「登山自粛を」無視した遭難者に新型コロナ感染疑い、救助隊ら一時自宅待機「助けなくていい」非難の声【長野県】

新型コロナウイルスの感染拡大により、長野県などが自粛を求めている中、それを無視した身勝手な登山者が絶えない。
そんな中、ネット上で非難を浴びているのは八ヶ岳連峰阿弥陀岳に単独で入山し遭難した東京都新宿区の36歳の自営業の男性。

男性は大型連休に入ったばかりの4月25日に入山。午後1時に尾根から滑落して遭難し、県警ヘリで救助され諏訪市内の病院に搬送された。
左手首を骨折するなど重傷を負ったが、その後、男性に新型コロナウイルスへの感染の疑いが発覚した。
救助にあたった隊員やパイロット10人ほどが一時自宅待機となった。

県警山岳遭難救助隊は感染対策を強いられており、万全の態勢を取るのは難しく、県内外問わず登山者がいる状況から、感染者が救助されることにより地域医療の逼迫を招くことを懸念している。

ネットの声

管理人の率直な感想

僕も感情的には救助しなくていい派なのですが、現実としてそうはいかない。
自分勝手な人間でも救助しなければいけない。
極端な話、遭難者が犯罪者でも救助に向かわなければいけない。

日本は本当に優しい国です。

ただでさえ遭難者の救出は危険が伴うのに、この時期に体調が悪のに自粛を無視して山に向かう神経が分からない。
自殺願望でもない限り理解できない。

しっかり救助され、救助隊10人が自宅待機になった。
その間も山岳遭難救助隊は動かなければいけないし、遭難者に感染の疑いがあった場合、事は大きくなる。

遭難者自身が責任を取れるレベルのものではないし、仮に金銭的な部分で自己負担すると言ってもそれで解決する問題ではない。

それでも登山がやめられないのであれば救助呼ばないでもらえますか。というのが本音です。