【東京都青梅市殺人事件】『1億円アタッシュケース』発見されるも中身は…死亡の小川和男さんに「見栄っ張り」の声

東京都青梅市成木の民家で、住人の小川和男さん（67）が頭を強く殴られて殺害された事件で、住宅に隣接する建物から大量の札束が入った3個のジュラルミンケースが見つかったことが分かった。

ジェラルミンケースの内部は底上げされ、1万円札は紙でかさ上げ…

小川さんは生前、「自宅に大金がある」「１億円持っている」などと周囲に話し、札束が入ったジュラルミンケースを見せていた。
近隣住民は、それを『1億円のアタッシュケース』と呼び、「そのことは誰でも知ってる」「危ないね」などと話していた。

今回、その『1億円アタッシュケース』と呼ばれていたジェラルミンケースが、自宅に隣接する小川さん自ら建てたとされる建物の2階から三つ発見された。
しかし、現金が入ってたのは三つのうち一つで、帯封がついたままの札束が大量に入っていたものの、ケース内部は底上げされ、一部は一万円札と同じ大きさの紙でかさ上げされていたという。

警視庁は、犯人が住宅に侵入したものの、ケースがあった建物には立ち入らずに逃走したとみており、引き続き盗まれたものがないか調べている。

ネットの声

管理人の率直な感想

「見栄張るから」との声が多いですが、本当にそうでしょうか。

小川さんご本人も、こういった輩への懸念は持っていたと思うんです。
大量の現金は本当にあって、自分しか分からないどこかに隠していたのではないかと考えてしまう。

そして、狙われないように母屋ではなく、みなさんが「ボロボロの家」と呼ぶ、自作中の変な建物の2階に住んでいた。

「死んでも絶対に取られたくない！」と思う人って、きっとそういったことまで考えるでしょう。
あの世までお金は持っていけないのに・・・。

お金の羽振りは良かったみたいですし、人柄の評判もいい。
しかし、純粋に「儲かっちゃったよ」と気持ちよくお金を使い、見せちゃった人ではない。

ケースを底上げして髪の紙幣でかさまし・・・。
残念で可哀想な人です。

そして、大好きだったお金に殺された人。
何だか行き場のない悲しい感情が残る事件です。