志村けんさん死去で分かった「コロナ死」の残酷さ

タレントの志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなっていたことが3月30日にわかった。
志村さんは全身の倦怠感と呼吸障害を訴え、3月20日に東京・港区の病院に入院。
23日に新型コロナウイルス検査で陽性反応が出た。関係者によると「その時点でかなり危険な状態だった。
人工呼吸器をつけ、ICU（集中治療室）に入っていた」という。

「峠は越えた」報道は表向きだった

24日に人工心肺装置「ECMO（エクモ）」を求めて、新宿区内の病院に転院。
同病院は感染症の専門医がおり、24時間体制で治療に当たってきたが、帰らぬ人となった。

肺気腫とエクモ「手遅れだった」

最近は禁煙していたようだが、志村さんはもともと「1日60本」吸うほどのヘビースモーカー。
肺気腫を患っていたこともあり、肺炎の進行スピードがとにかく早かった。

最初に入院した港区の病院では人工呼吸器による治療を行っていたが「人工呼吸器の出力に志村さんの肺が耐えられなかった」。そのため、自己肺を休める効果のある人工心肺装置に切り替えたわけだが「劇的に回復することはなかった。言い方は悪いが、手遅れだった」（ともに同・医療関係者）という。

コロナ死ほど遺族にとって残酷なものはない

所属事務所「イザワオフィス」によると、葬儀・告別式は近親者のみで執り行うという。だが、“コロナ死”ほど遺族にとって残酷なものはない。前出の医療関係者の話。

志村さんの兄の知之さんは取材陣に対し「顔を見られずに別れなくてはならなくて、つらい」と涙ながらに語っていた。

参照元　https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200331-00000001-friday-ent

ネットの声

管理人の率直な感想

小池都知事が志村さんの死を「最後の功績」と言って物議を醸しました。
確かに、志村さんは新型コロナの怖さを改めて伝えてくれましたが、それは志村さんが自ら死を望んで僕らに警鐘を鳴らしてくれたわけではなく、物凄く悔しかったはずです。
70歳という年齢ではありますが、まだまだ現役で夢半ばの死です。
やり残した仕事も、これから挑戦したかった仕事も残したままであり、最近では食事面でも健康に気を使っていた。

この世に未練を残しまくった死なのです。
だから僕は小池都知事の発言は否定したい。

ご遺族にとって、新型コロナによる死は筆舌に尽くしがたいほど残酷なものです。
非透過性納体袋に収容・密封。最後の顔も見ることが出来ずそのまま火葬です。

もう息もせず飛沫感染はしないはずなのに、放射能汚染されたような扱い・・・。

志村さんのお兄さんの涙は見ていて辛かった。
お顔が似ているので余計に。

新型ウイルスを作った奴が憎くて仕方ない。