若い女性はもちろん、男性も中心に人気が出ている「ミニ財布」。
コンパクトで収まりがよく、お金も貯まりやすいとされている。
ただしミニ財布には落とし穴もある。流行アイテムのメリットとデメリットを検証した――。
長財布が“ブタ”な人ほど「ミニ財布」に変えるべき
お金との付き合い方で欠かせないのが「財布」の存在だ。
ちょっと前まで、大人の財布といえば、横長の「長財布」が主流だったが、今の財布・小物市場では手のひらサイズの「ミニ財布」がトレンドになっている。
女性誌『クレア』(2018年12月号)では「今やミニ財布はブームから定番になった」と書いており、高級ブランドの最新ミニ財布を誌面で紹介している。
最近では、三つ折り財布から進化した「スマートミニウォレット」といった、超薄型の機能性重視の財布も売れているらしい。
実際、手に取ってみると、「これが財布?カードケースでは?」と驚くばかりの薄さである。
今回は、この1年を振り返り、最近のお金に対する人々の意識も踏まえて、長財布からミニ財布に切り替えると、本当にお金が貯まるのか、どんな人がミニ財布にすべきかを考えてみたい。
ミニ財布のメリット「ミニ財布にすると断捨離意識・節約意識が高まる理由」
【1位】とにかくコンパクトである
仕事柄、資料やiPadなどを持ち歩くため、荷物が重くなりがちだった。財布のように常に携帯するものが小さくなれば、荷物の軽量化につながる。あわせて、ミニバッグにも入れられるのでどんなバッグでもあわせることができて、とても使い勝手が良い。ミニ財布が、合理的で身軽な行動を好むミレニアル世代(一般的に1981~1996年の間に生まれた人を指す)に支持されているのも理解できる。
【2位】トレンド感がある
最近は「ミニバッグ」もブームになっている。ミニ財布の流行も、そうしたトレンドを受けたものだ。このため持っているだけで、「おしゃれに敏感な人」という印象になるらしく、買い物時に財布を出す度に店員さん(特に若い女性)に、「ミニ財布ですか!すてきですね!私もほしいんです」と何度も声を掛けられて驚いた。
【3位】こまめに整理できる
とにかく容量が小さいため、レシートやカードがいっぱいになると使いにくくなる。その結果、こまめに財布の中を整理整頓するようになる(というかせざるを得ない状況に追い込まれる)。
ミニ財布を使用するメリットとして「断捨離ができる」という人が多いが、納得できる。
使わないポイントカードの見直しや受け取ったクーポンを使用期限日までに使う意識がより高まる。
ミニ財布のデメリット
【1位】お札やレシートが丸まってしまう
お札やレシートを出した時に丸まってしまう。
レシートを撮影して買ったモノとその料金を読み込む家計簿アプリを使用しているため、スムーズに撮影できないのがややストレスとなっている。
また、お札が最低限の分しか収納できないため、イザ買い物するときに現金が不足しそうになることが多々あった。
クレジットカードで支払いすればよいだけの話なのだが、現金とカードを使い分けるマイルールを決めている関係上、買い物を断念するほうを選んでしまう。結果的に節約メリットともなった。
【2位】支払いの際にもたついてしまう
これもミニ財布のデザインによるものかもしれないが、「コインケースが外付けになっている」という売りが裏目に出た。
買い物の際に、小銭とお札が一緒に確認できないので、取り出す作業を別々にこなさねばならず、しかも小銭が取りだしにくい。面倒なので、急いでいる際など、支払いをお札で済ませると、すぐに小銭入れがパンパンになってしまう(コインケースが外付けでないミニ財布もある)。
【3位】最低限のカード類しか収納できないので、使いたいときに入っていない
ミニ財布のメリットは「自分の生活パターンや買い物習慣を踏まえて、使うカードを絞るか、余分なカードは持たない」という点だが、週末に出かけたときなど、普段利用しないカードを財布に入れ忘れると利用できないことがあった。
ミニ財布で年収に対する貯蓄率が約1割上昇した
では、ミニ財布にしてお金が貯まったかどうか。
計算してみると、収入はほぼ横ばいだったが、年収に対する貯蓄率は約1割上昇した。
その理由としては、ミニ財布になったことで、支出に対してニーズとウォンツの見極めがよりシビアになったこと。家計管理もミニマムに押さえるようになったことなどが挙げられるかもしれない。
ミニ財布を持つのに向いている人は、「現金をできるだけ持ち歩きたくないキャッシュレス派」や「ポイントカードなどはスマホアプリで読み込むなど情報リテラシーに敏感派」などだ。現金とキャッシュレスの両方を使い分けている場合は、ミニ財布は、やや使いにくいと感じるシーンがある。もちろん、ミニ財布のメリットも十分あると実感したので、今後は上手に使い分けたいと考えている。
次のような方は、ぜひとも一度はミニ財布を使ってみるべき
・レシート類の整理整頓が下手→家計管理もずさんタイプ
・クレジット、ポイントカードを大量に保有している→おトク感中毒タイプ
・何でも、とりあえず財布に投入してしまう→慢性的に豚財布タイプ
ミニ財布に切り替えることで、お金の「出入り」に敏感になり、賢い消費行動が取れるきっかけや、貯められる環境は整う。
来年こそ、無駄遣いを控えたいとお考えの方は、まず自分に合ったミニ財布選びから始めてみるのもいいかもしれない。
男性向けブランド
世界中の逸品を取り扱うGLENCHECK。
MonoMax、OCEANS、Beginなどの雑誌を始め、テレビ・新聞等で数多く取り上げられています。
公式通販サイト:GLENCHECK
10万個を超える販売実績を持つブライドルレザー二つ折り財布をはじめ、長財布や名刺入れなど、レザーグッズを中心に取り揃えています。
女性向けブランド
日本発のレディース革製品ブランドAETHER(エーテル)の公式通販サイトです。
世界の有名なラグジュアリーブランドも使用するイタリアの名門タンナーから直接買い付けたレザーを、日本職人の技でバッグや財布に仕上げてお届けしています。
公式通販サイト:AETHER(エーテル)
従来のいわゆる「メンズライク」なレザー商品とは一線を画す、華やかで大人可愛いデザインのレザー商品が特徴です。
(取り扱いカテゴリ:財布、バッグ、キーケース、名刺入れ、カードケース、スマホケースなど)
2015年7月にブランドをオープンして以来、急成長中のブランドです。
財布とお金に対する意識。ネットの声
自分も気をつけようと思った。
出費や貯蓄に影響しているかは分かりませんが、使い心地は最高です。
誰でもするよ。
要は、本人のお金に対する意識次第です。
お金持っている方程、財布に拘らない方も多いですネ。
サッとお金出して、子供を連れてレシピ離れる。
これが出来そうにない。
10000円、5000円出してお吊り貰って、お札を入れ。。。入れ。。小銭を。。
自分も気をつけようと思った。
出費や貯蓄に影響しているかは分かりませんが、使い心地は最高です。
誰でもするよ。
要は、本人のお金に対する意識次第です。
お金持っている方程、財布に拘らない方も多いですネ。
サッとお金出して、子供を連れてレシピ離れる。
これが出来そうにない。
10000円、5000円出してお吊り貰って、お札を入れ。。。入れ。。小銭を。。
管理人の率直な感想
ミニ財布はトレンドとされていましたが、長いんですよね。
つまり、一過性のものではなく定番になりつつあるんです。
それは何故か?
今回のみなさんのコメントに関してはちょっとズレてるものが多くて、まず仕事ができる男は財布にもネクタイにもこだわります。
結局は意識次第とありますが、意識している(または、せざるを得なくなる)からミニ財布を使い続けるんです。
僕は実際にプライベートではロングウォレット、仕事ではミニ財布(折りたたみ財布)を使っていますが、現実にミニ財布の方が出費が抑えられています。
お金を貯めようと思ってミニ財布を使い始めたわけではなく、スラックスに収まるからミニ財布を使い始めたのですが。(内ポケットから財布を出すのが苦手)
入れるのが最低限なんですよ。
カード類は特にそうです。
クレカ1枚、ネットバンクのキャッシュカードが1枚、免許証、診察券・保険証くらいですね。
Suicaはカードケースの方が出すときにスマートなので、そっちに。
領収書代わりにならないレシートは貰わないですし、貰っても捨てる。
名刺は名刺入れ。
ブタ財布にならないようにお札も少なくしますし、小銭が貯まらないように必然的に意識して使うようになり、お札を簡単に出さないようになる。
家に帰って小銭で財布が重いと感じたら貯金箱に入れる。
そういう人が少なからずいるから単なるトレンドとして終わらずに定番になりつつあるんだと思います。
とはいっても20年位前までですか、「二つ折りはおじさんが使うもの」という印象がまだ離れないのでカッコいいものを選ばなければならない。(もはや僕もおじさんですが)
安物の財布を買って使わなくなる「安物買いの銭失い」ほどくだらないことはないので。
高すぎるのもどうかと思いますけど。
こと男性に関しては7万とか10万とか、そんな財布は必要ないと感じます。
そんなもんは金歯を入れた成金じじいと一緒です。(変な偏見)
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