1970年代に子供用玩具として日本に定着したカプセルトイ。近年では、玩具の域を超えた精巧なフィギュアやユニークなアイディア商品などが登場し、大人のコレクターズアイテムにもなっている。
そこで今回、SNS上で「交換希望」「6回連続トライしてしまった!」と、コンプリートを目指す大人たちの声が後を絶たない『シャクレルプラネット』の販売元にインタビューを実施。開発の背景と、人気の理由を探った。
日本を飛び出し国際的なコミュニケーションツールへ
2016年に登場し、12月時点でシリーズ第4弾を重ねるカプセル玩具『シャクレルプラネット』は、シャクレた“あご”が特徴の動物フィギュアだ。百獣の王であるライオンをはじめ、愛くるしさで人気のパンダやコアラ、果ては強面のワニまで、全ての動物が見事にシャクレている。これまで約1000万個近くを販売し、その人気から今年、動物たちを主人公にしたコミックも発売された。
――“シャクレた動物”というユニークなフィギュアが商品化に至った経緯を教えてください
「弊社では年1回、クリエイターによるカプセル玩具企画のプレゼンが行われます。『シャクレルプラネット』の場合は、企画の面白さがわかりやすい点と、モチーフが誰もがなじみのある動物だということ、さらに、ネーミングが面白かったので総合的に評価が高く商品化に至りました」(パンダの穴クリエーティブディレクター・飯田雅実さん)
――シリーズ累計で1000万個近くを販売されているそうですね。反響の声は御社にも?
「第1弾の発売から2年が経ちますが、新作を出すとSNSを中心に『待ってました!』『楽しみ!』『急げ!』などのコメントがあり、いまだに商品を探してはコレクションしていただいています。また某有名な方々にもご紹介いただいたり、台湾でも写真やコメントなどで楽しんでいる様子を見かけます。あの小さなフィギュアが、まさかインターナショナルなコミュニケーションツールとなるとは、驚くと同時に、大変感激しています」(飯田さん)
鋭い形状からケツあごまで、動物に合わせた“シャクレ”具合を追求
――同商品の魅力と、ヒットにつながった要因はどこにあると思いますか?
「一見リアルな動物フィギュアのようでいて“あご”だけがなぜかシャクレている意外性と、愛嬌のある顔立ちが魅力だと思います。思わず人に教えたくなるような、不思議な存在感があるのではないでしょうか」(シャクレルプラネット企画者・遠山陽二郎さん)
――商品開発時に苦労したのはどんな点でしょうか?
「開発当初は、シャクレた動物が存在しないため“シャクレ”具合の研究に始まり、アゴの先の形状だけでなく、唇やエラを張らせることで、より分かりやすいシャクレ感を導き出しました。その形状もレギュラー形状から始まり、鋭い形状だったり丸い形状だったりケツアゴにしてみたりと、動物に合わせて”シャクレ”を進化させながら追求しています」(遠山さん)
――計算された“シャクレ”がファン心をくすぐっているんですね。その他のこだわりはいかがでしょか?
「ガチャは、1シリーズ6種類制作をしますが、主役級の大きな動物から海洋系、小動物系、かっこいい系、かわいい系、憎らしい系などから、バランスよく選んでいます。またPOPのデザインについても、企画やテーマに合わせた世界観が、より伝わりより広がる様に、手作りのフィギュアたちに合わせ、手作りのドローイングなどでデザインする様にこだわっています」(遠山さん)
今後はガチャと雑貨で「あんなことやこんなことまで」を検討中
――SNS上では「交換希望」の文言をよく見かけ、お気に入りの動物を集めている方やコンプリートを目指している方が多いようですね。一番人気の動物は何でしょうか?
「カプセルを開けるまで何が出るが分からない玩具のため、売れ行きからは判断できませんが、反応を見ているとパンダやライオンが人気のようです」(パンダの穴クリエーティブディレクター・飯田雅実さん)
――ファンは自宅のトイレにディスプレイしたり、会社のデスクに飾ったりと色んな楽しみ方をしていますが、どのような遊び方を望まれますか?
「遊び方はそれぞれだと思いますが、たくさん集めて、自分もお友達も職場の仲間も、子供から大人、お爺ちゃん、お婆ちゃん、ご家族まで、みんなで楽しく仲良く一緒にシャクレてください(笑)。シャクレは、進化です」(飯田さん)
――今後の『シャクレルプラネット』の展望を教えてください
「これからも国内外のグッズやイベントの展開を増やしていきつつ、より質の高い面白い物作りを目指していきます。ガチャや雑貨で“あんなことやこんなことまで!?”が、待っているかもしれません。乞うご期待ください!」(飯田さん)
シャクレルプラネットなら【カプセルゴリラ】
参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181208-00000307-oric-ent
シャクレとガチャガチャ玩具。ネットの声
抱いていた人の企画なら
良いと思うが、
そうではないような気がする。
そんな私も、このフィギュアと同じアゴ仲間。
私と同じような寂しがり屋のシャクレが仲間を欲しがり買い漁ってるのかな。
嬉しい。
――てか「進化です」とか言いつつも、カプセル・トイも(一時は海洋堂などでガチャポンの地位?も向上したけれど)こんな妙な方向に行っちゃったんだ・・・
管理人の率直な感想
可愛いと思うし集めたくなるけど、あまり見かけない。
SNSで上げたら面白いですよね確かに。
シャクレルプラネットはこちらから購入できますが、在庫切れが結構多いです。
人気なんですねやっぱり。
公式サイト:ガチャガチャ単品から購入OK!『カプセルゴリラ』
また個人的な話で申し訳ないのですが、僕は根っからのガチャガチャ人間なんです。
小さい頃からずっと。
大人になった今でも見かけるとついついやっちゃう。
デート中でもお構いなし。
女性ってのは極端で、経験上ガチャガチャを僕が始めると「可愛いとこあんじゃん(ハート)」か「何してんの(真顔)」のどっちかなんですよね。
食事に行くとたまに、お子様用のおまけオモチャがレジの近くに並んでたりするじゃないですか。
ずっと眺めてるんですよ。
「もしよろしければどうぞ」「いいんですかっ!?」ってな感じでオモチャを貰ったことも数回あります。
よほど欲しそうな顔をしてたんでしょうね・・・。
お恥ずかしい。
おまけオモチャは別として、ガチャガチャにはロマンが詰まってるんですよ。
男性なら分かっていただけるはず。
そして、そんな男性に理解のある女性の方。
是非お付き合いしていただきたい!
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