ついに手が及んでバレた「イッテQ！」祭り企画やらせ疑惑でBPO「放送倫理違反」判断発表！

日本テレビ「世界の果てまでイッテQ！」（日曜後7・58）の放送内容にでっち上げの疑いがあるとして審議してきた放送倫理・番組向上機構（BPO）の放送倫理検証委員会は5日の記者会見で、「放送倫理違反があったと言わざるを得ないと判断した」と発表した。

審議の対象となったのは、「世界で一番盛り上がるのは何祭り？」のコーナーで、2018年5月20日に「ラオスでの祭り」として放送された「橋祭り」と、2017年2月12日に「タイでの祭り」として放送された「カリフラワー祭り」の二つの企画。内容について、「祭り」は番組の企画であり、でっち上げの疑いがあると週刊文春が報じ、日本テレビは「現地からの提案を受けて成立したもので、番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実はない」と否定。その後「祭り企画をめぐり、みなさまに疑念を抱かせ、ご心配をおかけする事態に至ったことについて深くお詫び申し上げます」と謝罪した上で当面、「祭り企画」を中止とした。

委員会は、「2つの『祭り』は、番組のために現地で用意したものであった」と判断した。

これまで委員会は制作経緯を知る必要があるとして、日本テレビに対して報告書と同録DVDの提出を求めた上で討議。この二つの「祭り企画」以外にも確認したい放送内容があるとして追加の報告書を求めて討議を続け、今年1月11日の第133委員会で審議入りすることを決めた。これまで番組制作者からヒアリングを行うなどして審議を進めてきた。

同番組をめぐっては、6月22日の宮城県ロケで、お笑いコンビ「フォーリンラブ」のバービー（35）がダンスを披露中に左足アキレス腱を断裂。5月24日にもお笑いタレントみやぞん（34）がインドでロケ中に足首を骨折し全治約2カ月の重傷を負うなど、トラブルが相次いでいる。

参照元：https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190705-00000140-spnannex-ent

ネットの声

管理人の率直な感想

BPOも厳しくなったな～という印象です。
何だか昔の人みたいなことを言うようですが。

ドラマや映画などは「この作品はフィクションです」というテロップが出ます。
バラエティーにはそれがほとんどない。

僕個人としてはバラエティーは面白ければいいと思っているんです。
もちろん安全に配慮したり、法に触れないというのは大前提で、あとは食べ物を粗末にしないなどという最低限のモラルさえ守ればの話です。

それらを守っているなら、面白ければ何でもありだと思っています。

僕は基本的にテレビ番組はフィクションだと思って観ています。
だから、個人的にはイッテQがヤラセだろうが別にどうでもいい。

バラエティーも最初から「フィクションです」と銘打って、視聴者もフィクションとして楽しめる世の中になればこういった問題は起きないと思うのですが・・・なかなか難しい。

当然ノンフィクションの方が断然面白い。

番組側は、さもノンフィクションとして作る。
けど、バレるとこうなる。

・BPOは審議・調査をする。
・番組側はヤラセを否定する。
・対立する。

毎回楽しみにしている人が一番の被害者。

イッテQに限らずですが、「ヤラセです」とは言わないし言えないと思うので「フィクションです」という内容を帯びた上手なフレーズを番組のどこかに織り込んでほしいと思う今日この頃です。