「どうせマスク優先的に買ってるんだろ！」感染リスク抱えながら客からの暴言暴力に耐えるスーパー店員の悲痛の声

緊急事態宣言の発令以降、繁華街の人出が減った。
しかしそんな中、大勢の人で溢れ返っている場所がある。
それがスーパーマーケットだ。

新型コロナウイルス感染の危険にさらされている店員

スーパーは家族連れなど大勢の人で溢れ返り、従業員は激務を強いられ悲鳴を上げている。
食品スーパーは客の出入りが多く、新型コロナウイルスの感染リスクが高い。
全国では既に20店舗以上のスーパーで従業員の感染が確認されている。
スーパーの従業員は常には感染リスクを気にしながら仕事をしている。
だが、スーパー店員のリスクは新型コロナウイルスだけではない。

客からの暴言や罵声にストレスを抱える店員…中には暴力も

食品スーパーの従業員は、客から暴言や罵声を浴びせられるケースがある。

こんな難癖や言いがかりをつけられているのが現状だ。
中には暴力を振るわれた店員もいるという。

【スーパー関係者】
「『レジ前に飛沫防止のビニールをつけろ』と言われ、設置したところ、『顔が見えない』『声がよく聞こえない』といったクレームがきました。入場制限をすると『何で並ばないといけないんだ』と怒鳴られ、『感染リスクがあるのでお守りください』と説明しても『急いでいるんだ』といって割り込む人もいます。従業員だって感染するリスクがあり、不安な気持ちで店に立っています。『何で混んでいるんだ』と言われても『お客さんがいらっしゃるからです』とは言えないのです」

このままでは小売業崩壊の可能性も

スーパーでは働く人が減り始めているという。
休校のため子供が家にいて出勤できない主婦、帰省してしまった学生、帰国した留学生、家族に「危ないから辞めろ」と言われ、辞職を余儀なくされるケースが増えているようだ。

従業員の感染が確認され、休業に追い込まれた店もある。
濃厚接触者が自宅待機になれば、さらに働き手が不足する。

【全国スーパーマーケット協会の広報担当者】
「政府や自治体の要請で何とか営業を続けていますが、この状況が続くと、従業員ももたなくなります。どこかの店が休業すると他の店が混み、さらに従業員の負担が増えるという負の連鎖です。小売業の崩壊につながります。小売りの現場を守るためにも、混雑しないよう、理不尽なクレームは控えていただくよう、少しでもご配慮いただきたいのです」

飲食店の多くが休業し、自宅で食事をする機会が増えた今、スーパーマーケットの存在は重要だ。
心無い人々のせいで、生活事情により辞職を考慮している従業員たちの職離れに拍車がかかれば小売業界は成り立たなくなる。
一部の理不尽な人間の暴言や暴力により、生活が困るのは我々なのだ。

ネットの声

管理人の率直な感想

「理不尽な罵声を浴びせるのは高齢者の男性が多い」

そうでしょうね。
最近の事件や事故の報道を見ていても高齢者の男が目立ちます。

「最近の若者は」ではなく「最近の高齢者は」と言われる世の中になっています。

出禁でいいでしょう。
暴力は警察を呼ぶことが出来ますが、暴言とクレームの線引きは結構難しい。

周囲のお客さんも明らかに迷惑しているはずなので、出禁にするべきです。
そういった客はどこの店舗でも同様の発言や行動をします。

出禁を食らいまくれば、やがてどこでも買い物が出来なくなる。
そのときになって初めて困窮することになった経緯を省みる。

そのくらいしないと、真面目に働いている人が可哀想すぎる。
そんな心無い人間のせいでストレスを抱える必要も仕事を辞める必要もない。

店舗側は強気な姿勢を取っていただきたい。