住人からは細谷容疑者に同情する声もある。
参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190227-00014570-jprime-soci&p=1
統合失調症を患う息子と妻を懸命に介護していた細谷俊夫容疑者。限界を迎えた上での無理心中か?ネットの声
想像超える疲労、心労があったと思われます。
もし自分ならどんな選択をしていたか…
解決方法があったんだろうか?
行政がなんとかしてくれないものかなと願うけど。
経験がありますが、比較的症状の軽い方でも調子が悪く
なったり、少し良くなったりの繰り返しです。
ご夫婦で精神疾患の方を見るのも大変なのに、お父さんが
1人で2人を見ていたというのは想像を絶するご苦労が
あったのではないかと思います。
どちらか、あるいは2人とも施設にお願いしてもよかった
のではないかと思います。行政の力添えが必要。
経験上、家に一人でも精神疾患がいたら、普通の人間の方が滅入って鬱になるよ。本人は変なことは言うし、暴れるし。外からは近所の目もあるし、他人には噂を立てられる。
幼児教育無償化は要らないから、こういところに政治家はお金をつかってください。
精神を病んだ人間と向かい合うのは本当に簡単なことではありません。
それが家族でも、というより家族だからこそ一層苦しいと思います。
多少は周囲の協力も得ていたようですが、ほとんどをお一人で背負われていたのでしょうね。
何が引き金になったのかわかりませんが、ご自分の年齢などから将来を考えてしまったのでしょうか。
一緒に暮らしてみて、やっとわかることばかり。
お父さんは、ほんとに大変だったんだろうと思う。
行政などの助けも受けてはいただろうけれど、金銭的な負担は当然軽くないし、夜間や休日など、結局は一人で何とかしなくてはならない場面は多いから…
しかも120kgの巨漢なら幻覚や幻聴で暴れだしたらどうしようも無かったのではないかと。。
こういった事件があっても、病人を閉じ込める病院は悪だと叩く人権団体が居るけれど、
親が年老いて子供を看れなくなれば周囲の人は対応の仕様が無い訳で…
お父さんに寛大な判決が出て欲しいと思ってしまう。。
おそらく相談できるところに相談し尽くしたと思う。
だが結末は悲しい形になってしまった。
本当に必要なところの改革を後回してにした結果だと思います。
国にとっては小さな問題なのだろう。
この人は愛を持って殺めたと思います。
言葉がありません。
殺すのは悪い事だけど
いろいろ悩んだ末の決断だったのかな。
。困り果て病院などを巡っても薬を出されるばかりですが、大きな身体と奇行とで手に負えず薬で効かないなら、もう手の施しようが無いと言われました。9年間闘いました。行き着いた動物病院の先生から、後は猛獣の様になるばかりです。良いと思える時がある日を決めて、なるべく早めの決断を進めます。と言われました。私に決心がつかないと思ったのか頂いた薬を飲んで2日後に亡くなりました。偶然かも知れませんが長年これでもかと苦しみました。人間には、どの様な手段があるのでしょうか?やはり犯罪者になる道しかないのでしょうか。
僕は20歳になる障害のある息子がいます。超未熟児で産まれ、歩く事は出来ず車椅子生活です。知能は小学低学年程度です。毎日グループホームに通い、人様には迷惑かけないように幼少期からしつけてきました。息子の将来や親である私達が死んだ後の事を考えると、いつか息子と一緒に死のうか考えてしまう時があります。障害を持って産んでしまった事が申し訳なく思うと同時に、自分が嫌になります。健常者なら思い立つまま遊びや外食等、出かけたり出来ますが、車椅子だと何日も前にヘルパーさんの予約取ったり車椅子でも利用出来るトイレがある場所に限定されてしまって、本人も口にはしないが辛そうです。介護は、する方もされる方も地獄を感じます。弱い父親ですが、それでも息子が大好きです。
親の愛情で、夫の愛情で二人を見ていたのだろうけど一人介護するにしても相当大変なんだよ。
それが1対2でしょ。無理があったんだよ。せめて息子だけでも施設に入れられたら結果は変わっていただろうに。
無理なら無理と介護する側がちゃんと声にしないとわからないから。
なんとか解決方法はなかったのか 誰かに助けを求める事は出来なかったのか悔やまれます。
若いならまだしも、体力的にはかなりキツかったと思う。息子だけならまだしも、奥さんまで同じは病気では、正気のお父さんも精神的に生きてるのが嫌になったんだと思う。
近所の周りの人が日常見て知ってたんだろうし、情状酌量の判断があるかもね。
結婚したときはお父さんもこんなことになるたは思っても無かったでしょうに。
認知症、介護、国は家庭介護を進めもしているが
それには、家族の支えが不可欠で、家族は仕事が
出来なくなる可能性がある、家族には迷惑をかけたくないと言う思い。
老老介護、ストレスが溜まるでしょう、イライラもあるでしょうし、こう言った問題は国を挙げて
解決しないとと願います。
どうしようもない所まで追い込まれてしまうんでしょうか、居た堪れない出来事に悲しすぎます。
虐待、親が子、子が親をと悲し過ぎる事件の何と
多い事でしょうか!
積極的に民生委員や地域の人が声をかけることがあっても良かったろうし、お父さん1人に負担をかけさせる状況を回避出来たら
殺人事件に発展しなかったろう。
福祉制度等を利用したら良いというコメントもあるが、それは
ごもっともだが。利用する人が相談をしに行く今のやり方では、声をあげられない人間はどうするのか?声を拾ってくれなかったらどうするのか?このお父さんもそうした人だったのかもしれない。
つまり.・・・制度の方からアプローチをかけることくらいあっても良いとは思うのだが。
そうならないように、周りに迷惑かけないように、本人たちも生きやすいように、小さい頃から労力も時間もお金も何もかも犠牲にして育児してきました。
それでも何の成果も報酬もない。
暴言、暴力、癇癪、奇声、認知の歪み、他罰思考、ゼロ百思考、感覚過敏。。
もう気が狂いそうです。
このままでは殺してしまいそうだから助けてくださいと児相に駆け込みましたが、現状行政ができることはありません。
親が明らかにおかしい危険なヤツなら子供を助けてくれるけど、この事件の父親や私のように、子供のことを愛して一生懸命頑張っている親には支援の手は差し伸べられ無いのです。
この事件は、まるで我が家の未来を見ているようです。
「話したくない。」と言っているのだから父親の心の中に封印しておきたいのだと思う。第三者は、それ以上触れてほしくないのだと思う。
お父さんもお気の毒です。
奥さんの病気がどれくらいなのかは分かりませんが、家庭の中で自分ひとりで2人を介護って相当な孤独感だったと思う。
介護が必要な人が全入居もしくはデイケア施設への所属を義務化するような制度があれば事件が減ると思うんだけど・・・。
先立つものがなぁ・・・。
心労も相当なものだったでしょう。
殺したことはよくないけれど、気の毒でならない。
責任感ゆえに、ふたりを置いて逃げ出すこともできなかった。
これは、何が正解だったのか。
この様な場合はどこに相談すれば良いのでしょう。
家族で見守るのにも限界が有ったのではと思います。
30年前にマンションを購入したとの事ですが、その時点では、奥様と一歳の息子さんと3人で明るい未来を描いて居たのでしょうに、犯罪者に成ってしまった事に同情します。
障害年金とかもらえてたのかな、このての問題はお金が占める割りあいが大きい。
精神障害の場合は認められないケースが多い、特に若い男性は特にそう。自分の兄は申請しても認定されなかった。
政治家や官僚の天下り先での二重退職金払うぐらいなら、障害者の待遇改善してくれよ。
>妻に注いだ愛情は、長男にも向けられた。この女性には忘れられない>シーンがある。
これが全てでしょう。同情します。
統合失調症の家族2人を1人で見ていたなんて。
行政の制度で救うことはできなかったのだろうか。世間に迷惑をかけないようにお父さんが
自分の手でケジメをつけたのだろうけれど
そこまで精神的に追い詰められていく心中を
思うと辛すぎる。
みなさんが安らかに眠れますように。
きっと、疲れてしまったのと、将来の事を考えて、この選択肢しか思いつかなかったんだろうな…
誰か相談できる人いなかったのかな?
どうか、刑が軽減されますように…
個人的には、無罪でもいいと思うけど…
介護はしんどいし辛いよ。
毎日毎日家族の為に頑張って数十年働いて、やっと退職して余暇を楽しむはずの時間が介護とはやりきれなかったと察します。
出来ることなら情状酌量で。
心が痛いですね。
痛ましい事件だと心痛みます。
解決策はあったのだろうか?正解はあったのだろうか?
精神疾患の薬は、覚せい剤のような薬物と成分が紙一重。精神科医もピンキリ。悪い医者にかかってしまうと薬をどんどん増やされ薬物依存になってしまう。その悪い医者を監督指導する行政機関が日本には存在しない。そして、覚せい剤と紙一重の薬は合法的に沢山処方され、薬物依存者が増えこのような事件がおきているのだと思う。精神科医、製薬会社の暴走をとめる行政機関は今の日本に存在しない。厚労省と自治体とたらい回しにされその事実がわかりました。
一見元気そうでも、なかなか手がかかるわけで・・・それを一人でやっていたのだったら、見えないところで追い詰められていたのは何だかわかるような気がします。
私も今、義母の介護をしています。
義兄と義兄嫁は口出しだけで何にもしません。
長男だからと威張るだけです。
心折れそうになる時もありますが、義兄家より職場の同僚なんかと話している方が立ち直れます。
協力者がたくさんにれば、息子を手にかけなくてもよかったのかな・・・きれいごとかもしれませんが。
年とともに体力も落ちてくるし、この先自分が倒れたらどうなるのかと不安もあったでしょう。
やはり、こういう案件は行政がなんとか手を貸さなければならないと思う。
自然界なら真っ先に補食されて周りとは断絶されるのに人間界ではそれが許されない。100まで生きる価値があるのかどうか?護らなければならいのか?政治家が決めれないなら国民投票でも決めれないのだろか?諦めるという選択。
言い方悪いかもしれないがコミュニケーションが取れない時点で人権のカテゴリーから外れて動物なのかもしれない
責任を持って動物として個人で保護出来る方なら良いかもですが、保護出来ない時は悲しいですが人権のカテゴリーではなく動物として扱う方が実は人間社会としては生きやすいのかも知れない
明日は我が身と考えると自分なら家族に迷惑かけるなら長生きするより早く諦めたい
もし自分が同じ状況になったら、どうしてよいのか、どこに助けを求めればよいのかわからないと思う。
お母さんも同じ病気だったとは…。
お二人の介護の日々で、お父さんも精神のバランスを
欠いておられたのですね。
こういう事件の時、警察は行政はと、必ず出ますが
やはりご家族の方が動かないと無理ではないかと思います。
なかなか声を出せない病気ではありますが、相談機関は必ず
ありますので家族でなんとかしようと思わないでください。
残念な結果ですがそもそも病院に入れるべきだと思います。
それなりにコミュニケーションできる相手ですらイライラするのに。
海外でもこの病気は多いと思うが、副作用の少ない、よく効く薬はないのだろうか。
だから何だと言われるかもしれないが、子供を作るのは通常でも覚悟がいることだが、遺伝するかもしれないことを頭においておいた方がいいかもしれない。
したとしても、またすぐ我にかえり、
それでも愛する家族だからと頑張って。。。
自分の精神状態が不安定なのも気づいていて、
そして、衰えていく自分と、家族の今後に思い至った時、どうしようもなくなってしまったのかなと思います。
自治会等に積極的なのに行政に頼らなかったのも、自分でみてあげたかったんじゃないかな。
本人は在宅を強く望んでいるから、家族が望んでも施設に入ることはできない。医療保護入院もずっとはできない。入院︎少し良くなったら退院︎悪化︎入院という流れになってしまう。一緒に住んでる家族は精神的に追い詰められる。結局、受け入れ施設がないから家で抱えて行くしかない。大切な家族を手にかけるほど精神的に追い詰められてしまった父親..人ごとに思えない…
統合失調患者とコミュニケーションを取り続けるにあたり、おそらく才が無かったんだと思う。徐々にダメージが蓄積し、ご自身が覚悟された勝負に敗れたのでしょう。
行政の支援には期待できないけど、国が放棄して良い議論ではないと思うよ。これが普通の殺人犯と同等なわけないじゃん笑
道路で動けなくなっていたのだって、奇行ではなく、疲労や脱水症状が原因だったのかもしれません。
精神疾患というだけで、なぜ「殺してはいけない」と言われることさえ、許されないのでしょうか。
また、奥様も同じように介護が必要とは、本当に地獄のような毎日だったのかもしれません。
限界を感じていたのでしょう。
誰かに甘えることができたら、弱みや本心を打ち明けられる場所があれば違っていたかもしれません。
残った命は大切にしていただきたいなと思います。
以前、ダウン症の同級生を20年ぶりに見かけた。
ぼってりとした身体で、母親の後ろをヒョコヒョコと歩いていた。
小学生低学年の頃は母性本能の溢れた女子たちがこぞって面倒を見てたけれど…。
頭は幼児のままなのに、身体だけ老化が進むなんて残酷ですよね。
身体も幼児のままなら、周りも優しいし暴れても抱きしめるだけで済むのに。
妄想や妄言の垂れ流しものべつではなく、一時的に正気に返る期間があってそれが事態をさらに悪化させることにもなった。
2年ほど入退院を繰り返したが、結局廃業の運びとなって晴れて無職(のち転職)の身となったことがあった。
それはもうただの社員でしかない自分にとっても壮絶な地獄の様相だった。
それが家族、しかも妻と子供を一人で面倒見なければならなかったのだから、実情は大げさでなく生き地獄だっただろうと思う。
法律の上で殺人は許されることではないが、この父親の心中察して余りある。
せめてもの救いは、ようやく一息つく時間ができたのではないかということだ。
追い詰められていたら、真っ当な判断なんてできっこないんだから。
まずは、少し休んで欲しいな。
自分が死んだ後に周囲に迷惑をかけないよう、無理心中したのでしょう。
これは責められない。責めてはいけないと思います。
将来を悲観し無理心中を図ったのだと思う。
幼い我が子を虐待したり、身勝手な理由で殺めた親は罪を重くして欲しいけど
今回の事件は減刑してあげて欲しい。
やはり行政によるバックアップのシステムを確立しなければならないと思う。
それだけでは、たとえ通院はできたとしても、家族とって負担はかかるばかりだ。
行政は、実情に見合った方針を立ててほしい。
息子さんは障害のサービスを使った外出支援、奥様は介護保険を使ってヘルパー、デイサービスなど、プロが介入する必要があったと思われます。自分一人でできると思い込んでしまう男性介護者は多いです。旦那さまは家族会で仲間を見つけて、ご自身のケアを忘れずにしてほしかったです。
ただ、見守ってくれる優しい方々がご近所にいらっしゃったことは、お父様にとっては唯一の救いだったはず。殺人は決して許されない事だけど・・・複雑な気持ちになります。
背景を共有していくことによって事件の本質が見えてくるうに思います。
今回の記事の続報を期待します。
精神的に衰弱・消耗した結果、
こうゆう痛ましい事件になったと思います。
罪は犯したことには違いはありませんが
国や地方自治体の要介護者に対する
補助的な制度を浸透させ生かして頂きたい。
行政の助けが必要でしたね。
二人も精神的病にかかり、大変苦労されたかと想像します。
張りつめた糸がプツンときれてしまったか。
助けを求めて欲しかったです。
私も親族にいましたが、暴言を吐いたかと思うとかわいい事を言い、恐ろしかったです。
父親は望まないだろうが、裁判では酌量が必要だと思う。
投薬によってだいぶ病状は抑えられるようになっていましたが、ある日突然自ら命を絶ちました。もちろん大変なこともありましたが、両親が悲しみに暮れていたのを見て、親よりも先に死ぬことがなんと親不孝なことかを気付かされました。きょうだいの分もしっかり生きていこうと毎日思っています。
統合失調症になった原因がある意味犯人だね。
大学に合格したって事は多分それまでは普通だったんだろうから何があったのか・・・
それが今顕著になった…生きるのがつらい世の中だってこと。
このお父さんは幸せな未来が見えなくなったんでしょうね。先行きの希望が見えなくなったから一家心中を図り、幕を降ろそうとしたんだろうね…それは家族や社会に対する責任の取り方の表れだったかもしれないようにも思えます。
施設に入れるお金もなければどうすれば良いのだろう?
一時的に病気で親の介護が必要だった時、とても大変でした。
このお父さんは2人、それもいつ治るかわからない病気。長期介護は、精神的にもつらく、歳をとり、肉体的にもしんどくなったのでしょう。
殺人は悪い事ですが、もし自分が同じ立場になったらどうしていたか、考えさせられる事件です。
決して他人事ではありません。周囲の方も知っていたぐらいですから、何らかの行政の手助けはできなかったものでしょうか…。
自分がこの立場ならどうなるのか悩まさられる。いくら身内でもこんなに面倒見てたら自分の人生壊れるし難しい。
こういう、障害のある母、息子はどうすればいいのだろうか…
一人で介護するしかないのかな。そりや、いつか破壊する。
精神病院は家族が拒否すれば、本人が退院を希望したり、病状が落ち着いても退院できなかったりする。一番支援が必要だったのは、お父さんだったのではないでしょうか。
いっぱい泣いただろうな。
12月には殺害する話し合いになっていたのかも。
限界を通り越していた。真面目に頑張って来たのに何故に刑務所いかされるの?神様は理不尽だと思う。
答えたくないのは、あなた達(警察官)に我々の気持ちなんて分かりませんと、意味にとれます。
幼児は数年で成長して手がかからなくなるけど、介護は死ぬまで終わらないから精神的に苦しみます。
その後、父親も介護疲れと絶望により犯行におよんだのだろう。
データ上は精神分裂病の患者より、健常者の行う殺人の方がはるかに多いと言う。
この場合も、殺人を犯したのは精神病の2人ではなく、健常者の父親であった…。
「死にたい!」「殺して!」
「喉に癌がある」「身体じゅうに針が刺さっている」などと毎日暴れ、手がつけられなくなり、精神病棟に入れて貰った。何日も面会謝絶。健康診断もしたが、どこも悪く無い。
で、結局3ヶ月程で退院させられた。
医者は「もっと症状の重い人で病室は満室です」
「お宅のように軽い人は、国の医療費がかさむだけだから退院して下さい」
などと言われたそうです。
確かに、自分でトイレも行けるし、食事も(拒否して食べないが)出来る。
一年後に衰弱して、肺炎になり亡くなった。
精神病棟に入れて貰うのは、大変だったそうです。
色々、コネを使ったそうです。
せめて周囲に愚痴でもこぼす人なら結果が違ったのかもしれないけれど、1人で頑張りすぎたのですね…
他人には迷惑もかけないようにしてただろうし、今後も犯罪とか無縁だと思います。
なんていうかうまく話せないけど無罪でお願いします。
ひとりで全部かかかえこんで辛かったとおもうんです。保健所って、統合失調症の人が自死の可能性があったり、周りに危害加えるとか危険な場合じゃなかったら強制的に精神病院にいれたりしますが、そうじゃない場合は家族が面倒みれる者がいたら何もケアしてくれません。その人が全部関わっていかなければならない。苦しくなりますよ。。正常じゃなくなる。もっと国の保証やなにかしらの緩和される体制を作る社会になってほしいです。
今までよく頑張ったと思います。
減刑を望みます。
息子さん、だいぶ病状が酷そうだったけど入院や施設への入所は出来なかったのかな?
統合失調症は落ち着けば普通に近い生活が送れるようになるけど、薬が合わないと本当に大変。
我が家の親戚にも居たからお父さんの苦労がよく分かるわ。
1人で2人を見るとかかなり大変だったと思う。
2人の統合失調症患者の自宅介護なんて無理が出るに決まってる。
こういう時こそ行政が支援しなくては。
辛い事件だ。
ただこう書くと社会と少し離れ、静かな環境で療養、と思うが実際は姥捨て山になるだろう。
でも、性に合えば将来は社会に復帰できるかも知れない。
過疎の放置されてる畑とか使える様にならないだろうか?
この記事で何が悪とは決められないよね。
俺の今の所の結論としては、自分自身を優先順位第一位にして
世の中の普通を無視する事が、穏やかにかつ正解に近いと思うよ。
十分すぎるほど分かるだろう。
自分以外の家族が皆統失。これはキツすぎる。
遺伝があるのでこういう家族は少なからず存在するはずだ。どうにかできませんか。
死ぬ権利や親族だろうと見放す権利を認めれば、もう少し幸せな結末も有り得たのでは?
これだけたくさんの地域住民が把握してるようなオープンな状況だったら、民生委員も把握してるはずだけどな。
民生委員が施設入所の橋渡しとかできたんじゃないかと。
>妻も同じ病気で、細谷容疑者が2人の介護の担い手だった。数年前に定年退職してからもそれは変わらなかった。これはキツイですね
ある意味、牢屋に入らない終身刑ですよ
…容疑者も鬱状態だったのかもしれませんね…
いい薬がもっと開発されたり、入院措置がとれる施設などもっとたくさん増えればいいなと願います。
管理人の率直な感想
胸を締め付けられるような事件です。
コメントを見ていると被害者の息子さんと同じ統合失調症を家族に持つ(または持っていた)人が少なからずいました。
しかも、一人とは限らず複数人のケースも。
遺伝的な要素があるのかなと気になりました。
統合失調症について調べてみましたが、確かに遺伝的な要因も考えられるとのこと。
ただし、原因としては脳の異常や環境の変化やストレスなど、複合的な要因が挙げられるのでハッキリと「これだ」と言えるものではないらしい。
厄介な病気です。
今回の件もそうですね。
息子さんと母親が同じ統合失調症という病気を患っている。
息子さんはもともと小さい頃は友人にも愛されるキャラだったらしい。
父親も裏表がなく豪快に笑う人で家族の愚痴は言わない。
分譲マンションを購入し、新しい土地で家族3人で暮らし始め、凄く幸せだったでしょう。
誰もが微笑んで見守りたくなるような、常に笑顔があって温かい家庭像。
それが統合失調症という病気のせいで一気に崩壊した。
病に侵された成人した息子が他人に迷惑をかけたり事故に遭わないように外出するときは父親が2~3メートル後ろから見守るようについていく。
肝心の息子さんはそれにすら気付いていない。
奇行の数々。
家では暴れる。
唯一の救いは、近隣住民の理解ですよね。
病気のことを知っていて家まで連れていくとか。
普通だったら怖いと思うんですよ。
体も大きいし、近隣住民とはいえ、もはや自分のことも覚えていないであろう人間に手を差し伸べるのは。
良い人が多い地域だったんですね。
けどその救いも限界があった。
殺してはいけない。
というのは頭では分かっていますが、「筆舌に尽くしがたい苦しみからの開放」ではないでしょうか。
悪い人なんて一人もいない事件です。
病気が憎い。
ただただ、それだけですね。
コメントの数々と併せてこの記事が少しでも多くの人の目に触れ、ほんの少しでも理解を得られればと願います。
僕らに出来ることは「理解」くらいしかないかもしれないので。
統合失調症に関する書籍>>>統合失調症 治療・ケアに役立つ実例集
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